JPS6131718Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6131718Y2
JPS6131718Y2 JP14934081U JP14934081U JPS6131718Y2 JP S6131718 Y2 JPS6131718 Y2 JP S6131718Y2 JP 14934081 U JP14934081 U JP 14934081U JP 14934081 U JP14934081 U JP 14934081U JP S6131718 Y2 JPS6131718 Y2 JP S6131718Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cylinder
cylindrical body
shaped cosmetic
bar
circumferential surface
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP14934081U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5854215U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP14934081U priority Critical patent/JPS5854215U/ja
Publication of JPS5854215U publication Critical patent/JPS5854215U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6131718Y2 publication Critical patent/JPS6131718Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、口紅等の棒状化粧品を収納保持する
押出容器とこの押出容器に棒状化粧品を成形する
と同時に組付ける棒状化粧品成形型枠とに係る構
造に関するもので、棒状化粧品の成形完了後にお
ける成形型枠の押出容器からの離脱を円滑に達成
することを目的としたものである。
棒状化粧品の成形および押出容器への組付けの
作業性を高めるため、棒状化粧品の成形型枠を押
出容器の棒状化粧品保持部分(一般には受皿部
分)に予め組付けておき、この化粧品保持部分に
組付けられた成形型枠内に溶融状態にある棒状化
粧品材料を注入充填し、冷却固化させて棒状化粧
品を成形した後、前記保持部分に組付けられてい
た成形型枠を取り去る手法が採用されている。
この手法は、確かに棒状化粧品の成形および押
出容器への組付けの作業性を高めるのに極めて効
果があるのであるが、成形型枠を取り去る時に、
離脱する成形型枠により、成形されたばかりの棒
状化粧品に傷がつき易いという欠点をもつてい
た。
すなわち、保持部分である受皿部分は、一般に
は、押出容器の本体部分を構成する収納筒部内で
昇降変位すべく組付けられているのであるが、こ
の受皿部分は、必ずしも収納筒部に対して一定し
た姿勢を保持したまま昇降変位するものではな
く、押出容器を構成する各部材のわずかな成形誤
差により、押出容器として許容されるガタツキを
もつて組付けられているため、収納筒部に対する
昇降変位動作時に、わずかに傾いたりするものな
のである。
このように、収納筒部に対して受皿部分がわず
かでも傾くようなことがあると、収納筒部上端に
引掛つて、受皿部分に保持されている棒状化粧品
から抜け出してある成形型枠の内面が、不正に棒
状化粧品の表面に押付けられることになり、この
不正な押付けによつて棒状化粧品の表面に傷をつ
けたり、さらにはその一部をくずしてしまつたり
することになるのである。
本考案は、上記した従来例における欠点を解消
すべく考案されたもので、以下本考案の一実施例
を図面に従つて説明する。
本考案は、押出容器Aと成形型枠Bとの組合せ
に関するもので、押出容器Aは、大別して外筒体
1と、内筒体7とそして中間筒17とから構成さ
れている。
外筒体1は、直線円筒形状をした円筒体2の外
周面上端部に段部5を形成することにより、この
段部5よりも上位に位置する円筒体2部分を、図
示省略したキヤツプを組付けるための嵌合筒片3
とし、また円筒体2の内周面上端部に係止段部4
を形成した構成となつている。
この外筒体1内には、この外筒体1と一定の間
隔をあけて同軸心状に、外筒体1よりも大きな高
さをもつ内筒体7がその下端を外筒体1の下端に
底板6により連設して配置されている。
この内筒体7は、直線円筒形状をした円筒体8
の外周面に螺溝9を設けると共に内周面上端部に
縦条16,内鍔15および螺条14を設けること
により、この円筒体8上端部を棒状化粧品を保持
する保持部10としている。
また、この保持部10よりもさらに上位となつ
た円筒体8の上端部は、外周面に段部12を形成
することにより、この段部12の幅だけ小外径と
なつた嵌入筒片11に成形されており、この嵌入
筒片11の外周面には周突条13が周設されてい
る。
中間筒17は、一体に組合された外筒体1と内
筒体7との間に、この外筒体1および内筒体7と
同軸心状に挿入組付けされる円筒体18により構
成されているもので、この円筒体18は前記内筒
体7とほぼ等しい高さを有しており、内周面下端
に前記螺溝9に螺合する螺片20を突設すると共
に外周面下端に、前記係止段部4に下方から係止
する係止突片19を突設して構成されている。
すなわち、押出容器Aは、外筒体1と内筒体7
との一体組付け物に対して中間筒17を回動変位
させることにより、内筒体7の螺溝9に対する中
間筒17の螺片20の螺合によつて、中間筒17
が外筒体1と内筒体7との一体組付け物に対して
昇降変位し、もつて内筒体7の上端部分である保
持部10に保持された棒状化粧品を中間筒17で
覆つたり、中間筒17内から露出させたりするの
である。
他方、成形型枠Bは、ほぼ円錐筒形状をした成
形筒体21の下端に嵌合筒22を一体に垂下設
し、この嵌合筒22と成形筒体21との連設部の
外周面に鍔部24を突周設して構成されている。
嵌合筒22は、前記した押出容器Aの内筒体7
の上端部に形成された嵌入筒片11に嵌合して組
付く部分で、嵌入筒片11の外径と等しい内径を
有すると共に中間筒17の内径よりも大きくない
外径に設定されている。
また、鍔部24は、成形型枠Bが内筒体7の嵌
入筒片11に嵌合組付けされた際に、下降限にあ
る中間筒17の上端面に、上方から対向位置すべ
く設けられており、それゆえこの鍔部24は、中
間筒17の内径よりも大きな外径をもつて成形さ
れている。
なお、嵌合筒22の内周面に周設された周溝2
3は、嵌入筒片11の外周面に成形された周突条
13と係合することにより、成形型枠Bの内筒体
7に対する組付きを安定化させるためのものであ
る。
本考案は、上記の如き構成となつているので、
第1図に図示した押出容器Aに成形型枠Bを組付
けた状態で、周知の方法に従つて溶融した化粧品
材料を注入充填し、冷却固化して棒状化粧品を成
形すると同時に押出容器Aに組付ける。
棒状化粧品の成形が完了したならば、外筒体1
と内筒体7との一体組合せ物に対して、中間筒1
7を回転させて上昇変位させる。
この中間筒17の上昇変位により、中間筒17
の上端面に鍔部24の下端を対向させている成形
型枠Bは、この中間筒17と一体となつて保持部
10に保持されている棒状化粧品に対して上昇変
位し、この変位により、成形型枠Bは棒状化粧品
から抜け出して離脱する。
このように、成形型枠Bの成形された棒状化粧
品からの抜け出しは、内筒体7に対する中間筒1
7の上昇変位により達成されるのであるが、内筒
体7と中間筒17とは、同軸心状に配置されて螺
合した円筒体の組合せ構造となつているので、こ
の内筒体7と中間筒17とをガタツキを生じるこ
となく組付けることは極めて容易であり、かつ内
筒体7と中間筒17とはほぼその全長範囲にわた
つて嵌合した状態で相互に軸心方向に変位するも
のであるために、上昇変位する中間筒17の内筒
体7に対する姿勢は極めて安定した状態に保持さ
れることになる。
それゆえ、この中間筒17と一緒に上昇変位し
て棒状化粧品から抜き出される成形型枠Bは、中
間筒17の上昇変位時に傾斜変位することは全く
なく、一定した姿勢を保持されたまま安定して棒
状化粧品から抜き出されることになり、これによ
つて成形型枠Bの離脱時に成形型枠Bによつて棒
状化粧品に傷をつけるような不都合を生ずる恐れ
は全くない。
また、成形型枠Bは、その鍔部24を中間筒1
7の上端面に係止させることにより抜き出される
構成となつているので、嵌合筒22は単に嵌入筒
片11に密嵌合できる構造であれば良く、このた
め成形型枠Bと押出容器Aとの組付きを簡単な構
造とすることができる。
以上の説明から明らかな如く、本考案は、成形
型枠Bを成形された棒状化粧品に傷をつけること
なく安全にかつ確実に押出容器Aから離脱させる
ことができ、また押出容器Aと成形型枠Bとの組
合せ構造が極めて簡単である等実用効果の高い考
案である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、押出容器に成形型枠を組付けた状態
を示す縦断面図、第2図は押出容器から成形型枠
を離脱させた状態を示す縦断面図である。 1……外筒体、4……係止段部、6……底板、
7……内筒体、8……円筒体、9……螺溝、10
……保持部、11……嵌入筒片、12……段部、
17……中間筒、18……円筒体、19……係止
突条、20……螺片、21……成形筒体、22…
…嵌合筒、24……鍔部、A……押出容器、B…
…成形型枠。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 直線円筒体の外周面に螺溝を設けると共に上端
    部を棒状化粧品保持部とした内筒体に、直線円筒
    体の内周面下端に前記螺溝に螺合する螺片を突設
    した中間筒を嵌装組付けした棒状化粧品押出容器
    の前記内筒体上端部を段部を設けることにより小
    外径とし、ほぼ円錐筒形状をした成形筒体の下端
    に前記内筒体の上端部に密嵌合する嵌合筒を垂下
    設した成形型枠の前記成形筒体の外周面下端に前
    記中間筒の内径よりも大きい外径の鍔部を周設す
    ると共に前記嵌合筒の外径を前記中間筒の内径よ
    りも大きくない値に設定した棒状化粧品押出容器
    と棒状化粧品成形型枠とに係る構造。
JP14934081U 1981-10-07 1981-10-07 棒状化粧品押出容器と棒状化粧品成形型枠とに係る構造 Granted JPS5854215U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14934081U JPS5854215U (ja) 1981-10-07 1981-10-07 棒状化粧品押出容器と棒状化粧品成形型枠とに係る構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14934081U JPS5854215U (ja) 1981-10-07 1981-10-07 棒状化粧品押出容器と棒状化粧品成形型枠とに係る構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5854215U JPS5854215U (ja) 1983-04-13
JPS6131718Y2 true JPS6131718Y2 (ja) 1986-09-16

Family

ID=29942113

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14934081U Granted JPS5854215U (ja) 1981-10-07 1981-10-07 棒状化粧品押出容器と棒状化粧品成形型枠とに係る構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5854215U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN212213347U (zh) * 2020-05-08 2020-12-25 上海有梦家居用品有限公司 杯子

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5854215U (ja) 1983-04-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6131718Y2 (ja)
US3175680A (en) Expellant holders for stick material
JPH0328827Y2 (ja)
JPS6010497Y2 (ja) 棒状化粧品の押出容器
JPH0346643Y2 (ja)
JP3522854B2 (ja) 棒状化粧品用サンプル容器
JPH0238647Y2 (ja)
JPH0898717A (ja) 棒状化粧品用サンプル容器
JPS628836Y2 (ja)
JP3238836B2 (ja) 棒状化粧品用サンプル容器
JPS6124170Y2 (ja)
JPH0233708Y2 (ja)
JPS63741Y2 (ja)
JPH0539080Y2 (ja)
JPS6010496Y2 (ja) 棒状化粧品の押出容器
JPS6143389Y2 (ja)
JPS6143387Y2 (ja)
JPS6036199Y2 (ja) 棒状化粧品の押出容器
JPH0247959Y2 (ja)
JPS6346034Y2 (ja)
JPH0338105Y2 (ja)
JPS6310099Y2 (ja)
JP3288866B2 (ja) 棒状化粧品用サンプル容器とその組立法
JPS6127553Y2 (ja)
JPS6125702Y2 (ja)