JPS6131474Y2 - - Google Patents

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JPS6131474Y2
JPS6131474Y2 JP16796381U JP16796381U JPS6131474Y2 JP S6131474 Y2 JPS6131474 Y2 JP S6131474Y2 JP 16796381 U JP16796381 U JP 16796381U JP 16796381 U JP16796381 U JP 16796381U JP S6131474 Y2 JPS6131474 Y2 JP S6131474Y2
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JP
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thin film
fuse
ultra
vapor
film
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JP16796381U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は超小型ヒユーズに関し、とくに電子機
器に用いられる超小型、小容量のヒユーズに関す
る。
従来より電子機器のヒユーズは電源回路の入力
端に用いられているのが通常でり、形状が大きい
こともあり、電子機器のパツケージごとにはヒユ
ーズは用いられなかつた。
このため、コンデンサなどの短絡故障による大
電流はしばしば他の部品を損傷させていた。
即ち、このことは従来のヒユーズは長さ数mm以
上はあり、プリント板に実装して用いるのは適し
ていなかつたためである。例えば第1図はガラス
管3で封止した従来のヒユーズの断面図である
が、端子2−2間のヒユーズ用合金1の長さが約
15mm程度あり、その間をガラス3で覆い、外径8
mm×長さ20mm程度の構造を有しており、非常に大
型である。
また、最近、第2図の如く、実開昭52−118946
号公報にて弾性を有する絶縁体5の表面に導電体
6を被着形成した後、その両側を端子4にて圧
着・接続し、さらに端子4の一端を樹脂7にて固
定した小型ヒユーズが提案されている。しかし、
この小型ヒユーズは絶縁体5の表面に導電体6を
被着・形成する際、厚さを均一にすることが困難
な点や、弾性体5と端子4とが圧着・接続である
ため、接続の信頼性が低いなどの問題があつた。
本考案の目的はかかる従来欠点を解消した超小
型ヒユーズを提供することにある。
本考案によれば、絶縁体上に形成された可とう
性を有する導電性薄膜の両端部に固着して接続さ
れた端子を有することを特徴とする超小型ヒユー
ズが得られ、さらにその絶縁体が樹脂薄膜であり
導電性薄膜が蒸着膜であり、蒸着フイルムとして
一体化されていることを特徴とする超小型ヒユー
ズが得られる。さらにまた、上記端子及び絶縁
体、導電性薄膜が樹脂により固定されていること
を特徴とする超小型ヒユーズが得られる。
以下、本考案の実施例を第3図〜第5図を参照
して説明する。
先ず、第3図に示すようにポリエチレンテレフ
タレートフイルムなどの合成樹脂薄膜8の片面に
亜鉛、すず、アルミニウムなどの金属を蒸着した
金属薄膜9を有するいわゆる蒸着フイルム10を
幅約1.5mm、長さ約6mmの短冊状に切断する。次
に第4図に示すように直径約0.5mmφ、長さ約6
mmの線の一端から約2mmをプレス等で偏平状に押
しつぶし幅1.5mmの偏平部11aを設けた半田め
つきニツケル線からなるリード線11を用意す
る。次に第5図に示すように短冊状に切断した蒸
着フイルム10を金属薄膜9を外側にして逆U字
状に曲げたのち、第6図に示すようにリード線1
1の偏平部11aと逆U字状に曲げた蒸着フイル
ム10の金属薄膜9面とを導電性接剤12にて接
着・硬化させる。このとき、リード線11のピツ
チは1.5mmにする。しかる後、金属薄膜9とリー
ド線11との接着を強固に保護するため、第7図
の如く、リード線11の偏平部11aをエポキシ
樹脂などの外装樹脂に浸漬したのち約85℃にて3
時間加熱硬化させて外装体13を形成する。この
際、金属薄膜9中心の曲折円弧部9aは外装樹脂
に浸漬しないようにする。その後リード線11を
標準的なプリント板の部品実装孔のピツチである
2.5mmに一致するように第8図の如くリード線1
1を折り曲げ加工し本考案の超小型ヒユーズを完
成する。
ヒユーズとしての遮断電流を細かくコントロー
ルさせるには、この蒸着金属層の材質および厚さ
を変えて調整する。一般の電子機器用としては厚
さ0.1〜5ミクロンくらいの蒸着膜厚が望まし
い。
ヒユーズとしての作用は、第8図に示した金属
薄膜9の曲折円弧部9aの蒸着金属層に、過電流
が流れたときに金属薄膜9の曲折円弧部9aが発
熱して融解飛散することによつて生じる。
以上の如く完成した本考案超小型ヒユーズはプ
リント板取付け後の寸法で高さ2.5〜3.5mm幅1.6〜
2.0mm長さ2〜2.5mmと、従来のヒユーズに比較し
て約1/100以下の体積である。
なお、所定の厚さの蒸着膜を得ることが困難な
場合や遮断電流を上げたい場合は、蒸着金属膜の
代わりに金属箔を用いてもよい。
また、金属薄膜9は蒸着以外の方法によつて得
てもよいのはもちろんである。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は従来例のガラス管入りヒ
ユーズおよび小型ヒユーズの断面図。第3図は本
考案超小型ヒユーズの製造に用いる蒸着フイルム
の斜視図。第4図は本考案超小型ヒユーズの製造
に用いるリード線の平面図。第5図は蒸着フイル
ムを逆U字状に曲げた状態の斜視図。第6図は逆
U字状蒸着フイルムにリード線を接着した状態の
断面図。第7図はヒユーズ本体部を樹脂外装した
状態の断面図。第8図は本考案超小型ヒユーズの
断面図。 図中、1……ヒユーズ用合金、2,4……端
子、3……ガラス管、5……弾性を有する絶縁
体、6……導電体、7……樹脂、8……合成樹脂
薄膜、9……金属薄膜、9a……(金属薄膜の)
曲折円弧部、10……蒸着フイルム、11……リ
ード線、11a……(リード線の)偏平部、12
……導電性接着剤、13……外装樹脂。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 導電性薄膜を片面に有する絶縁体樹脂脂膜の短
    冊片が前記導電性薄膜を外側にしてU字状に曲げ
    られており、その両端部の導電性薄膜に一対のリ
    ード線の一端がそれぞれ導電性接着剤にて接続固
    定され、かつ前記U字状の底部が前記一対のリー
    ド線の他端に向かうごとく配置され、さらに前記
    短冊片のU字状底部のみを露出させて前記短冊片
    の周囲およびU字状内部を樹脂外装したことを特
    徴とする超小型ヒユーズ。
JP16796381U 1981-11-11 1981-11-11 超小型ヒユ−ズ Granted JPS5871955U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16796381U JPS5871955U (ja) 1981-11-11 1981-11-11 超小型ヒユ−ズ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16796381U JPS5871955U (ja) 1981-11-11 1981-11-11 超小型ヒユ−ズ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5871955U JPS5871955U (ja) 1983-05-16
JPS6131474Y2 true JPS6131474Y2 (ja) 1986-09-12

Family

ID=29960016

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JP16796381U Granted JPS5871955U (ja) 1981-11-11 1981-11-11 超小型ヒユ−ズ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3409190B2 (ja) * 1993-06-17 2003-05-26 ソニーケミカル株式会社 ヒューズ抵抗器

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Publication number Publication date
JPS5871955U (ja) 1983-05-16

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