JPS61308A - 台所用品収納家具 - Google Patents

台所用品収納家具

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Publication number
JPS61308A
JPS61308A JP59121326A JP12132684A JPS61308A JP S61308 A JPS61308 A JP S61308A JP 59121326 A JP59121326 A JP 59121326A JP 12132684 A JP12132684 A JP 12132684A JP S61308 A JPS61308 A JP S61308A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
storage
furniture
steel plate
wall
Prior art date
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Pending
Application number
JP59121326A
Other languages
English (en)
Inventor
五野 潔
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP59121326A priority Critical patent/JPS61308A/ja
Publication of JPS61308A publication Critical patent/JPS61308A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、可燃性壁面を有する箱形調理器具収納壁を、
調理器具が発生する輻射熱から有効に防熱し、防火上の
対策をとった台所用品収納家具に関するものである。
従来例の構成とその問題点 従来の例えば、オーブンレンジ(以下レンジと云う)用
専用収納家具は、家具をコンパクトにするため、可燃性
の収納家具壁面がレンジに近接し過ぎ、その結果、レン
ジの使用中にその輻射熱で壁面が過熱され、防火上重大
な問題となっていた。
一方台所の美観上の問題から、レンジ等の調理器具を使
用しない時は扉の後方に格納しておきたいとする要望も
強く出されるようになってきた。
台所空間を美しく整理し、上手に収納したいと云う要望
は近年益々強くなり、デザインやカラーを周囲の建物壁
面や家具とコープイネイトしたシステムキッチンや設備
商品が、市場に多く出廻るようになってきた。一方、調
理器具として熱を扱うレンジ等は、食生活の多様化に合
わせ、海外居住経験者の増加につれて、オーブン機能の
充実が要望され、特に電熱容量の増大による火力アンプ
と、加熱庫容積の拡大が必要とされるようになってきた
。しかし、日本の台所スペースは、狭くかつ木造である
ことから、レンジ等を収納する場合は、出来る限り、全
体の収納スペースをコンパクトにしてかつ、防火上安全
なものにしておく必要がある。
ところが、これら熱源を有する調理器具による過熱が原
因で火災に至るケースは跡をた\ず、家具や建物の壁面
に器具を収納するものが加速度的に増大する傾向の中で
、防火上の対策をとることが緊急の課題とされるように
なってきた。
特に、木製壁面の場合、高温に長期に亘ってさらされる
と、使用中に熱分解をおこし、炭化が始まる。その結果
熱の伝導や蓄熱による物理的要因あるいは、炭化の過程
で生成される物質の発熱反応等による化学的要因等が加
わることによって1、    ?Luf°o O’C(
7)−“6°i”lrR*KuA=!=iういわゆる低
温発火現象が起こる。従って、防火上からは、これら本
壁表面の温度上昇は、100°Cを超え々いよう配慮し
々ければならない。
このため、従来の収納家具には、高価な不燃性の例えば
石こうボードを用いたり、レンジから45ミリメートル
以上の空間距離をとるよう適当々離隔物を設けるなどさ
れていただめに、高価であったり外観上美麗々仕上りが
期待できず、又コンパクトな収納家具になりにくかった
・発明の目的 本発明は、上記従来の問題点を解消するもので、収納扉
を、鋼製とし、収納壁を有効に防熱することを目的とす
るものである。
発明の構成 上記目的を達するため、本発明は、そのヒンジ受部を収
納壁にそって移動可能な構成とし、調理器具と収納部壁
面との空間に格納出来るようにした。また、扉は、格納
した状態で、調理器具に対向する面を鋼製とし、扉内部
を中空として有効な断熱空間を構成せしめたものである
。さらに、断熱効果として、調理器具から発する輻射熱
により鋼製壁面が175°C以下におさ捷ることを実験
的に確かめ、10%以上の空隙を設けた場合に、この空
隙を介した本壁表面を100′C以下に出来るこ2から
、扉を断熱中空構造とすることにより、コンパクトで、
収納時に台所の外観を美麗に保持する収納家具を実現し
たものである。
実施例の説明 以下、本発明の一実施例について、図面に基づいて説明
する。
第1図において、下部と上部に収納庫を有する収納家具
1の中央部に床面より80〜85センチメートルの台上
に調理器具の収納部2を有する。
収納部2は、箱形で仮想線で示した例えばレンジ3を、
側、後、土壁面でとり囲み、前面には扉4を有している
。扉のヒンジ受け部11を収納壁面にそって後方に移動
させるため溝5が上下壁面に設けられている。扉4け、
レンジ3と側壁間の空間に格納した時、取手6が収納部
2の左右端面に添って収納されるように構成されている
収納家具1の後方には、排気筒7が設けられ、レンジ3
からの排気を上方に導くようになっている。
第2図に、断面図を示し、主要な断熱構造を示す。
上部収納庫8r/′i、木製で、レンジ3に対向する部
分は、断熱のだめ天面部の鋼板9並びに排気筒7の鋼板
10が設けられる。
鋼板9及び10は、後述するようにa及びbの空隙を1
0ミリメートル以上と12、有効々防熱効果を得ている
。扉4のヒンジビンを有するヒンジ受け部11は、鋼板
9と下部収納庫12の天板13に支持され、適切な位置
で軸支される構成(詳細な固定法は省略している)され
でいる。レンジ3の後方には、オーブン庫内の排気をす
るだめの排気孔14が設けられている。排気は、後面の
排気筒7を通り、上方に逃がされる。レンジ3と鋼板9
.1oとは、密着しない程度の空隙c、dが確保され\
ばよい。
従ってレンジ3は、今少し図の位置より奥に押し込まれ
\ば、扉4の後方に収納できる。
第3図は、第2図の矢印断面から見た断面図である。収
納部0す)壁15とレンジ3の空間に#4が格納されて
いるが、このn4け、レンジ3に対向する鋼板16と、
後述する防熱上有効な空隙部17の寸法eを、10ミリ
メートル以上確保できるよう構成さね、ている。扉は、
収納部2の前面を中央部分で分割した観音開き構造とし
、その巾寸法Wは、収納部2の前面中Wの略半分の寸法
にすれば、はにレンジ3の奥行きをはソ有効に防熱保護
出来る寸法となる。鋼板16の厚さは、普通0・6〜0
・8ミリメートルである。
第4図は、扉4を収納部(上)壁15とレンジ3の上方
空間に格納した場合を示す。扉4の高さhは、はソ収納
部前面の高さHに少し足り々いが、後方に設けた金具1
8が有効な断熱空隙部pを構成している。
第5図は、第3図において側壁15を鋼板で構成した場
合の防熱を説明する図である。
即ち、第2図のような収納家具1の収納部2の(ゆヨえ
よ、、!、、ゆ。ヵよ、511□8.7.ッ3からの輻
射熱で鋼板15は、100’Cを超えてしまう。従って
、もし収納家具1が他の木製の建築壁16に密着してお
れば防火上問題が残ることになる。このように、防火の
ために、収納部2の壁面を不燃性の鋼板15にしても、
m4の空隙部17、!:いう断熱層eが介在して始めて
防熱構造として完全なものとすることが出来る。なお扉
4の構造は、M3図で述べたものと同じためここでは省
略する。
第6図並びに第7図と下表は、防熱上有効々空隙寸法0
を決めた実験について説明したものであレンジ3を、庫
内温度を250°Cの最高に設定して連続通電した時、
表面温度の最高到達温度を求める゛。この時レンジ30
表面温度は、176°Cを超えるものけ々かった。表面
の塗膜の変色を防止する意味でも、表面温度は、160
’C近辺までに止めることが望ましい。
今、Cの寸法を6ミリメードル近くにして、レンジ3の
位置に仮想の熱源を落き、この温度を上昇せしめて図の
A点の鋼板(o、s ミ+)メートル厚さ)表面の温度
を上昇させる。所定の空隙Gをへだでた本壁(20ミリ
メートル厚)表面Bの表面温度を測定する。表1は、A
点の表面温度を176°Cを中心に変化させたとき、ギ
ャップGの寸法を5及び10ミリメートルにした時のB
面の表面温度を測定したものである。
室温35°Cでは、ギャップ10ミリメートルあれば、
B面の表面温度は、は’;100’c以下に保持できる
ことを示している。
空気の断熱効果は、温度の他湿度、気圧にも左右される
が、第7図では、室温を20’Cまで下げた場合の温度
降下の程度について測定し、A −Eの温度差は表面と
室温との温度差にはソ比例することがわかった。即ち、
室温20°Cの時は、表面の温度との差が15°C大き
くなった分だけ、ム−Bの温度差が16°C大きくなっ
ていることを示している。
湿度・気圧は、常湿、常圧で使用されると仮定すれば、
第6図において、ギャップを10ミリメートル以上にす
れば、本壁表面Bの温度を100’C以下に出来ると考
えてよい。
発明の効果 以上のように、本発明によれば、次のような効果を得る
ことができ、極めて実用的効果が大きい。
(1)鋼板で輻射熱を吸収分散し、さらに10ミリメー
トルの空隙により鋼板から2次輻射される熱を弱め、効
果的な断熱構成をしたことにより、従来のように46ミ
リメードルもの空間距離をとる必要がなくなり、収納部
の左右、上下寸法がコンパクトな寸法にできるように々
っだ。
(2)鋼板を裏面に使用した扉を、レンジ使用時は断熱
板として使用でき、不使用時は、扉を閉めて台所の美観
を高めることが出来る。即ち、扉の収納スペース即、断
熱板となって、扉の有効活用と共にその省スペース化も
図れる。
(3)不燃性の例えば石こうボード等の断熱拐を壁材に
使うと、高価でかつ強度がない、塗装がしにくい等の欠
点があるが、本発明の収納家具は、簡単な構造で、強度
もあり、塗装し易いので外観上の仕上げも美麗に出来上
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す斜視図、第2図は同実
施例の要部断面図、第3図は第2図の矢印部分の水平方
向の断面図、第4図はレンジ上部空間に扉を格納した他
の実施例を示す断面図、第5図は側壁15を鋼板で構成
しただけでは、防熱構造にならないこ七を示す水平方向
の断面図、第6図は空隙寸法を求める実験を説明するた
めの断面図、゛第7図は室温をパラメータにした、断熱
効果の実験結果を示す特性図である。 表1は、有効な断熱効果を求めた実験データである。 痢 1・・・・・・台所用収納家具、2・・・・・・箱形調
理器具収納部、3・・・・−・オーブンレンジ、4・・
・・・・扉、7・・・・・・排気筒、9,10・・・・
・・鋼板、11・・・・・・ヒンジ受け部、15・・・
・・・収納部(側)壁、16・・印・扉の鋼板、17・
・・・・・空隙部。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名第1
図 第3図 第4図 第6図 (八〕               (B)第7図 手続補正書は式) 1事件の表示 昭和59年特許願第121326号 2発明の名称 台所用品収納家具 3補正をする者 事件との関係      特  許  出  願  人
住 所  大阪府門真市太字門真1006番地名 称 
(582)松下電器産業株式会社代表者    山  
下  俊  彦 4、代理人 〒571 住 所  大阪府門真市太字門真1006番地松下電器
産業株式会社内 7、補正の内容 明細書第11ページ第16行目〜第17行目の「表1は
、〜である。」を削除します。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)収納家具本体に、箱形の調理器具収納部を設ける
    と共に、その前面に鋼製の扉を設け、当該扉は調理器具
    使用時には、調理器具と収納部壁面との空間に格納でき
    るよう扉のヒンジ受け部を移動可能とし、かつ扉は格納
    した時調理器具に対向する面を鋼板とし、10m/m以
    上の空隙部を有する構造にして、収納部壁面を調理器具
    から輻射する熱に対し有効に防熱する構成とした台所用
    品収納家具。
  2. (2)扉を中央部分で分割した観音開き構造とし、当該
    扉の巾寸法は、収納部奥行き寸法に略一致させた特許請
    求の範囲第1項記載の台所用品収納家具。
JP59121326A 1984-06-13 1984-06-13 台所用品収納家具 Pending JPS61308A (ja)

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JP59121326A JPS61308A (ja) 1984-06-13 1984-06-13 台所用品収納家具

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JP59121326A JPS61308A (ja) 1984-06-13 1984-06-13 台所用品収納家具

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JPS61308A true JPS61308A (ja) 1986-01-06

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ID=14808480

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JP59121326A Pending JPS61308A (ja) 1984-06-13 1984-06-13 台所用品収納家具

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6435044U (ja) * 1987-08-26 1989-03-03
JPH01209008A (ja) * 1988-02-17 1989-08-22 Matsushita Electric Ind Co Ltd 厨房装置
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JPH0431540U (ja) * 1990-07-03 1992-03-13
JP2013226325A (ja) * 2012-04-26 2013-11-07 Thermos Kk 保温調理容器

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