JPS6131483Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6131483Y2 JPS6131483Y2 JP20193284U JP20193284U JPS6131483Y2 JP S6131483 Y2 JPS6131483 Y2 JP S6131483Y2 JP 20193284 U JP20193284 U JP 20193284U JP 20193284 U JP20193284 U JP 20193284U JP S6131483 Y2 JPS6131483 Y2 JP S6131483Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electron beam
- pedestal
- field
- moving table
- lens frame
- Prior art date
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- Expired
Links
- 238000010894 electron beam technology Methods 0.000 claims description 20
- NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N novaluron Chemical compound C1=C(Cl)C(OC(F)(F)C(OC(F)(F)F)F)=CC=C1NC(=O)NC(=O)C1=C(F)C=CC=C1F NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 14
- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims description 10
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 4
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 4
- 238000012360 testing method Methods 0.000 description 4
- 201000009310 astigmatism Diseases 0.000 description 2
- 239000004927 clay Substances 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 2
- CVOFKRWYWCSDMA-UHFFFAOYSA-N 2-chloro-n-(2,6-diethylphenyl)-n-(methoxymethyl)acetamide;2,6-dinitro-n,n-dipropyl-4-(trifluoromethyl)aniline Chemical compound CCC1=CC=CC(CC)=C1N(COC)C(=O)CCl.CCCN(CCC)C1=C([N+]([O-])=O)C=C(C(F)(F)F)C=C1[N+]([O-])=O CVOFKRWYWCSDMA-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 238000012856 packing Methods 0.000 description 1
- 238000003908 quality control method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Analysing Materials By The Use Of Radiation (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は大形部材を非破壊的に検査できるよう
に改善した実体観察用の走査電子顕微鏡に関する
ものである。
に改善した実体観察用の走査電子顕微鏡に関する
ものである。
走査電子顕微鏡は電子線を用いるため、可視光
線を用いる光学顕微鏡よりも像の分解能及び焦点
深度が大きく、物体の表面を詳細に観察すること
ができ、このため機械類の欠陥検査や表面観察等
品質管理に多く利用されており、第1図について
従来の走査電子顕微鏡の構造をみると、01は走
査顕微鏡内を真空にするための鏡体枠、02は
100Å以下の径に絞られた電子線03を得るため
のフイラメントを有する電子銃、04は集束レン
ズ、05は対物レンズ、06は電子線走査コイ
ル、07は非点収差補正用コイル、08は被検体
試料を支持する試料台、09は被検体試料、01
0は試料表面から反射された2次電子線または特
性X線の信号、011は信号を検出する2次電子
線検出器または特性X線検出器、012は真空引
き口であり、これらを操作するための電源系等は
図示を省略している。
線を用いる光学顕微鏡よりも像の分解能及び焦点
深度が大きく、物体の表面を詳細に観察すること
ができ、このため機械類の欠陥検査や表面観察等
品質管理に多く利用されており、第1図について
従来の走査電子顕微鏡の構造をみると、01は走
査顕微鏡内を真空にするための鏡体枠、02は
100Å以下の径に絞られた電子線03を得るため
のフイラメントを有する電子銃、04は集束レン
ズ、05は対物レンズ、06は電子線走査コイ
ル、07は非点収差補正用コイル、08は被検体
試料を支持する試料台、09は被検体試料、01
0は試料表面から反射された2次電子線または特
性X線の信号、011は信号を検出する2次電子
線検出器または特性X線検出器、012は真空引
き口であり、これらを操作するための電源系等は
図示を省略している。
しかして試料を検査する場合は、被検体試料0
9を試料室013中に挿入して試料台08上に設
置して観察するが、この場合観察可能な試料の大
きさは、試料台08に設置できるかまたは試料室
013中に挿入できる程度の大きさに切断する必
要がある。従来はできる丈大きな試料が挿入でき
るようにするため、一般には鏡体の下部014の
空間および試料台08を広くする方法がとられて
いる。
9を試料室013中に挿入して試料台08上に設
置して観察するが、この場合観察可能な試料の大
きさは、試料台08に設置できるかまたは試料室
013中に挿入できる程度の大きさに切断する必
要がある。従来はできる丈大きな試料が挿入でき
るようにするため、一般には鏡体の下部014の
空間および試料台08を広くする方法がとられて
いる。
しかし試料室013をあまり広くすると装置の
機能上或いは価格の面から限度があるため、現在
では被検体試料の大きさは100×100mm程度が限度
である。このため、製品となつた機械構造物や広
い金属板等の表面を切断せずに観察或いは検査す
ることが不可能であり、よつて欠陥部や観察が必
要な個所は小片に切出す以外に方法がなかつた。
機能上或いは価格の面から限度があるため、現在
では被検体試料の大きさは100×100mm程度が限度
である。このため、製品となつた機械構造物や広
い金属板等の表面を切断せずに観察或いは検査す
ることが不可能であり、よつて欠陥部や観察が必
要な個所は小片に切出す以外に方法がなかつた。
本考案は、叙上の事情に鑑み、大型構造物、製
品等の表面を非破壊的に検査、観察等ができる実
体観察用の走査電子顕微鏡を提供することを目的
とし、鏡体枠の一側に形成された電子線の通過す
る開放端と、同開放端に配設された真空シール手
段と、同真空シール手段を介して上記鏡体枠を載
置するとともに中央部には電子線を通過する開口
部を側部には上記鏡体枠の水平移動手段をそなえ
た視野移動台と、同視野移動台の一側に蛇腹を介
して配設された台座と、同台座の一側に配設され
た真空シール手段と、上記視野移動台と台座との
間に配設された上下方向手動手段とをそなえたこ
とを特徴とする走査電子顕微鏡装置を提案する。
品等の表面を非破壊的に検査、観察等ができる実
体観察用の走査電子顕微鏡を提供することを目的
とし、鏡体枠の一側に形成された電子線の通過す
る開放端と、同開放端に配設された真空シール手
段と、同真空シール手段を介して上記鏡体枠を載
置するとともに中央部には電子線を通過する開口
部を側部には上記鏡体枠の水平移動手段をそなえ
た視野移動台と、同視野移動台の一側に蛇腹を介
して配設された台座と、同台座の一側に配設され
た真空シール手段と、上記視野移動台と台座との
間に配設された上下方向手動手段とをそなえたこ
とを特徴とする走査電子顕微鏡装置を提案する。
したがつて本考案の走査電子顕微鏡装置によれ
ば、被検体の大きさに制限されることなく大型機
械構造物、大型製品等の欠陥検査または詳細な表
面検査が非破壊的に行われ、さらに簡便に被検体
上の観察視野を拡げることができるとともに、被
検体上の焦点合せが容易に行える優れた利点があ
る。
ば、被検体の大きさに制限されることなく大型機
械構造物、大型製品等の欠陥検査または詳細な表
面検査が非破壊的に行われ、さらに簡便に被検体
上の観察視野を拡げることができるとともに、被
検体上の焦点合せが容易に行える優れた利点があ
る。
本考案の一実施例を第2図について説明する。
第2図は本考案走査電子顕微鏡装置の一実施例
の縦断側面図であり、同図における符号1ないし
7,10,11,12および14は第1図におけ
る符号01ないし07,010,011,012
および014と同一の作用効果を奏するので説明
を省略する。
の縦断側面図であり、同図における符号1ないし
7,10,11,12および14は第1図におけ
る符号01ないし07,010,011,012
および014と同一の作用効果を奏するので説明
を省略する。
15は走査電子顕微鏡の鏡体枠1の一側に形成
された電子線の通過する開放端である。16は同
開放端15に配設された真空シール手段でリング
パツキン等が使用できる。17は上記真空シール
手段16を介して上記鏡体枠1を載置する平滑な
面を有するとともに中央部には電子線3を通過す
る開口部18を側部には上記鏡体枠1の移動手段
19として例えば対称位置にネジを4個具備して
いる視野移動台、20は同視野移動台17の側部
周方向に対称的に配設されたネジ保持用の部材、
21は一側を上記視野移動台17の底面に開口部
18をとりかこむごとく接合され、上下方向に伸
縮可能で真空保持が可能な蛇腹、23は中央部に
電子線3を通過する開口部24が設けられ同開口
部24をとりかこむごとくその上面に上記蛇腹2
1の他側が接合された台座、25は同台座23の
開放端に配設された真空シール手段でリングパツ
キン等が使用できる。26は上記台座23の側部
周方向に対称的に又上記視野移動台17の部材2
0と対向するごとく配設されたネジ保持用の部
材、27は上記部材20と26との間に挿設され
た上下方向の移動手段で、例えば一端が部材26
内で自由に回転できるとともに抜け出ないように
なつたネジが使用できる。28は被検体である。
された電子線の通過する開放端である。16は同
開放端15に配設された真空シール手段でリング
パツキン等が使用できる。17は上記真空シール
手段16を介して上記鏡体枠1を載置する平滑な
面を有するとともに中央部には電子線3を通過す
る開口部18を側部には上記鏡体枠1の移動手段
19として例えば対称位置にネジを4個具備して
いる視野移動台、20は同視野移動台17の側部
周方向に対称的に配設されたネジ保持用の部材、
21は一側を上記視野移動台17の底面に開口部
18をとりかこむごとく接合され、上下方向に伸
縮可能で真空保持が可能な蛇腹、23は中央部に
電子線3を通過する開口部24が設けられ同開口
部24をとりかこむごとくその上面に上記蛇腹2
1の他側が接合された台座、25は同台座23の
開放端に配設された真空シール手段でリングパツ
キン等が使用できる。26は上記台座23の側部
周方向に対称的に又上記視野移動台17の部材2
0と対向するごとく配設されたネジ保持用の部
材、27は上記部材20と26との間に挿設され
た上下方向の移動手段で、例えば一端が部材26
内で自由に回転できるとともに抜け出ないように
なつたネジが使用できる。28は被検体である。
この装置において、従来の走査顕微鏡の試料室
に挿入することができない程の大きな被検体28
の上に、台座23を真空シール手段25を介して
配置した後、鏡体内を電子線3が放射できる程度
に真空引き口12により真空引きを行う。所定の
真空度に達した後、電子銃2から電子線3を被検
体28の表面に発射し、同表面から反射された2
次電子線または特性X線の信号10を2次電子線
検出器または特性X線検出器11で検出すること
により、被検体28の欠陥検査、表面観察等を行
う。この場合、ネジ19を回動することにより視
野台17上において鏡体枠1を前後、左右に移動
させ、被検体28上の観察視野を広げることがで
きる。さらに電気的な焦点合せだけでは追随でき
ない場合は、上下方向の移動手段27である焦点
合せ用ネジを回転させ上下移動を行つて焦点22
を合せることができる。
に挿入することができない程の大きな被検体28
の上に、台座23を真空シール手段25を介して
配置した後、鏡体内を電子線3が放射できる程度
に真空引き口12により真空引きを行う。所定の
真空度に達した後、電子銃2から電子線3を被検
体28の表面に発射し、同表面から反射された2
次電子線または特性X線の信号10を2次電子線
検出器または特性X線検出器11で検出すること
により、被検体28の欠陥検査、表面観察等を行
う。この場合、ネジ19を回動することにより視
野台17上において鏡体枠1を前後、左右に移動
させ、被検体28上の観察視野を広げることがで
きる。さらに電気的な焦点合せだけでは追随でき
ない場合は、上下方向の移動手段27である焦点
合せ用ネジを回転させ上下移動を行つて焦点22
を合せることができる。
また被検体表面に凹凸があつて真空度が得られ
ないような懸念がある場合には、真空粘土29を
被検体28と台座23との間にその外周をとりか
こむごとく押し固めて空気のもれを防止すること
も可能である。このほか鏡体がぐらつく必配があ
る場合は、支持する方法として光学顕微鏡等に用
いられているスタンドや三脚台を補助器具として
用いることができる。
ないような懸念がある場合には、真空粘土29を
被検体28と台座23との間にその外周をとりか
こむごとく押し固めて空気のもれを防止すること
も可能である。このほか鏡体がぐらつく必配があ
る場合は、支持する方法として光学顕微鏡等に用
いられているスタンドや三脚台を補助器具として
用いることができる。
第1図は従来の電子顕微鏡の縦断側面図、第2
図は本考案の電子顕微鏡の一実施例の縦断側面図
である。 1:鏡体枠、2:電子鏡、3:電子線、4:集
束レンズ、5:対物レンズ、6:電子線走査コイ
ル、7:非点収差補正用コイル、10:2次電子
線、11:2次電子線検出器、12:真空引き
口、15:鏡体枠開放端、16:リングパツキ
ン、17:視野移動台、18:視野移動台開口
部、19:ネジ、21:蛇腹、23:台座、2
5:リングパツキン、27:ネジ、28:被検
体。
図は本考案の電子顕微鏡の一実施例の縦断側面図
である。 1:鏡体枠、2:電子鏡、3:電子線、4:集
束レンズ、5:対物レンズ、6:電子線走査コイ
ル、7:非点収差補正用コイル、10:2次電子
線、11:2次電子線検出器、12:真空引き
口、15:鏡体枠開放端、16:リングパツキ
ン、17:視野移動台、18:視野移動台開口
部、19:ネジ、21:蛇腹、23:台座、2
5:リングパツキン、27:ネジ、28:被検
体。
Claims (1)
- 鏡体枠の一側に形成された電子線の通過する開
放端と、同開放端に配設された真空シール手段
と、同真空シール手段を介して上記鏡体枠を載置
するとともに中央部には電子線を通過する開口部
を側部には上記鏡体枠の水平移動手段をそなえた
視野移動台と、同視野移動台の一側に蛇腹を介し
て配設された台座と、同台座の一側に配設された
真空シール手段と、上記視野移動台と台座との間
に配設された上下方向移動手段とをそなえたこと
を特徴とする走査電子顕微鏡装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20193284U JPS60136047U (ja) | 1984-12-27 | 1984-12-27 | 走査電子顕微鏡装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20193284U JPS60136047U (ja) | 1984-12-27 | 1984-12-27 | 走査電子顕微鏡装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60136047U JPS60136047U (ja) | 1985-09-10 |
JPS6131483Y2 true JPS6131483Y2 (ja) | 1986-09-12 |
Family
ID=30764178
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20193284U Granted JPS60136047U (ja) | 1984-12-27 | 1984-12-27 | 走査電子顕微鏡装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60136047U (ja) |
-
1984
- 1984-12-27 JP JP20193284U patent/JPS60136047U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60136047U (ja) | 1985-09-10 |
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