JPS61294100A - トンネルの粉じん処理方法 - Google Patents

トンネルの粉じん処理方法

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JPS61294100A
JPS61294100A JP13488085A JP13488085A JPS61294100A JP S61294100 A JPS61294100 A JP S61294100A JP 13488085 A JP13488085 A JP 13488085A JP 13488085 A JP13488085 A JP 13488085A JP S61294100 A JPS61294100 A JP S61294100A
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dust
air
tunnel
curtain
shielding curtain
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JP13488085A
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高野 晴男
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OKUMURA CONSTR CO Ltd
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  • Waste-Gas Treatment And Other Accessory Devices For Furnaces (AREA)
  • Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 く技術分野〉 この発明は、トンネル内における粉じん処理方法に関す
る。
〈従来の技術〉 トンネル工事では切羽付近で粉じんを発生ずる作業が多
く、特にNATMにコー・オーストリアン・トンネル工
事・メソッド)の普及により、コンクリート吹き付は作
業から多量の粉じんを発生している。そこで、労働衛生
1−1施工能率低下防止のために粉じん防止対策が実施
されている。
すなわち、切羽付近での粉じん発生作業場所では、坑外
の新鮮空気の吹き込みによる希釈拡散と保護マスクの着
用を実施している。しか17、切羽からはなれた坑口寄
りの坑内は、切羽付近から流れ出た粉じんと坑内通行車
両の排気中のばい煙によって汚染されている。このノー
め、切羽後方の粉じんが発生しない箇所の作業従事者に
対しても保護マスクを着用すると共に、粉じんを除去す
る集じん機を設置することが多くなってきた。しか化坑
内空間が狭小で、作業に必要なスペースの確保、集じん
機の移設が容易なことが要求されろため、集じん機に大
きな吸引フードを取り付けることができない。そのため
、果しん機の捕集範囲がトンネル断面全体に及ばず、し
たがって十分な空間浄化効果が得られないという問題が
ある。
そこで、集じん機設置場所のトンネル断面を全部遮蔽カ
ーテンで閉鎖ずれば、集じん機の捕集能力不足を補うこ
とができるが、坑内車両の通行阻害となる。また、車両
通行範囲より一1―部の断面だけを遮蔽することも考え
られるが、そうすると汚染空気が下部の開口から流失し
十分な遮蔽効果が得られない。
〈発明の目的〉 そこで、この発明の目的は、坑内車両等の通行を妨げず
に坑口側へ流下する汚染気流を遮断して、坑口側を清浄
化し得ろトンネルの粉じん処理方法を提供ずろことにあ
る。
〈発明の構成〉 上記目的を達成ずろため、この発明のトンネルの粉じん
処理方法は、遮蔽カーテンとエアーカーテンを併用した
ごとを特徴としている。より詳しくは、トンネルの所定
箇所において、そのトンネルの断面の略」二半分を塞ぐ
ように遮蔽カーテンを吊り下げろと共に、1−記遮蔽カ
ーテンに〆(1って下方に向かう空気の流れを形成して
、−1〕記遮蔽カーテンの下方にエアーカーテンを形成
オろ一方、粉じん処理装置に、−1−記遮蔽カーテンよ
りも切羽側から含じん空気を吸い込ませて処理後の清浄
空気を上記遮蔽カーテンよりも坑1」側に向けて吐出さ
せ、上記粉じん処理装置から吐出される処理後の清浄空
気の量を、坑外から上記連蔽カーテンよりも切羽側に供
給されろ新鮮空気の量よりも多くするようにしたことを
特徴としている。
〈実施例〉 以下、この発明を図示の実施例により詳細に説明する。
第1図において、■はトンネル2内の切羽5と坑口との
1747の一定箇所?こおいて、トンネル2の断面の路
上半分を塞ぐたとえばビニールシート等からなる遮蔽カ
ーテン、3は上記遮蔽カーテンlよりも切羽5側から含
じん空気(第2図中矢印X1で示す。)を吸い込んで処
理後の清浄空気(第2図中矢印Y、で示す。)を」1記
遮蔽カーテンlよりも坑口側に向けて吐出する粉じん処
理装置、6は切羽5七遮蔽カーテン】との間に配置され
、含じん空気を遮蔽カーテンlの」二部に向けて吹き付
けて、第2図中矢印X1で示すように、含じん空気を遮
蔽カーテンlに沿って下方に流して、遮蔽カーテン1の
下にエアーカーテンを形成するローカルファン、7は坑
外から新鮮な空気を切羽5側に供給する換気ダクトであ
る。
上記粉じん処理装置3から遮蔽カーテン1よりも坑]]
側へ向けて吐出される処理後の清浄空気(第2図中矢印
Y、で示す。)の量は、換気ダクト7により切羽5側に
供給される新鮮空気(第2図中矢印X1 印Y2で示す。)の量よりも多くしている。上記ローカ
ルファン6はカーテン1から30m程度雛し、切羽5の
進行に伴い移動する図示しないl・レンローダーやガン
トリーあるいはトランス台車−1一部に設置している。
もっとも、これら移動台車が無ければ、遮蔽カーテンの
フレーム」二に小型のファンを多数個取り付けて、遮蔽
カーテンに沿う下方への空気の流れを形成して、遮蔽カ
ーテンに沿って下側にエアーカーテンを形成してもよい
上記遮蔽カーテン1は、第3図に示すように、トンネル
断面に沿った弧状のパイプフレーム11に張り付けてい
る。このパイプフレーム11は、換気ダクト7の通る箇
所を屈曲させており、また、パイプフレーム11の上端
っまり坑壁近傍に補強用のパイプフレーム12を横方向
に差し渡している。上記パイプフレーム11を支持する
サポート13の下部を、粉じん処理装置3の側部に固定
したリング15.15に通し、このサポート13の下部
に図示しないスクリコージャッキを取り付け、このスク
リコージャッキでパイプフレームIIおよび遮蔽カーテ
ン1を昇降できろようにしている。
遮蔽カーテン1の下端は自由端と17、かつ、パイプフ
レーlえ11.+2を坑壁近くに集めて、それらがトン
ネル内の車両の通行の障害にならないようにしている。
さらにより高い資材の運搬時には遮蔽カーテンlをトン
ネル軸方向に90度回転させて車両の通行を可能とする
なお、第1図において、20は吹き付はロボット、21
はロードヘッダー、22はザイドダンプ、23はバック
ポーである。
ローカルファン6を運転すると、ローカルファン6は周
囲の含じん空気を吸引して、粉じん処理装置3の」一部
の遮蔽カーテンIに向けて送出する。
このとき、ローカルファン6の吹き出し口6aの周囲の
含じん空気も、ローカルファン6からの流出気流に誘引
されるため、遮蔽カーテンlに向かう含じん空気の風量
はローカルファン6の風量の3乃至5倍となる。遮蔽カ
ーテンlに当たった含じん空気は、第2図中矢印X1に
示すように、遮蔽カーテンlに案内されて、鉛直に地盤
に向かつて流下し、遮蔽カーテン1よりも下方には、流
下する含じん空気の流れX2.X3によりエアーカーテ
ンが形成されろ。地盤付近まで流下した含じん空気の流
れは、水平方向に分かれるが、このとき、換気ダクト7
から切羽5側に送りこまれる新鮮空気Y、の量よりも、
粉じん処理装置3から坑1]側に吐出される清浄空気Y
1の量が多いため、坑口側が切羽5側よりも気圧が高く
なり、エアーカーテンの空気の流れが弱くなる地盤付近
で第2図中矢印Vで示す切羽5側に向かう清浄空気の流
れができ、それに引きずられて、エアーカーテンの下端
の地盤f」近で矢印X4で示す坑口側から切羽5側に向
かう含じん空気の流れができる。したがって、エアーカ
ーテンの下端の箇所では、切羽5側に向かう含じん空気
の風量が多くなり、坑口に向かう含じん空気の量は極く
少なくなる。切羽5の方向に逆流した含じん空気X 5
 、 X e 、 X 7はローカルファン6によって
再び遮蔽カーテンlまで送られ、ローカルファン6と遮
蔽カーテンIの間を循環する。この状態では、遮蔽カー
テンlおよびエアーカーテンの位置で、含じん空気の流
れは遮断され、粉じん処理装置3で粉じんが除去された
清浄空気のみが坑口方向に排出される。したがって、遮
蔽カーテン1と坑口との間のトンネル空間は清浄に保た
れる。
掘削断面積が7屹1のトンネルにおいて、本粉じん処理
方法を適用したところ、粉じん処理装置(処理風量50
0 z3/m1n)のみの場合の坑内浄化率が50%前
後であるのに対して、70%以上の浄化率が得られるこ
とが確認できた。
ここで、浄化率の算出は次式によった。
−B 浄化率(%)−−□Xl00 A;遮蔽カーテンの切羽側5〜10だのトンネル中央付
近の粉じん濃度 B・遮蔽カーテンの坑口側30mのトンネル中央付近の
粉じん濃度 第4図は第2実施例を示し、粉じん処理装置3をトレン
ローダ31」:に搭載し、遮蔽カーテンIと同じ高さに
設置し、遮蔽カーテンl下方の車両の通行スペースを広
くしたものである。
また、第5図は第3実施例の平面図で、換気風量が多い
場合であっても、粉じん処理装置3の処理風量を切羽側
への新鮮空気の量よりも多くできるようにしたものであ
る。
切羽へ吹き出す換気量Qと粉じん処理装置3の処理風量
Q1とのバランスは大切で、もし、処理風量Q、よりも
換気量Qが多くなると、遮蔽カーテンlの下方のエアー
カーテンを通って坑口側へ流下する含じん空気が増加し
、エアーカーテンの効果が低くなる。換気量Qに見合う
処理風量の粉じん処理装置を使用することが望ましいが
、最近のトンネル工事ではl000u”/minを上ま
わる換気設備を設けることが多い。そこで、第5図に示
すように、換気ダクト7の途中に分配弁32を取り付け
、粉じんの発生量の著しい作業時に切羽へ吹き込む換気
量Qを減らして、その換気量Qを粉じん処理装置3の処
理風量Q、よりも少なくしている。
第6図に示す第4実施例は、機械掘削やさっ孔時のよう
に粉じんの発生が局部的で急速に拡散しない場合に用い
るもので、吸引フード41で粉じん捕集1.て、作業場
の後方に設置した粉じん処理装置3に送気する方法であ
る。
なお、エアーカーテンは粉じん処理装置で含じん空気を
遮蔽カーテンに〆aっで吸引して、形成してもよい。
〈発明の効果〉 以−により明らかなように、この発明によれば、遮蔽カ
ーテンとエアーカーテンとを併用しているので、坑内車
両等の通行を妨げることなく、坑口側へ流下する含じん
空気(汚染気流)を遮断でき、遮蔽カーテンよりも坑口
側のトンネル空間を清浄化できる。また、粉じん処理装
置で粉じんを除去した清浄空気を遮蔽カーテンよりも坑
口側に供給すると共に、上記粉じん処理装置からの清浄
空気の量を切羽側に供給される新鮮空気の量よりも多く
して、遮蔽カーテンよりも切羽側の気圧を坑口側の気圧
よりも低くしているので、エアーカーテンの坑口側への
流れに対する遮断効果を高めることができ、遮蔽カーテ
ンよりも坑口側のトンネル空間を極めて清浄化できろ。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の第1実施例を説明する断面図、第2
図は第1図の要部拡大図、第3図は第2図の右側面図、
第4図は第2実施例の要部を示ず図、第5図と第6図は
第3実施例と第4実施例の説明図である。 ■・・・遮蔽カーテン、3・・・粉じん処理装置、6・
・・ローカルファン。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)トンネルの所定箇所において、そのトンネルの断
    面の路上半分を塞ぐように遮蔽カーテンを吊り下げると
    共に、上記遮蔽カーテンに沿って下方に向かう空気の流
    れを形成して、上記遮蔽カーテンの下方にエアーカーテ
    ンを形成する一方、粉じん処理装置に、上記遮蔽カーテ
    ンよりも切羽側から含じん空気を吸い込ませて処理後の
    清浄空気を上記遮蔽カーテンよりも坑口側に向けて吐出
    させ、上記粉じん処理装置から吐出される処理後の清浄
    空気の量を、坑外から上記遮蔽カーテンよりも切羽側に
    供給される新鮮空気の量よりも多くするようにしたこと
    を特徴とするトンネルの粉じん処理方法。
  2. (2)上記切羽と遮蔽カーテンとの間に設けたローカル
    ファンによって、含じん空気を上記遮蔽カーテンに向け
    て吹き付けて、含じん空気を遮蔽カーテンに沿って下方
    に流すことによって、上記エアーカーテンを形成するこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載のトンネル
    の粉じん処理方法。
JP13488085A 1985-06-19 1985-06-19 トンネルの粉じん処理方法 Granted JPS61294100A (ja)

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JP13488085A JPS61294100A (ja) 1985-06-19 1985-06-19 トンネルの粉じん処理方法

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JP13488085A JPS61294100A (ja) 1985-06-19 1985-06-19 トンネルの粉じん処理方法

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JPS61294100A true JPS61294100A (ja) 1986-12-24
JPH0426038B2 JPH0426038B2 (ja) 1992-05-06

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014047466A (ja) * 2012-08-29 2014-03-17 Shimizu Corp トンネル工事における換気システム
JP2014231723A (ja) * 2013-05-30 2014-12-11 株式会社大林組 トンネル用拡散防止装置
JP2024027274A (ja) * 2022-08-17 2024-03-01 株式会社流機エンジニアリング 封じ込めブース

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014231723A (ja) * 2013-05-30 2014-12-11 株式会社大林組 トンネル用拡散防止装置
JP2024027274A (ja) * 2022-08-17 2024-03-01 株式会社流機エンジニアリング 封じ込めブース

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