JPS6133095B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6133095B2
JPS6133095B2 JP8518180A JP8518180A JPS6133095B2 JP S6133095 B2 JPS6133095 B2 JP S6133095B2 JP 8518180 A JP8518180 A JP 8518180A JP 8518180 A JP8518180 A JP 8518180A JP S6133095 B2 JPS6133095 B2 JP S6133095B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
barge
foundation
construction
temporary
permanent
Prior art date
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Expired
Application number
JP8518180A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5712742A (en
Inventor
Katsunori Maehata
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP8518180A priority Critical patent/JPS5712742A/ja
Publication of JPS5712742A publication Critical patent/JPS5712742A/ja
Publication of JPS6133095B2 publication Critical patent/JPS6133095B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は大径構造物やプラント輸出に際して、
大型バージ船を利用して地理的条件の悪い地域や
寒冷地等に大型構造物、プラントを構築する工法
に係るものである。
この種の工法においては一般に立地条件の整つ
た場所で大型構造物1を製作組立て、同構造物1
を搭載し易いように平らな甲板を有する箱船状バ
ージ船2に搭載し、特特別なタグボートによつて
目的地まで曳航している。大径構造物1やプラン
ト等をバージ船2に搭載する場合、岸壁に設置さ
れた大型クレンやバージ船上に設置されたクレ
ン、海上クレン、或いは大型運搬車3等を利用し
て搭載し(第1図乃至第3図参照)、荷御しの際
もこれらの機材を利用していたが、これらバージ
搭載機材の能力に限度がある。また目的地の条件
で荷御し作業のできない場合はバージ船共係留し
たり埋立てる計画があるが、この場合その建設費
は莫大となる。
本発明はこのような実情に鑑みて提案されたも
ので、沿岸部海底に構造物建設用仮設基礎及び同
仮設基礎上と分離可能な構造物用基礎を構築する
とともに、同基礎上に構造物を構築し、次いで同
構造物の施工が完了するとバージ船を導入して同
バージ船に設けた係着部に前記構造物用基礎を係
着せしめるとともに、同バージ船のバラストを調
整して同船体に前記構造物を支承せしめて構造物
用基礎と前記仮設基礎とを分離し、次いで同バー
ジ船を所定の沿岸部に導入せしめ、同沿岸部海底
に構築された構造物本設基礎上に係留し、前記バ
ージ船のバラスト調整を行つてバージ船々体を
徐々に沈降せしめ、同船体に支承された前記構造
物を前記本設基礎上に載置することを特徴とする
バージ船を使用した構造物の構築工法に係り、そ
の目的とする処は大型構造物のバージ搭載用機材
が不要で、且つバージ船自体を係留、埋立するこ
となく大型構造物の建設が行なわれる、改良され
たバージ船を使用した構造物の構築工法を供する
点にある。
本発明においては前記したように、設備のとと
のつた沿岸部海底に、所定の構造物建設用仮設基
礎及び同仮設基礎と分離可能な構造物用基礎を構
築し、同基礎上に所定の構造物を構築し、同構築
物の構築が完了するとバージ船を導入して同バー
ジ船に設けた係着部に前記構造物用基礎を係着せ
しめ、前記バージ船のバラストを調整することに
よつてその浮力で構造物全重量をバージ船体に移
し、構造物基礎を前記海底部に施工された構造物
建設用仮設基礎より分離せしめることによつて、
従来必要とした大型搭載機材を使用しないで、比
較的簡単にバージ船に対する大型構造物の搭載が
可能となる。なおこの際、バージ船は現在使用さ
れているバージ船を現在の搭載能力を比較的減少
させず、前記構造物用基礎に対する係着部を有す
るように一部改造することによつて十分に使用可
能となる。
本発明はこのようにして構造物を搭載したバー
ジ船を所定の沿岸部に導入して、同部海底に構築
された構造物本設基礎上に係留し、前記バージ船
のバラスト調整を行つてバージ船々体を徐々に沈
降せしめ、同船体に搭載された前記構造物を前記
本設基礎上に載置することによつて、構造物荷御
し用の機材を使用することなく、且つまたバージ
船自体を係留、埋立てすることなく、大型構造物
の建設が可能となるものである。
このように本発明によれば高度の技術を要する
作業を立地条件のよい個所で比較的簡単に行なう
ことができ、しかも構造物の目的地までの移動を
安価に短時間に行うことができ、仮設経費が節減
される。
なおプラントの建設は勿論、1回据付を行つた
大型構造物の移転に際しても、構造物はそのまま
バージ船と係着する部分を掘起して、バージ船を
利用して次の目的地に移動できる。
以下本発明を図示の実施例について説明する。
第4図は設備のととのつた沿岸部での構造物1
のドツク建設状況を示し、ドツク4内底部に構造
物建設用仮設基礎5を施し、この上にバージ船2
と係着すべき係着部6aの突設された構造物用基
礎6を、前記仮設基礎5と分離可能なように施工
する。更に前記基礎6上に構造物1を建設し、同
構造物1の建設が完了するとドツクゲート7を開
放し、ドツク4内に海水を導入せしめる。
なおドツクのない場合、バージ船2の出入の可
能な水路を掘削するものであり、この際ドツクゲ
ートに相当する部分は海面と同一レベルまで海水
を満たし、ドツクゲートを取外して外洋と建設工
事用の掘下げた部分に海水を入れ、水圧を一定に
して削土すればよい。
かくして水入れが完了すると第5図に示すよう
に前記構造物用基礎6の係着部6aに係着するよ
うに船体の一部を串状に開放した係着部2aを有
するバージ船2を導入し、同係着部2aによつて
前記構造物基礎6の係着部6aにこれを抱持する
ように係着し、バージ船2のバラスト調整により
その浮力で構造物1の全重量をバージ船体に移
し、構造物基礎6を構造物建設用仮設基礎5より
分離せしめ、かくして大型搭載機材を使用しない
で比較的簡単にバージ船2に構造物1を搭載しう
るものである。なおこの際バージ船2上の構造物
の変位、変形を防止するように補強手段を講じる
ものである。
一方目的地においては第6図に示すように海岸
線の一部に矢板8を打設し、バージ船2の出入可
能な水路9を掘削し、構造物用本設基礎10を施
工し、施工が完了すると前記水路9に海水を入れ
る。
前述のようにして構造物1を搭載したバージ船
2が到着すると、第7図に示す如くドツクゲート
に相当する部分11を除去し、バージ船2を水路
9に導入し、前記基礎10上に係留し、バージ船
2のバラスト調整により船体を徐々に沈降する。
この場合、水中にある構造物本設基礎10上に小
石や砂等が堆積していることが考えられるので、
構造物1の前記基礎6に附設されたパイプ12に
よつて圧縮空気または加圧海水を噴射して、前記
基礎6上の小石や砂等を除去しながら同基礎10
上に構造物1を載架する。
かくして構造物1が前記基礎10上に完全に載
置されると、バージ船2を引出して、同バージ船
2導入のために掘削した水路9を埋戻す。(第8
図参照) なお第9図に示すように、遠浅の海岸線を埋立
てなくて構造物1を据付けることも可能である。
橋等の建設工事で橋の柱基礎13を作るようにし
て海中に構造物本設用基礎14を施工して、次々
に構造物1を建設することも可能である。
以上本発明を実施例について説明したが、本発
明は勿論このような実施例にだけ局限されるもの
ではなく、本発明の精神を逸脱しない範囲内で
種々の設計の改変を施しうるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図並に第3図は夫々従来の工法
における大型構造物のバージ船に対する搭載状態
を示す側面図及び正面図並に平面図、第4図及至
第8図は本発明の工程図、第4A図及び第4B図
は夫々大型構造物仮設部の側面図並に正面図、第
5A図及び第5B図並に第5C図は夫々大型構造
物のバージ船に対する搭載状態を示す側面図及び
縦断面図並に平面図、第6図は本設基礎構築状態
を示す縦断面図、第7A図及び第7B図は夫々本
設基礎部に対するバージ船導入状態を示す側面図
並に大型構造物の本設基礎部着座直前の状態を示
す縦断面図、第8図は大型構造物の施工完了時の
状態を示す縦断面図、第9図は本発明の工法の他
の実施例の実施状況を示す縦断面図である。 1……大型構造物、2……バージ船、5……構
造物建設用仮設基礎、6……構造物用基礎、10
……構造物用本設基礎。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 沿岸部海底に構造物建設用仮設基礎及び同仮
    設基礎上と分離可能な構造物用基礎を構築すると
    ともに、同基礎上に構造物を構築し、次いで同構
    造物の施工が完了するとバージ船を導入して同バ
    ージ船に設けた係着部に前記構造物用基礎を係着
    せしめるとともに、同バージ船のバラストを調整
    して同船体に前記構造物を支承せしめて構造物用
    基礎と前記仮設基礎とを分離し、次いで同バージ
    船を所定の沿岸部に導入せしめ、同沿岸部海底に
    構築された構造物本設基礎上に係留し、前記バー
    ジ船のバラスト調整を行つてバージ船々体を徐々
    に沈降せしめ、同船体に支承された前記構造物を
    前記本設基礎上に載置することを特徴とするバー
    ジ船を使用した構造物の構築工法。
JP8518180A 1980-06-25 1980-06-25 Building of construction employing berge boat Granted JPS5712742A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8518180A JPS5712742A (en) 1980-06-25 1980-06-25 Building of construction employing berge boat

Applications Claiming Priority (1)

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JP8518180A JPS5712742A (en) 1980-06-25 1980-06-25 Building of construction employing berge boat

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5712742A JPS5712742A (en) 1982-01-22
JPS6133095B2 true JPS6133095B2 (ja) 1986-07-31

Family

ID=13851481

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8518180A Granted JPS5712742A (en) 1980-06-25 1980-06-25 Building of construction employing berge boat

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JPS5712742A (en) 1982-01-22

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