JPS6130700Y2 - - Google Patents

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JPS6130700Y2
JPS6130700Y2 JP5232081U JP5232081U JPS6130700Y2 JP S6130700 Y2 JPS6130700 Y2 JP S6130700Y2 JP 5232081 U JP5232081 U JP 5232081U JP 5232081 U JP5232081 U JP 5232081U JP S6130700 Y2 JPS6130700 Y2 JP S6130700Y2
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JP
Japan
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vehicle
passenger
section
endless
turning
Prior art date
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Expired
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JP5232081U
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JPS57165194U (ja
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  • Escalators And Moving Walkways (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は宙返り部又は急反転部を有するコース
タに関するものである。
従来のコースタはスリルが不足するので、最近
では軌条に宙返り部や急反転部を設けたコースタ
が研究されている。そして、この種のコースタで
は、乗物が急反転部又は宙返り部に進入直後に一
般人の人体で許容し得る限界に近い大きな加速度
(5〜6G)が作用することが分つた。そして前向
きに着席した乗客にとつて、急反転部又は宙返り
部に進入直後に乗客に大きな加速度が作用し乗客
の頭部が座席の背部から遊離して、前方へ倒され
るという状態が発生し、ひどい場合にはむち打ち
症と同等の症状が発生するおそれもあつた。即
ち、人体の首部は前方に折れる方向の外力には極
めて弱いためである。そのため走行速度を落とさ
ねばならず、従来以上の高度の新鮮なスリル感を
この種のコースタに付加することは困難であると
考えられていた。
本考案はこのような点に鑑みてなされた全く新
しいコースタであつて、乗客が期待するスリル感
を十分満させ得るものであるにもかかわらず、安
全性に優れたものを提案することを目的とする。
そこで本考案の特徴とする処は、宙返り部又は急
反転部を途中に有するエンドレス状の無端軌条を
敷設すると共に、乗物を該無端軌条に沿つた一方
向にのみ走行させ、該乗物には走行方向に背を向
けて乗客が着席するように全ての客席を後向きに
取付けて構成された点にある。
以下、図示の実施例に基づき本考案を説明す
る。
第1図及び第2図において、1はエンドレス状
の無端軌条である。無端軌条1は水平部2にプラ
ツトホーム3が設けられ、この水平部2に続いて
乗物引上げ機構4を備えた傾斜部5及び第1転向
部6が設けられる。この第1転向部6に続いて谷
部7が形成され、さらにこの谷部7に第2転向部
8及び第3転向部9が連続され、そしてこの第3
転向部9が上記水平部2に連続される。上記谷部
7においては、中間部に上記傾斜部5を取巻くよ
うに形成されたねじり状の宙返り部10が形成さ
れると共に、該宙返り部10の前後に降り傾斜部
11及び登り傾斜部12がそれぞれ形成される。
第2図からも明らかなように、谷部7は略鉛直面
上に形成されている。また第2転向部8は第1図
から明らかなように、その後半部が下位となるよ
うな傾斜面内に形成されると共に、上記第3転向
部9の始端との間がなだらかな山部13で連続さ
れる。
第3図及び第4図に他の形式の無端軌条14が
示される。お無端軌条14は、プラツトホーム1
5を備えた水平部16に連続して、第1転向部1
7、乗物引上げ機構18を備えた傾斜部19、第
2転向部20、谷部21、第3転向部22、180
度の水平状の旋回部23及び第4転向部を順次有
する。そして谷部21においては、2つの宙返り
部25a,25bが上記旋回部23を取巻くよう
に略同一の鉛直面上に形成されさらにこの鉛直面
上に降り傾斜部26及び登り傾斜部27が形成さ
れる。
第5図及び第6図にさらに他の形式の無端軌条
28が示される。この無端軌条28は、プラツト
ホーム29を備えた水平部30に続いて、乗物引
上げ機構31を備えた傾斜部32、第1転向部3
3、谷部34、第2転向部35、波状をなす蛇行
部36及び第3転向部37をこの順に有する。そ
して谷部34においては、宙返り部38とその前
後の降り傾斜部39及び登り傾斜部40とが略同
一鉛直面上に形成される。
第1図〜第6図で説明した地面に適宜支脚で支
持して敷設されたエンドレス状の無端軌条1,1
4,28における宙返り部10,25a,25
b,38はいずれも略鉛直面内で360度の宙返り
をなすようにねじられたループ状のものとして構
成されているが、これらの代りに螺旋状にねじつ
て1回又は複数回の宙返りを行なうようなスクリ
ユー状のものとしても良い。また乗物引上げ機構
4,18,31は、図示していないが、傾斜部
5,19,32に沿つて配設された無端走行チエ
ンをスプロケツト及びその駆動装置等で一方向に
回動させる形式のもの等が採用される。
第7図において、41は乗物である。乗物41
は上記無端軌条1,14,28に沿つて走行する
が、走行中に宙返りをしても無端軌条1,14,
28から脱落しないように、車輪42が無端軌条
1,14,28の上下から挾持状となるように構
成される。なお乗物41が無端軌条1,14,2
8に対して左右横振れをしないように横方向に無
端軌条1,14,28を押付けて転動する車輪
(図示せず)を付設しておくことも安全上好まし
い。43は客席である。客席43は乗物41の走
行方向Aに沿つて所要列設けられるが、図示例の
場合はそのすべてが該乗物41の走行方向Aに背
を向ける姿勢で乗客14を着席させるように構成
されている。また各客席43にはそれぞれ安全装
置45が付設されており、乗客44が安全な固縛
状態で着席できるようになつている。そしてこの
安全装置45には、乗客44の後頭部を支持する
枕体46が含まれる。
以上において、乗客44はプラツトホーム3,
15,29に停止している乗物41に、該乗物4
1の走行方向Aに背を向ける姿勢で乗込み、安全
装置45で固縛される。その後乗物41はその引
上げ機構4,18,31によつて傾斜部5,1
9,32を引上げられ、その後引上げ機構4,1
8,31との係合が自動解除されて各無端軌条
1,14,28に沿つて一方向に走行する。すな
わち乗物41は各無端軌条1,14,28の各第
1転向部6,17,33を経て谷部7,21,3
4に至り、その後所定経路を経て水平部2,1
6,30に戻る。乗物41の走行中、該乗物41
は乗客44から見れば全走行経路で後向きに走行
する。
しかして、第8図に示す如く宙返り部10,2
5a,25b,38に進入直後は乗物41の走行
速度は大きく、急反転により乗客44に矢印G
(MAX)で示す遠心力が作用すると共に、走行方
向への加速度αも最大となる。しかし、上述の如
く乗物41には走行方向Aに背を向けて乗客44
が着席するように全ての客席43を後向きに取付
けてあるから、上記進入直後の大きな加速度αに
よる力が乗客44の頭部に作用した場合、後頭部
44aは客席43の枕体46に押圧されて支持さ
れるから、乗客の首部には何ら異常な外力は作用
せず、極めて安全性が高いといえる。即ち、宙返
り部10,25a,25b,38は勿論のこと、
各転向部や旋回部、さらには傾斜部においても、
乗客44は後向き走行からくる新鮮で高度の恐怖
感とスリルを味わうことが出来るにかかわらず、
乗客44はその後頭部44aが枕体46によつて
支持されており、しかも加速度αは後頭部44a
を枕体46に押付ける方向に作用するので、乗客
44が首振りを起こすことがない。従つて安全性
が確実に確保される。
同様なことは、第9図に例示するように、転向
部や旋回部におけるような急反転を行なう部位に
おいてもいえる。なお同図では、このような急反
転部47における遠心力Gの分布状態を示し、急
反転部47に進入直後にて最大の遠心力G
(MAX)が作用すると共に、乗客には走行方向の
最大の加速度αが作用することを示している。
以上の説明から明らかなように本考案によれ
ば、乗客は無端軌条の全経路中で後向きに走行せ
しめられ、しかもその途中においては宙返り部や
急反転部を経由せしめられるために従来のもので
は味わい得ないような高度でかつ新鮮味のあるス
リル感を味わうことが出来る。しかも、宙返り部
や急反転部に於て、さらには緊急停止時には枕体
46から離れることがなく、むち打ち症状のおそ
れもなくなり、安全性の優れたものとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す側面図、第2
図は同平面図、第3図は他の実施例の側面図、第
4図は同平面図、第5図はさらに別の実施例の側
面図、第6図は同平面図、第7図は要部詳細側面
図、第8図は宙返り部の拡大側面図、第9図は急
反転部の拡大側面図である。 1,14,28……無端軌条、10,25a,
25b,38……宙返り部、41……乗物、43
……客席、44……乗客、47……反転部、A…
…乗物41の走行方行。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 宙返り部又は急反転部を途中に有するエンドレ
    ス状の無端軌条を敷設すると共に、乗物を該無端
    軌条に沿つた一方向にのみ走行させ、該乗物には
    走行方向に背を向けて乗客が着席するように全て
    の客席を後向きに取付けて構成されたことを特徴
    とするコースタ。
JP5232081U 1981-04-11 1981-04-11 Expired JPS6130700Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5232081U JPS6130700Y2 (ja) 1981-04-11 1981-04-11

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5232081U JPS6130700Y2 (ja) 1981-04-11 1981-04-11

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57165194U JPS57165194U (ja) 1982-10-18
JPS6130700Y2 true JPS6130700Y2 (ja) 1986-09-08

Family

ID=29849013

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JP5232081U Expired JPS6130700Y2 (ja) 1981-04-11 1981-04-11

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JPS57165194U (ja) 1982-10-18

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