JPS6132072Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6132072Y2 JPS6132072Y2 JP1981123332U JP12333281U JPS6132072Y2 JP S6132072 Y2 JPS6132072 Y2 JP S6132072Y2 JP 1981123332 U JP1981123332 U JP 1981123332U JP 12333281 U JP12333281 U JP 12333281U JP S6132072 Y2 JPS6132072 Y2 JP S6132072Y2
- Authority
- JP
- Japan
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- roller
- door body
- door
- rollers
- earthquake
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 3
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 2
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 2
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E06—DOORS, WINDOWS, SHUTTERS, OR ROLLER BLINDS IN GENERAL; LADDERS
- E06B—FIXED OR MOVABLE CLOSURES FOR OPENINGS IN BUILDINGS, VEHICLES, FENCES OR LIKE ENCLOSURES IN GENERAL, e.g. DOORS, WINDOWS, BLINDS, GATES
- E06B7/00—Special arrangements or measures in connection with doors or windows
- E06B7/28—Other arrangements on doors or windows, e.g. door-plates, windows adapted to carry plants, hooks for window cleaners
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E04—BUILDING
- E04H—BUILDINGS OR LIKE STRUCTURES FOR PARTICULAR PURPOSES; SWIMMING OR SPLASH BATHS OR POOLS; MASTS; FENCING; TENTS OR CANOPIES, IN GENERAL
- E04H9/00—Buildings, groups of buildings or shelters adapted to withstand or provide protection against abnormal external influences, e.g. war-like action, earthquake or extreme climate
- E04H9/02—Buildings, groups of buildings or shelters adapted to withstand or provide protection against abnormal external influences, e.g. war-like action, earthquake or extreme climate withstanding earthquake or sinking of ground
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E05—LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
- E05F—DEVICES FOR MOVING WINGS INTO OPEN OR CLOSED POSITION; CHECKS FOR WINGS; WING FITTINGS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, CONCERNED WITH THE FUNCTIONING OF THE WING
- E05F7/00—Accessories for wings not provided for in other groups of this subclass
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E05—LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
- E05Y—INDEXING SCHEME RELATING TO HINGES OR OTHER SUSPENSION DEVICES FOR DOORS, WINDOWS OR WINGS AND DEVICES FOR MOVING WINGS INTO OPEN OR CLOSED POSITION, CHECKS FOR WINGS AND WING FITTINGS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, CONCERNED WITH THE FUNCTIONING OF THE WING
- E05Y2900/00—Application of doors, windows, wings or fittings thereof
- E05Y2900/10—Application of doors, windows, wings or fittings thereof for buildings or parts thereof
- E05Y2900/13—Application of doors, windows, wings or fittings thereof for buildings or parts thereof characterised by the type of wing
- E05Y2900/132—Doors
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はドアの耐震装置に関するものである。
例えばマンシヨン・ホテル・ビル内の事務所等
では、それが高層の場合には出入口や非常口が地
震発生時に唯一の避難口となる。しかるに従来の
それらのドアでは、地震による振動荷重等により
第１図、第２図で示すようにドア枠の対角が変形
し、そのためドア本体が枠と当接して荷重を受け
開閉できなくなつたり、あるいはドアの錠前もラ
ツチがラツチ受けと当接して荷重が加わりノブが
回動しなくなつてしまう。それゆえ、上記マンシ
ヨン等では地震発生時に唯一の避難口ともいえる
出入口のドアが開閉できず、脱出できない事態が
発生し問題となつている。
では、それが高層の場合には出入口や非常口が地
震発生時に唯一の避難口となる。しかるに従来の
それらのドアでは、地震による振動荷重等により
第１図、第２図で示すようにドア枠の対角が変形
し、そのためドア本体が枠と当接して荷重を受け
開閉できなくなつたり、あるいはドアの錠前もラ
ツチがラツチ受けと当接して荷重が加わりノブが
回動しなくなつてしまう。それゆえ、上記マンシ
ヨン等では地震発生時に唯一の避難口ともいえる
出入口のドアが開閉できず、脱出できない事態が
発生し問題となつている。
そこで、例えばサツシメーカーから耐震性のス
チール製ドアも提案されているが、新設のマンシ
ヨン等で採用することは容易であつても、数多く
の既設のマンシヨン等ではそれを取付けるのに大
がかりな工事が必要であり、また費用もかなり高
くつく等で、それが普及する上で問題点がある。
チール製ドアも提案されているが、新設のマンシ
ヨン等で採用することは容易であつても、数多く
の既設のマンシヨン等ではそれを取付けるのに大
がかりな工事が必要であり、また費用もかなり高
くつく等で、それが普及する上で問題点がある。
本考案はドアの耐震装置に関し、上記した問題
点を解決しようとするものである。即ち、その目
的とするところは、地震発生時にも出入口等のド
アの開閉が支障なく行えることは勿論のこと、新
設のドアに限らず既設のドアにも容易・迅速に取
付可能で、また錠前も特殊なものにする必要な
く、しかも安価で広く普及させられるような、ド
アの耐震装置を提供しようとするものである。
点を解決しようとするものである。即ち、その目
的とするところは、地震発生時にも出入口等のド
アの開閉が支障なく行えることは勿論のこと、新
設のドアに限らず既設のドアにも容易・迅速に取
付可能で、また錠前も特殊なものにする必要な
く、しかも安価で広く普及させられるような、ド
アの耐震装置を提供しようとするものである。
以下に本考案を図示実施例によつて説明する。
１は既存のドア本体、２はドア枠で、ドア本体
１は内側からみて左側にヒンジのある外開きのも
のである。Ａがこのドアの耐震装置で、ドアの施
錠側（ヒンジ側と反対側）の上角部に取付けてあ
り、本装置Ａは装置本体３とローラ受板１６とか
らなる。装置本体３は４角状の垂直基板５に、前
記ドア本体１の上角部に対応する角部寄りに取付
主ボルト６用の雌ネジ孔７を形成し、その側部の
上部寄りに縦方向に平行状のローラ軸支部８を突
設して、縦方向に可回転な縦ローラ９を上部へや
や突出する如く軸１０支させるとともに、前記雌
ネジ孔７の下部で側部寄りに横方向に平行状のロ
ーラ軸支部１１を突設して、横方向に可回転な横
ローラ１２をやや側方へ突出する如く軸１３支さ
せてある。なお上記両ローラ９，１２は玉やコロ
の無い滑り面軸受けを用いる。１４は取付ボルト
１５用の雌ネジ孔で、前記取付主ボルト用の雌ネ
ジ孔７に対向する角部寄りに２個形成してある。
１は内側からみて左側にヒンジのある外開きのも
のである。Ａがこのドアの耐震装置で、ドアの施
錠側（ヒンジ側と反対側）の上角部に取付けてあ
り、本装置Ａは装置本体３とローラ受板１６とか
らなる。装置本体３は４角状の垂直基板５に、前
記ドア本体１の上角部に対応する角部寄りに取付
主ボルト６用の雌ネジ孔７を形成し、その側部の
上部寄りに縦方向に平行状のローラ軸支部８を突
設して、縦方向に可回転な縦ローラ９を上部へや
や突出する如く軸１０支させるとともに、前記雌
ネジ孔７の下部で側部寄りに横方向に平行状のロ
ーラ軸支部１１を突設して、横方向に可回転な横
ローラ１２をやや側方へ突出する如く軸１３支さ
せてある。なお上記両ローラ９，１２は玉やコロ
の無い滑り面軸受けを用いる。１４は取付ボルト
１５用の雌ネジ孔で、前記取付主ボルト用の雌ネ
ジ孔７に対向する角部寄りに２個形成してある。
１６はローラ受板で、〓形に屈曲した厚板で形
成し、その下面を縦ローラ用受面１７とするとと
もにそれに隣接す側面を横ローラ用受面１８と
し、かつ各々にローラへの抵抗を少くす傾斜面１
９，２０を形成してあり、２１は取付用孔でドア
枠２へ取付けるボルト２２のためのものである。
成し、その下面を縦ローラ用受面１７とするとと
もにそれに隣接す側面を横ローラ用受面１８と
し、かつ各々にローラへの抵抗を少くす傾斜面１
９，２０を形成してあり、２１は取付用孔でドア
枠２へ取付けるボルト２２のためのものである。
２３は取付補助板で、前記基板５とドア本体１
面との間に介装するため基板５とほぼ同一の大き
さをしており、前記取付主ボルト用の雌ネジ孔７
に対応する孔２４および取付主ボルト用の雌ネジ
孔１４に対応す雌ネジ孔２５と、それ自身のドア
本体１面への取付ボルト２６のための取付用孔２
７を有し、かつローラ９，１２のない側縁（第４
図で左側縁）と下縁に、基板５の端縁を受ける折
返し縁２８，２９を各々形成してある。３０は取
付補強板で、前記取付主ボルト６の頭部をドア本
体１の外面で受けるためのものである。３１は装
置本体のカバーで、ローラ９，１２のある上部お
よび側部が開口してあり、該カバー３１と基板５
の縁部との間の凹凸部で係止可能としてある。
面との間に介装するため基板５とほぼ同一の大き
さをしており、前記取付主ボルト用の雌ネジ孔７
に対応する孔２４および取付主ボルト用の雌ネジ
孔１４に対応す雌ネジ孔２５と、それ自身のドア
本体１面への取付ボルト２６のための取付用孔２
７を有し、かつローラ９，１２のない側縁（第４
図で左側縁）と下縁に、基板５の端縁を受ける折
返し縁２８，２９を各々形成してある。３０は取
付補強板で、前記取付主ボルト６の頭部をドア本
体１の外面で受けるためのものである。３１は装
置本体のカバーで、ローラ９，１２のある上部お
よび側部が開口してあり、該カバー３１と基板５
の縁部との間の凹凸部で係止可能としてある。
次に本考案の取付状態・作用・効果を上記実施
例によつて説明する。
例によつて説明する。
まず、この耐震装置Ａを既設のドアに取付ける
には、ドア本体１が外開きの場合は開き方向と反
対面である内面でかつ施錠側の上角部に対応する
ドア枠２の上角部に、〓形のローラ受板１６を取
付ボルト２２にて装着する。この場合、ローラ受
板１６の傾斜面１９，２０はドア本体１の開き方
向側、限ち室外側になる如くし、またローラ受板
１６がドア本体１を完全に閉止する上で障害とな
らぬように取付ける。そして装置本体３を前記の
如くドア本体１の開き方向と反対面であドア本体
１内面の前記上角部に装着するが、それにはドア
本体１に取付主ボルト用孔３２，３２を形成する
とともに、取付補助板２３用の取付雌ネジ孔２７
を形成して、まずこの取付補助板２３を取付ボル
ト２６により装着する。次に装置本体３の基板５
を補助板２３に重ねて、取付主ボルト６をドア本
体１の外側から各孔３２，３２，２４，７を介し
て通挿して内側からナツト３３を螺装して締付け
るとともに、基板５の取付用孔１４から補助板２
３の雌ネジ孔２５およびドア本体に形成の雌ネジ
孔３４に取付ボルト１５を螺装して装置本体３を
ドア本体１に装着する。この場合、、装置本体３
の縦ローラ９・横ローラ１２がローラ受板１６の
各ローラ受面１７，１８と通常時には接触せぬよ
うに、1.5mm程度の間隙ｓ，ｔを有するように取
付けておく。最後に、前記カバー３１を各ローラ
９，１２を突出した状態で装置本体Ａに装置すれ
ば取付工事が完了する。
には、ドア本体１が外開きの場合は開き方向と反
対面である内面でかつ施錠側の上角部に対応する
ドア枠２の上角部に、〓形のローラ受板１６を取
付ボルト２２にて装着する。この場合、ローラ受
板１６の傾斜面１９，２０はドア本体１の開き方
向側、限ち室外側になる如くし、またローラ受板
１６がドア本体１を完全に閉止する上で障害とな
らぬように取付ける。そして装置本体３を前記の
如くドア本体１の開き方向と反対面であドア本体
１内面の前記上角部に装着するが、それにはドア
本体１に取付主ボルト用孔３２，３２を形成する
とともに、取付補助板２３用の取付雌ネジ孔２７
を形成して、まずこの取付補助板２３を取付ボル
ト２６により装着する。次に装置本体３の基板５
を補助板２３に重ねて、取付主ボルト６をドア本
体１の外側から各孔３２，３２，２４，７を介し
て通挿して内側からナツト３３を螺装して締付け
るとともに、基板５の取付用孔１４から補助板２
３の雌ネジ孔２５およびドア本体に形成の雌ネジ
孔３４に取付ボルト１５を螺装して装置本体３を
ドア本体１に装着する。この場合、、装置本体３
の縦ローラ９・横ローラ１２がローラ受板１６の
各ローラ受面１７，１８と通常時には接触せぬよ
うに、1.5mm程度の間隙ｓ，ｔを有するように取
付けておく。最後に、前記カバー３１を各ローラ
９，１２を突出した状態で装置本体Ａに装置すれ
ば取付工事が完了する。
そして地震発生時には、それに伴なう振動・荷
重等によりドア枠２′は第１図・第２図で示すよ
うに変形しようとし、通常のドアではドア本体
１′は枠２′と当つて荷重が加わり、開閉できなく
なり、また錠前３５のラツチもラツチ受けに当た
つて荷重を受け、ノブが回動できずドア本体１′
が開閉できなくなる。しかし本耐震装置Ａをドア
に取付けてあれば、地震によ振動・荷重により第
１図のようにドア本体１の施錠側のドア枠２の上
部が下方に変形しようとしても、それを本装置Ａ
の縦ローラ９がローラ受板１６の受面１７を介し
て支承する。それゆえ、ドア枠２の全体としての
変形が阻止されるとともに、ドア枠２に当接して
いるのがローラ９であるため、ドア本体１を開く
場合にローラ９が回動するので、ドア本体１を容
易に開くことができる。同様に、第２図のように
ドア本体１の施錠側でドア枠２の側上部がドア本
体側へ変形しようとしても、それを本装置Ａの横
ローラ１２がローラ受板１６の受面１８を介して
支持する。それゆえ、ドア枠２の全体としての変
形が阻止されるとともに、ドア本体１を開く場合
にローラ１２が回動するのでドア本体１を容易に
開くことができる。しかも上記いずれの場合も、
ドア枠２の変形が阻止されているので、錠前のラ
ツチにはラツチ受けからの荷重が加わらず、ノブ
の回動はスムーズであり錠前の不都合でドア本体
１が開閉不能になることもない。
重等によりドア枠２′は第１図・第２図で示すよ
うに変形しようとし、通常のドアではドア本体
１′は枠２′と当つて荷重が加わり、開閉できなく
なり、また錠前３５のラツチもラツチ受けに当た
つて荷重を受け、ノブが回動できずドア本体１′
が開閉できなくなる。しかし本耐震装置Ａをドア
に取付けてあれば、地震によ振動・荷重により第
１図のようにドア本体１の施錠側のドア枠２の上
部が下方に変形しようとしても、それを本装置Ａ
の縦ローラ９がローラ受板１６の受面１７を介し
て支承する。それゆえ、ドア枠２の全体としての
変形が阻止されるとともに、ドア枠２に当接して
いるのがローラ９であるため、ドア本体１を開く
場合にローラ９が回動するので、ドア本体１を容
易に開くことができる。同様に、第２図のように
ドア本体１の施錠側でドア枠２の側上部がドア本
体側へ変形しようとしても、それを本装置Ａの横
ローラ１２がローラ受板１６の受面１８を介して
支持する。それゆえ、ドア枠２の全体としての変
形が阻止されるとともに、ドア本体１を開く場合
にローラ１２が回動するのでドア本体１を容易に
開くことができる。しかも上記いずれの場合も、
ドア枠２の変形が阻止されているので、錠前のラ
ツチにはラツチ受けからの荷重が加わらず、ノブ
の回動はスムーズであり錠前の不都合でドア本体
１が開閉不能になることもない。
なお上記実施例では、ドア本体１は外開きであ
つたので、本装置Ａの装置本体３はドア本体１の
開き方向と反対面である内面に取付けたが、内開
きのドアであれば同様に開き方向と反対面である
ドア本体１の外面に取付ければよい。またローラ
の数は、縦横各１個に限らず各々２個以上として
もよい。装置本体３のドア本体１への取付手段
は、上記実施例に限られず容易かつ強固に取付け
られるなら他の手段によつてもよく、また新設の
ドアでは意匠的な工夫をこらすことが容易であ
る。
つたので、本装置Ａの装置本体３はドア本体１の
開き方向と反対面である内面に取付けたが、内開
きのドアであれば同様に開き方向と反対面である
ドア本体１の外面に取付ければよい。またローラ
の数は、縦横各１個に限らず各々２個以上として
もよい。装置本体３のドア本体１への取付手段
は、上記実施例に限られず容易かつ強固に取付け
られるなら他の手段によつてもよく、また新設の
ドアでは意匠的な工夫をこらすことが容易であ
る。
さらに、第６図および第７図は別の実施例を示
し、本装置Ａのドア本体１への取付手段を少し変
更したものである。即ち、３６はナツト部材で、
座板３７の側方にドア本体１の厚さにほぼ等しい
長さの筒状ナツト部３８を突設してあり、この筒
状ナツト部３８をドア本体１の外側からドア本体
１内へ挿入してある。３９は取付主ボルトで、装
置本体１の垂直基板５の上部寄りとそれに対向す
る角部寄りに形成の孔４０からドア本体１内に挿
入し、前記ナツト部３８に螺装させてある。それ
は取付けを容易にするためと、本装置Ａを取付け
た部分のドア本体１の厚さ方向の強度を補強する
ためである。なお各ローラ９，１２の軸支部８，
１１は、先の実施例のものよりも室内方向に少し
長めに形成して、ローラ９，１２の位置を後退さ
せてある。これは、ローラ９，１２がローラ受板
１６へ接触する場合の接触点を、少し後退させた
ものである。
し、本装置Ａのドア本体１への取付手段を少し変
更したものである。即ち、３６はナツト部材で、
座板３７の側方にドア本体１の厚さにほぼ等しい
長さの筒状ナツト部３８を突設してあり、この筒
状ナツト部３８をドア本体１の外側からドア本体
１内へ挿入してある。３９は取付主ボルトで、装
置本体１の垂直基板５の上部寄りとそれに対向す
る角部寄りに形成の孔４０からドア本体１内に挿
入し、前記ナツト部３８に螺装させてある。それ
は取付けを容易にするためと、本装置Ａを取付け
た部分のドア本体１の厚さ方向の強度を補強する
ためである。なお各ローラ９，１２の軸支部８，
１１は、先の実施例のものよりも室内方向に少し
長めに形成して、ローラ９，１２の位置を後退さ
せてある。これは、ローラ９，１２がローラ受板
１６へ接触する場合の接触点を、少し後退させた
ものである。
以上で明かな如く、本考案に係るドアの耐震装
置によれば、地震発生時にドア枠の変形を阻止す
るとともに、縦・横の各ローラの回動によりドア
本体の開閉が支障なく行えるし、かつ錠前に荷重
が加わることも防止されるので特殊な錠前を用い
る必要がなく、しかも新設のドアには勿論のこと
既設のドアにも簡単な工事で安価に取付けること
ができる。したがつて、マンシヨンその他の出入
口や非常口のドアの耐震装置として、有効でかつ
広く普及可能なものである。
置によれば、地震発生時にドア枠の変形を阻止す
るとともに、縦・横の各ローラの回動によりドア
本体の開閉が支障なく行えるし、かつ錠前に荷重
が加わることも防止されるので特殊な錠前を用い
る必要がなく、しかも新設のドアには勿論のこと
既設のドアにも簡単な工事で安価に取付けること
ができる。したがつて、マンシヨンその他の出入
口や非常口のドアの耐震装置として、有効でかつ
広く普及可能なものである。
第１図および第２図は地震によるドア枠の変形
状態を誇張して示す概略正面図、第３図は本装置
の分解斜視図、第４図は本装置を取付けた状態の
正面図、第５図は同じく取付け時の一部縦断左側
面面図、第６図は実施例の取付状態の正面図、第
７図は第６図のものの一部縦断左側面図である。 図面符号、Ａ……耐震装置、１……ドア本体、
２……ドア枠、３……装置本体、５……基板、９
……縦ローラ、１２……横ローラ、１６……ロー
ラ受板、１７，１８……受面。
状態を誇張して示す概略正面図、第３図は本装置
の分解斜視図、第４図は本装置を取付けた状態の
正面図、第５図は同じく取付け時の一部縦断左側
面面図、第６図は実施例の取付状態の正面図、第
７図は第６図のものの一部縦断左側面図である。 図面符号、Ａ……耐震装置、１……ドア本体、
２……ドア枠、３……装置本体、５……基板、９
……縦ローラ、１２……横ローラ、１６……ロー
ラ受板、１７，１８……受面。
Claims (1)
- 装置本体３とローラ受板１６とからなり、装置
本体３は、ドア本体１の開き方向の反対面で施錠
側の上角部に取付可能な基板５に、縦方向に可回
転な縦ローラ９をやや上方に突出する如く設ける
とともに、横方向に可回転な横ローラ１２をやや
側方に突出する如く設け、他方ローラ受板１６
は、前記装置本体３に対応するドア枠２の上角部
に取付可能で、各ローラ９，１２の受面１７，１
８を有し、この両者３，１６を通常時にはローラ
９，１２と受面１７，１８とが接触せぬように取
付けてなる、ドアの耐震装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1981123332U JPS5827476U (ja) | 1981-08-19 | 1981-08-19 | ドアの耐震装置 |
| US06/409,536 US4406087A (en) | 1981-08-19 | 1982-08-19 | Aseismatic device for doors |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1981123332U JPS5827476U (ja) | 1981-08-19 | 1981-08-19 | ドアの耐震装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5827476U JPS5827476U (ja) | 1983-02-22 |
| JPS6132072Y2 true JPS6132072Y2 (ja) | 1986-09-18 |
Family
ID=14857933
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1981123332U Granted JPS5827476U (ja) | 1981-08-19 | 1981-08-19 | ドアの耐震装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4406087A (ja) |
| JP (1) | JPS5827476U (ja) |
Families Citing this family (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4860676A (en) * | 1987-05-11 | 1989-08-29 | Morimoto Mfg. Co., Ltd. | Waistband sew-in device |
| DE4227634A1 (de) * | 1992-08-18 | 1994-02-24 | Siemens Ag | Tür für einen Schaltschrank mit einem an der Innenseite anzubringenden Rahmen |
| US5551197A (en) | 1993-09-30 | 1996-09-03 | Donnelly Corporation | Flush-mounted articulated/hinged window assembly |
| US7838115B2 (en) | 1995-04-11 | 2010-11-23 | Magna Mirrors Of America, Inc. | Method for manufacturing an articulatable vehicular window assembly |
| US8335695B2 (en) * | 2007-11-16 | 2012-12-18 | Express Scripts, Inc. | Pharmaceutical pricing method |
| DE202007018220U1 (de) * | 2007-12-31 | 2008-03-27 | KL-Beschläge Karl Loggen GmbH | Vorrichtung mit einem Bauelement und einer Montageeinheit |
| KR20100019616A (ko) * | 2008-08-11 | 2010-02-19 | 삼성전자주식회사 | 냉장고 |
| DE102016224383A1 (de) * | 2016-12-07 | 2018-06-07 | BSH Hausgeräte GmbH | Verfahren zum Einstellen einer Position einer Tür eines Haushaltskältegeräts sowie Haushaltskältegerät |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US2739341A (en) * | 1953-03-04 | 1956-03-27 | Francis E Malcolm | Door buffer |
| JPS5531185Y2 (ja) * | 1975-08-18 | 1980-07-24 |
-
1981
- 1981-08-19 JP JP1981123332U patent/JPS5827476U/ja active Granted
-
1982
- 1982-08-19 US US06/409,536 patent/US4406087A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5827476U (ja) | 1983-02-22 |
| US4406087A (en) | 1983-09-27 |
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