JPS6133181Y2 - - Google Patents

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JPS6133181Y2
JPS6133181Y2 JP1981143447U JP14344781U JPS6133181Y2 JP S6133181 Y2 JPS6133181 Y2 JP S6133181Y2 JP 1981143447 U JP1981143447 U JP 1981143447U JP 14344781 U JP14344781 U JP 14344781U JP S6133181 Y2 JPS6133181 Y2 JP S6133181Y2
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JP
Japan
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holder
locking
panel
key
cylindrical
Prior art date
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JP1981143447U
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JPS5847664U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、キーロツク装置に関するものであ
る。
まず、従来の一例を第1図に示す。1はたとえ
ば自動車用の燃料供給口を開閉するパネルであ
る。このパネル1には偏平のキー2が挿入される
挿通部3とフツク部4とを有する施錠体5を回動
自在に保持するホルダ6が挿着されている。この
ホルダ6は筒体7の開口端にリング8を嵌合し、
このリング8を覆うキヤツプ9の周縁を加締めて
筒体7とリング8とを結合したものである。この
組立作業中に前記施錠体5とキーガイドプレート
10と施錠体5をロツク方向に付勢するスプリン
グ11とが組み込まれる。前記筒体7の外周には
前記パネル1に挿着されるときに弾性的に内方へ
偏位し挿着後に自らの弾性により外方へ復帰する
抜止係止片12が切起されつつ形成されている。
しかしながら、このようなものはホルダ6を筒
体7とリング8とキヤツプ9とにより組立てなけ
ればならず部品点数が増加し、これらの部品は工
程別に製造しなければならない。したがつて、生
産管理が複雑化し組立工数も増大する等の欠点を
有するものである。
この考案はこのような点に鑑みなされたもの
で、部品点数を少なくし、きわめて容易に組立て
うるキーロツク装置をうることを目的とするもの
である。
この考案は、ホルダを一部品により構成し、組
立てに際してホルダの筒部をその筒部の外周の一
部に形成した柔軟部を支点として二つ割りに開い
て施錠体を組み込み、二つ割りに開いた筒部を閉
じ分離縁を互いに接合させつつホルダに形成した
係止部を係合し、したがつて、部品点数を少なく
するとともに組立作業を簡略化しうるように構成
したものである。
この考案の一実施例を第2図ないし第12図に
基づいて説明する。13はたとえば自動車の燃料
供給口を開閉する開閉蓋等のパネルで、図示しな
いヒンジにより回動自在に車体に支持されてい
る。このパネル13には第6図に示すように円形
の取付孔14と大きさの異なる角孔15,16と
が形成されている。
前記取付孔14にはホルダ17が挿着され、こ
のホルダ17には施錠体18がスプリング19に
よりロツク方向に付勢されつつ回動自在に保持さ
れている。前記ホルダ17は弾性を有するプラス
チツクスにより前記取付孔14に嵌合される筒部
20と前記パネル13の前面に接合するリング状
のフランジ21とを一体的に形成したものであ
る。筒部20は外周部の一部に位置する肉薄の柔
軟部22をヒンジとして開閉する分割体20a,
20bに分離され、これらの分割体20a,20
bの端縁には分離縁23,24が形成されてい
る。さらに、筒部20には前記パネル13の裏面
に接合する拡開面25が形成されているとともに
前記角孔15,16に係合する係止片26,27
が弾性をもつて屈撓自在に形成されている。前記
フランジ21には前記角孔15,16よりわずか
に小さい突片28,29が形成されている。
第5図に示すように、前記施錠体18は前記筒
部20に嵌合される円周部30とフツク部31と
を有し、円周部30にはキーガイドプレート32
とともに前記筒部20の受面33に支えられる突
片34と係止縁35とが形成されている。筒部2
0の受面33には突片34に接合して施錠体18
の回動範囲を定めるストツパ36が形成され、筒
部20の内面に係止縁35に係合するストツパ3
7が形成されている。
しかして、前記ホルダ17には前記フランジ2
1の周囲に位置する逆台形状の窪みによる係止部
38と、前記突片28上に位置する孔による係止
部39と、前記分割体20aの分離縁23に位置
する孔による係止部40と、他方の分割体20b
に位置して前記係止部38に係合する逆台形状の
突起による係止部41とそれぞれ前記係止部3
9,40に弾発的に係合する突起による係止部4
2,43とが形成されている。さらに、分割体2
0a,20bの分離縁23,24を結合した状態
では、前記スプリング19の一端が保持される凹
状のスプリング掛部44とこのスプリング19が
嵌合される溝45とが形成されている。
このような構成において、組立に際しては分割
体20a,20bの分離縁23,24を互いに分
離した状態に維持し、分割体20a,20bの内
面に施錠体18とキーガイドプレート32とを組
み込む。ついで、係止部38と係止部41、係止
部39と係止部42、係止部40と係止部43を
弾発的に係合して分離縁23,24を結合し、施
錠体18に一端を係合しつつ巻回したスプリング
19を巻回径が縮径する方向に撓ませてそのスプ
リング19の他端をホルダ17のスプリング掛部
44に係合する。
ホルダ17をパネル13に取付ける作業は、ま
ずホルダ17をパネル13の裏面に対向させ、係
止片26,27をパネル13の裏面に当接して弾
発的に撓ませつつフランジ21の突片28,29
をパネル13の角孔15,16に嵌め込む。つい
で、ホルダ17を90゜回わし係止片26,27を
角孔15,16に弾発的に係合させる。これによ
り、ホルダ17は回り止めされ、フランジ21と
拡開面25とによりパネル13を挾持して軸方向
の動きも固定される。
開錠に際してはキーガイドプレート32のキー
孔46から施錠体18の挿通部3に挿通したキー
2を回わし、第3図に示すように車体側に設けた
係止体47からフツク部31を外し、パネル13
を開放方向に回動して燃料供給口を開放する。キ
ー2へのトルクを除くと施錠体18はスプリング
19の力によりストツパ36,37によつて定め
られたロツク位置に復帰する。この状態でパネル
13を閉止方向へ押すと係止体47はフツク部3
1に干渉して弾性的に退避した後に内方へ復帰し
てフツク部31に係合する。
以上のように、施錠体18を保持するホルダ1
7は一部品によつて形成されていることにより部
品点数はきわめて少ない。また、筒部20の分離
縁23,24は分離自在であるが係止部39と係
止部42とを係合することにより開き方向の動き
が阻止され、係止部38,40同志と係合部4
0,43同志の係合により軸方向の動きが固定さ
れる。しかも、ホルダ17をパネル13に挿着し
た状態では、筒部20はスプリング19により結
束され、かつ開錠操作時に縮径方向に撓ませられ
るスプリング19によつて締め付けられることに
より、分離縁23,24が離れる惧れは全くな
い。ホルダ17の係止片26,27が角孔15,
16に嵌合していることも分離縁23,24の結
合力を高める作用を示す。フランジ21は環状の
形を維持しているためパネル13の表面に出ても
体裁がよく、かつ、係止部40,43の係合方向
とは直交する係合方向で分割体20bを保持する
係止部38,39の形成が可能となり、この面に
おいても分割体20a,20bの結合力を高め
る。
さらに、パネル13へのホルダ17の取付け
も、角孔15,16に突片28,29を嵌合して
ホルダ17を回わし、係止片26,27を角孔1
5,16に嵌合することによつて工具を用いるこ
となくきわめて容易に行いうる。対をなすこれら
の角孔15,16と係止片26,27及び突片2
8,29は大きさが異なるので取付ける方向も容
易に定められる。
この考案は上述のように構成したので、施錠体
を嵌合保持する筒部とパネルに接合するフランジ
とを一体的に形成して部品点数を少なくすること
ができ、施錠体の組立に際しては筒部を二つ割り
に開いて組立てることができ、したがつて、組立
作業をきわめて容易に行うことができる。さらに
軸方向の動きを固定する係止部を柔軟部と分離縁
の各中央部及び各分離縁に夫々形成してあるため
非常に強固にに固定される等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例を示す縦断側面図、第2図ない
し第12図はこの考案の一実施例に係わるもの
で、第2図は正面図、第3図は縦断側面図、第4
図は背面図、第5図は分解斜視図、第6図はパネ
ルの取付孔を示す正面図、第7図はホルダの展開
状態を外周面より見た側面図、第8図はフランジ
を断面にしてホルダの展開状態を内周面より見た
側面図、第9図は第8図におけるA−A線部の断
面図、第10図は展開状態のホルダの背面図、第
11図は第8図におけるB矢視部の正面図、第1
2図は第10図におけるC−C線部の断面図であ
る。 2……キー、13……パネル、14……取付
孔、17……ホルダ、18……施錠体、20……
筒部、21……フランジ、22……柔軟部、23
〜24……分離縁、36〜37……ストツパ、3
8〜43……係止部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. キーが挿入される施錠体を回動自在に嵌合保持
    しつつパネルの取付孔に挿着される筒部と前記施
    錠体の回動範囲を定めるストツパと前記パネルに
    接合するフランジとが一対的に形成されたホルダ
    を設け、前記筒部に弾性的に屈撓する柔軟部を形
    成して前記筒部を軸心に平行な分離縁をもつて分
    割し、互いに係脱自在に係合して前記分離縁を結
    合状態に維持する係止部を前記ホルダに形成し、
    軸方向の動きを固定する係止部を柔軟部と分離縁
    の各中央部及び各分離縁に夫々形成したことを特
    徴とするキーロツク装置。
JP1981143447U 1981-09-29 1981-09-29 キ−ロツク装置 Granted JPS5847664U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1981143447U JPS5847664U (ja) 1981-09-29 1981-09-29 キ−ロツク装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1981143447U JPS5847664U (ja) 1981-09-29 1981-09-29 キ−ロツク装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5847664U JPS5847664U (ja) 1983-03-31
JPS6133181Y2 true JPS6133181Y2 (ja) 1986-09-27

Family

ID=29936432

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1981143447U Granted JPS5847664U (ja) 1981-09-29 1981-09-29 キ−ロツク装置

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JP (1) JPS5847664U (ja)

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JPS5847664U (ja) 1983-03-31

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