JPS6130526Y2 - - Google Patents

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JPS6130526Y2
JPS6130526Y2 JP10421983U JP10421983U JPS6130526Y2 JP S6130526 Y2 JPS6130526 Y2 JP S6130526Y2 JP 10421983 U JP10421983 U JP 10421983U JP 10421983 U JP10421983 U JP 10421983U JP S6130526 Y2 JPS6130526 Y2 JP S6130526Y2
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JP
Japan
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steam
outlet
top plate
cooking utensil
plate
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JP10421983U
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JPS6010545U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は台所用家具に関し、さらにいえば、調
理器具載置台およびコンセントを有する台所用家
具に関する。
台所における主婦の作業性を高めるために、従
来から、炊飯器、ポツト、コーヒーメーカー等調
理器具を載置し得る台所用家具が種々提供されて
いる。
そして、これら台所用家具は、上記調理器具用
のコンセントを設けて、調理器具を載置したまま
で、炊飯、湯わかし等の調理を行ない得るように
している。
しかし、従来の台所用家具は、調理器具からの
湯気の影響を考慮して、コンセントを調理器具載
置台の下方に取りつけているため、調理器具載置
台を引き出し式に構成することができず、あるい
は引出し式に構成しても、調理器具の電気コード
が邪魔になつて、調理器具載置台を引き出すこと
ができない。そこでコンセントを調理器具の上部
に取り付けることが考えられるが、このようにす
ると前記調理器具載置台に載置した炊飯器等から
の湯気により前記コンセントが損傷を受けてしま
う。
本考案は、このような事情に鑑みてなされたも
ので、調理器具を載置したままで、かつ電気コー
ドをコンセントと接続したままでも調理器具載置
台を引き出し得ることができ、しかもコンセント
は調理器具からの湯気によつて損傷を受けない台
所用家具を提供するものである。
かかる目的を達成するための本考案の台所用家
具は、引き出し自在な調理器具載置台を設け、天
板の先端に前方に突出する湯気よけ体を設け、湯
気よけ体の上方側後部にコンセントを設けたこと
を特徴としている。
以下、本考案の台所用家具について、実施例を
示す添付図面によつて詳細に説明する。
第1図から第7図において、1は、その全面に
開閉扉2aを有する収納ばこ2と、米を所定量当
取出すための計量機構を有する米櫃3とを並列一
退化してなる鋼板性の収納家具本体である。尚、
開閉扉2aは木板製でもよい。
この収納家具本体1の上面部には、たとえば鋼
板製の台所用家具本体4が一体的に固設されてい
る。
この台所家具本体4は、両側壁部6,6および
後壁部7を有するコ字形の鋼板製周壁5と、該後
壁部7から前方に向かつて屈曲形成された天板8
および底板9とからなり、底板9上には、合成樹
脂製の調理器具載置台10が、後記するスライド
機構29によつて引き出し可能に取り付けられて
いる。また天板8は、前端縁を上方に屈曲させて
湯気よけ取付部11を形成するとともに、湯気よ
け取付部11の上端縁を後方に屈曲し、さらにL
字形に屈して上部底板係合部12を形成してい
る。
この台所家具本体4の上部には、鋼板製の上部
収納箱13が一体的に固設されている。
この上部収納箱13は、両側壁部15,15お
よび後壁部16を有するコ字形の鋼板製周壁14
と、該後壁部16上端縁から前方に向かつて屈曲
形成された天板17および後壁部16の所定位置
にボルト止めされたアングル部材18と前記上部
底板係合部12とで支持される上部底板19から
なり、その全面部には、天板17に取付けた取付
け板20および後記する湯気よけ体34の上面に
一体に突設した軸21によつて開閉自在に取付け
られた扉22が設けられている。尚、21aは軸
21に嵌合したワツシヤである。
前記調理器具載置台10は、後部を上方に立上
らせて調理器具が後方にすべり落ちないようにし
た立上り部23を形成しているとともに、前下部
には〓形の取手部24を形成しており、下面所定
位置には、C字形の鋼板製上部レール25を挟持
する位置ずれ防止用の複数対の垂下片26,26
……を一体に形成している。そして、各1対の垂
下片26,26の中央部に、上部レール25を取
付けるためのねじ28をねじ込むねじ込み部27
を形成している。
なお、このねじ込み部27及び垂下片26……
に形成された段部26aも上部レール25の位置
ずれ防止の働きをしている。
また、調理器具載置台10のスライド機構29
は、前記上部レール25と、底板9上に設けた〓
形の下部レール30と、上部レール25に支持さ
れたボール31,31……とからなり、ボール3
1,31……は、〓形のホルダー32によつて抜
け止め状に保持されている。また、下部レール3
0は、ボルト挿通孔近傍を皿状に形成するととも
に、底板9のボルト挿通孔近傍を皿状に形成し、
ボルト挿通孔同士を係合させたまま、皿ボルト3
3にて止めつけることにより位置ずれを防止して
いる。
したがつて、上、下レール25,30を位置決
めして取付けた状態では、上、下レールは平行と
なり、スムーズに調理器載置台10を引き出すこ
とができる。尚、前記スライド機構29は、1列
でもよく、載置する重量によつて多列とすること
もでき、また、ボール31については、前部寄り
に多く配置することによつて引き出しを一層容易
にすることもできる。
本考案の最も要旨とする湯気よけ体34は合成
樹脂製の部材であり、下面を天板8の下面と面一
状とした下板35(たとえば奥行50mm)と、下板
35の前端縁から上方にのび、後上方に湾曲し、
さらに後方にのびる上板36)(たとえば高さ20
mm、奥行30mm)と、上板36の後端縁から上方に
のびる前板37(たとえば高さ30mm)と、前板3
7の上端縁から後方にのびる頂板38とを有し、
下板35の後端縁から上方にのびる取付板39、
頂板38の後端縁から下方にのびる取付板40お
よび前板37の後面から後方にのびる取付部41
を湯気よけ取付部11に当接させ、ねじ止めする
ことにより湯気よけ体34を取付けている。ま
た、湯気よけ取付部11の側壁部6よりにボルト
止めした1対のアングル部材42,42間にコン
セント43をねじ止めし、前板37の窓孔を通し
てコンセント43を外部に露呈させている。
尚、後壁部7の上部寄りに多数の通気孔44を
設けるとともに、天板8と上部底板19との間に
位置する後壁部16の部分にも多数の通気孔45
を設けて熱気抜き、および湯気抜きを兼ねさせて
いる。
本考案の台所用家具は以上のように構成されて
いるので、調理器具載置台10上に、炊飯器、ポ
ツト、コーヒーメーカー等の調理器具46を載置
した場合に、電気コード47を上方にのばしてコ
ンセント43に接続することができるので、調理
器具載置台10を引き出すときに電気コード47
は何ら邪魔にならない。そして、調理器具46か
らの湯気は湯気よけ体35によつて第7図に示す
ようにコンセント43の前方部分にまい上がるの
で、該コンセント43には湯気が侵入することが
防止さ、湯気によつてコンセント43内部が錆
び、あるいは漏電、接触不良等の事態を引起すこ
とを確実に防止できる。また、前記実施例のよう
に湯気および熱は通気孔44から逃げるので台所
用家具本体4内に必要以上に湯気および熱がたま
ることを防止でき、また、天板8と上部底19と
で空間を形成し、さらにその空間の熱気を通気孔
45から逃がすので、上部収納箱13内が必要以
上に昇温することもない。
第8図は湯気よけ体34の他の実施例を示す図
であり、上部を平坦面とし、下部を前上りテーパ
面に形成した合成樹脂製であり、湯気よけ体34
の上面に近接させて湯気よけ取付部11にコンセ
ント43を取付けている。
したがつて、この場合も上記実施例と同様にコ
ンセント43を湯気から有効に保護し、かつ調理
器具載置台10を自由に引き出すことができる。
また、本考案は前記実施例に限定されるもので
はなく、例えば第9図A〜Dに示す如く構成して
もよい。
すなわち、第9図Aに示すものでは、湯気よけ
体34を台所用家具本体4の天板8でもつて一体
的に形成してある。天板8の下面8bは、湯気等
を前方へ良好に案内させるべく傾斜状に形成され
ており、前記下面部8bの後端部には湯気による
水滴等を蓄積するための桶8cを形設してある。
また、第9図Bに示すものでは、湯気よけ体3
4を天板8でもつて一体的に形成すると共に、そ
の下面部8bをV字形に形成してあり、さらに台
所用家具本体4の後壁部7を収納空間50から上
部収納棚14の天板17上へ貫通する二重壁構造
に構成してある。このようにすれば、湯気等の収
納空間50からの排出が良好に行われうる。な
お、天板8の下面部8bには桶8cが形成されて
いる。
さらに、第9図Cのものでは、湯気よけ体34
を、断面コ字形に形成した天板8内に引き出し自
在に格納させてある。このようにすれば、常時は
湯気よけ体34を天板8内に格納させておく(実
線)ことができて外観体裁を良好とし、調理を行
うときは、湯気よけ体34を前方へ引出して(鎖
線)、湯気等がコンセント43および扉22に触
れるのを防止できる。しかも湯気よけ体34の前
方への突出量を大きく調節することができて、湯
気等のコンセント43および扉22への接触をよ
り有効に防止しうる。また、引出された湯気よけ
体34の上面部は、台所用品のトレーとしても利
用できて便利である。
また、第9図Dのものでは、天板8の下面部に
突設せるピン51,51に長孔52,52を介し
て、湯気よけ体34が格納(実線)且つ引き出し
(鎖線)自在に取付けられている。
なお、前記各実施例において、湯気よけ体34
は、天板8と別体或いは一体であるに拘わらず、
耐熱性及び耐湿性に富む材料(例えば、樹脂、ス
テンレス板等)で成形されるか、或いは耐熱性及
び耐湿性に富む塗料で塗装されていることは勿論
である。
さらに、前記各実施例における湯気よけ体34
を備えた台所用家具本体4は、これを独立のもの
に構成しておいてもよい。
以上のように、本考案の台所用家具は、引き出
し自在な調理器具載置台を設け、天板の先端に前
方に突出する湯気よけ体を設け、湯気よけ体の上
方側後部にコンセントを設けたことを特徴として
いるので、調理器具の電気器具の電気コードをコ
ンセントを接続したままで調理器具載置台を引き
出すことができ、しかもコンセントを湯気から有
効に保護することができるという特有の実用的効
果をする。
【図面の簡単な説明】
第1図から第7図は本考案の一実施例を示すも
ので、第1図は台所用家具の斜視図、第2図はス
ライド機構29の分解斜視図、第3図は上部レー
ル取付状態を示す縦断面図、第4図は下部レール
取付状態を示す縦断面図、第5図は両レールの係
合状態を示す縦断面図、第6図は湯気よけ部材3
4と扉22との取付構造を示す縦断面図、第7図
は台所用家具の要部を示す縦断面図、第8図は湯
気よけ34の他の実施例を示す縦断面図、第9図
A〜Dは夫々他の実施例を示す概略の縦断面図。 4……台所用家具(本体)、8……天板、10
……調理器具載置台、34……湯気よけ体、43
……コンセント。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 引き出し自在な調理器具載置台を設け、天板の
    先端に前方に突出する湯気よけ体を設け、湯気よ
    け体の上方側後部にコンセントを設けたことを特
    徴とする台所用家具。
JP10421983U 1983-07-04 1983-07-04 台所用家具 Granted JPS6010545U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10421983U JPS6010545U (ja) 1983-07-04 1983-07-04 台所用家具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10421983U JPS6010545U (ja) 1983-07-04 1983-07-04 台所用家具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6010545U JPS6010545U (ja) 1985-01-24
JPS6130526Y2 true JPS6130526Y2 (ja) 1986-09-06

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ID=30244805

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JP10421983U Granted JPS6010545U (ja) 1983-07-04 1983-07-04 台所用家具

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH068831Y2 (ja) * 1985-05-10 1994-03-09 松下電器産業株式会社 炊飯装置
JPH0525474Y2 (ja) * 1988-05-27 1993-06-28

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Publication number Publication date
JPS6010545U (ja) 1985-01-24

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