JP3083672U - ヒーター付き発汗促進用マット - Google Patents

ヒーター付き発汗促進用マット

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JP3083672U
JP3083672U JP2001004912U JP2001004912U JP3083672U JP 3083672 U JP3083672 U JP 3083672U JP 2001004912 U JP2001004912 U JP 2001004912U JP 2001004912 U JP2001004912 U JP 2001004912U JP 3083672 U JP3083672 U JP 3083672U
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sheet
pieces
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JP2001004912U
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Inventor
泰三 長井
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丸央産業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】足部や腹部等施術部位のみを露出させることが
できると共に、発汗効率のよいヒーター付き発汗促進用
マットを提供する。 【解決手段】ほぼ3等分した位置の両側部から中央部を
残して2列に亘ってスリット5a・5bおよび6a・6
bを設けて、該各スリット5a・5bおよび6a・6b
によって折込片7a〜7cおよび重合片8a〜8cを設
けてシートを形成し、且つ前記シートを構成する基布1
1には、3本のシリコンゴムヒーター線12が波形状に
固定され、該基布11の上・下面にフェルト生地14
と、且つ上方のフェルト生地14上にセラミックシート
をそれぞれ積層し、更に前記シートを被覆するカバーの
各折込片7a〜7c、各重合片8a〜8cにスライドフ
ァスナーを、また首すじ部と足元部に、面ファスナー雌
・雄片を固着する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】本考案は、全身を包み込んで発汗させるヒーター 付き発汗促進用マットに関し、特に、痩身美容を目的とするエステティックサロ ンにおいて使用するに適したヒーター付き発汗促進用マットに関するものである 。
【0002】
【従来の技術】従来、痩身美容を目的とするエステティックサロンにおいて 使用されているヒーター付き発汗促進用マット30は、面ヒーターを内蔵した1 枚のシート状のマットであった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】従って、前記従来のヒーター付き発汗促進 用マット30では、図7に示すように全身をす巻き状に包み込むだけであり、且 つヒーターとして面ヒーターを用いているため、重く、且つ自在に屈曲させるこ とができないので、全身にピッタリとフィットさせることができず、従って足元 や首すじの部分から冷気が侵入して発汗効率が悪いという課題があった。
【0004】また、前記従来のヒーター付き発汗促進用マット30では、例 えば腹部や脚部らの体の一部のみをマッサージしようとすると、包み込んだマッ ト全体を広げなければならず、全身が冷めてしまうという課題があった。
【0005】更に、前記従来のヒーター付き発汗促進用マット30は、ビニ ールレザー等により縫製して形成されているため、該シート表面に化粧品や汗な どの汚れが付着した時には拭き取るのみで、クリーニングや取替えることができ ないという課題があった。
【0006】本考案は前記課題を解決すべくなされたもので、マットにスリ ットを設けて3等分した位置の両側部の折込片および重合片に、それぞれスライ ドファスナーを取付けて、各折込片および重合片の分離および継ぎ合わせ自在と することにより、マッサージ等の施術部位である足部や腹部等のみを露出させる だけとし、且つ面ヒーターでなく、シリコンゴムヒーター線を用いることにより 軽量化すると共に、屈曲が自在となり、更に接合部を面ファスナーで止着するこ とにより、冷気の侵入を阻止し、更に汚れを簡単に除去することのできるヒータ ー付き発汗促進用マットを提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案は、上方部中央に台形状突出部を有し 、且つその両側に切欠部を設け、且つほぼ3等分した位置の両側部から長手方向 中央部を残して2列に亘ってスリットを設けて、該各スリットによって両側部に 折込片および重合片をそれぞれ形成した長方形状シートを、該シートと同一形状 に形成された袋状のカバーで被覆して形成され、 前記シートは、基布の上面の3等分した位置の両側部の折込片および重合片に 亘って、それぞれ3本のシリコンゴムヒーター線を波形状に配設して固定し、且 つ該シリコンゴムヒーター線の上面および前記基布の下面中央部分長手方向に小 巾の方形状フェルト生地を配設し、該上方のフェルト生地と基布の上面にセラミ ックシートを配設すると共に、該セラミックシートおよび下方のフェルト生地の 上・下層にビニールシートおよび綿シートをそれぞれ順に積層して形成され、 前記カバーは撥水加工または防水加工を施したものが使用され、且つ各スリッ トおよび中央部の長手方向に開口されたシート取出口にはスライドファスナーが 装着されると共に、各折込片、各重合片および中央部の首すじ部と足元部の適位 置には、それぞれ面ファスナー雌片と面ファスナー雄片を固着するという手段を 採用することにより、上記課題を解決した。
【0008】
【考案の実施の形態】本考案の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する と、本考案ヒーター付き発汗促進用マットの外観形状としては、図1に示すよう に、長方形状シート1の上方部中央に台形状突出部2を有し、且つその両側に切 欠部3を設け、更に前記シート1をほぼ3等分して分割した位置の両側部から人 の仰臥する位置となる中央部4を残して2列に亘ってスリット5a・5bおよび 6a・6bを設けて、一方側のスリット5a・5bによって形成される折込片7 a・7b・7c上に、他方側のスリット6a・6bによって形成される重合片8 a・8b・8cを重ね合わせることができるようにして形成されている。そして 、前記シート1は、該シート1と同一形状に形成された後述する袋状のカバー1 8で被覆されている。
【0009】前記外観形状を有する本考案ヒーター付き発汗促進用マットを 構成するシート1は、以下に記載するように各素材を積層して形成されている。 すなわち、シート1は、図2に示すように芯材となる不織布等の基布11の上面 の3等分した位置の両側部の折込片7a・7b・7cおよび重合片8a・8b・ 8cに亘って、それぞれ3本の屈曲自在のシリコンゴムヒーター線12を波形状 に配設して接着テープ13で前記基布11に接着固定し、且つ該各シリコンゴム ヒーター線12の上面および前記基布11の下面の中央部分長手方向に、人が仰 臥したときのクッション材としての役目を果たす小巾の長方形状フェルト生地1 4を配設し、更に図3に示すように該基布11の上面に遠赤外線を放射するセラ ミックシート15を配設すると共に、該セラミックシート15および下方のフェ ルト生地14の上・下層にビニールシート16およびパンチ綿等の綿シート17 をそれぞれ順に積層して形成されている。
【0010】そして、前記構成より成るシート1全体を、該シート1と同一 外観形状に形成された図4に示す袋状のカバー18で被覆し、且つ該カバー18 の各スリット5a・5b、6a・6bおよび中央部4の長手方向に開口されたシ ート取出口19には、それぞれスライドファスナー20を装着して、前記各スリ ット5a・5b、6a・6bの分離および継ぎ合わせが自在で、且つシート取出 口19からシート1の出し入れを自在としてマット本体Mが形成される。なお、 前記カバー18は撥水加工、または防水加工を施したものを使用することが推奨 される。
【0011】そして、前記マット本体Mのカバー18の各折込片7a・7b ・7cと、これに重合する各重合片8a・8b・8cおよび中央部4の首すじ部 と足元部の適位置には、それぞれ面ファスナー雌片21と面ファスナー雄片22 が固着され、該面ファスナー雌片21に面ファスナー雄片22を圧着することに より、前記各折込片7a・7b・7cと各重合片8a・8b・8cとが一体とな って重合され、更に前記各スリット5a・5b、6a・6b間の各スライドファ スナー20を締めることにより、各スリット5a・5bおよび6a・6bは接合 され、人身の全身を包み込んでも隙間が生ずることがない。
【0012】前記構成よりなる本考案ヒーター付き発汗促進用マットの作用 について説明すると、台盤T上等に本考案ヒーター付き発汗促進用マットを載置 して、各折込片7a〜7cおよび各重合片8a〜8cを開いて、中央部4上に人 を仰臥させる。そして、ヒーターが従来の面ヒーターではなく、屈曲自在なシリ コンゴムヒーター線12により形成されているため、仰臥した人の胸部、腹部お よび脚部上に各折込片7a〜7cを折曲して折込んだ後、該各折込片7a〜7c 上に各重合片8a〜8cを折曲して重合し、各面ファスナー雌片21に面ファス ナー雄片22を重合して圧着し、然る後、各スライドファスナー20を締付ける ことにより、図5に示すように首すじ部および足元部を含めて隙間を生ずること なく、全身を包み込むことができる。そして、シリコンゴムヒーター線12に通 電して遠赤外線効果により人体を加温し発汗させる。
【0013】そして、腹部とか脚部にマッサージを施す場合は、図6に示す ようにその部位のみのスライドファスナー20を開けると共に、所定部位の重合 片および折込片の面ファスナー雌片・雄片21・22の接合状態を解除して、前 記重合片および折込片を開放して施術すればよく、他の部位は加温状態を維持し たままとなる。更に、首すじの部分に切欠部3が位置して首すじ部を包み込むの で、肩部が冷えることがない。また、マット本体Mに、化粧品や汗等の汚れが付 着しても、カバー18が撥水性または防水性を有するので拭き取ることができる 。
【0014】
【考案の効果】本考案は上述のようであるから、マットにスリットを設けて、3 等分した位置の両側部の折込片および重合片にそれぞれスライドファスナーを取 付けて、該折込片および重合片の分離および継ぎ合わせ自在とすることにより、 マッサージ等の施術部位のみを露出させるだけなので、他の部位が冷えることが ないので発汗効率がよい。 また、発熱部材として面ヒーターではなく、シリコンゴムヒーター線を用いて いるので軽量であると共に、屈曲が自在であり、更に接合部を面ファスナーで止 着することにより、体にピッタリとフィットし、冷気の侵入を阻止することがで き、更にマットに付着した汚れも簡単に除去することができると共に、シートを カバーから取出して、カバーのみを洗濯することができるので、カバーを衛生的 に保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案ヒーター付き発汗促進用マットにおける
シートの平面図である。
【図2】本考案ヒーター付き発汗促進用マットを構成す
る基布上にシリコンゴムヒーター線を固定した状態を示
す平面図である。
【図3】本考案ヒーター付き発汗促進用マットの縦断面
図である。
【図4】本考案ヒーター付き発汗促進用マットにおける
カバーの斜視図である。
【図5】本考案ヒーター付き発汗促進用マットの使用状
態を示す斜視図である。
【図6】本考案ヒーター付き発汗促進用マットにおい
て、一部の重合片と折込片を開放した使用状態を示す斜
視図である。
【図7】従来のヒーター付き発汗促進用マットの使用状
態を示す斜視図である。
【符号の説明】
M マット本体、 1 シート、 2 台形状突出部、
3 切欠部、 4中央部、 5a・5b・6a・6b
スリット、 7a〜7c 折込片、 8a〜8c 重
合片、 11 基布、 12 シリコンゴムヒーター
線、 13 接着テープ、 14 フェルト生地、 1
5 セラミックシート、 16 ビニールシート、 1
7 綿シート、 18 カバー、 19 シート取出
口、 20スライドファスナー、 21 面ファスナー
雌片、 22 面ファスナー雄片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】上方部中央に台形状突出部を有し、且つそ
    の両側に切欠部を設け、且つほぼ3等分した位置の両側
    部から長手方向中央部を残して2列に亘ってスリットを
    設けて、該各スリットによって両側部に折込片および重
    合片をそれぞれ形成した長方形状シートを、該シートと
    同一形状に形成された袋状のカバーで被覆して形成さ
    れ、 前記シートは、基布の上面の3等分した位置の両側部の
    折込片および重合片に亘って、それぞれ3本のシリコン
    ゴムヒーター線を波形状に配設して固定し、且つ該シリ
    コンゴムヒーター線の上面および前記基布の下面中央部
    分長手方向に小巾の方形状フェルト生地を配設し、該上
    方のフェルト生地と基布の上面にセラミックシートを配
    設すると共に、該セラミックシートおよび下方のフェル
    ト生地の上・下層にビニールシートおよび綿シートをそ
    れぞれ順に積層して形成され、 前記カバーは撥水加工または防水加工を施したものが使
    用され、且つ各スリットおよび中央部の長手方向に開口
    されたシート取出口にはスライドファスナーが装着され
    ると共に、各折込片、各重合片および中央部の首すじ部
    と足元部の適位置には、それぞれ面ファスナー雌片と面
    ファスナー雄片を固着したことを特徴とするヒーター付
    き発汗促進用マット。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017179123A1 (ja) * 2016-04-12 2017-10-19 エヌ ビー ディ ビー インターナショナル リミテッド 施術効果向上装置
WO2017179124A1 (ja) * 2016-04-12 2017-10-19 エヌ ビー ディ ビー インターナショナル リミテッド 施術効果向上装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017179123A1 (ja) * 2016-04-12 2017-10-19 エヌ ビー ディ ビー インターナショナル リミテッド 施術効果向上装置
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