JPS6132685Y2 - - Google Patents

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JPS6132685Y2
JPS6132685Y2 JP1978081958U JP8195878U JPS6132685Y2 JP S6132685 Y2 JPS6132685 Y2 JP S6132685Y2 JP 1978081958 U JP1978081958 U JP 1978081958U JP 8195878 U JP8195878 U JP 8195878U JP S6132685 Y2 JPS6132685 Y2 JP S6132685Y2
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JP
Japan
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side wall
bottom plate
bath
locking member
side walls
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JP1978081958U
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JPS54182589U (ja
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  • Devices For Medical Bathing And Washing (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は主に一般家庭で使用される蓋板に設け
た開口から首を出して入浴する箱状のサウナ風呂
に関するもので、使用しない時には折畳んで手軽
に片付け得るようにすることを主たる目的として
構成したことを特徴とするものである。
体内に蓄積された老廃物を体外へ排泄するには
汗を流すことが効果的であることから、サウナ風
呂がよく利用されるようになり、一般家庭用のサ
ウナ風呂も広く使用されるようになつた。ところ
が、従来家庭用として使用されていたサウナ風呂
は、槽内を80℃乃至100℃の空気温度まで高めな
ければならなかつたため、槽内の空気が外部に漏
れないよう密封する必要があり、槽を一体に成形
したものがほとんどであつた。このため、サウナ
風呂を使用しない時でも容易には片付けることが
できなく、サウナ風呂用としての専用のスペース
が必要であると言つた欠点があつた。
本考案は上記の欠点を解消したサウナ風呂であ
り、その実施の1例を図面とともに次に説明す
る。
1は主に一般家庭で使用する一人のサウナ風呂
で、発泡ポリエチレン等の断熱材で箱状に形成し
てある。2はサウナ風呂1の底板で、正面側に向
けて狭まる台形状をなし、この形状は、少くとも
後述する後面側の側壁よりも大きくしてあり、ま
た、この底板2の一対の縁辺部には適宜の間隔で
後述する背面側の側壁に設けた係止部材と対をな
す係止部材3が設けてある。4は背面側に位置す
る側壁で、下辺を前記底板2に溶着等により折曲
自在に接続してあり、外面に前記底板2の係止部
材3と対をなす係止部材3′が設けてある。5は
上辺を正面側に向けて下降するようにして傾斜し
た側面側に位置する側壁で、背面側の側壁4と隣
接する側辺を溶着等により折曲自在に接続してあ
り、正面側に位置する側辺には後述する正面側に
位置する側壁に設けた係止部材と対をなすフアス
ナー等の係止部材6が設けてある。7は前記側面
側の側壁5と対をなす側壁で、一方の側辺を前記
背面側の側壁4に、他方の側辺を正面側に位置す
る側壁8にそれぞれ溶着等により折曲自在に接続
してある。正面側に位置する側壁8の他方の側辺
には、前記側壁5の係止部材6と対をなす係止部
材6′が設けてある。上記各側壁4,5,7,8
の内面には、基礎となるシート例えば耐熱性合成
繊維に導電性樹脂を塗布したフレキシブルな板状
の発熱体9がそれぞれ設けてある。各発熱体9と
電源とはコード10で接続してあり、各発熱体9
からは赤外線が放射される。11は入浴者が首を
出す開口12を設けた蓋板で、該蓋板11は4辺
の端部をそれぞれ各側壁に溶着等により接続した
ものであつても、或は、第2図に示したように背
面側の側壁4の上辺に折曲自在に接続し、単に各
側壁上に被うようにしたものであつてもよい。1
3は入浴者の出入を容易にするために蓋板11を
2分できるように設けた開閉部で、蓋板11の4
辺端部が全て各側壁に溶着してある場合には、前
記側壁5と側壁8とに設けた係止部材6,6′を
該開閉部13に延長させ蓋板11の開口12に達
するまで一連に連続するフアスナーとすることが
望ましい。14,14は蓋板11の両側面側に設
けた垂布で、該垂布14,14には両側面側に位
置する側壁5,7の上辺に設けた係止部材15と
対をなす係止部材15′を設けてある。
本考案サウナ風呂1は、底板2の上に4枚の側
壁4,5,7,8を各々隣接する側壁とのなす角
度が90゜前後となるようにして折り曲げ、四角に
囲つた側壁の上に蓋板11を被せ、垂布14の係
止部材15′と側壁5,7の係止部材15を係合
して側壁4,5,7,8のなす形状が崩れないよ
うにして組立てが完了する。サウナ風呂の組立て
が完了した後図示しないスイツチを接続して発熱
体9を加熱する。そこで、入浴者は、図示しない
椅子等を風呂内に置き、蓋板11の開口12から
首を出し、正面側に向いて腰をおろす。そして、
側壁5の係止部材6と側壁8の係止部材6′を風
呂の内部から係止し、続いて、蓋板11の開閉部
13を閉じる。加熱された発熱体9は赤外線を放
射し、入浴者はこの赤外線の照射を受け、身体が
次第に暖まり、発汗して来る。相当程度発汗した
後に浴槽外に出、汗を洗い落し、必要ならばこれ
を数度繰り返す。
次に、本考案サウナ風呂の入浴後の取片付けに
ついて説明する。
入浴者が風呂の外に出るには、蓋板11の開閉
部13を開き、側壁5の係止部材6と側壁8の係
止部材6′との係止を解いて出るのであるから、
使用後はそのままの状態で発熱体9が冷えるのを
待つ。発熱体9が冷えた後、蓋板11が背面側の
側壁4とだけ接続してある場合には、まず、蓋板
11を背面側の側壁4に、それぞれの内面が重な
るようにして折り曲げる。蓋板11が各側壁4,
5,7,8に接続してある場合には、後に説明す
る側壁5,7,8の折り曲げにつれて、第1図に
示す蓋板11の折曲部16,17,18即ち、背
面側と両側面側とのそれぞれの側壁4,5,7の
接続部及び正面側と側面側との側壁8,7の接続
部と、蓋板11の開口12に連らなる開閉部13
の端部とをそれぞれ結ぶ線を風呂の内部に向けて
折り、各側壁の間に折り込む。
各側壁4,5,7,8の折り畳みを第3図乃至
を第9図の図面に基いて説明する。
まず、第3図中内側面側に位置する側壁5を、
背面側に位置する側壁4に、それぞれの内面が重
なるように接続部を中心として旋回し、折り重ね
る。次に、正面側に位置する側壁8を右側面側に
位置する側壁7に折り重ねる。第4図はこれまで
の行程を示したものである。その後、正面側と右
側面側との側壁8,7を折り重ねたものを、背面
側と左側面側との側壁4,5を折り重ねたものに
折り重ねる。第5図はこの状態を示したものであ
る。各側壁4,5,7,8を折り重ねた後、第6
図矢印で示すように、側壁4,5,7,8を底板
2へ倒す。そこで、底板2の両側面側端部を、側
壁4,5,7,8を包むようにして折り曲げ、底
板2の係止部材3と側壁4の係止部材3′とを係
止する。第8図はこの状態を示した平面図で、第
9図は斜視図である。本考案サウナ風呂は上記の
ようにして折り畳む。折り畳んだサウナ風呂を組
立てるには、上記折り畳みと逆の順序で作業すれ
ばよい。
上記のように本考案サウナ風呂は、内面側に板
状の発熱体を設けた断熱材よりなる4枚の側壁の
内、背面側に位置する側壁だけをその下辺で底板
に折曲自在にして接続し、かつ、それぞれ隣接す
る側辺で折曲自在に接続する4枚の側壁の、4個
所の接続部の内の任意の1個所を、フアスナー等
の係止部材で接続するように構成してあるので、
背面側を除く各側壁が底板に固定されていないの
で固定された背面側の側壁に他の側壁を自在に折
り重ねることができ、折り重ねた側壁を底板側へ
倒せば、箱状の立方体をなしていたサウナ風呂を
平板状に折り畳むことができ、しかも、底板と背
面側の側壁には、ホツク等の係合部材を設けてあ
るので、折り畳んだ状態で形崩れすることがな
く、持ち運びに便利で、好みの場所にサウナ風呂
を設置できるばかりでなく、使用しない時には容
易に片付けることができるので、サウナ風呂用と
して専用のスペースは全く必要なく、しかも、快
適な入浴が好みの場所でできる効果を有するもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案サウナ風呂の実施の1例を示し
た斜視図、第2図は同展開図、第3図,第4図,
第5図,第6図,第7図,第8図はいずれも本考
案サウナ風呂の作用を説明するための説明図、第
9図は折畳んだ状態を示した斜視図。 符号、1……サウナ風呂、2……底板、3……
係止部材、4,5,7,8……側壁、6……係止
部材、9……発熱体、11……蓋板、12……開
口、13……開閉部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 蓋板に設けた開口から首を出して入浴する箱状
    のサウナ風呂において、内面側に板状の発熱体を
    設けた断熱材よりなる4枚の側壁の内、背面側に
    位置する側壁だけをその下辺で底板に折曲自在に
    して接続し、かつ、それぞれ隣接する側辺で折曲
    自在に接続する4枚の側壁の、4個所の接続部の
    内任意の1個所を、フアスナー等の係止部材で接
    続するようにし、また、該背面側に位置する側壁
    の外面側にホツク等の係止部材を設け、一方、こ
    の側壁を底板に折り重ねた際、底板の縁辺部を折
    り曲げて底板で側壁を包むように、底板を、4枚
    の側壁で形成する四角形よりも大きな形状に形成
    すると共に、この縁辺部に前記係止部材と係合す
    る係止部材を設けたことを特徴とするサウナ風
    呂。
JP1978081958U 1978-06-15 1978-06-15 Expired JPS6132685Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978081958U JPS6132685Y2 (ja) 1978-06-15 1978-06-15

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978081958U JPS6132685Y2 (ja) 1978-06-15 1978-06-15

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54182589U JPS54182589U (ja) 1979-12-24
JPS6132685Y2 true JPS6132685Y2 (ja) 1986-09-24

Family

ID=29002336

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1978081958U Expired JPS6132685Y2 (ja) 1978-06-15 1978-06-15

Country Status (1)

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JP (1) JPS6132685Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5247914Y2 (ja) * 1972-05-12 1977-10-31

Also Published As

Publication number Publication date
JPS54182589U (ja) 1979-12-24

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