JPS61294283A

JPS61294283A - 湯水混合装置

Info

Publication number: JPS61294283A
Application number: JP13720785A
Authority: JP
Inventors: Yasuo Kidouchi; 城戸内　康夫; Hiroaki Yonekubo; 寛明米久保
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1985-06-24
Filing date: 1985-06-24
Publication date: 1986-12-25

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は湯と水の混合比率を調節して適温を得る湯水混
合装置に関するものである。

従来の技術従来のこの種の湯水混合装置は第４図に示すようなもの
があった。（例えば実開昭５５−５９２２３号公報）第４図において、浸入口１、水入口２及び混合水出口３
を有する弁框体４の内部には、湯側弁体５及び水側弁体
６が設けられており、湯と水の混合比を調節している。

この湯側弁体５及び水側弁体６は軸７に固定して設けら
れてお、す、この軸７は外部のネジ機構８及び歯車９を
介してモータ１０により駆動される。

混合水の温度は、サーミスタ１１で検出され、温度設定
器１２との温度偏差を解消するように制御器１３でモー
タ１０を駆動制御して混合水温の調節を行なっている。

すなわち、温度設定器１２で得たい混合水温度を設定す
ると、サーミスタ１１で混合水温度を監視しつつ、モー
タ１０で適温が得られる位置に湯側弁体５及び水側弁体
６を制御するものである。

発明が解決しようとする問題点しかしながら上記のような構成では、電気系統の１部が
故障したり、或いはモータ１０．サーミスタ１１、温度
設定器１２が何らかの原因で故障した場合、また故障が
なくても、停電状態等、この種の湯水混合装置は使用不
能であり、高温吐出中の停電であれば、温度を変更する
こともできず危険であるなど機能を完全に停止してしま
うという問題点を有していた。

本発明はかかる従来の問題を解消するもので、停電時の
他、電気系統の故障が生じても、手動により混合弁を駆
動させることが可能な、手動・電気駆動を選択できる湯
水混合装置を提供することを目的とする。

問題点を解決するための手段上記問題点を解決するために本発明の湯水混合装置は、
湯流路と水流路と、前記湯流路の開口面積と前記水流路
の開口面積を増減させ、湯と水の混合比率を調節する混
合弁と一電気的駆動装置と、この駆動装置と前記混合弁
を連結する連結機構と、前記混合弁を手動で動かす設定
ハンドルと、前記混合弁の下流に設けた混合水の温度を
検出するサーミスタと、所望する混合水の温度を設定す
る設定器と、この設定器の信号と前記サーミスタの信号
を比較し、その偏差量により前記電気的駆動装置に信号
を送り前記混合弁を制御する制御器とで構成している。

作用本発明は上記した構成によって、連結機構により電気的
駆動装置と混合弁を連結した状態では、設定器に所望す
る混合水温度を設定すると、サーミスタで混合水温度を
監視しつつ、電気的駆動装置に制御器から信号が送られ
、設定した混合水温度が得られる位置に混合弁を制御す
るものであり、また、停電の他、電気系統の故障により
制御不能になった場合、前記連結機構をはずすことによ
り、設定ハンドルにより手動で混合比率を調節すること
も可能となっている。

実施例以下、本発明の実施例を添、付図面にもとづいて説明す
る。

第１図において、湯流路１４と水流路１５と、前記湯流
路１４の開口面積を変化させる湯弁部１互と水流路１５
の開口面積を変化させる水弁部１ユからなる混合弁−Ｌ
」−が有り、前記湯弁部１且と水弁部１７は、第２図に
示すような小孔を持つ２つのセラミック盤１９．２０を
重ね合わせ、一方を固定し他方を軸且」−を介して回転
させることにより流路の開口面積を変化させるものであ
り、構成は同一である。前記湯弁部１６と水弁部１工の
それぞれにモータ２２，２３、ギヤボックス２４．２５
で構成される電気的駆動装置２６゜ヱ１−と、この駆動
装置組、鉦と、前記混合弁１」−である湯弁部１見、水
弁部１７を連結する連結機構２８．２９−と、設定ハン
ドル３０．３１を設け、前記設定ハンドル３０．３１は
、前記湯弁部」、水弁部１７から延びる軸２１，３２゜
３３に固定し、前記連結機構２８．２９は電気的駆動装
置２６．２７と設定ハンドル３０．３１を連結する構成
で、その詳細を第３図に示す。Ｌ字形の孔を有し、モー
タ２２．２３と常に連動する駆動シリンダ３４内に、手
動・電気駆動を切換えるレバー３５を設け、前記駆動シ
リンダ３４に対して摺動可能で連動して回転するキー付
シリンダ３６と、バネ３７とバネ押さえ３８から構成さ
れる連結機構旦、２９は、レバー３５を電動位置に倒す
と、キー付シリンダａ６がバネ３７を圧縮し、設定ハン
ドル３０．３１のキー溝に当接しくモータ２２，２３の
回転に連動して設定ハンドル３０．３１が回転し、すな
わち軸ｇ１−を介して、湯弁部１６（または水弁部１７
）を駆動させ、流路（１４または１５）の開口面積を変
化させる。

また、レバー３５を手動側に戻すとキー付シリンダ３６
はバネ３７に押されて設定ハンドル３０゜３１から離れ
、電気的駆動装置２６．２７は混合弁１且と切り離なさ
れる構成になっている。また、前記混合弁１８の下流に
設けた混合水の温度を検出するサーミスタ３９と、所望
する混合水の温度を設定する設定器４０と、この設定器
４０の信号と前記サーミスタ３９の信号を比較し、その
偏差量により前記電気的駆動装置２６．２７に信号を送
り前記混合弁１互を制御する制御器４１から成り、通常
はレバー３５を電動位置に固定しておき前記サーミスタ
３９で混合水温度を監視しつつ、電気的駆動装置２６．
２７を介して、湯弁部１６、水弁部１７の開口面積を調
節し、設定した混合水温度と一致した混合水を出湯させ
るものである。

以上の構成により、停電、或いは電気系統の故障により
、設定された温度の混合水が得られなくなった時などレ
バー３５を手動に切り換えれば、設定ハンドル３０．３
１を操作することにより、混合栓として使用可能である
。

混合弁１８は、湯弁部１６と水弁部１７の独立した２つ
の弁部からなる構成としたため、混合弁組で流量調節も
可能で、混合弁１旦の下流に流量調節弁は不要である。

また、湯弁部１６、水弁部１７のどちらか一方故障した
場合でも、電気的駆動装置２６．２７はそれぞれ独立し
て設けであるため、故障した弁部の開口面積を対応する
設定ハンドル（３０または３１）で所定位置に固定して
、他方の弁部は電気駆動させ、混合水温を制御すること
は可能となる。

発明の効果以上のように本発明の湯水混合装置によれば次の効果が
得られる。

（１）手動・電気駆動を選択できる構成としたため、使
用中に停電になっても、手動に切り換え混合栓として使
用可能である。

（２）電気系統の故障の際、混合弁と電気的駆動装置を
つなぐ連結機構を切り離すことで、駆動装置を分離でき
メンテナンスが別な場所で行なうことも容易となり、そ
の間も混合栓として使用可能である。

（３）混合弁と電気的駆動装置を連結機構を介して接続
する構成より、既設の手動式混合装置を電気駆動させる
ことが容易にできる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における湯水混合装置の断面
図、第２図は同装置の混合弁の構成部品であるセラミッ
ク盤の斜視図、第３図は同装置の連結機構の分解斜視図
、第４図は従来の湯水混合装置の断面図である。１４・・・・・・湯流路、１５・・・・・・水流路、１
８・・・・・・混合弁、Ｌｌ・ζ１−・・・・・電気的
駆動装置、ｌ旦・２９・・・・・・連結機構、３０・３
１・・・・・・設定ハンドル、３９・・・・・・サーミ
スタ、４０・・・・・・設定器、４１・・・・・・制御
器。代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名嘉２
図第４図 ■ ■ −」

Claims

【特許請求の範囲】

（１）湯流路と水流路と、前記湯流路の開口面積と前記
水流路の開口面積を増減させ、湯と水の混合比率を調節
する混合弁と、電気的駆動装置と、この駆動装置と前記
混合弁を連結する連結機構と、前記混合弁を手動で動か
す設定ハンドルと、前記混合弁の下流に設けた混合水の
温度を検出するサーミスタと、所望する混合水の温度を
設定する設定器と、この設定器の信号と前記サーミスタ
の信号を比較し、その偏差量により前記電気的駆動装置
に信号を送り前記混合弁を制御する制御器とで構成し、
前記連結機構を操作することにより、手動・電気駆動を
選択できる湯水混合装置。
（２）混合弁は、湯流路の開口面積を変化させる湯弁部
と水流路の開口面積を変化させる水弁部からなり、それ
ぞれに独立した電気的駆動装置、連結機構、設定ハンド
ルを持つ特許請求の範囲第１項記載の湯水混合装置。