JPS6129487Y2 - - Google Patents

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JPS6129487Y2
JPS6129487Y2 JP1965983U JP1965983U JPS6129487Y2 JP S6129487 Y2 JPS6129487 Y2 JP S6129487Y2 JP 1965983 U JP1965983 U JP 1965983U JP 1965983 U JP1965983 U JP 1965983U JP S6129487 Y2 JPS6129487 Y2 JP S6129487Y2
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JP
Japan
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feed
roll
rolls
fins
feed rolls
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JP1965983U
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JPS59127750U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、主に長尺物の粉砕を行なう粉砕機の
材料供給装置に関する。
例えば、製紙工場の故紙再生工程における第1
工程より発生するラグロープは、紐状に固められ
た紙、プラスチツク及び針金とから成り、長尺帯
紐状であると共に、柔軟性があり、連結してから
み合い且つ折曲しているので、粉砕機による粉砕
がやり難く、必要悪の厄介物として廃棄されてい
た。
このラグロープは高カロリー品であり且つ廃棄
処理料も高価であるので、燃料として再利用する
ことが望まれている。
ラグロープは従来の粉砕機によつて粉砕するこ
とはできるが、その長尺帯紐状という形状の特異
性からコンベヤから粉砕機へ供給することが困難
であり、また供給できても、長く且つからみ合つ
たりしているので、回転刃によつて粉砕室内に一
度に多量のものが引込まれたり、固定刃又は回転
刃等の両側端に引掛かつたりすることがあり、正
しく且つ円滑に供給することが困難であつた。
本考案は、このような従来の問題点に鑑み、長
尺帯紐状等の長尺材料であつても、略定量ずつ円
滑に粉砕機へ供給でき、正確な剪断ができるよう
にした長尺物粉砕用粉砕機の材料供給装置を提供
することを目的とし、その特徴とするところは、
夫々の外周に多数枚のフインを有する1対のフイ
ードロールと、両フイードロールを逆回転させる
駆動機構と、一方のフイードロールを他方側へ遠
近移動可能にする移動機構とを備えており、前記
フイードロールの少なくとも一方はその外周形状
が鼓形に形成されている点にある。
以下、本考案の実施例を図面に基いて説明す
る。
第1〜3図において、粉砕機1は大別して中央
の粉砕装置2と、その下部の駆動装置3と、その
上部の材料供給装置4とを備えており、粉砕装置
2は従来装置を適用可能で、駆動装置3からの動
力によつて回転されるロータ5が粉砕室6内に配
置されていて、このロータ5に設けた3枚の回転
刃7とケーシング8に固定の固定刃9との協働に
よつて材料を粉砕し、スクリーンを通して排出す
るように構成されている。
前記ケーシング8の上面は傾斜していて、従つ
てその上面に固定の材料供給装置4も傾斜してい
て、粉砕装置2のカツテングポイントAと、材料
供給装置4のフイードポイントBとが至近距離と
なつており、材料供給装置4から正常に供給され
る材料がそのまま粉砕装置2内へ達するように構
成されている。
前記粉砕装置2をラグロープ専用にする場合
は、回転刃7の一側端が他側端より先行して回転
するようにロータ5の軸線に対して刃先を傾料さ
せ、はさみと同一原理で剪断力を働かせるように
し、ラグロープを効率良く且つほぐすように剪断
するように構成することが好ましい。
材料供給装置4はケーシング11内に納められ
た1対の平行なフイードロール12,13と、両
フイードロール12,13を逆方向に回転させる
駆動機構14と、一方のフイードロール13を他
方側へ遠近移動させる移動機構15とを備えてい
る。
固定側フイードロール12はロール軸17に円
筒体18を固定し、この円筒体18の外周面にそ
の軸線に沿つてフイン19を固着しており、この
フイン19は周方向に等間隔に多数枚設けられて
いる。前記各フイン19は円筒体18の中央部が
両端側より幅狭になつていて、フイードロール1
2全体の外周形状は、第3図に示すように鼓形と
なつている。また、円筒体18の外周面には補強
リブ20が周方向に沿つて設けられていて、フイ
ン19の補強をしている。
前記ロール軸17はケーシング11に設けられ
た1対の軸受ケース21に軸受22を介して両持
ち支持されており、軸受ケース21より外方へ突
出した一方の軸端にはスプロケツト23が設けら
れていて、ケーシング11上に固定の駆動装置2
4からチエーン25を介して動力が伝達可能とな
つており、他方の軸端には駆動ギヤ26がキー着
されると共に、第1リンク27の一端が軸受28
を介して相対回転自在に連結されている。
可動側フイードロール13はロール軸30に円
筒体31を固定し、その円筒体31の外周面に周
方向等間隔で且つ軸線と平行な多数枚のフイン3
2を設けており、固定側フイードロール12と平
行になつて対面している。前記フイン32は固定
側フイードロール12のフイン19と対向する位
置に配置されている。
前記ロール軸30の両端は、ケーシング11に
ロール中心線33上で摺動自在に設けられたスラ
イダ34に軸受を介して回転自在に支持されてお
り、その一方の軸端には従動ギヤ35がキー着さ
れると共に第2リンク36の一端が相対回転自在
に連結されている。
前記第1、第2リンク27,36の夫々の他端
には第3リンク37の両端が枢支連結軸38,3
9を介して連結されており、各連結軸38,39
には互いに噛合した中間ギヤ40,41が設けら
れている。前記駆動ギヤ26は中間ギヤ40と噛
合し、中間ギヤ41は従動ギヤ35と噛合してお
り、ロール軸17の駆動力はギヤ26,40,4
1,35を介してロール軸30に伝達されてお
り、ロール軸17,30間距離が大小に変化して
も、その動力伝達は維持される。これらによつて
駆動機構14が構成されており、通常、フイード
ロール12,13をロータ5の回転速度より低
く、例えば4分の1程度に設定している。
移動機構15は前記スライダ34と、これを摺
動させるエアーシリンダ43等から成り、エアー
シリンダ43を操作してスライダ34を中心線3
3方向に摺動させると、可動側フイードロール1
3は第2図実線位置から仮想線位置まで移動可能
であり、固定側フイードロール12との遠近位置
が調整され、両ロール12,13が喰込む材料
量、即ち材料供給量が調整できる。
前記粉砕機1でラグロープ等のからみ合い且つ
折曲した長尺物を粉砕する場合、ケーシング11
の上部の投入口44へその上方からコンベヤ等で
材料を投入し、1対のフイードロール12,13
で引込みながら粉砕装置2の粉砕室6へ供給して
いく。1対のフイードロール12,13は外周の
フイン19,32で材料を挾圧しながら、その回
転速度に基づく一定の送り速度で送込むので、材
料がロータ5の回転刃7によつて粉砕室6内へ引
込まれそうになつてもそれを阻止し、1度に粉砕
室6へ入ることはなく、そこで確実な剪断が行な
われ、また、固定側フイードロール12の外周形
状が鼓形であることにより、その両側端で挾持さ
れる材料は中央側へ押動され、また押動される傾
向にあり、両ロール12,13の両側端での材料
喰込みが少ないので、それらへの材料の引掛かり
及び粉砕室6の両側壁内面とロータ5との間から
の粉砕物侵入も少なくなり、フイードロール1
2,13の軸方向中央部で多量の材料が円滑且つ
確実に供給できる。
長尺物を前処理で油圧式切断機等を使用して切
断したものを材料として使用する場合は、移動機
構15を作動して可動側フイードロール13を固
定側フイードロール12から引離し、ロール間距
離を大きくして、より多量の材料を連結的に処理
する。尚、この場合の材料は数メートルもある長
尺物ではないが、他の産業廃棄物に比べて長尺で
ある。
何らかの原因によつて前記1対のフイードロー
ル12,13間に過度量の材料が投入された場
合、可動側ロール13はエアーシリンダ43によ
つてその遠近位置が保持されているので、喰込み
の圧力によつてエアーシリンダ43を圧縮するよ
うに弾力的に後退することができ、フイン19,
32が折傷するのを防止できる。
尚、本考案は前記実施例に限定されるものでは
なく、可動側フイードロール13の外周形状を鼓
形にしたり両ロール12,13共に鼓形にした
り、両ロール12,13のフイン19,32の位
相をずらせたりすることができ、また、駆動装置
24を設けずに、駆動装置3から固定側フイード
ロール12へ動力を伝達することも可能である。
以上詳述した本考案によれば、1対のフイード
ロール12,13の一方が遠近移動自在であるの
で、材料供給量を調整自在であり、両フイードロ
ール12,13の外周には多数枚のフイン19,
32が設けられているので、長尺物であつても粉
砕装置2の回転刃7によつて引込まれることな
く、略定量ずつ正確に粉砕室6へ供給して剪断す
ることができ、1度に多量の材料を供給するのが
防止でき、且つ少なくとも一方のフイードロール
の外周形状を鼓形にしているので、供給される材
料の多くがロール中央側へ押動され、フイードロ
ール12,13の両側端への材料の引掛りが少な
く、円滑な供給ができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示しており、第1図は
粉砕機の全体正面図、第2図は材料供給装置の縦
断面正面図、第3図は第2図の−線断面図で
ある。 1……粉砕機、2……粉砕装置、4……材料供
給装置、12……固定側フイードロール、13…
…可動側フイードロール、14……駆動機構、1
5……移動機構、19……フイン、32……フイ
ン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 夫々の外周に多数枚のフイン19,32を有す
    る1対のフイードロール12,13と、両フイー
    ドロール12,13を逆回転させる駆動機構14
    と、一方のフイードロール13を他方側へ遠近移
    動可能にする移動機構15とを備えており、前記
    フイードロール12,13の少なくとも一方はそ
    の外周形状が鼓形に形成されていることを特徴と
    する長尺物粉砕用粉砕機の材料供給装置。
JP1965983U 1983-02-12 1983-02-12 長尺物粉砕用粉砕機の材料供給装置 Granted JPS59127750U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1965983U JPS59127750U (ja) 1983-02-12 1983-02-12 長尺物粉砕用粉砕機の材料供給装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1965983U JPS59127750U (ja) 1983-02-12 1983-02-12 長尺物粉砕用粉砕機の材料供給装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59127750U JPS59127750U (ja) 1984-08-28
JPS6129487Y2 true JPS6129487Y2 (ja) 1986-08-30

Family

ID=30150799

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1965983U Granted JPS59127750U (ja) 1983-02-12 1983-02-12 長尺物粉砕用粉砕機の材料供給装置

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JP (1) JPS59127750U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59127750U (ja) 1984-08-28

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