JPS6131742A - 農用トラクタのミツシヨン構造 - Google Patents

農用トラクタのミツシヨン構造

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JPS6131742A
JPS6131742A JP15490584A JP15490584A JPS6131742A JP S6131742 A JPS6131742 A JP S6131742A JP 15490584 A JP15490584 A JP 15490584A JP 15490584 A JP15490584 A JP 15490584A JP S6131742 A JPS6131742 A JP S6131742A
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JP
Japan
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transmission
shaft
pto
gear
transmission shaft
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JP15490584A
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English (en)
Inventor
Shozo Ishimori
正三 石森
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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Publication of JPS6131742A publication Critical patent/JPS6131742A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はエンジンからの動力を変速部より伝動上手側に
配設された、伝動トルクが比較的小さな正逆伝動用油圧
クラッチの択一作動によって変速し、走行用伝動軸に伝
達する走行系と、この走行系に対して独立した状態で動
力取出し可能なPTO系とを備えた農用トラクタのミッ
ション構造に関する。
〔従来の技術〕
従来のこの種のミッション構造においては、第5図にそ
の概略構成を示すように、エンジン(01)からの出力
を上下に並設された正逆伝動用油圧クラッチ(014A
) 、、(014B)を介シテ、ミッションケース最上
部で後輪デフ機構(09A)近傍まで延設された走行伝
動軸に伝達するように、かつ、ミッションケース下部に
後方P T O軸(048)と連動連結されたPTO伝
動軸(040)を配設して走行系と独立して動力伝達可
能に構成していた。(例えば特開昭58−78829号
公報)〔発明が解決しようとする問題点〕 しかし乍ら、正逆伝動用の二つの油圧クラッチが上下に
配設されている点と、ギヤ式変速機構を併設する必要が
ある走行系伝動軸がミッションケースの最上部に配設さ
れている2点とによって、ミッションケース上面形状が
凹凸の激しいものになり、ミッションケース上面に位置
する座席廻りのステップが確保しにくがった。
本発明の目的は構成部品の“合理的な配置構成によって
、ミッションケース自体のコンパクト化を図り、前記ス
テップとして十分な面積が確保できるものを提供する点
にある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明による特徴構成はミッションケースの前部最上部
に設けた入力軸と、その下方に設けた回転軸との間に、
正転伝動用油圧クラッチと逆転伝動用油圧クラッチの択
一作動によって回転軸を正逆転切換え駆動する前後進切
換え機構を設け、ミッションケースの前後中間部には前
記回転軸の正逆転出力を受ける走行用ギヤ変速機構を設
けると共に、この変速機構の最終変速軸と、ミッション
ケース後部の後輪用デフ機構及びミッションケース下部
の前輪伝動軸とを夫々連動連結し、走行用ギヤ変速機構
及びデフ機構の上方には前記入力軸に連動連結したライ
ブPTO用の伝動軸を設けると共に、ミツジョンケース
後端の上下中間位置において後方に向けて突設した後部
PTO軸と前記PTO系伝動軸の後端とをギヤ連動し、
更に、前記後部PTO軸にギヤ連動された伝動軸を前記
デフ機構の下方を迂回して前方に延出し、デフ機構の前
部相当位置においてミッションケース下方に前方突出状
態で設けた中間PTO軸と前記伝動軸の前端とをギヤ連
動してある点にあり、その作用効果は次の通りである。
〔作 用〕
■ 正逆伝動用の油圧クラッチを走行用ギヤ変速機構の
伝動上手側に設けであるので、油圧クラッチの担う伝動
トルクを小さなものに維持することができる。
■ 前記正逆伝動用油圧クラッチを前後併設した点とギ
ヤ式変速機構が走行系に比べて少ないPTO伝動軸をミ
ッションケース最上部に配設する点の2点によって、ミ
ッションケース上面の凹凸を抑えることができ、座席廻
りのステップも確保し易くなる。
■ 第4図に示すようにミッションケース最上部に配設
されたPTO伝動軸に対して後及び中間PTO伝動軸を
ライブな状態で連動連結する為に、後輪デフの後部でギ
ヤ連動すべく構成してあるので、第6図に示すように、
ギヤ連動機構(052)を後輪デフ(09A)の前部に
位置させて中間PTO伝動軸(050)に連動させると
共に、後PTO伝動軸(048)に連動するギヤ連動機
構(053)を伝動軸(049)を介して連動するよう
に、後輪デフの後部に位置させて構成するものに比べて
、後輪デフの前部に位置させたギヤ連動機構分がミッシ
ョンケースの前後長さを大きくすると共に、ギヤ連動機
構を後輪デフの前部に位置させることによって後輪デフ
が後方に移動することになり、前後車輪間距離(ホイー
ルベース)が変動することによる内輪差が大きくなる操
縦性の問題、或いは、前後車輪にがかる重量バランスの
崩れによる機体安定性の問題とを誘発することなく、ミ
ッションケースのコンパクト化が図れる。
〔発明の効果〕
その結果、ミッションケース内機器の配置変更だけで、
他の関連機器(ステップや後輪デフ等)との取合いに大
幅な変更を来すことなく、ライブPTO出力を比較的容
易に取出せ、がっ、コンパクトに構成されたミッション
構造を提供できるに至った。
〔実施例〕
第3図に示すように、エンジン(1)、ミッションケー
ス(3)、操縦ハンドル(6)、作業機昇降用リフトア
ーム(4)、クラッチペダルの、座席(5)等を装備し
た機体(2)を、操向駆動用前輪(8)、及び、駆動後
輪(9)で支承して4輪駆動型の農用トラクタを構成す
る。
次に、ミッションケース(3)内の伝動構造を詳述する
。 第1図及び第2図に示すように、エンジン(1)か
らの出力を主クラッチ(図外)を介して動力伝達される
入力軸(10)をミッションケース(3)の前部最上部
に設けると共に、この下方に肉厚内に油路(11)を形
成した回転軸(12)を併設し、入力軸(10)にスプ
ライン嵌合された二段ギヤ(13)と回転軸(12)に
相前後して設けられた伝動用油圧クラッチ(14A) 
、 (14B)とを咬合可能に配置して、もって、一方
の油圧クラッチ(14A)をアイドルギヤ(15)を介
して二段ギヤ(13)と連動する逆転伝動用油圧クラッ
チに、他方の油圧クラッチ(14B)を二段ギヤ(13
)と直接連動する正転伝動用油圧クラッチに夫々構成し
、両クラッチ(14A) 、 (14B)の択一作動に
よって回転軸(12)を正逆に切換え駆動する前後進切
換え機構(H3)に構成してある。
前記回転軸(12)に軸芯を一致させた状態で連動連結
された走行系第1変速軸(16)とその下方に並設され
た第2変速軸(17)との間に、前記第1変速軸(16
)にスプライン嵌合された二段ギヤ(19)及び軸に一
体形成された小径ギヤ(20)と、第2変速(17)に
遊嵌された、クラッチスリーブ付ギヤ(21) 、 (
22)との夫々の咬合によって高低3段に切換え可能な
主ギヤ変速機構(H2)を設けである。
前記第2変速軸(17)に対して軸芯を一致させた状態
で連動連結された第3変速軸(23)とその上方に位置
し、かつ、後端にベベルピニオン(24)を備えた最終
変速軸(25)との間に、高低3段に切換可能な副ギヤ
変速機構(H3)を設けている。 つまり、第3変速軸
(23)に二段ギヤ(26)を遊嵌すると共に、ギヤ(
27)をスプライン嵌合し、かつ、ギヤ(28)を一体
形成し、これらギヤ(28) 、 (27)に対して咬
合可能で、かつ、クラッチスリーブ(29)によって、
伝動切換可能に大小ギヤ(30) 、 (31)を最終
変速軸(25)に遊嵌すると共に、この最終変速軸(2
5)に前記二段ギヤ(26)の大径側と咬合するギヤ(
32)をスプライン嵌合し、もって前記クラッチスリー
ブ(29)の選択作動によって高低2段に切換可能であ
る。 更に、前記小ギヤ(3工)とギヤ(32)との間
にギヤ(33)がスプライン嵌合され、補助変速軸(3
4)に夫々クラッチスリーブ(35)を併設して遊嵌さ
れた小ギヤ(36)とスプライン嵌合された大ギヤ(3
7)との前記小ギヤ(31)と小ギヤ(36)の咬合、
及び、前記ギヤ(33)と大ギヤ(37)との咬合に対
するクラッチスリーブ(35)の切換作動によって更に
1段の減速が可能で、前記した高低2段に切換可能であ
ることと相俟って全体として3段に切換可能な副ギヤ変
速機構(H3)を構成する。
前記第3変速軸(23)の下方には前輪伝動軸(38)
が設けられ、この伝動軸(38)に嵌着されたギヤ(3
9)と前記第3変速軸(23)に遊嵌された二段ギヤ(
26)の小径ギヤとを咬合させて、4輪駆動可能に構成
する。
前記入力軸(10)の後端にライブPTO用の伝動軸(
40)を遊嵌支承すると共に、入力軸(10)の後端に
一体形成したギヤ(41)、及びPTO伝動軸(40)
に遊嵌した大小ギヤ(42) 、 (43)、夫々を、
補助軸(44)にスプライン嵌合及び一体形成されたギ
ヤ(45) 、 (46)に咬合させ、クラッチスリー
ブ(47)の切換によってエンジン出力を走行系と独立
した状態でPTO伝動軸(40)に高低2段に伝動可能
なPT○変速機構(H4)を構成する。
後輪デフ(9A)後方まで延設されたPTO伝動軸(4
0)の後端とミッションケース後端の上下中間位置にお
いて後方に向けて突設した後部PTO伝動軸(48)と
を後輪デフ(9A)後方でギヤ連動すると共に、後輪デ
フ(9A)の下方を迂回して前方に延出された伝動軸(
49)を介してのギヤ連動によってデフ機構(9A)の
前部相当位置においてミッションケース下方に前方突出
状態で設けた中間PTO軸(50)に伝動し、ライブな
状態でPTO系出力出力り出せるように構成されている
前記座席(5)足下の運転ステップ(51)はミッショ
ンケース(3)上面がPTO伝動軸(49)をミッショ
ンケース(3)最上部に配した点と、前後進用油圧クラ
ッチ(14A) 、 (14B)を前後に相前後する状
態で並設することによって凹凸の少ない平坦面に形成さ
れているので、比較的平坦面で広範囲なものに形成され
ている。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係る農用トラクタのミッション構造の実
施例を示し、第1図は全体縦断側面図、第2図はミッシ
ョンケース内伝動軸配置図、第3図は農用トラクタの側
面図、第4図はミッションの概略構成図、第5図は従来
のミッションを示す概略構成図、第6図はミッションの
比較例を示す概略構成図である。 (3)・・・・・・ミッションケース、(9A)・・・
・・・デフ機構、(10)・・・・・・入力軸、(12
)・・・・・・回転軸、(14A)・・・・・・逆転伝
動用油圧クラッチ、(14B)・・・・・・正転伝動用
油圧クラッチ、(25)・・・・・・最終変速軸、(3
8)・・・・・・前輪変速軸、(40)・・・・・・P
TO伝動軸、(48)・・・・・・後部PTO軸、(4
9)・・・・・・伝動軸、01z)。 (H3)・・・・・・走行用ギヤ変速機構。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ミッションケース(3)の前部最上部に設けた入力軸(
    10)と、その下方に設けた回転軸(12)との間に、
    正転伝動用油圧クラッチ(14B)と逆転伝動用油圧ク
    ラッチ(14A)の択一作動によって回転軸(12)を
    正逆転切換え駆動する前後進切換え機構(H_1)を設
    け、ミッションケース(3)の前後中間部には前記回転
    軸(12)の正逆転出力を受ける走行用ギヤ変速機構(
    H_2)及び(H_3)を設けると共に、この変速機構
    (H_2)及び(H_3)の最終変速軸(25)と、ミ
    ッションケース後部の後輪用デフ機構(9A)及びミッ
    ションケース下部の前輪伝動軸(38)とを夫々連動連
    結し、走行用ギヤ変速機構(H_2)及びデフ機構(9
    A)の上方には前記入力軸(10)に連動連結したライ
    ブPTO用の伝動軸(40)を設けると共に、ミッショ
    ンケース後端の上下中間位置において後方に向けて突設
    した後部PTO軸(48)と前記PTO系伝動軸(40
    )の後端とをギヤ連動し、更に、前記後部PTO軸(4
    8)にギヤ連動された伝動軸(49)を前記デフ機構(
    9A)の下方を迂回して前方に延出し、デフ機構(9A
    )の前部相当位置においてミッションケース下方に前方
    突出状態で設けた中間PTO軸(50)と前記伝動軸(
    49)の前端とをギヤ連動してある農用トラクタのミッ
    ション構造。
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