JPS6132420B2 - - Google Patents

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JPS6132420B2
JPS6132420B2 JP2472681A JP2472681A JPS6132420B2 JP S6132420 B2 JPS6132420 B2 JP S6132420B2 JP 2472681 A JP2472681 A JP 2472681A JP 2472681 A JP2472681 A JP 2472681A JP S6132420 B2 JPS6132420 B2 JP S6132420B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
knitting
knitted
finger
course
stitch
Prior art date
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Expired
Application number
JP2472681A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57139540A (en
Inventor
Masahiro Shima
Masahiro Yabuta
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shima Idea Center Co Ltd
Original Assignee
Shima Idea Center Co Ltd
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Publication date
Application filed by Shima Idea Center Co Ltd filed Critical Shima Idea Center Co Ltd
Priority to JP2472681A priority Critical patent/JPS57139540A/ja
Publication of JPS57139540A publication Critical patent/JPS57139540A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、第1図に示してあるような、小指
1と薬指2間の指又部Aが薬指2と中指3間及び
中指3と人差指4間の各指又部B,Cよりも一段
深く喰い込んだ手袋の編成方法に関するものであ
る。
このような手袋は、これを上記各指又部A・
B・Cが横一線に並んだ手袋に比べると、各指又
部分A〜Cが人間の手の指又部に夫々よくフイツ
トするので、はき心地がよい。ところで、従来方
法では、メリヤス手袋を、指又部に孔があかない
よう、これを機械的に編成するためには、普通抑
糸杆(俗にカミソリと称するもの)が用いられて
おり、この抑糸杆でもつて先に編成せる指袋の、
次に編成する指袋に近い側の2〜3目の編目を抑
えた状態において、先の編目がかかつた編針を次
の指袋の編成時にも作用させて、次の指袋の編成
を行わせている。
したがつて、このような抑糸杆を用いて上記し
たような構造(第1図)の指又部を編成するため
には、第1図に鎖線で示してあるような、その作
用方向が互に対向せしめられた一対の抑糸溝1
0・10′を有する抑糸杆11を用い、指袋は、
これを薬指2から編み始め、一方の抑糸溝10を
各指又部B・Cにおいて、先に編成せる指袋に左
から作用させつつ、中指3人差指43本胴5の順
に編成し、次に小指1を編成するに際しては、他
方の抑糸溝10′を指又部Aにおいて3本胴側に
右から作用させて、小指1を編成し、続いて4本
胴6を編成し、次に拇指7を編成する際には、再
び抑糸溝10を左から4本胴6に作用させて、拇
指7を編成し、そして5本胴8を編成しなければ
ならなかつた。
したがつて、このような方法では、抑糸杆11
が大きくなり過ぎ、またこれを大きく左右に摺動
変位させなければならないので、手袋編機の構造
が通常の編機(各指又部A・B・Cが各一線に並
ぶもの)に比較すると、大型化しまた複雑になる
ので、コスト高になるといつた問題があつた。
この発明は、手袋の編成時に、一定の編針を作
用位置に保つか否かといつた、簡単な方法によつ
て、上記したような形状の指又部Aを有するメリ
ヤス手袋を、小指1と薬指2間に孔があかないよ
う編成できる、新規な編成方法を提供しようとす
るものであつて、その要旨とするところは、横編
機により、4本の指袋を小指側から順次編成し、
次に薬指中指及び人差指に続けて3本胴を編成
し、次に、小指と3本胴に続けて4本胴を編成
し、しかる後残部を編成する手袋の編成方法であ
つて、前記薬指及び3本胴を、小指袋の編終端が
掛つている編針を使用することなく編成した上
で、3本胴の編終端側の少くとも1コース以上任
意数の周回コースを、各コース毎に、小指袋の編
終端の指又部側がかかつている前後の編針の任意
のものに増目して編成し、しかる後4本胴の編成
に移ること、を特徴とする手袋の編成方法にあ
る。
実施例を第2図以下について説明すると、この
発明の方法では、4本の前記指袋1,2,3,4
は、これを、小指1側から編成する。また抑糸杆
11は、一方の抑糸溝10のみを備えているもの
があれば、足りるのであつて、先づ小指1側から
編成するのであるが、小指用の編針群aによつて
小指1の指袋の編成を終り、薬指2の編成に移る
に際しては、従来方法のように抑糸杆11を小指
1の指袋の編終り端に作用させることなく、薬指
2の指袋は、小指1の編成に使用した編針群a
は、これを休止位置に保つて、それを使用するこ
となく、それに隣接する所要枚の薬指2用の編針
群bのみを使用して、薬指2の指袋を編成するの
である。
以下薬指2から人差指4までの間は、各指又部
B・Cにおいて、抑糸杆11を作用させ、各編針
群b・c・dを、夫々前後の針床において一部
(2〜3目)宛重複させながら、各指袋3,4を
編成し、次に薬指2から人差指4までの各指袋が
掛つた編針群b・c・dを使用して、3本胴5を
編成し、しかる後、4本胴6の編成に移るのであ
るが、この発明にしたがつた編成方法では、前記
3本胴5を、薬指2に続け、小指1用の編針群a
を使用することなく、その編終端近くまで編成し
た上で、3本胴5の編終端側の最後の1乃至数コ
ース(2〜3コース)の周回コースに到つて、は
じめて、例えば第3図のように編成するのであ
る。
すなわち、この第3図に示した実施例では、最
終回の周回コース22と、その一つ前の周回コー
ス21を、先づ周回コース21においては、前記
小指1の指袋の最終コースの編目L1がかかつて
いる前側の針床上の編針aのうち、指又部Aに最
も近い編針Faを作用位置にもたらして、該周回
コース21を、第4図―2に示す如く、3本胴5
の他の周回コース20(第4図―1)に比し、1
目増目編成L′2して、該コース21の編糸にて、
指又部Aに、掌側の編目L′2から甲側の編目L1
繋がる渡り糸21aを形成せしめ、最終回の周回
コース22においては、前記小指1の指袋の最終
コースの編目L1がかかつている後側の針床上の
編針aのうち、指又部Aに最も近い編針Raを作
用位置にもたらして、該周回コース22を、前コ
ース21同様に、他の周回コース20に比し1目
増目編成L″2して、(第4図―3)、該コース22
の編糸にて、指又部Aに、掌側の編目L1から甲
側の編目L2に繋がる渡り糸22aを形成せしめ
るのである。
なお、この実施例では、上記せる如き3本胴5
の編成に続く4本胴6の最初の周回コース30に
おいて、上記指又部Aで、往コース30の編糸
を、反対側の(前側の針床上の)編針Faにかか
つた前記増編目L′2に1目タツクせしめてある。
他の実施例においては、このタツク30aは、こ
れを2目行つてもよく、また復コース30の編糸
を往コース30によつて形成された編目にタツク
せしめてもよく、更に他の実施例においては、4
本胴6の最初の周回コース30において、このよ
うなタツクを行わなくてもよいことも、言うまで
もない。また、上記実施例では、3本胴5の編み
終り端側における最終の2周回コース21,22
において、該コースを各1目宛増目L′2・L″2せる
例を示したが、他の実施例においては、最終の3
周回コース21,22,23において、初めの2
周回コース21,22を夫々上記実施例の周回コ
ース21,22同様に1目宛L′2・L″2増目し、残
る最周コース23を、第5図に示す如く、前後の
編針Fa,Raにも作用させて、2目増目編成L
・L〓し、該コース23の編糸によつても指
又部Aに渡り糸23aを形成せしめてもよい。
以上、この発明に係るメリヤス手袋の編成方法
を、いくつかの実施例をあげて説明したが、上記
各実施例における3本胴の編終り端側における数
コースの編成方法は、上記実施例に限定されるも
のではないのであつて、前記したような各周回コ
ース21,22,23は、その順序を適当に入れ
替えて実施してもよい。
以上の通りであるから、この発明にしたがえ
ば、小指1の基端部と3本胴5の基端部間、つま
り薬指2間の指又部Aが、薬指2と中指3間の指
又部Bよりも一段深く喰い込んだ手袋を、抑糸溝
10が一個しかない抑糸杆を有する横編機によつ
て、編成しても、指又部に孔があかない手袋を編
成できるのであつて、冒頭に述べた課題を解決で
きるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はメリヤス手袋と従来方法の実施に必要
な抑糸杆の関係を示した模式図、第2図はメリヤ
ス手袋と本発明の方法の実施に必要な抑糸杆と針
立てを示した模式図、第3図は本発明にしたがつ
て編成されたメリヤス手袋の指又部の編組織図、
第4図は同編成図、第5図は他の実施例を示した
編成図である。 1…小指、2…薬指、3…中指、4…人差指、
5…3本胴、6…4本胴、21,22,23…3
本胴の編終端側の周回コース、Fa…小指用の前
側の編針、Ra…小指用の後側の編針、L′2
L″2・L・L〓…増目、A…指又部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 横編機により、4本の指袋を小指側から順次
    編成し、次に、薬指中指及び人差指に続けて3本
    胴を編成し、次に、小指と3本胴に続けて4本胴
    を編成し、しかる後残部を編成する手袋の編成方
    法であつて、前記薬指及び3本胴を、小指袋の編
    終端が掛つている編針を使用することなく編成し
    た上で、3本胴の編終端側の少くとも1コース以
    上任意数の周回コースを、各コース毎に、小指袋
    の編終端の指又部側がかかつている前後の編針の
    任意のものに増目して編成し、しかる後4本胴の
    編成に移ること、を特徴とする手袋の編成方法。 2 前記3本胴の編終端側の2回の周回コースに
    おいて、各周回コース毎に、小指袋の編終端の指
    又部側が掛つている前後2本の編針のうち、互に
    異る編針を選択して、各1目宛増目編成する、特
    許請求の範囲第1項に記載の方法。 3 前記3本胴の編終端側の3回の周回コースに
    おいて、初めの2回の周回コースにおいては、各
    周回コース毎に、小指袋の編終端の指又部側が掛
    つている前後2本の編針のうち、互に異る編針を
    選択して各1目宛増目編成し、最終の周回コース
    においては、上記2本の編針を選択して2目増目
    編成する、特許請求の範囲第1項に記載の方法。 4 前記4本胴の最初の周回コースにおいて、小
    指袋と3本胴の指又部で、該コースの編糸を、1
    目又は2目、反対側の針床上の編針にタツクせし
    める、特許請求の範囲第1項ないし第3項の何れ
    かに記載の方法。
JP2472681A 1981-02-20 1981-02-20 Knitting of knitted glove Granted JPS57139540A (en)

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JPS57139540A JPS57139540A (en) 1982-08-28
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002052966A1 (fr) * 2000-12-27 2002-07-11 Shima Seiki Mfg.,Ltd. Gant tricote
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