JPS6129414A - 磁気デイスク - Google Patents

磁気デイスク

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JPS6129414A
JPS6129414A JP15068084A JP15068084A JPS6129414A JP S6129414 A JPS6129414 A JP S6129414A JP 15068084 A JP15068084 A JP 15068084A JP 15068084 A JP15068084 A JP 15068084A JP S6129414 A JPS6129414 A JP S6129414A
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JP
Japan
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layer
magnetic
particles
fine particles
pulverous
Prior art date
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Pending
Application number
JP15068084A
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English (en)
Inventor
Terufumi Iwata
照史 岩田
Michio Kugue
久々江 道雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokico Ltd
Original Assignee
Tokico Ltd
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Publication date
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Publication of JPS6129414A publication Critical patent/JPS6129414A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、磁性金属薄膜層を記録媒体とする薄膜型磁
気ディスクに係り、製造コストの低減を図シーかつ磁気
ヘッドの摺動に対する耐久性がよく、良好なコンタクト
スタートストップに8S)特性を有するようにしたもの
である。
〔従来の技術〕
一般の薄゛膜型の磁気ディスクは、概路次のような構造
となっている。まず、アルミニウム合金板、セラミック
ス板などからなる基板上に下地メッキ層が形成されてい
る。この下地メッキ層は基板表面の微細な凹凸を平滑化
するもので、例えば無電解メッキ法によってNi −P
メッキなどが厚み15〜30μm程度に設けられてなる
ものである。
この下地メッキ層上には磁性層が設けられている。
磁性層は磁気記録媒体となるもので、例えば無電解メッ
キ法によってCo −Ni −Pメッキ、c。
−Pメッキなどが厚み0.05〜0.5μm程度に形成
されてなるものである。磁性層上には保護層が設けられ
そいる。保護層は磁気ヘッドの摺動による磁性層の損耗
を防止するもので一通常SiO3膜が厚さ0.05〜0
.1μm程度にスパッタリング法などによって形成され
てなるものである。保護層上には必要に応じて潤滑層が
形成されている。この潤滑層はポリフッ化エーテルなど
の潤滑剤を厚さ0.01μm程度に塗布して形成されて
なるものである。
〔発明が解決しようとする問題点〕
このような構造の磁気ディスクにあっては、下地メッキ
層が他の薄膜に比べて厚く形成されているため、メッキ
目付は量が大きくなシ、無電解メッキによる製造コスト
が高謄する間頑点があった。
また、保護層の保護効果が十分でなく、耐久性が低く、
かつスパッタリング法によっているので保護層形成のだ
めのコストも嵩むなどの問題点があった。
〔問題を解決するための手段〕
そこで、本発明の磁気ディスクにあっては、下地メッキ
層に微粒子を倉入分散せしめて一下地メツキ層の実質の
目付は量を減少して、コスト低減を計りtこの微粒子に
補強、潤滑効果のある微粒子を用い、微粒子の一部を磁
性層表面に露出せしめることによ#)%保護効果を得る
ようにし、保護層を不要とするようにした。
以下、図面を参照して具体的に説明する。図面はこの発
明の磁気ディスクの一例を示すもので、図中符号1は基
板である。この基板1はアルミニウム合金板やセラミッ
クス板などからなり、表面のうねυが少ないように加工
されてなるものである。この基板1上には下地メッキ層
2が形成されている。この下地メッキ層2は、基板1表
面の微細な凹凸を平滑化するもので、例えば無電解メッ
キ法などによりNi −Pメッキなどが厚み10〜30
μm程度に設けられてなるものである。そして、この下
地メッキ層2中には微粒子3・・・が混入、分散せしめ
られている。この微粒子3としては、その粒径が0.5
〜1μm程度の無機質粒子が用いられるが、好ましくは
補強効果および/または潤滑効果を有する微粒子が用い
られる。補強効果を有するものとしては、アルミナ(A
t203)、炭化ケイ素(SiC) 、窒化ケイ素(S
13N4)、シリカ(SiO□)、ダイヤモニlドに)
、カーボン、TiC%  WCb  sic%  B4
C,MO2C%  cr3c2%TiN% BN % 
WSi2、’ri132、CrB2、MOB%A!20
3 、  ZrO2%などの高強度材料の微粒子が、ま
た潤滑効果を有するものとしてはボロンナイトライド(
BN)%二硫化モリブデン(MO82−)、炭素微粒子
(グラファイト)などの摩擦係数の小さい材料の微粒子
が用いられる。これら微粒子3は単独でもよく、2種以
上任意の割合で混合してもよく、さらには補強効果のあ
るものと潤滑効果のあるものとを混合して下地メッキ層
2中に分散混入せしめてもよい。そして、この例の磁気
ディスクにあっては、これら微粒子3・・・は図面に示
したようにその一部が下地メッキ層2の表面から部分的
に突出して後述の磁性層4中に侵入した状態で分散せし
められており、さらに一部の微粒子3・・・は潤滑層5
をも貫通して磁気ディスクの表面に露出しているものも
ある。
この下地メッキ層2中の微粒子3・・・の混入量は5〜
15 vot96程度とされ%5 vot4未満であれ
ば微粒子3・・・が少なすぎてメッキの目付は量を十分
少なくすることができず、十分なコスト低減効果が得ら
れず、また1 5 voL%を超えると過剰となって下
地メッキ層2の機械的強度等が低下して不都合である。
また、下地メッキ層2表面から突出する微粒子3・・・
の数は、100〜1000個/1uL2程度とされる。
100個/騙2未満では後述の磁性層4の補強、潤滑効
果が不足で、十分な耐久性能が得られず、1000個/
ws2を越えると、磁性層4の媒体欠陥となり、電磁特
性を損うようになる。
下地メッキ層2上には磁性層4が設けられている。この
磁性層4は、磁気記録媒体となるもので、例えば無電解
メッキ法などによって、C0−N1−Pメッキ、C0−
Pメッキなどが厚み0.05〜0.5μm程度に形成さ
れてなるものである。この磁性層4中には前述のように
下地メッキ層2の微粒子3・・・の一部が存在しており
、これによって補強されている。
磁性層4上には必要に応じて潤滑層5;バ設けられてい
る。この潤滑層5は、例えばポリフッ化エーテルなどの
潤滑剤を厚み0.01μm程度に塗布することによって
形成される。
〔作用〕
このような構造の、磁気ディスクにあっては、下地メッ
キ層2に微粒子3・・・が混入しているので、下地メッ
キ層2形成時の実質的なメッキ目付は量を大きく減少せ
しめうるので、下地メッキ層2の形成のための製造コス
トが大幅に削減できる。また、下地メッキ層2の微粒子
3・・・の一部が磁性層4に侵入しているので、磁性層
4中にも微粒子3・・・が分散していることになる。よ
って−微粒子3・・・に補強効果あるいは潤滑効果を有
するものを使用すれば、磁性層4自体の機械的強度が高
くなり、表面の見掛けの摩擦係数が小さくなる。したが
って、磁気ヘッドによる磁性層4表面の摩擦や機械的衝
撃を微粒子3・・・が受けとめ、磁性層4の摩耗が低減
し、磁気ヘッドに対する耐久力、耐久性が得られ、良好
なC8S 特性を持つようになる。このため、従来のも
ののように保護層をわざわざ設ける必要がなく、これに
よっても製造コストの低減を図ることができる。また、
磁性層4表面に部分的に露出している微粒子3・・・の
周辺には微少な凹部が生じtこの凹部に潤滑層5をなす
潤滑剤が溜り、このため潤滑剤の保持性が向上する。
〔実施例〕    ゛ 次の仕様の磁気ディスクを試作し、そのC8S性を検討
した。
基板1;アルミニウム合金、厚み1.91u下地メッキ
層2;無電解N1−Pメッキ、厚み20μm中にアルミ
ナ微粒子 (平均粒径0.03μm)を体 積比15チ分散し、下地メツ キ層2表面に突出した粒子数 を表面1懇2当夕約500〜 600個となるように処理し た。
磁性層4;無電解Co−N1−Pメッキ厚み0.1 μ
m 潤滑層5;パーフロロポリJ−−テルヲ0.01μmに
塗布 この磁気デ1スクのC8S 性を測定したところ、3X
104回のC8S 後においても記録特性は劣化しなう
1つだ。
比較のため、下地メッキ層2に微粒子3・・・を分散さ
せず、磁性層4上にスパッタリング法によってSiO薄
膜を保護層とし7て0.05μrnv厚さに堆積せしめ
た磁気ディスタについて同様にC8S性を測定したとこ
ろ、104回であった。
〔発明の効果〕
この発明の磁気ディスクは、下地メッキ層に微粒子を分
散したものであるので、下地メッキ層の実質的なメッキ
目付は量を大きく減少せしめうるので、製造コストの大
幅な削減が図れる。また、下地メッキ層の微粒子の一部
が磁性層中に突出しているものでは、磁性層の機械的強
度が増加し、摩擦係数が低下し、磁性層の磁気ヘソード
の摺動に対する耐久性が向上し、敢えて保護層などを設
ける必要がなく、高いC8S 性が得られるとともに製
造コストの低減が可能となる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の磁気ディスクの一例を示す概略断面図
である。 1・・・・・・基板、2・・・・・・下地メッキ層、3
・・・・・・微粒子、4・・・・・・磁性層、5・・・
・・・潤滑層。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)基板上に下地メッキ層、磁性層を設けてなる磁気
    ディスクにおいて、 上記下地メッキ層には微粒子が分散されていることを特
    徴とする磁気ディスク。
  2. (2)上記微粒子が補強用、潤滑用の微粒子である特許
    請求の範囲第1項記載の磁気ディスク。
  3. (3)上記微粒子の一部が磁性層の表面に部分的に露出
    した状態で分散されていることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項または第2項に記載の磁気ディスク。
JP15068084A 1984-07-20 1984-07-20 磁気デイスク Pending JPS6129414A (ja)

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JPS62236126A (ja) * 1986-04-07 1987-10-16 Matsushita Electric Ind Co Ltd 磁気記録媒体
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