JP6417073B1 - 空気調和機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】空気調和機(例えば、その室内機2)は、空気と冷媒との間で熱交換を行う熱交換器16と、熱交換器に設けられた複数のフィン20と、熱交換器の温度を下げる運転を行い、フィンの表面に霜若しくは氷を付着させる凍結動作を制御する制御部CLと、を有する。フィンは表面に親水性処理が施されている。フィンには冷媒を流すパイプが挿通されているバーリング孔が形成されている。バーリング孔は縁部が立ち上がり加工された孔である。縁部の高さは隣接するフィン同士の間隔と略同じであり、隣接する前記フィン間に位置するパイプは縁部で覆われている。制御部は、熱交換器の温度を上げる運転を行い、霜若しくは氷を解凍する解凍動作も制御する。
【選択図】図2
Description
また、例えば、従来の空気調和機は、熱交換器の洗浄作業時に高所作業を行う必要があるため、作業者に負担を強いていた。ここで、高所作業とは、例えば、高所に設置された空気調和機の室内機を設置場所から取り外して分解し、室内機の中から熱交換器を取り出して熱交換器を洗浄するという作業や、高所に空気調和機の室内機を設置したままの状態で洗浄液を熱交換器に塗布して熱交換器を洗浄するという作業等である。従来の空気調和機は、熱交換器の洗浄作業時に高所作業を行う必要があるため、人間の手を介さないと、熱交換器を洗浄することができなかった。そして、高所作業は、特に、高齢者や、体の不自由な方にとって、非常に困難な作業であった。そのため、従来の空気調和機は、作業者に負担を強いていた。
その他の手段は、後記する。
<空気調和機の構成>
以下、図1乃至図3を参照して、本実施形態に係る空気調和機1の構成につき説明する。図1は、本実施形態に係る空気調和機1の構成図である。図2は、空気調和機1の室内機2の断面図である。図3は、室内機2に搭載された熱交換器16の取付角度を示す概略図である。図4は、熱交換器16の取付角度を示す概略図である。
ドレンパン17は、熱交換器16のフィン20(図3参照)の表面に結露して落下する水(水滴)を受ける部材である。
左右風向板19は、空気吹出口13から吐き出される調和空気の左右方向の向きを規定する部材である。
そのため、空気調和機1は、熱交換器16のメンテナンス性を向上させることができる。
空気調和機1は、熱交換器16を効率よく洗浄するために、凍結洗浄時に流れ出る水の量を増加させること(つまり、熱交換器16のフィン20(図3参照)の表面に付着する霜(氷)の付着量を増加させること)が好ましい。
空気調和機1は、解凍運転時や、冷房運転時、除湿運転時に流れ出た水が空気吹出口13から落下(水垂れ)しないように、流れ出た水をドレンパン17の上に適正に落下させる構成にするとよい。そこで、本実施形態では、各フィン20に水の流れを誘導する流路として機能する凸凹部30(図5参照)が設けられている。凸凹部30は、表面が凸凹状に形成された部位である。図5は、フィン20に形成された凸凹部30の一例としてのバーリング孔(穴)31の概略図である。図5(a)は、バーリング孔(穴)31の上方斜視図であり、図5(b)は、バーリング孔(穴)31の側面図である。
また、本実施形態では、凍結洗浄で流れ出る水の量を増加させるとともに、熱交換器16の抗菌性能や防臭性能を向上させるために、フィン20の表面に親水性処理が施されている(図8参照)。図8は、親水性処理の一例を示す概略図である。
金属層21は、例えば、アルミニウム合金によって構成される。
下地処理層22は、例えば、リン酸塩皮膜、クロメート皮膜等によって構成される。
親水性処理層23は、親水性樹脂皮膜によって構成される。
なお、親水性処理は、熱交換器16に設けられたパイプ40の表面にも施すことができる。
(1)空気調和機1は、熱交換器16の温度を下げる運転を行い、フィン20の表面に水を結露させてその水(結露水)を霜(氷)として凍結させる凍結動作を制御する制御部CL(図1参照)を有している。その制御部CL(図1参照)は、熱交換器16の温度を上げる運転を行い、霜(氷)を解凍(溶融)する解凍動作も制御する。また、空気調和機1は、表面に親水性処理が施された複数のフィン20(図3及び図8参照)を有している。
2 室内機
3 室外機
5 接続配管
6 空気吸込口
7 筐体
8 化粧枠
9 前面パネル
10 受信部
12 リモートコントローラ
13 空気吹出口
14 送風ファン
15 フィルタ
16 熱交換器
16F 前熱交換器
16FL 前熱交換器の下部(熱交換器の前方下部)
16FU 前熱交換器の上部(熱交換器の前方上部)
16R 後熱交換器(熱交換器の後方部)
17(17F,17R) ドレンパン
18 上下風向板
19 左右風向板
20 フィン
21 金属層(アルミニウム合金)
22 下地処理層(リン酸塩皮膜、クロメート皮膜等)
23 親水性処理層(親水性樹脂皮膜)
24 添加剤(チタン、フッ素、ジンクピリチオン等)
30 凸凹部
31 バーリング孔(穴)
32 立ち上がり加工された長孔状の溝
33 切起こし部
34 リブ
40 パイプ
91 設置壁面
92 設置壁面の法線
CL 制御部
H31 バーリング孔(穴)の高さ
H20wt 水の盛り上がり高さ
L20 フィン間隔
wt 水
α16FL 熱交換器の前方下部(前熱交換器の下部)の取付角度
α16FU 熱交換器の前方上部(前熱交換器の上部)の取付角度
α16R 熱交換器の後方部(後熱交換器)の取付角度
Claims (11)
- 空気と冷媒との間で熱交換を行う熱交換器と、
前記熱交換器に設けられた複数のフィンと、
前記熱交換器の温度を下げる運転を行い、前記フィンの表面に霜若しくは氷を付着させる凍結動作を制御する制御部と、を有し、
前記フィンは表面に親水性処理が施されており、
前記フィンには冷媒を流すパイプが挿通されているバーリング孔が形成されており、
前記バーリング孔は縁部が立ち上がり加工された孔であり、
前記縁部の高さは隣接する前記フィン同士の間隔と略同じであり、隣接する前記フィン間に位置する前記パイプは前記縁部で覆われている
ことを特徴とする空気調和機。 - 請求項1に記載の空気調和機において、
前記制御部は、前記熱交換器の温度を上げる運転を行い、前記霜若しくは氷を解凍する解凍動作を制御する
ことを特徴とする空気調和機。 - 請求項1又は請求項2に記載の空気調和機において、
前記フィンは表面に親水性処理が施されており、
隣接する前記フィン同士の間隔は、前記親水性処理が施されていない状態のフィンの表面に結露する水の盛り上がり高さと比較した場合に、その水の盛り上がり高さよりも短い
ことを特徴とする空気調和機。 - 請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の空気調和機において、
前記フィンの表面には、水の流路として機能する凸凹部が形成されている
ことを特徴とする空気調和機。 - 請求項4に記載の空気調和機において、
前記凸凹部は、前記バーリング孔によって形成されている
ことを特徴とする空気調和機。 - 請求項5に記載の空気調和機において、
前記バーリング孔の高さは、隣接する前記フィン同士の間隔と略同じになっている
ことを特徴とする空気調和機。 - 請求項4に記載の空気調和機において、
前記凸凹部は、冷媒を流すパイプが挿入される立ち上がり加工された長孔状の溝によって形成されている
ことを特徴とする空気調和機。 - 請求項4に記載の空気調和機において、
前記凸凹部は、切起こし部又はリブによって形成されている
ことを特徴とする空気調和機。 - 請求項1乃至請求項8のいずれか一項に記載の空気調和機において、
前記親水性処理は、親水性樹脂皮膜で前記フィンの表面を覆う処理であり、
前記親水性樹脂皮膜は、抗菌作用を有する添加剤が添加された樹脂材によって形成されている
ことを特徴とする空気調和機。 - 請求項9に記載の空気調和機において、
チタンとフッ素とジンクピリチオンとの中のいずれか1乃至複数種類が、前記添加剤として用いられている
ことを特徴とする空気調和機。 - 請求項3又は請求項9に記載の空気調和機において、
前記親水性処理は、前記熱交換器に設けられたパイプの表面にも施されている
ことを特徴とする空気調和機。
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JP2018164519A Ceased JP6417073B1 (ja) | 2018-09-03 | 2018-09-03 | 空気調和機 |
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