JPS6130950Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6130950Y2 JPS6130950Y2 JP12452680U JP12452680U JPS6130950Y2 JP S6130950 Y2 JPS6130950 Y2 JP S6130950Y2 JP 12452680 U JP12452680 U JP 12452680U JP 12452680 U JP12452680 U JP 12452680U JP S6130950 Y2 JPS6130950 Y2 JP S6130950Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sleeve
- yoke
- propeller shaft
- mounting jig
- shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000012937 correction Methods 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は自動車用プロペラシヤフトのバラン
ス測定機であるプロペラシヤフトバランサーにプ
ロペラシヤフトのヨークを取りつけるためのヨー
ク取付治具に関する。
ス測定機であるプロペラシヤフトバランサーにプ
ロペラシヤフトのヨークを取りつけるためのヨー
ク取付治具に関する。
自動車用プロペラシヤフトは自動車の走行中高
速で回転する。従つて、プロペラシヤフトにアン
バランスがあると、自動車の走行中に振動して騒
音を発生させる等の不具合がある。このため、プ
ロペラシヤフトはプロペラシヤフトバランサーを
使用して、そのダイナミツクバランスの測定を行
ない、アンバランスの修正をしている。
速で回転する。従つて、プロペラシヤフトにアン
バランスがあると、自動車の走行中に振動して騒
音を発生させる等の不具合がある。このため、プ
ロペラシヤフトはプロペラシヤフトバランサーを
使用して、そのダイナミツクバランスの測定を行
ない、アンバランスの修正をしている。
従来、プロペラシヤフトのバランス測定をする
際プロペラシヤフトの種類が変り、そのフロント
ユニバーサルジヨイントのスリーブヨークの径が
変ると、このスリーブヨークをダイナミツクバラ
ンサーに取りつけるためのヨーク取付治具を取り
かえる必要があつた。このように、ヨーク取付治
具を取り替えると、その都度ヨーク取付治具自体
のアンバランスを修正しなければならず、そのア
ンバランスを修正するために必要な時間は、この
取付治具の取り替えに必要な時間の数倍を要して
いた。
際プロペラシヤフトの種類が変り、そのフロント
ユニバーサルジヨイントのスリーブヨークの径が
変ると、このスリーブヨークをダイナミツクバラ
ンサーに取りつけるためのヨーク取付治具を取り
かえる必要があつた。このように、ヨーク取付治
具を取り替えると、その都度ヨーク取付治具自体
のアンバランスを修正しなければならず、そのア
ンバランスを修正するために必要な時間は、この
取付治具の取り替えに必要な時間の数倍を要して
いた。
この考案は上記にかんがみ、ダイナミツクバラ
ンスを測定されるプロペラシヤフトの種類の変更
により、スリーブヨークの径が変つた場合におい
ても、プロペラシヤフトバランサーに取りつけた
ままで使用でき、プロペラシヤフトバランサーに
一度取りつければ、取り外す必要のないヨーク取
付治具の提供を目的とするものである。
ンスを測定されるプロペラシヤフトの種類の変更
により、スリーブヨークの径が変つた場合におい
ても、プロペラシヤフトバランサーに取りつけた
ままで使用でき、プロペラシヤフトバランサーに
一度取りつければ、取り外す必要のないヨーク取
付治具の提供を目的とするものである。
つぎに、この考案を図面に示す実施例にもとづ
いて説明する。
いて説明する。
図において、取付治具本体1は円板状の取付部
2とこの取付部2の一側の中央部に固着された円
筒状のヨーク支持部3とから形成されている。取
付治具本体1の取付部2には、その外周から半径
方向に油圧シリンダとして作用する油穴4があけ
られており、油穴4内にはピストン5が挿入され
る。油穴4には加圧ボルト6がねじ込まれるよう
になつており、加圧ボルト6を油穴4にねじ込む
とピストン5がボール7を介して油穴4の下方へ
押し込まれる。ヨーク支持部3はその長さが、こ
の支持部3の軸穴8内に挿入されるプロペラシヤ
フト20の前部にあるスリーブヨーク21の長さ
より僅かに短かく、又その軸穴8の直径がスリー
ブヨーク21の直径より大きく形成されている。
そして、ヨーク支持部3の軸穴8の中央部には、
所定の幅を有する環状の凹部9が設けられてい
る。そして、この凹部9は油穴4の内側端と二本
の通路10,10aにより接続されている。スリ
ーブ11はその外径がヨーク支持部3の軸穴8内
に挿入可能に形成されており、又その内径は、ス
リーブヨーク21が挿入可能な寸法になつてい
る。スリーブ11は、第2図に示すように、一端
に軸穴8の直径より大きな直径を有する鍔部12
があり、又その外周には、中央部13及び両端部
を除き、半径方向に環状に削切した逃し部14及
び14aが形成されている。スリーブ11は両逃
し部14,14a及び中央部13に、スリーブ1
1の軸線に平行なスリツト15が適数あけられて
いる。
2とこの取付部2の一側の中央部に固着された円
筒状のヨーク支持部3とから形成されている。取
付治具本体1の取付部2には、その外周から半径
方向に油圧シリンダとして作用する油穴4があけ
られており、油穴4内にはピストン5が挿入され
る。油穴4には加圧ボルト6がねじ込まれるよう
になつており、加圧ボルト6を油穴4にねじ込む
とピストン5がボール7を介して油穴4の下方へ
押し込まれる。ヨーク支持部3はその長さが、こ
の支持部3の軸穴8内に挿入されるプロペラシヤ
フト20の前部にあるスリーブヨーク21の長さ
より僅かに短かく、又その軸穴8の直径がスリー
ブヨーク21の直径より大きく形成されている。
そして、ヨーク支持部3の軸穴8の中央部には、
所定の幅を有する環状の凹部9が設けられてい
る。そして、この凹部9は油穴4の内側端と二本
の通路10,10aにより接続されている。スリ
ーブ11はその外径がヨーク支持部3の軸穴8内
に挿入可能に形成されており、又その内径は、ス
リーブヨーク21が挿入可能な寸法になつてい
る。スリーブ11は、第2図に示すように、一端
に軸穴8の直径より大きな直径を有する鍔部12
があり、又その外周には、中央部13及び両端部
を除き、半径方向に環状に削切した逃し部14及
び14aが形成されている。スリーブ11は両逃
し部14,14a及び中央部13に、スリーブ1
1の軸線に平行なスリツト15が適数あけられて
いる。
そして、取付治具本体1の軸穴8内にスリーブ
11を挿入すると、ヨーク取付治具16が形成さ
れる。このヨーク取付治具16はスリーブ11が
軸穴8の内側の全面を被うとともに、スリーブ1
1の鍔部12がヨーク支持部3の外側端に当接し
ており、又スリーブ11の中央部13はヨーク支
持部3の凹部9を蓋した状態になつている。そし
て、ヨーク取付治具16は取付治具本体1の油穴
4にオイルを注入した後、この油穴4にピストン
5及びボール7を挿入し、さらに加圧ボルト6が
ねじ込まれる。
11を挿入すると、ヨーク取付治具16が形成さ
れる。このヨーク取付治具16はスリーブ11が
軸穴8の内側の全面を被うとともに、スリーブ1
1の鍔部12がヨーク支持部3の外側端に当接し
ており、又スリーブ11の中央部13はヨーク支
持部3の凹部9を蓋した状態になつている。そし
て、ヨーク取付治具16は取付治具本体1の油穴
4にオイルを注入した後、この油穴4にピストン
5及びボール7を挿入し、さらに加圧ボルト6が
ねじ込まれる。
上記のように形成されたヨーク取付治具16は
取付治具本体1が適数個の取付ボルト17により
プロペラシヤフトバランサー(図示しない)の駆
動軸18に取りつけられる。
取付治具本体1が適数個の取付ボルト17により
プロペラシヤフトバランサー(図示しない)の駆
動軸18に取りつけられる。
つぎに、この実施例の作用について説明する。
プロペラシヤフト20のダイナミツクバランス
を測定するために、フロントのスリーブヨーク2
1をヨーク取付治具16のスリーブ11の軸穴1
1a内に挿入する。ついで、取付部2の加圧ボル
ト6を締めつけると、ボール7を介してピストン
5が油穴4内に押し込まれ、油穴4内のオイルが
加圧される。このように、油穴4内のオイルが加
圧されることにより、油穴4と通路10,,10
aを介して接続された凹部9内のオイルの圧力が
上昇する。このため、スリーブ11は中央部13
が外側からオイルにより締めつけられて各スリツ
ト15が縮みスリーブヨーク21を締めつける。
を測定するために、フロントのスリーブヨーク2
1をヨーク取付治具16のスリーブ11の軸穴1
1a内に挿入する。ついで、取付部2の加圧ボル
ト6を締めつけると、ボール7を介してピストン
5が油穴4内に押し込まれ、油穴4内のオイルが
加圧される。このように、油穴4内のオイルが加
圧されることにより、油穴4と通路10,,10
aを介して接続された凹部9内のオイルの圧力が
上昇する。このため、スリーブ11は中央部13
が外側からオイルにより締めつけられて各スリツ
ト15が縮みスリーブヨーク21を締めつける。
なお、プロペラシヤフト20をヨーク取付治具
16から取り外す場合には、加圧ボルト6を馳め
ると、油穴4内のオイルの圧力が解除されるの
で、スリーブ11の中央部13を外側から締めつ
けていた力がなくなり、プロペラシヤフト20の
スリーブヨーク21はヨーク取付治具16から容
易に取り外される。
16から取り外す場合には、加圧ボルト6を馳め
ると、油穴4内のオイルの圧力が解除されるの
で、スリーブ11の中央部13を外側から締めつ
けていた力がなくなり、プロペラシヤフト20の
スリーブヨーク21はヨーク取付治具16から容
易に取り外される。
そして、ダイナミツクバランスを測定するプロ
ペラシヤフトの種類が異なることにより、フロン
トヨーク20のスリーブヨーク21の相違するも
のがある場合は、スリーブヨークの直径が異なる
数だけスリーブ11を準備し、各スリーブ11の
内径をそれぞれのスリーブヨークの直径に合せて
製作する。これにより、プロペラシヤフトのダイ
ナミツクバランス測定時には、スリーブ11を交
換するだけで異なる種類のプロペラシヤフトの測
定を行なうことができる。
ペラシヤフトの種類が異なることにより、フロン
トヨーク20のスリーブヨーク21の相違するも
のがある場合は、スリーブヨークの直径が異なる
数だけスリーブ11を準備し、各スリーブ11の
内径をそれぞれのスリーブヨークの直径に合せて
製作する。これにより、プロペラシヤフトのダイ
ナミツクバランス測定時には、スリーブ11を交
換するだけで異なる種類のプロペラシヤフトの測
定を行なうことができる。
この考案は上記のように、プロペラシヤフトバ
ランサーに取りつける取付部と軸穴を有する筒状
のヨーク支持部とからなる取付治具本体と、両側
部を除き長手方向に複数のスリツトを有しヨーク
支持部の軸穴に取外し可能に挿入されかつプロペ
ラシヤフトのスリーブヨークを挿入可能な軸穴を
有するスリーブと、このスリーブの外側に油圧を
かけてスリーブの軸穴内に挿入されたスリーブヨ
ークをスリーブにより保持させる取付治具本体に
取りつけた油圧発生機構とにより、プロペラシヤ
フトバランサーのヨーク取付治具を構成したこと
により、次のような効果がある。
ランサーに取りつける取付部と軸穴を有する筒状
のヨーク支持部とからなる取付治具本体と、両側
部を除き長手方向に複数のスリツトを有しヨーク
支持部の軸穴に取外し可能に挿入されかつプロペ
ラシヤフトのスリーブヨークを挿入可能な軸穴を
有するスリーブと、このスリーブの外側に油圧を
かけてスリーブの軸穴内に挿入されたスリーブヨ
ークをスリーブにより保持させる取付治具本体に
取りつけた油圧発生機構とにより、プロペラシヤ
フトバランサーのヨーク取付治具を構成したこと
により、次のような効果がある。
(1) プロペラシヤフトバランサーに取りつける取
付治具本体は一個であり、最初にバランサーに
取りつけてアンバランスの修正をすれば、その
後の修正する必要がなく修正時間を短縮でき
る。
付治具本体は一個であり、最初にバランサーに
取りつけてアンバランスの修正をすれば、その
後の修正する必要がなく修正時間を短縮でき
る。
(2) 従来必要としたヨーク取付治具の数だけスリ
ーブを製作すればよいので、製作工数及び時間
を減少することができる。
ーブを製作すればよいので、製作工数及び時間
を減少することができる。
第1図、第2図はこの考案の一実施例を示し、
第1図はプロペラシヤフトバランサーに取りつけ
たヨーク取付治具の断面図、第2図はスリーブの
正面図、第3図は従来のプロペラシヤフトの正面
図である。 1……取付治具本体、2……取付部、3……ヨ
ーク支持部、4……油穴、5……ピストン、6…
…加圧ボルト、8……軸穴、9……凹部、10,
10a……通路、11……スリーブ、13……中
央部、14,14a……逃し部、15……スリツ
ト、16……ヨーク取付治具、18……駆動軸、
20……プロペラシヤフト、21……スリーブヨ
ーク。
第1図はプロペラシヤフトバランサーに取りつけ
たヨーク取付治具の断面図、第2図はスリーブの
正面図、第3図は従来のプロペラシヤフトの正面
図である。 1……取付治具本体、2……取付部、3……ヨ
ーク支持部、4……油穴、5……ピストン、6…
…加圧ボルト、8……軸穴、9……凹部、10,
10a……通路、11……スリーブ、13……中
央部、14,14a……逃し部、15……スリツ
ト、16……ヨーク取付治具、18……駆動軸、
20……プロペラシヤフト、21……スリーブヨ
ーク。
Claims (1)
- 自動車用プロペラシヤフトのダイナミツクバラ
ンス測定用プロペラシヤフトバランサーに取りつ
ける取付部とこの取付部の一側に設けられ軸穴を
有する筒状のヨーク支持部とからなる取付治具本
体と、両側部を除き長手方向に複数のスリツトを
有し前記ヨーク支持部の軸穴に取外し可能に挿入
され、かつプロペラシヤフトのスリーブヨークを
挿入可能な軸穴を有するスリーブと、このスリー
ブの外側に油圧をかけてその各スリツトの幅を縮
めスリーブの軸穴内に挿入されたスリーブヨーク
をスリーブにより保持させる前記取付治具本体に
設けた油圧発生機構とからなる特徴とするプロペ
ラシヤフトバランサーのヨーク取付治具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12452680U JPS6130950Y2 (ja) | 1980-08-30 | 1980-08-30 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12452680U JPS6130950Y2 (ja) | 1980-08-30 | 1980-08-30 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5747582U JPS5747582U (ja) | 1982-03-17 |
JPS6130950Y2 true JPS6130950Y2 (ja) | 1986-09-09 |
Family
ID=29485058
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12452680U Expired JPS6130950Y2 (ja) | 1980-08-30 | 1980-08-30 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6130950Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-08-30 JP JP12452680U patent/JPS6130950Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5747582U (ja) | 1982-03-17 |
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