JPS6132803A - 架空線への光フアイバケ−ブル巻付機 - Google Patents

架空線への光フアイバケ−ブル巻付機

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JPS6132803A
JPS6132803A JP15471884A JP15471884A JPS6132803A JP S6132803 A JPS6132803 A JP S6132803A JP 15471884 A JP15471884 A JP 15471884A JP 15471884 A JP15471884 A JP 15471884A JP S6132803 A JPS6132803 A JP S6132803A
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JP
Japan
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optical fiber
fiber cable
self
overhead wire
balance weight
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Akitoshi Ikeda
池田 明敏
Kiyohiro Shigemitsu
重光 清寛
Koji Yoshida
宏司 吉田
Hideo Ishii
秀夫 石井
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Electric Power Development Co Ltd
Furukawa Electric Co Ltd
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Electric Power Development Co Ltd
Furukawa Electric Co Ltd
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    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/46Processes or apparatus adapted for installing or repairing optical fibres or optical cables
    • G02B6/48Overhead installation
    • G02B6/483Installation of aerial type
    • G02B6/486Installation of aerial type by helical wrapping

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、架空送電線や架空地線等の架空線に光ファイ
バケーブルを螺旋状に巻き付ける架空線への光ファイバ
ケーブル巻付機に関するものである。
(従来技術) 近年、架空線の外周に光ファイバケーブルを巻き付けて
なる架空線添架光ファイバケーブル方式が提案されてい
る。
光ファイバケーブルを架空線、特に架設されている架空
線の外周に巻き付ける光ファイバケーブル巻付機として
は所謂ラッシング機が存在する。
従来のラッシング機は、電線を貫通させる筒状体と、該
筒状体にこれを中心にして回転自在に支持された回転フ
レームと、該回転フレームにその軸線に直交する方向に
突設されたドラム取付軸と、前記ドラム取付軸に取付け
られた光ファイバケーブルサプライドラムとから成り、
前記サプライボビンから光ファイバケーブルを引出し、
これの端部を架空線に固定した後ラッシング機全体を架
空線の長手方向に移動させて光ファイバケーブルに張ノ
jをかけ、この張力によって前記回転フレームを前記架
空線のまわりに回転させて光ファイバケーブルを架空線
の外周に螺旋状に巻き付けるものであった。
(発明が解決しにつとする問題点) しかしながら、従来のラッシング機は光ファイバケーブ
ルに張力をかけ、この張力にJ:り光ファイバケーブル
自体を架空線に巻付けるものであるから、勢い光ファイ
バケーブルを損傷する恐れが高い。また従来のラッシン
グ機を用いて光フフイバケーブルを架空線へ巻き付ける
場合には、回転フレームのサプライボビン支持側とその
反対側とは回転モーメントをバランスさせる必要がある
このため、従来では回転フレームのサプライボビン支持
側とは反対側にバランスウェイトを取付けていたが、こ
のような回転モーメントのバランスのさせ方ではサプラ
イボビンからの光ファイバケーブルの繰り出しによりそ
の重量が軽減されるにつれて回転モーメントのバランス
がとれなくなる欠点があった。回転モーメントがバラン
スしないと、光ファイバケーブル巻付機本体が架空線の
回りを円滑に回転しなくなり、光ファイバケーブルの巻
き付り張力に変動が生じ、巻き付は途中の光ファイバケ
ーブルに余分な張力が作用し、光ファイバケーブルの損
傷等を招く恐れがある。
本発明の目的は、サプライボビンに重量の軽減が生じて
も回転モーメントをバランスさせることができる架空線
への光ファイバケーブル巻付機を提供するにある。
本発明の他の目的は、サプライボビンにバランスさせる
バランスウェイトの復帰を簡単に行わせることができる
架空線への光ファイバケーブル巻付機を提供するにある
(問題点を解決する本発明の手段) 本願の第1の発明は、光ファイバケーブルを巻き付ける
べき架空線に吊り下げ支持されて駆動源の駆動力により
前記架空線の長手方向に沿って自走する自走機と、前記
自走機の後部に支持されていて前記自走機の駆動源から
回転力を受けて前記架空線の外周を回転しつつ光ファイ
バケーブルを繰り出して前記架空線の外周に螺旋状に巻
き付ける光ファイバケーブル巻付機本体とを備えてなり
、前記光ファイバケーブル巻付機本体は前記架空線の回
りを回転するように前記自走機に回転自在に支持された
回転フレームと、前記回転フレームが前記架空線の回り
を回転するように前記自走機の駆動源から回転力を伝達
する回転力伝達機構と、前記回転フレームの径方向の一
端側に回転自在に支持されて前記架空線の外周を公転し
つつ該架空線に巻き付ける前記光ファイバケーブルを繰
り出す光ファイバケーブルサプライボビンと、前記回転
フレームの前記光ファイバケーブルリプライボビン支持
側とは反対側に前記架空線の径方向に対して摺動自在に
支持されたバランスウェイトと、前記回転フレームに回
転自在に支持された状態で前記バランスウェイトに螺合
されて貝通しているバランスウェイト駆動ネジ軸と、前
記ネジ軸に固定されたラチェットホイールと、前記回転
フレームの回転に伴う前記ラチェットホイールの公転円
周上に存在するように前記自走機に支持されていて前記
ラチェットホイールの公転につれて噛み合って該ラチェ
ットホイールを前記バランスウェイトが前記架空線に近
づく方向に回転させるラチェット駆動爪とを備えている
ことを特徴とするものである。
本願の第2の発明は、光ファイバケーブル巻き付けるべ
き架空線に吊り下げ支持されて駆動源の駆動力により前
記架空線の長手方向に沿って自走する自走機と、前記自
走機の後部に支持されていて前記自走機の駆動源から回
転力を受けて前記架空線の外周を回転しつつ光ファイバ
ケーブルを繰り出して前記架空線゛の外周に螺旋状に巻
き付ける光ファイバケーブル巻付機本体とを備えてなり
、前記光ファイバケーブル巻付機本体は前記架空線の回
りを回転するように前記自走機に回転自在に支持された
回転フレームと、前記回転フレームが前記架空線の回り
を回転するように前記自走機の駆動源からの回転力を伝
達する回転力伝達機構と、前記回転フレームの径方向の
一端側に回転自在に支持されて前記架空線の外周を公転
しつつ該架空線に巻ぎ付ける光ファイバケーブルを繰り
出す光ファイバケーブルサプライボビンと、前記回転フ
レームの前記光ファイバケーブルサプライボビン支持側
とは反対側に前記架空線の径方向に対して摺動自在に支
持されたバランスウェイトと、前記回転フレームに回転
自在に支持された状態で前記バランスウェイトを貫通し
ているバランスウェイト駆動ネジ軸と、前記バランスウ
ェイトと前記バランスウェイト駆動ネジ軸との間に介在
されたクラッチと、前記ネジ軸に固定されたラチェット
ホイールと、前記回転フレームの回転にともなう前記ラ
チェットホイールの公転円周上に存在するように前記自
走機に支持されていて前記ラチェットホイールの公転に
つれて噛み合って該ラチェットホイールを前記バランス
ウェイトがその回転中心側に近づく方向に回転させるラ
チェットホイール駆動爪とを備えていることを特徴とす
るものである。
(発明の作用) 第1の発明の架空線への光ファイバケーブル巻付機にお
いては、搭載駆動源の駆動力により自走機が架空線に沿
って自走すると、該駆動源の駆動力が光ファイバケーブ
ル巻付機本体にも伝達され、回転フレームが架空線のま
わりに回転駆動される。
この回転フレームの回転により光ファイバケーブルサプ
ライボビンが架空線の回りに公転され、該ボビンから繰
り出される光ファイバケーブルが自走機の走行につれて
架空線の外周に螺旋状に巻き付けられる。サプライボビ
ンは光ファイバケーブルの繰り出しにつれてその重量が
軽くなるが、それに見合ってバランスウェイトが徐々に
架空線側に近づき、回転モーメントがアンバランスにな
るのが防止される。
第2の発明の架空線への光ファイバケーブル巻付機にお
いては、バランスウェイトが終端位置まで移動して最初
の位置に復帰させる場合には、クラッチを断とすること
によりバランスウェイト駆動ネジ軸との結合がとかれて
、て、挙にバランスウェイトを最初の位置に戻すことが
できる。
(実施例) 以下本発明の実施例を第1図乃至第30図(A)(B)
を参照して詳細に説明する。本実施例の架空線への光フ
ァイバケーブル巻付機は、架空地線等の架空線1に吊り
下げられて自走する自走機2と、該自走Iil!2に支
持されて該自走機から回転力を受けて架空1i11の外
周を回転しつつ光ファイバケーブルを繰り出して架空線
1の外周に螺旋状に巻き付ける光ファイバケーブル巻付
機本体3とから成っている。
自走機2は、架空1i+1の外周に嵌められて架空線1
に沿って走行する筒状体4を有する。筒状体4は架空線
1への嵌合を容易にするため周方向の1箇所に長手方向
に沿ってスリット5が設けられている。筒状体4の先端
側には走行フレーム6が吊り下げ支持されている。走行
フレーム6の上部には、架空線1の上に乗って回転する
V車よりなる1対の駆動輪7が回転自在に支持されてい
る。
一方、走行フレーム6の下部にはガソリンエンジンより
なる駆動源8が搭載されている。駆動源8の回転出力は
第1の回転力伝達機構9を介して両部動輪7に伝達され
るようになっている。この回転力伝達機構9は、駆動源
8の出力軸に取付けられたプーリ11と、このプーリ1
1の回転力を伝達するタイミングベルト12と、このタ
イミングベルト12から回転力が伝達されるプーリ13
と、このプーリ13の回転力を減速するウオーム減速機
14と、この減速機14の出力軸15にカップリング1
6を介して連結された立上り回転軸17と、この立上り
回転軸17の先端に固着された傘歯車18と、この傘歯
車18に噛み合う傘歯車19と、この傘歯車19を支持
した回転軸20と、回転軸20に固着されている駆動歯
車21と、この駆動歯車21に噛み合って両部動輪7を
回転駆動する1対の従動歯車22とから成っている。各
回転軸17.20は走行フレーム6に軸受23゜24で
回転自在に支持され、従動歯車22は駆動輪7に同心的
に一体に連結されている。両部動輪7間の下にはこれら
駆動輪7が架空線1から外れるのを防止するため押え0
−ラ25がブラケット26を介して昇降軸27に回転自
在に支持されて設けられている。昇降軸27の下部には
駒28が摺動自在に嵌合されている。昇降軸27の外周
にはコイルばね29が嵌合され、その上端はブラケット
26の下面に当接され、その下端は駒28に当接され、
昇降軸27が上昇する方向に付勢がなされている。駒2
8の下に位置して昇降軸27の外周にはストッパーナツ
ト30が螺□合されて、昇降軸27のばね29による上
昇範囲の規制がなされている。駒28には操作レバー3
1の中間部が111つつ?+術大青柄T2\ス 保に1
ツバ−91小舅部は走行フレーム6に固定されているブ
ラケット33にピン34で枢支されている。操作レバー
31の先端寄りの位置にはピン35を介してカムホロワ
36が回転自在に支持されている。このカムホロワ36
に対応して走行フレーム6には偏心カム37がピン38
で回転自在に支持されている。
偏心カム37の外周には抱きレール39が円弧状に突設
されている。カムホロワ35は抱きレール39の開口部
40から抱きレール39内に入って抱き込まれるように
なっている。カム37には、これを回転するレバー41
が取付けられている。
ブラケット26は、押えローラ25が昇降方向にのみ移
動するようにガイダー42で規制されている。 光ファ
イバケーブル巻付機本体3は、筒状体4の後部外周に回
転自在に嵌合された回転フレーム43を有する。この回
転フレーム43は、架空線1の長手方向に間隔をあけて
配設された端板44.45を備えている。これら端板4
4.45にはそれぞれ孔46.47があけられ゛ていて
、これら孔46.47を利用して筒状体4の外周に嵌め
付けられている。各端板44,45には孔46゜47に
達するスリット44A、45Aがそれぞれ設けられてい
て、架空線1を孔46.47に通せるようになっている
。また、回転フレーム43は、端板44,45間を連結
するフレーム基体48゜49を備えている。端板44.
45には、孔46゜47の周囲に複数のローラ5’0.
51がボルト52.53及びナツト54.55で回転自
在に支持されている。これらローラ50,51は筒状体
4の外周に接触して回転し、回転フレーム43の回転が
円滑に行われるようになされている。ローラ50が嵌合
される溝56が筒状体4の外周に形成され、これにより
回転フレーム43が筒状体4の長手方向にずれ動かない
ようにされている。
回転フレーム43に自走機2から回転力を伝達するため
に第2の回転力伝達機構56が設けられている。この回
転力伝達機156は、立上り回転軸17の途中に固着さ
れている傘歯車57と、この傘歯車57に噛み合う傘歯
車58と、この傘歯車58が一端に固着されている回転
軸59と、この回転軸5つの他端に固着されている歯車
60と、歯車60に噛み合う歯車61とから成っている
回転軸59は軸受62を介して走行フレーム6に支持さ
れている。歯車61は中心に孔61Aを有するリング状
をしていて筒状体4の外周に回転自在に嵌合され、各ロ
ーラ50を支持する各ボルト52を利用して回転フレー
ム43に支持されている。従って、歯車61が回転する
と、回転フレーム43も一体になって筒状体4の回りを
回転するようになっている。
歯車61には孔61Aに達するスリット63があけられ
ていて、この歯車61の部分においても架空線1を筒状
体4内に容易に挿入できるようにされている。スリット
63には歯車片64がその歯部を歯車61の歯部に揃え
るようにして嵌合されている。この歯車片64を歯車6
1に着脱自在に支持させるために、歯車61にはスリッ
ト63の両側に連結孔65.66が設けられ、歯車片6
4には連結孔67.68が設けられている。また、スリ
ット63の位置において、歯車51の両面には第1.第
2の連結片69.70が当てがわれでいる。第1の連結
片69には各連結孔65,66゜67.68に対応して
連結ピン71,72.73゜74が突設されている。こ
のうち連結ピン72は他より2倍程度長く形成されてい
る。第2の連結片70には、連結ピン71〜74を貫通
させる連結孔75,76.77.78が設けられ、また
中央部にはネジ孔79が設けられている。連結ピン71
は連結孔65.75に通され、連結ピン73は連結孔6
7.77に通され、連結ピン74は連結孔68.78に
通され、連結ピン72は連結孔66.76に通されてい
る。これら連結ピン71〜74の脱出を防止するため連
結片70から突出した連結ピン73.74の先端の係止
溝部73A。
74△にはS字状のクランプ片80のフック部80A、
80Bが係合されている。クランプ片80はその中央の
孔80Cにボルト81が通され、このボルト81が連結
片70のネジ孔7つに螺合されて連結片70に回転自在
に支持されている。クラ゛ノブ片80のフック部80A
、80Bが連結ピン73.74から外れないようにする
ため、クランプ片80はボルト81にループ部が嵌合さ
れてねじりバネ82で付勢されている。即ち、ねじりバ
ネ82の一端82Aは連結片70に掛けられ、他端はク
ランプ片80の係止部80Dに係止されている。
フレーム基体48の軸受部83にはボビン軸84が回転
自在に貫通支持されている。フレーム基体48から外方
に突出したボビン軸84には光ファイバケーブルサプラ
イボビン85が一体に嵌合されてボビン軸84の回転に
つれて一緒に回転するようになっている。フレーム基体
48の内方に突出したボビン軸84にはブレーキドラム
86が固着され、このブレーキドラム86の外周にはブ
レーキベルト87がかけられている。ブレーキベルト8
7を支持するため、フレーム基体48にはブラケット8
8が突設され、このブラケット88にはシャフト89が
片持ち支持されている。ブレーキベルト87の一端は、
取付ループ90を介してシャフト89に支持されている
。ブレーキベルト87の他端はスプリング91を介して
ネジ軸92に支持され、このネジ軸92はシャフト8′
9に横切って通され、ジャ71−89から突出した部分
にナツト93が螺合され、このナツト93の調整により
ブレーキの調整が行われるようになっている。このよう
にブレーキしてブレーキをかけることにより、サプライ
ボビン85から繰り出される光ファイバケーブルにパッ
クテンションがかけられるようになっている。
サプライボビン85から繰り出される光ファイバケーブ
ルを架空線1へ案内するために案内具94がブラケット
95を介して回転フレーム43に支持されている。また
、筒状体4から相対的に出て来る架空線1が筒状体4の
中に存在するように制御するV溝ローラ96がブラケッ
ト97で儒状体4の末端に支持されている。
フレーム基体49には、これに直交する向きで即ち架空
線1に直交する向きで1対のウェイトファイバケーブル
98.99が片持ち支持で突設されている。これらウェ
イトファイバケーブル98゜99には、バランスウェイ
ト100が筒状体4に対して接近・離間できるように支
持されている。
バランスウェイト100の長手方向の両端にはファイバ
ケーブル溝l01A、101’Bが設けられ、ウェイト
ファイバケーブル98.99に摺動自在に嵌合されるよ
うになっている。バランスウェイト100の中央部の片
面には、円形凹部102が設けられ、この円形凹部10
2内には角長孔103が貫通して設けられている。円形
凹部102内にはクラッチ操作円板104が回転自在に
嵌合されている。このクラッチ操作円板104には、中
心に軸貫通孔105があけられ、この孔105の両側に
は互に平行な向きで長孔106A、106Bがその長手
方向に位置をずらしてあけられている。クラッチ操作円
板104の脱出を防止するため押えリング107がこの
円板104の外周を包囲してバランスウェイト100に
固定されている。
クラッチ操作円板104には、これを回動させるための
クラッチレバ−108の基部が固着されている。角長孔
103には角形で2つ割りのクラッチナツト10.9が
その長手方向に摺動自在に嵌合されている。このクラッ
チナツト109はネジ孔110を中心にして割り面11
1で2分割されている。クラッチナツト109の一方の
面には、割り而111を間にしてその両側にヒ:ン11
2A。
112Bが突設されている。これらピン112A。
112Bはクラッチ操作円板104の長孔106△、1
06Bに嵌合されている。クラッチレバ−108にはク
ラッチナツト109が閉の状態と開の状態とで固定する
ためのロックピン113が設けられ、バランスウェイト
100にはこのピン113を嵌合する1対のロック孔1
14があけられている。これらの構成要素102〜11
4にてバランスウェイト100に移動力を伝えたり伝え
ないようにしたりするためのクラッチ115を構成して
いる。
クラッチナツト109のネジ孔110には、バランスウ
ェイト100を駆動するためのウェイト駆動ネジ軸11
6が螺合されている。このネジ軸116の一端はウェイ
トファイバケーブル98゜99の端板117に支持され
た軸受118に回転自在に支持されている。ネジ軸11
6の他端【よフレーム基体49の軸受119に回転自在
に支持されて該フレーム基体49を貝通し、筒状体4に
近づけられ、その端部に星形のラチェットホイール12
0が固着されている。このラチェットホイール120が
回転フレーム43の回転につれて筒状体4のまわりを公
転する位置に対応した筒状体4の周方向の一部には、ラ
チェットホイール120の1回の公転につき1度だけ噛
み合えるようにピンよりなるラチェット駆動爪121が
突設されている。
このような架空線への光ファイバケーブル巻付機におい
ては、ガソリンエンジンよりなる駆動源8を駆動すると
、第1の四転力伝達機構9を介して駆動輪7に回転力が
伝達されて自走機2が架空線1に支持されつつその長手
方向に走行を開始する。、この場合、自走機2は架空線
1に吊り下げられていて重心が架空線1より下に存在す
るので、安定した姿勢で走行することができる。また、
駆動源8の駆動力は第2の回転力伝達機構56を介して
光ファイバケーブル巻付機本体3に伝達され、回転フレ
ーム43が筒状体40回りに回転駆動される。これによ
り光ファイバケーブルザブライボビン85も一緒に筒状
体4の外周を公転しつつ移動されて、該サプライボビン
85から繰り出された光ファイバケーブル架空線1の外
周に螺旋状に巻き付けられる。サプライボビン85には
ブレーキドラム86を介してブレーキベルト87からブ
レーキがかけられているので、繰り出される光ファイバ
ケーブルにはパックテンションがかけられ、たるまずに
架空#fA1に巻き付けられることになる。
このようにして光ファイバケーブルの巻きイ」けにつれ
て、回転フレーム43が1回転する毎にラチェット駆動
爪121が1回ずつラチェットホイール120の歯に噛
み合って1歯分だけ該ラチェットホイール120を回転
させる。このラチェットホイール120の回転によりウ
ェイト駆動ネジ軸116が回転され、クラッチナツト1
09を介してこのウェイト駆動ネジ軸116に噛み合わ
されているバランスウェイト100が該ネジ軸116の
回転角度分だけ筒状体4に接近する方向に駆動される。
従って、光ファイバケーブルの繰り出しによりそのサプ
ライボビン85の重量が軽くなっても、それに応じてバ
ランスウェイト100が筒状体4側へ移動されるので、
回転モーメントを自動的に逐次バランスさせることがで
きる。
例えば、サプライボビン85が空になって、バランスウ
ェイト100がフレーム基体49に隣接する位置まで移
動された状態になったならば、ザブライボビン85を満
巻のものと交換すると共に、クラッチレバ−108を第
23図で反時計方向に回してクラッチ115をオフとす
る。即ち、クラッチレバ−108を反時計方向に回すと
、クラッチ操作円板104も反時計方向に回され、その
長孔106A、106Bの向きがその回転角度分だけ変
えられる。これにより長孔106A、106゜Bにピン
112A、112Bが差し込まれている。
クラッチナツト119は、長孔106A、106Bの角
度変更に伴うピン112A、112Bの互に離間する方
向の移動で割り面111で2分割されてウェイト駆動ネ
ジ軸116に対する噛み合いが外れ、クラッチ115が
オフとなる。この状態になったならば、作業者がバラン
スウェイト100を一挙に元の位置に引き戻すことがで
き・る。元の位置に戻ったら、クラッチレバ−108を
時計方向に回し、第23図に示す状態に戻すと、クラッ
チナツト119が再び割り面で接合され、そのネジ孔1
10がネジ軸116に噛み合わされる。
(発明の効果) 以上説明したように本発明に係る光ファイバケーブル巻
付機は、光ファイバケーブル巻付機本体においてリプラ
イボビンにバランスさせるバランスウェイトを備え、サ
プライボビンの光ファイバケーブルの繰り出しによる重
量の低下につれてこのバランスウェイトが自動的に回転
中心側に移動する構造になっているので、勺プライボビ
ンの重量が減少しても回転モーメントを常にバランスさ
せることができる。従って、回転モーメントのアンバラ
ンスによる無理な力を弱い光ファイバケーブルに与えず
に巻き付は作業を行うことができる。
また、本発明ではバランスウェイトを回転させる力をラ
チェット機構で得ているので、減速ギア機構等を用いる
場合に比べて軽負荷となり、駆動源の大容量化を抑制し
て軽量化を図ることができる。
更に本発明では、回転フレームはその回転力を自走機の
駆動源から受けているので、光ファイバケーブルには従
来品のような巻付けるための張力は付加されず、従って
光ファイバケーブルを損傷する恐れがなくなる。
また、本願の第2の発明によれば、バランスウェイト駆
動ネジ軸とバランスウェイトとの間にクラッチを介在さ
せたので、バランスウェイトが回転中心側に移動し終っ
た後の、元の位置への復帰作業を一挙に簡単に行うこと
ができ、作業性を能率を向上さけることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係る架空線への光ファイバケーブル巻付
様の一実施例を示したもので、第1図は同巻付機の平面
図、第2図は同巻付機の部分破断側面図、第3図は第2
図のC−C線断面図、第4図は第2図のA−A線断面図
、第5図及び第6図は同巻付機の走行フレームの正面図
及び側面図、第7図及び第8図は同巻付機の自走機で用
いている偏心カムの正面図及び一部破断側面図、第9図
及び第10図は同巻付機の回転フレームの一部破断正面
図及びその右側面図、第11図は第9図に示す回転フレ
ームの左側の端板の正面図、第12図は第2図のD−1
)線断面図、第13図は同巻付機の回転フレームに取付
けられている歯車の正面図、第14図は第13図に示す
歯のスリットに嵌合される歯車片の正面図、第15図は
歯車片を歯車に連結する第1の連結片の平面図、第16
図は第15図の右側面図、第17図は第2の連結片の部
分破断平面図、第18図は第17図の右側面図、第19
図は両連結片を連結するクランプ片の正面図、第20図
は第2の連結片に取り付番プられるボルトの側面図、第
21図(A)(B)はクランプ片の離脱防止用のねじり
バネの正面図及び側面図、第22図は第2図のB−B1
111i面図、第23図はバランスウェイトのクラッチ
部を示す一部破断正面図、第24図(A)(B)はバラ
ンスウェイトの平面図及び正面図、第25図はバランス
ウェイトの中央部横断面図、第26図(A>(B)はバ
ランスウェイ]・に組込まれるクラッチ操作円板の正面
図及び縦断面図、第27図はクラッチ操作円板を抜は止
めする押えリング横断面図、第28図及び第29図はバ
ランスウェイトに組込まれるクラッチナツトの正面図及
び横断面図、第30図(A)(B)はバランスウェイト
に駆動力を与えるラチェットホイールの正面図及び縦断
面図である。 1・・・架空線、2・・・自走機、3・・・光ファイバ
ケーブル巻付機本体、4・・・筒状体、5・・・スリッ
ト、6・・・走行フレーム、7・・・駆動輪、8・・・
駆動源、9・・・第1の回転力伝達機構、43・・・回
転フレーム、56・・・第2の回転力伝達機構、85・
・・光ファイバケーブルサプライボビン、98.99・
・・ウェイトファイバケーブル、100・・・バランス
ウェイト、101A、101B・・・ファイバケーブル
溝、102・・・円形凹部、103・・・角長孔、10
4・・・クラッチ操作円板、105・・・軸受貫通孔、
106A、106B・・・長孔、107・・・押えリン
グ、108・・・クラッチレバ−1109・・・クラッ
チナツト、110・・・ネジ孔、111・・・割り面、
112A、112B・・・ピン、113・・・ロックピ
ン、114・・・ロック孔、115・・・クラッチ、1
16・・・ウェイト駆−動ネジ軸、117・・・端板、
118.119・・・軸受、120・・・ラチェットホ
イール、121・・・ラチェット駆動爪。 第5図   第6図 クラ・フ手操イヤ円植

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)光ファイバケーブルを巻き付けるべき架空線に吊
    り下げ支持されて駆動源の駆動力により前記架空線の長
    手方向に沿って自走する自走機と、前記自走機の後部に
    支持されていて前記自走機の駆動源から回転力を受けて
    前記架空線の外周を回転しつつ光ファイバケーブルを繰
    り出して前記架空線の外周に螺旋状に巻き付ける光ファ
    イバケーブル巻付機本体とを備えてなり、前記光ファイ
    バケーブル巻付機本体は前記架空線の回りを回転するよ
    うに前記自走機に回転自在に支持された回転フレームと
    、前記回転フレームが前記架空線の回りを回転するよう
    に前記自走機の駆動源からの回転力を伝達する回転力伝
    達機構と、前記回転フレームの径方向の一端側に回転自
    在に支持されて前記架空線の外周を公転しつつ該架空線
    に巻き付ける前記光ファイバケーブルを繰り出す光ファ
    イバケーブルサプライボビンと、前記回転フレームの前
    記光ファイバケーブルサプライボビン支持側とは反対側
    に前記架空線の径方向に対して摺動自在に支持されたバ
    ランスウェイトと、前記回転フレームに回転自在に支持
    された状態で前記バランスウェイトに螺合されて貫通し
    ているバランスウェイト駆動ネジ軸と、前記ネジ軸に固
    定されたラチエットホイールと、前記回転フレームの回
    転に伴う前記ラチエットホイールの公転円周上に存在す
    るように前記自走機に支持されていて前記ラチエットホ
    イールの公転につれて噛み合って該ラチエットホイール
    を前記バランスウェイトが前記架空線に近づく方向に回
    転させるラチエット駆動爪とを備えていることを特徴と
    する架空線への光ファイバケーブル巻付機。
  2. (2)光ファイバケーブル巻き付けるべき架空線に吊り
    下げ支持されて駆動源の駆動力により前記架空線の長手
    方向に沿って自走する自走機と、前記自走機の後部に支
    持されていて前記自走機の駆動源から回転力を受けて前
    記架空線の外周を回転しつつ光ファイバケーブルを繰り
    出して前記架空線の外周に螺旋状に巻き付ける光ファイ
    バケーブル巻付機本体とを備えてなり、前記光ファイバ
    ケーブル巻付機本体は前記架空線の回りを回転するよう
    に前記自走機に回転自在に支持された回転フレームと、
    前記回転フレームが前記架空線の回りを回転するように
    前記自走機の駆動源からの回転力を伝達する回転力伝達
    機構と、前記回転フレームの径方向の一端側に回転自在
    に支持されて前記架空線の外周を公転しつつ該架空線に
    巻き付ける光ファイバケーブルを繰り出す光ファイバケ
    ーブルサプライボビンと、前記回転フレームの前記光フ
    ァイバケーブルサプライボビン支持側とは反対側に前記
    架空線の径方向に対して摺動自在に支持されたバランス
    ウェイトと、前記回転フレームに回転自在に支持された
    状態で前記バランスウェイトを貫通しているバランスウ
    ェイト駆動ネジ軸と、前記バランスウェイトと前記バラ
    ンスウェイト駆動ネジ軸との間に介在されたクラッチと
    、前記ネジ軸に固定されたラチエットホイールと、前記
    回転フレームの回転に伴う前記ラチエットホイールの公
    転円周上に存在するように前記自走機に支持されていて
    前記ラチエットホイールの公転につれて噛み合って該ラ
    チエットホイールを前記バランスウェイトがその回転中
    心側に近づく方向に回転させるラチエットホイール駆動
    爪とを備えていることを特徴とする架空線への光ファイ
    バケーブル巻付機。
JP15471884A 1984-07-25 1984-07-25 架空線への光フアイバケ−ブル巻付機 Granted JPS6132803A (ja)

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JPH0227643B2 JPH0227643B2 (ja) 1990-06-19

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FR2890757A1 (fr) * 2005-09-15 2007-03-16 Areva T & D Sa Machine de pose de cable optique automotrice
FR2890756A1 (fr) * 2005-09-15 2007-03-16 Areva T & D Sa Machine de pose de cable optique autour d'un cable porteur
FR2896046A1 (fr) * 2007-02-09 2007-07-13 Areva T & D Sa Machine de pose de cable obtique autour d'un cable porteur.

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WO2007031506A3 (fr) * 2005-09-15 2007-05-10 Areva T & D Sa Machine de pose de cable optique automotrice
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