JPS6130096Y2 - - Google Patents

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JPS6130096Y2
JPS6130096Y2 JP1982021608U JP2160882U JPS6130096Y2 JP S6130096 Y2 JPS6130096 Y2 JP S6130096Y2 JP 1982021608 U JP1982021608 U JP 1982021608U JP 2160882 U JP2160882 U JP 2160882U JP S6130096 Y2 JPS6130096 Y2 JP S6130096Y2
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JP
Japan
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water
drain
outdoor
disk
drain water
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JP1982021608U
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JPS58124718U (ja
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  • Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は空調機の室外ドレンパンに関する。
従来のドレン水完全処理装置を具備した一体型
空気調和機においては、第1図縦断面図、第2図
側面図に示すように、冷房運転中、蒸発器4で蒸
発する冷媒と矢印Eのように流れる室内空気とを
熱交換することにより蒸発器4を通過する空気の
水分を除去し、その水分をドレン水として室内ド
レンパン8を経てドレンホース9を通つて室外ド
レンパン16に溜め、一方、凝縮器3にてコンプ
レツサ5から吐出される高温冷媒と室外空気とを
熱交換することにより加温された室外空気を矢印
Fに示すように流す。その際、円板11は室外ド
レンパン16内の底16aより少し上方の位置で
スプラツシヤモータ12により回転し、間隔を存
して並設された凝縮器3のすき間3aににドレン
水を跳ね上げて凝縮器3でドレン水を蒸発させ、
ドレン水完全処理を行なう。
ドレン水完全処理は凝縮器3のフイン3bにド
レン水の水滴を付着させ、水滴を蒸発させるが、
一部蒸発しきれずフイン3bを伝つてドレンパン
16に落ちるドレン水はこれを回収する構造にな
つているので、雨天の場合の冷房運転時には外部
から雨がフイン3bを伝つて室外ドレンパン16
に流入し、この雨水とドレン水との和である水量
は蒸発量を大きく上回るから室外ドレンパン16
の水位は時間とゝもに増してくる。
そこで、従来、室外ドレンパン16の堤防16
bから内部に溢れ出す前に堤防16c側より外部
に排水するために堤防16bより低い位置にオー
バフロー堰16dを設けており、空気調和機停止
状態(冷房もドレン水完全処理もしていない)の
雨天の場合も同様のことが言える。
しかしながら、雨が止んだのち、室外ドレンパ
ン16の満水状態において冷房運転(ドレン水完
全処理も運転)する場合等には、室外ドレンパン
16の水位は、第3図に示すように、水の粘性に
基因して円板11付近の水位は下がり、オーバフ
ロー16d付近の水位が上昇するので、溜つてい
たドレン水がオーバフロー16dから流出し、屋
外壁面を汚損したり、通路に面していれば通行人
に降りかかつたりする等の不具合がある。
本考案はこのような事情に鑑みて提案されたも
ので、満水状態から起動してもドレンが外部に流
出することのない空調機の室外ドレンパンを提供
することを目的とし、下端がドレン水に浸漬され
高速回転によりドレン水を上方の凝縮器に跳ね上
げるスプラツシヤ円板を具えてなる室外ドレンパ
ンにおいて、スプラツシヤ円板の回転に基因して
ドレン水位が最も低下する部位に穿設されたオー
バフロー孔と、上記オーバフロー孔と上記スプラ
ツシヤ円板との間に挿入された邪魔板とを具えた
ことを特徴とする。
本考案の一実施例を図面について説明すると、
第4図はその平面図、第5図は第4図の正面図、
第6図および第7図はそれぞれ第4図の−に
沿つた断面図で、第6図はスプラツシヤ円板の停
止時、第7図はスプラツシヤ円板の運転時をそれ
ぞれ示す、第8図は第4図の−に沿つた断面
図、第9図は降雨時ドレン水給量が多い場合を示
す断面図である。
上図において、第1〜3図と同一の記号はそれ
ぞれ第1〜3図と同一の部材を示し、6cは室外
ドレンパン6の側板6b上であつてスプラツシヤ
円板1の回転軸の延長上の若干下方でドレンパン
の水位の最も低くなる位置に穿設された横長の長
方形断面のオーバフロー孔、7は側板6bの内面
に突設され右端7aが側板6bに沿つてスプラツ
シヤ円板1の右端よりも若干右方へ延びるL字状
断面の鉛直邪魔板を形成する堤防である。
このような構造において、室外ドレンパン満水
時および運転直後の水位の状態を示すと、それぞ
れ第7図および第8図に示すようになり、オーバ
フロー孔6cの水位はドレン水が自由に流れる堤
防7の先端7a付近の水位とほゞ同一レベルとな
り、円板1附近の水位には影響されない。
一方、降雨時の室外ドレンパンへのドレン水供
給量が多い場合の水位は、第9図に示すように、
堤防先端7a附近ではオーバフロー孔6cよりも
若干高くなり、従つて、オーバフロー孔6cより
外部へ余分なドレン水が排水される。
オーバフロー孔6cの部位はスプラツシヤ円板
の高速回転に基因する水流によつて水位が不安定
となるが、堤防はこの水位の変動を安定化する作
用を行ない、さらに、オーバフロー孔6cから指
を入れた場合でも、堤防に遮られるから、指がス
プラツシヤ円板1に触れて怪我をする危険はな
い。
このような構造によれば、下記の効果が奏せら
れる。
(1) 満水時からの運転でもオーバフロー孔附近の
水位は満水時の水位よりも低い位置で安定し、
オーバフロー孔からドレン水が流出することが
ない。
(2) 堤防により円板の跳ね上げる水滴が直接オー
バフロー孔から飛び出すことがない。
要するに本考案によれば、下端がドレン水に浸
漬され高速回転によりドレン水を上方の凝縮器に
跳ね上げるスプラツシヤ円板を具えてなる室外ド
レンパンにおいて、スプラツシヤ円板の回転に基
因してドレン水位が最も低下する部位に穿設され
たオーバフロー孔と、上記オーバフロー孔と上記
スプラツシヤ円板との間に挿入された邪魔板とを
具えたことにより、外部へ水滴が飛散して汚す等
の惧れのない室外ドレンパンを得るから、本考案
は産業上極めて有益なものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は公知のドレン水完全処理装置を具えた
一体型空気調和機を示す縦断面図、第2図は第1
図の側面図、第3図は第2図の部分図、第4図は
本考案の一実施例を示す平面図、第5図は第4図
の正面図、第6図および第7図はそれぞれ第4図
の−に沿つた断面図で、第6図はスプラツシ
ヤ円板の停止時、第7図はスプラツシヤ円板の運
転時をそれぞれ示す、第8図は第4図の−に
沿つた断面図、第9図は降雨時ドレン水供給量が
多い場合を示す断面図である。 1……スプラツシヤ円板、2……スプラツシヤ
モータ、6……室外ドレンパン、6b……側板、
6e……オーバフロー孔、7……堤防、7a……
先端。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 下端がドレン水に浸漬され高速回転によりドレ
    ン水を上方の凝縮器に跳ね上げるスプラツシヤ円
    板を具えてなる室外ドレンパンにおいて、スプラ
    ツシヤ円板の回転に基因してドレン水位が最も低
    下する部位に穿設されたオーバフロー孔と、上記
    オーバフロー孔と上記スプラツシヤ円板との間に
    挿入された邪魔板とを具えたことを特徴とする空
    調機の室外ドレンパン。
JP1982021608U 1982-02-19 1982-02-19 空調機の室外ドレンパン Granted JPS58124718U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1982021608U JPS58124718U (ja) 1982-02-19 1982-02-19 空調機の室外ドレンパン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1982021608U JPS58124718U (ja) 1982-02-19 1982-02-19 空調機の室外ドレンパン

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58124718U JPS58124718U (ja) 1983-08-25
JPS6130096Y2 true JPS6130096Y2 (ja) 1986-09-04

Family

ID=30033731

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1982021608U Granted JPS58124718U (ja) 1982-02-19 1982-02-19 空調機の室外ドレンパン

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JP (1) JPS58124718U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58124718U (ja) 1983-08-25

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