JPS6133120Y2 - - Google Patents

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JPS6133120Y2
JPS6133120Y2 JP9885681U JP9885681U JPS6133120Y2 JP S6133120 Y2 JPS6133120 Y2 JP S6133120Y2 JP 9885681 U JP9885681 U JP 9885681U JP 9885681 U JP9885681 U JP 9885681U JP S6133120 Y2 JPS6133120 Y2 JP S6133120Y2
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JP
Japan
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synthetic resin
main
resin plate
horizontal
tunnel
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JP9885681U
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JPS586898U (ja
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  • Escalators And Moving Walkways (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は徐々に目をならさせることによりトン
ネルから出た直後の眩惑やトンネルに入つた直後
の暗盲を防止するためのトンネル用のルーバーの
構造に関し、その要旨とするところはアーチ形に
形成された主柱1を間隔を置いて平行に列設し、
横棧2a,2b,2cと横架材3a,3b,3c
とを互いに対向させて隣合う主柱1間に上下複数
段に架設し、主柱1に沿つて屈曲させられた合成
樹脂板4a,4b,4cの上下縁を各々横棧2
a,2b,2cと横架材3a,3b,3c間に挾
持させて成るトンネル用のルーバーの構造にあ
る。
従来のトンネル用のルーバーの構造にあつて
は、四周を枠で囲んだガラスブロツクを彎曲した
主柱に固定していたので、頑丈な構造物を必要と
し、またガラスブロツクに応力が加わると破損す
る等の問題があつた。さらに、合成樹脂板の場合
にはその合成樹脂板の四周に適宜ピツチで通孔を
穿孔し、合成樹脂板を主柱に沿つて弾性的に屈曲
させ、通孔に挿通したボルトにより合成樹脂板の
四周を主柱又は横棧に固定していた。このため、
最も大きく屈曲されている合成樹脂板の上下縁に
おける通孔のまわりで応力集中がきわめて大きく
なり、上下縁の通孔の縁から合成樹脂板に亀裂が
発生するという問題があつた。
本考案は叙上の従来例の欠点に鑑みてなされた
ものであり、その目的とするところは合成樹脂板
の上下縁を挾持して固定することで合成樹脂板の
亀裂の発生を防止することができるトンネル用の
ルーバーの構造を提供するにある。
以下本考案を添付図により詳述する。5は道路
の両側縁に沿つて構築された一対のコンクリート
壁であり、コンクリート壁5の上面には一定間隔
ごとに埋込みプレート6が埋込まれていると共に
埋込みプレート6の通孔に挿通させてコンクリー
ト壁5上面に複数本のアンカーボルト7aを埋入
させており、コンクリート壁5上面にはアンカー
ボルト7aの上端部が突出している。1はH型鋼
を円弧状に彎曲させた主柱であり、第4図のよう
に主柱1の下端には埋込みプレート6の通孔と対
向させて透孔を穿孔された脚プレート8を設けて
ある。しかして、第3図のように、脚プレート8
にアンカーボルト7aを挿通させ、アンカーボル
ト7aにナツト7bを締付けて埋込みプレート6
の上に主柱1を立て、このようにして両側のコン
クリート壁5の上に立てられた対向する主柱1上
端のウエブ1c同志を第5図のように継ぎ板9を
介して突合せ接合し、主柱1上端のフランジ1
a,1b同志を突合せ溶接し、コンクリート壁5
に沿つて適宜間隔ごとに第2図のようなアーチ状
の主柱1を構築する。10は主柱1の略中央部に
おいて主柱1の両面の溝内に溝方向と垂直に溶着
された接合片であり、この接合片10に突合せる
ようにしてコンクリート壁5と平行に隣合う主柱
1間にH型鋼の梁材11を横架させ、第6図に示
すように、接合片10と梁材11のウエブ11a
とを継ぎ板12を介して突合せ接合してある。ま
た、接合片10の上方において、主柱1の両面の
溝内に溝方向と直角に固定用片13を一定ピツチ
ごとに溶着して固定用片13の先端部を主柱1の
溝内から突出させてあり、この各固定用片13の
先端部に第7図のように山型鋼の横棧2cの両端
を重ね接合して横棧2cの外面と主柱1の外周側
のフランジ1bの外周面とが面一となるように横
棧2cを主柱1の外周側に上下複数段に配装して
ある。梁材11の下方の主柱1内周側のフランジ
1aの内周面には上下に亘つて合成樹脂板4aの
略上下幅ごとに左右一対づつのスタツドボルト1
4aを溶着して突出させてあり、このスタツドボ
ルト14aを略平板状の横架材3aの両端に挿通
させてナツト14bを締め付け、隣合う主柱1間
の内周側に横架材3aを上下複数段に架け渡して
ある。内周側の横架材3aの外周面側中央には一
定ピツチでスタツドボルト15aを突設してあ
る。また、主柱1の内周側のフランジ1aの外周
面にはスタツドボルト14aの反対側にスタツド
ボルト16aを溶着して突出させてあり、スタツ
ドボルト15aとスタツドボルト16aとは一直
線になるようにしてある。さらに、梁材11より
も下方の主柱1のウエブ1cには一定ピツチで上
下方向にボルト19a挿通用の通孔19を穿孔し
てある。4aはポリカーボネート樹脂板のような
強度のある平板状の梁材11より下方の内張り用
の合成樹脂板であり、合成樹脂板4aの四周には
発泡ゴムのパツキン17をブチルゴム系のシーリ
ング剤により接着してあり、パツキン17には両
側外面にもブチルゴム系のシーリング剤を接着し
てある。この内張り用の合成樹脂板4aは透光性
のものであるが、トンネル側の下部に用いられる
ものは特にトンネル照明と同じオレンジ色のもの
が使用される場合もある。しかして、主柱1の内
周側フランジ1aの外周面に合成樹脂板4aを施
装するにあつては、合成樹脂板4aを主柱1に沿
つて弾性的に屈曲させて、第11図、第12図に
示すように、合成樹脂板4aの側縁を主柱1に沿
つて彎曲した山型鋼の側押え材18aの片面で圧
着し、他面を主柱1のウエブ1cの通孔19に挿
通したボルト19aにナツト19bを締付けて合
成樹脂板4aの両側を挾持してある。また、この
内張り用の合成樹脂板4aは、第9図、第10図
に示すように、上方の合成樹脂板4aの下縁と下
方の合成樹脂板4aの上縁とが横架材3aの位置
で上下に対向させられており、横架材3aのスタ
ツドボルト15a及び主柱1のスタツドボルト1
6aを挿通させて横架材3aと平行に山形鋼の横
棧2aを配設し、スタツドボルト15a,16a
にナツト15b,16bを締付けて横架材3aと
横棧2a間に合成樹脂板4aの上下縁を挾持させ
てある。但し、一番下の合成樹脂板4aの下縁に
はスタツドボルト15aの径より充分大なる通孔
が穿孔されており、その通孔に一番下の横架材3
aのスタツドボルト15aを挿通させて第9図の
ように固定してあり、また、梁材11の内周側の
フランジ11bの外周面と重ねられている合成樹
脂板4aの上縁は、第15図に示すように、梁材
11の内周側のフランジ11bの外周面に突設さ
れたスタツドボルト21aをその上縁に穿孔され
た通孔に挿通され、フラツトバー22aで押えて
ナツト21bで締付けられている。該通孔はスタ
ツドボルト15a,21aの径より充分大なるた
めに、合成樹脂板4aの熱伸縮を吸収しうるもの
である。なお、合成樹脂板4aに通孔を穿孔せず
に、第22図に示すように、他のスペーサー部材
31を使用して合成樹脂4aを挾持しても良い。
23は繊維強化プラスチツクFRPにより形成さ
れたカバーであり、主柱1の梁材11よりも下方
の部分を外周面側から覆つて隠している。このカ
バー23により雪が降つた時に主柱1側部に雪だ
まりができるのを防止している。20はカバー2
3の鍔23aと合成樹脂板4aとの間の発泡パツ
キンである。4bは梁材11より上方の内張り用
の合成樹脂板であり、四周はパツキン17により
覆われており、両側にのみスタツドボルト16c
の径より充分大なる通孔が一定ピツチで穿孔され
ている。梁材11より上方の主柱1の内周側フラ
ンジ1aの外周面には上記通孔と同一ピツチでス
タツドボルト16cを突設してあり、また、フラ
ンジ1aの内周面には、合成樹脂板4bの上下幅
と略同一ピツチでスタツドボルト14cを突設し
てあり、さらに前述の横架材3bの外周面にも一
定ピツチでスタツドボルト15cが突設されてい
る。しかして、梁材11より上方の主柱1の内周
側フランジ1aの外周面に合成樹脂板4bを施装
するには、合成樹脂板4bを主柱1に沿つて弾性
的に屈曲させて合成樹脂板4bの両側の通孔に主
柱1の内周側フランジ1aの外周面のスタツドボ
ルト16cを挿通させ、第18図、第20図に示
すように、主柱1に沿つて彎曲した帯状の側押え
材18bに挿通させたスタツドボルト16cにナ
ツト16dを締付けて合成樹脂板4bの両側を固
定している。また互いに上下に位置する合成樹脂
板4bの下縁と上縁とを横架材3bの位置で対向
させて、第14図、第16図、18図等に示すよ
うに横架材3bのスタツドボルト15c及び主柱
1のスタツドボルト14cを挿通させて横架材3
bと平行に山形鋼の横棧2bを配設し、スタツド
ボルト14c,15cにナツト14d,15dを
締付けて、横架材3bと横棧2b間に合成樹脂板
4bの上下縁を挾持させてある。但し、梁材11
の内周側のフランジ11bの外周面と重ねられる
合成樹脂板4bの下縁は、第15図に示すよう
に、梁材11の内周側のフランジ11bに突設さ
れたスタツドボルト21cをその下縁にも穿孔さ
れた通孔に挿通し、フラツトバー22bで押えて
ナツト21bで締付けられる。このように、合成
樹脂板4bの両側縁に通孔を穿孔して両側を固定
しているのは、合成樹脂板4bが二重構造の内側
になるので風雪による応力が加わらず、しかも外
側の合成樹脂板4cを施装する時に邪魔にならな
いようにするためである。4cは外張り用の合成
樹脂板であり、やはりポリカーボネート板のよう
に強度のあるものであり、四周がパツキン17に
より覆われているが、不透明のものであり、梁材
11より上方の外周側に張付け、ルーバー29内
部の照度をトンネル30側ほど暗くなるように
し、また雪が降つた時にルーバー29上部に降る
雪をスムーズに落下させ、上部に雪がつもらない
ようにしている。前述の外周側の横棧2cの外周
側面にも適宜ピツチでスタツドボルト24aが突
設されており、また主柱1の外周面の梁材11よ
りも上方にも適宜ピツチでスタツドボルト25a
が突設されている。しかして、外張り用の合成樹
脂板4cを主柱1に沿つて弾性的に屈曲させて主
柱1の外周面側に配設し、上下の合成樹脂板4c
の下縁と上縁とを横棧2cの位置で対向させると
共に左右の合成樹脂板4cの側縁同志を主柱1の
外周面で対向させ、第18図及び第20図に示す
ように、主柱1のスタツドボルト25aを彎曲し
た帯状の側押え材18cに挿通させ、ナツト25
bを締付けて主柱1と側押え材18cとの間に合
成樹脂板4cの側縁を挾持させてあり、横棧2c
のスタツドボルト24aを平板状の横架材3cに
挿通させてナツト24bを締付け、第14図及び
第16図に示す如く横棧2cと横架材3cとの間
に合成樹脂板4cの上下縁を挾持させてある。但
し、第15図の如く、外貼り用の合成樹脂板4c
の一番下のものはその下縁にスタツドボルト26
aの径より充分大なる通孔を穿孔されており、こ
の通孔に梁材11外周側のフランジ11cの外周
面に突設されたスタツドボルト26aを挿通させ
てフラツトバー27で押えてナツト26bで締付
けてある。第2図及び第21図に示す28は埋込
み電気ボツクスであり、埋込み電気ボツクス28
内には照明器具を内装できるようにしてある。
このようにして、構築された第1図の如きトン
ネル用のルーバー29はトンネル30の外におい
てトンネル30に連続させられるものであり、主
柱1の半径はトンネル側へゆく程小となつてお
り、ルーバー29の入口側からトンネル30に向
かつて進んでゆくとルーバー29内が徐々にゆつ
くりと暗くなつてゆき、トンネル30に入るまで
に自然にトンネル30内の暗さに目がならされ、
逆にトンネル30内からルーバー29を通つて外
へ出るときには、徐々に外の明るさに目がならさ
れてゆくのである。また、ルーバー29の内周面
は合成樹脂板4a,4bにより面一になつてお
り、自動車の排気ガス等でよごれた内周面が掃除
しやすくなつている。
本考案は叙述の如くアーチ形に形成された主柱
を間隔を置いて平行に列設し、横棧と横架材とを
互いに対向させて隣合う主柱間に上下複数段に架
設し、主柱に沿つて屈曲させられた合成樹脂板の
上下縁を各々横棧と横架材間に挾持させてあるか
ら、合成樹脂板の上縁及び下縁に通孔を穿孔する
必要がなく、更には、合成樹脂板の上下縁に通孔
を穿孔してこの通孔にボルト等を挿通して合成樹
脂板の上下縁を固定する必要がなく、合成樹脂板
を主柱に沿つて屈曲させて施装したときに最も大
きな応力乃至応力集中が生じ易い部分の強度が通
孔のために低下せず、合成樹脂板に亀裂が生じた
りしにくく、強度と耐久性に優れているという利
点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す側面図、第2
図は同上の主柱の構築状態を示す正面図、第3図
は第2図のA部拡大図、第4図は主柱下部の拡大
断面図、第5図は第2図のB部拡大図、第6図は
主柱と梁材との接合方法を示す断面図、第7図は
主柱と横棧との接合方法を示す断面図、第8図は
一部切欠した第1図のC部拡大図、第9図は第8
図のD−D断面図、第10図は第9図のE部拡大
図、第11図は第8図のF−F断面図、第12図
は第11図のG部拡大図、第13図は第1図のH
部拡大図、第14図は第13図のJ−J断面図、
第15図は第14図のK部拡大図、第16図は第
14図のL部拡大図、第17図は第13図のM−
M断面図、第18図は第17図のN部拡大図、第
19図は第13図のP−P断面図、第20図は第
19図のQ部拡大図、第21図は第2図のR部拡
大図、第22図は他の実施例を示す一部拡大断面
図である。 1は主柱、2a,2b,2cは横棧、3a,3
b,3cは横架材、4a,4b,4cは合成樹脂
板である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. アーチ形に形成された主柱を間隔を置いて平行
    に列設し、横棧と横架材とを互いに対向させて隣
    合う主柱間に上下複数段に架設し、主柱に沿つて
    屈曲させられた合成樹脂板の上下縁を各々横棧と
    横架材間に挾持させて成るトンネル用のルーバー
    の構造。
JP9885681U 1981-07-02 1981-07-02 トンネル用のル−バ−の構造 Granted JPS586898U (ja)

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JP9885681U JPS586898U (ja) 1981-07-02 1981-07-02 トンネル用のル−バ−の構造

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JP9885681U JPS586898U (ja) 1981-07-02 1981-07-02 トンネル用のル−バ−の構造

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JPS586898U JPS586898U (ja) 1983-01-17
JPS6133120Y2 true JPS6133120Y2 (ja) 1986-09-26

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ID=29893603

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JP9885681U Granted JPS586898U (ja) 1981-07-02 1981-07-02 トンネル用のル−バ−の構造

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