JPS6340992Y2 - - Google Patents

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JPS6340992Y2
JPS6340992Y2 JP9789380U JP9789380U JPS6340992Y2 JP S6340992 Y2 JPS6340992 Y2 JP S6340992Y2 JP 9789380 U JP9789380 U JP 9789380U JP 9789380 U JP9789380 U JP 9789380U JP S6340992 Y2 JPS6340992 Y2 JP S6340992Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
main body
sauna
hot air
chair
air fan
Prior art date
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Expired
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JP9789380U
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English (en)
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JPS5721334U (ja
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  • Devices For Medical Bathing And Washing (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、一般家庭において手軽に使用でき
るサウナ風呂の改良に関し、その主体を構成する
外被を熱風による膨張保形が可能であるボツクス
型とすると同時に主体内容積を可及的に縮減する
ことにより、充分なサウナ効果と省エネルギー化
を計つたものである。
従来から、この種の熱風による膨張保形式サウ
ナとして、その主体を胸部、脚部及び腕部からな
る被服型に縫製し、その内部に熱風を送給する簡
易サウナ風呂(例えば実開昭52−15348号等)が
案出されているが、かかる被服型サウナの外被構
造では立位浴に限られ、仮りに外被装着後に別途
椅子を利用して座位浴とした場合には、〓形に屈
折される体形に伴つて褶曲する主体の内面が入浴
者の腹部及び膝部等に当接するだけでなく、これ
が庫内の熱風還流性を著しく阻害して上半身並び
に両腕の広い範囲に亘つて、その外被が接触する
から、不快感は勿論、庫内の温度むらを起生させ
て全体としてその発汗効果が大巾に削減されると
いう欠点があつた。
一方、出願人は、この種熱風膨張式のサウナ風
呂としてその主体をボツクス型とし、内部に椅子
を設けた座位浴用の簡易サウナを先に開発し、特
許出願(特願昭50−132774号)したものである
が、このボツクス型簡易サウナは、上述した被服
型サウナのもつ諸問題を解消して十分な熱風還流
性と発汗作用を発揮するものであつたが、その反
面、主体に内設される椅子の熱吸収及び主体内容
積の増大等による熱効率の低下という問題点が見
られたものである。
このような実情に鑑み、本考案は上述した熱風
による膨張保形式の簡易サウナにおいて、外被の
前面を一定の傾斜面とし、更にその背面を〓形に
縫製してその外側背後から椅子を止着可能とする
ことにより、これまでのボツクス型簡易サウナの
長所を低減させることなく、該椅子の吸熱防止と
主体内容積の大巾な縮減により、極めて熱効率の
高いボツクス型簡易サウナを得ることに成功した
ものである。
一方、上記主体が体形を象つた被服型のものも
散見されるが、かゝる被服型主体構造では、その
装着時に使用者に窮屈感を与える上、熱風の送給
によつても該主体内面が広い部分で使用者の皮膚
に接触して、不快感と環流の不順を齎らす等の問
題点が見られたものである。
このような実情に鑑み、本考案は上述したボツ
クス型の簡易サウナにおいて、従来、主体内に設
置されていた椅子を主体の外面に添設せしめるこ
とにより、これまでのボツクス型簡易サウナの長
所を低減させることなく、該椅子の吸熱防止と主
体内容積の大巾な縮減により、極めて熱効率の高
い簡易サウナを得ることに成功したものである。
以下、本案の構成を図面に示す実施例に基づい
て詳述すると、1は本件サウナ風呂主体であつ
て、通気性がなく、断熱性に優れた軽量の布、又
はシート状物質によつて背面を〓形に縫成し、そ
の内部に連続的に供給される熱風によつて所定の
形状に膨張可能としたものである。
又2は上記主体(膨張時)の前面、縦方向に開
設され、フアスナー2′等によつて開閉自在な出
入口、3は上記出入口2の上端に連設された挿首
部、更に4は主体1背面の下部に貫設された挿入
孔である。
他方、5はその座台5′及び背もたれ5″が上記
主体1背面の〓形外面に沿つて設置される椅子で
あつて、その座台5′下方には熱風フアン6が固
定的に装着されたものであるが、該椅子の材質及
び構造は特に限定されるものではなく、例えば第
1図に見られるような折畳み式のパイプ椅子であ
つても、又第3図に示したように座台5′を起伏
可能として、その下方を収納部5とした函型の
椅子としても良い。
而して、上記椅子は、主体1背面の〓形部分に
沿設せしめた上、その熱風フアンの送風口6′を
上記主体の挿入孔4に嵌挿するとともに、適宜な
止具7……によつて両者を止着せしめたものであ
る。
尚、図中8は主体両側に設けられた手出し孔、
9は必要に応じて主体に貫設された排気孔、又1
0は主体内底面に敷設されたマツトを示す。
叙上の構成に係る本案簡易サウナは、その使用
に当つて、先づ主体1を椅子5に止具7を介して
止着すると同時に、熱風フアン6の送風口6′を
上記主体の挿入孔4に嵌挿し、該フアンを作動さ
せて(フアンは後から作動させてもよい)、入浴
者がその出入口2より主体1内に入つた後、上記
出入口2及び挿首部3を閉止すれば、ほぼ密閉状
態となつた主体1内は、継続して送給される熱風
によつて一定の形状に膨張保形され、該主体1の
内面は入浴者の臀部以外に接肌することがなく、
又、発汗により主体内面に露結、滴化する水滴
は、主体側面及び前部の傾斜面に沿つて流下し、
体面に落下することがないから、入浴者に不快感
を与えることなく、庫内の活発な熱風の還流によ
つて発汗効率を促進し、以つて充分なサウナ効果
が得られるものである。
以上詳述したように、本案簡易サウナはその椅
子5を主体1外部に位置せしめたことにより、上
記椅子が熱風や入浴者の肌に直接触れることがな
いので、その材質は従来のこの種サウナには使用
し得なかつた金属、プラスチツク等を含む任意な
材料が選択できる上、主体の内容積を有効に縮少
したものであるから、それが上述の椅子5の外設
によつて得られる吸熱物の削除と相俟つて、在来
の簡易サウナに比べ内部の熱効率を著しく高め得
るなど、生産原価並びに消費エネルギーの合理的
節減に優れた経済的効果を齎らすものである。
更に本案は、その主体1に保形用枠材を一切使
用しないから、入浴後はその主体を簡単に小さく
折畳んで保管することが出来、特に第3図に示し
た函型椅子5であれば、その収納部5に上記主
体1を収容することにより、そのまま通常の家庭
用椅子として利用できるなど、その保管が一層有
利となるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案簡易サウナの中心部縦断面図、第
2図は主体の斜視図であり、又第3図は函型椅子
の一例を一部切欠して示す斜視図である。 尚、図中1……主体、2……出入口、3……挿
首部、4……挿入孔、5……椅子、5′……座台、
6……熱風フアン、7……止具。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. サウナ主体を構成する軽量無通気性の断熱生地
    によつて縫製された外被の前面に40゜〜60゜の傾斜
    を附し、かつ開閉自在な出入口を設けて、その上
    端を挿首部とし、更に上記主体の一部に熱風フア
    ンを装脱可能にした熱風膨張保形式のボツクス型
    簡易サウナにおいて、上記外被の背面を〓形に縫
    製した上、該背部に止着される椅子の座台に熱風
    フアンを一体に装置して、該熱風フアンの送風口
    がサウナ主体の背面下方に嵌着可能にしたことを
    特徴とする簡易サウナ。
JP9789380U 1980-07-10 1980-07-10 Expired JPS6340992Y2 (ja)

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JP9789380U JPS6340992Y2 (ja) 1980-07-10 1980-07-10

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JP9789380U JPS6340992Y2 (ja) 1980-07-10 1980-07-10

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JPS5721334U JPS5721334U (ja) 1982-02-03
JPS6340992Y2 true JPS6340992Y2 (ja) 1988-10-26

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ID=29459647

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5825137U (ja) * 1982-07-31 1983-02-17 杉山 賢一 腰かけ兼用加熱送風器

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JPS5721334U (ja) 1982-02-03

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