JPS61293878A

JPS61293878A - 印字機械の印字ユニツトの移動装置

Info

Publication number: JPS61293878A
Application number: JP61122057A
Authority: JP
Inventors: ピエトロ・ムッソ
Original assignee: Olivetti SpA; Ing C Olivetti and C SpA
Current assignee: Telecom Italia SpA; Olivetti SpA
Priority date: 1985-05-29
Filing date: 1986-05-27
Publication date: 1986-12-24
Also published as: US4718786A; EP0203731A3; EP0203731A2; IT8567490A0; IT1183859B; DE3680385D1; EP0203731B1; IT8567490A1

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は印字機、特にタイプライタ、の印字ユニットを
２つの方向に移動させるためのセレクタ・モータを含む
、印字ユニットの移動装置に関する。

公知の移動装置において、移動モータは伝達ユニットの
歯車に係合する小歯車を有する。伝達ユニットは、運動
を印字ユニットに伝達するための歯付きベルトに係合す
る、歯車と同軸の歯付き滑車を有する。歯付き滑車と歯
車は機械のフレームに固定される軸の上で回転自在であ
り、移動モータの固定子は小歯車と歯車の間の隙間を取
り上げるために偏心状に取付けられる。この装置は、摩
耗の結果、小歯車と歯車の間の隙間が新進的に増して小
歯車・歯車結合装置が雑音を発し、精度を失うという欠
点を有する。従って隙間を減するために偏心度の定期的
な調整が必要である。

従って本発明の目的は、単純で小形で経済的な、また印
字ユニットの迅速で、静かで精度の高い位置決めを可能
にする移動装置を与えることにある。

小歯車・歯車結合装置を有する伝達ユニットを含み、移
動モータの小歯車と歯車の間の半径方向隙間を自動的に
取り去る自己調節装置を特徴とする、本発明による移動
装置によってこの目的が達成される。

添付図面を参照しつつ本発明の詳細な説明される。

第１図を参照すると、本発明による移動装置は全体が参
照番号１０により表わされ、１枚の紙１２を担持するプ
ラテンローラ１１を有するタイプライタに応用される。

例えば、本出願人による欧州特許公開明細書０１１８２
２７号に記載されている型式の活字担持デージ−ホイー
ルを含む印字ユニット１３はプラテンローラ１１に平行
な２本の円筒形ガイド１４の上で２つの方向に移動自在
である。

移動装置１０（第２図参照）は小歯車１８が固定されて
いる軸１７と共に回転子を有する移動用直流モータを含
み、小歯車１８は伝達ユニット２１の歯車１９の歯に噛
合うことができる。モータ１６は結合部分２２が設けら
れた固定子を含み、モータは該結合部分２２によって支
持材２４の座２３に案内係合され、それぞれのみぞ２フ
に受承される３本のねじによって（第４図参照）支持材
２４に固定される。支持材２４のみぞ２７は組立段階に
おいて、支持材２４に対するモータ１６の固定子の心出
しおよびその角度位置の調整を可能にする。

伝達ユニット２１（第２図参照）は歯車１９と、歯車１
９に同軸で歯付きベルト２９に継続的に係合する歯付き
滑車２８と、を有し、ベルト２９の方は印字ユニット１
３（第１図参照）を両方向に移動させるために印字ユニ
ット１３に結合される。歯車１９（第２図参照）および
歯付き滑車２８は中空スリーブ３１により堅固に結合さ
れる。伝達ユニット２１は軸３３上の２個のころ軸受組
立体３２によって回転自在である。軸３３の一端３４は
固定支持材３６に固定され、他端３７は支持材２４にあ
る開口部３８を通過し、ねじ３９（第４図参照）によっ
てレバー４２のアーム４１に固定され、レバー４２は支
持材２４上のビン４３を軸にして枢動する。ばね４４は
レバー４２を時計廻わり方向に廻わして軸３３、従って
伝達ユニット２１（第３図参照）をモータ１６の軸１７
に向けて付勢し、歯車１９と小歯車１８との係合を維持
する。歯付きベルト２９は、歯付き滑車２８に係合する
ほかに、ブリッジ・レバー５３に付くピン５２の上で回
転自在である第２の歯付き滑車５１（第１図参照）にも
係合する。レバー５３は、支持材５７の対応する開口部
５６に案内収容される２個の突起５４を有する。歯付き
ベルト２９に既定の張力、例えば約９００グラムを生ず
るように調整ねじ５８がロックナツト５９と共にレバー
５３を固定支持材５７から離し、または近付けるように
位置決めする。滑車２８の回りの歯付きベルト２９の張
力がモータ１６に対する伝達ユニット２１（第２図参照
）の位置決めに寄与する。

特に、作用する短いレバーアームに従って減少される歯
付きベルト２９の張力と、約２００グラムに相当するば
ね４４の力とが、モータ１６に向けて常時、伝達ユニッ
ト２２を付勢し続けるような力を発生し、それにより歯
車１９は常に遊びを生ずることなく小歯車１８に係合す
る。それは小歯車１８と歯車１９の間の半径方向隙間を
自動的に除去させる自己調節装置を与える。

この構造により、高速度においてもまた長期間の使用の
後でも、プラテンローラ１１上の印字点の前に印字ユニ
ットを高い精度と反復性をもって位置決めすることが可
能となる。小歯車１８と歯車１９の伝達比は１８／９６
であり、それにより動力の小さい直流モータ１６を用い
て、高速度においても静かに運動を伝達することが可能
となる。

小歯車１８と歯車１９の歯は、歯自体が摩耗した場合で
も２つの歯車系の歯の間の隙間を除去し得るように設計
されているので、前記構造を容易に与えることができる
。

公知のように、標準の歯の形態（第６図参照）において
、高さＨの歯は歯末のタケ、つまり第６図に鎖線で示す
ピッチ円と歯先の間の部分ｍ、および歯元のタケ、つま
り歯底とピッチ円の間の部分７７６ｍを含む、全歯タケ
Ｈ＝ｎ＋＋７７ａｍとなり、モジュールｍはピッチ円直
径と歯車の歯数２との比でｍ　＝ｄ　ｐ　／　ｚ　− ビニオン１８の歯（第５図参照）と歯車１９の歯の場合
、本発明による歯末のタケはこの場合、モジュールの分
数であり、常にモジュールの値よりも約ｌ／１０だけ小
さく、いっぽう歯元のタケはモジュールの７７６に等し
い値を保つ。よってＨの値は標準値に対して少なくとも
１／１０だけ小さい、そのうえ、７１で示される歯の歯
先と２個の隣合せの歯７２．７３の間の歯底との間には
、標準歯の噛合せに規定されるよりも大きな隙間が常に
存在する。そのため、２つの歯車１８．１９の歯は常に
歯面で作動することになり、たとえかなりの量の摩耗が
あっても歯先と歯底の係合は生じない。このことは第５
図から明瞭に見て取ることができ、歯車１８．１９双方
の歯末のタケが減じても、噛合う歯の歯先と歯底の間に
ははっきりと隙間が見られる。

印字ユニット１３の移動装置１０が特許請求の範囲内で
変形および改良の主題となり得ることは明らかである。

代替実施例において、歯車１９の位置は固定している。

モータ１６は例えばトラニオンに取付けられて傾斜し得
るようになっており、ばねが小歯車１８を歯車１９に強
制的に噛合せる方向にモータを付勢して傾斜させる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による移動装置が取付けられたタイプラ
イタの部分輪郭図、第２図は第１図に示す装置の部分断面を示す平面図、第３図は第２図に示す装置の成る細部の部分正面図、第４図は第２図に示す装置の他の細部の部分正面図、第５図は第２図の装置の細部の拡大図、第６図は第５図
に示す細部と比較するための歯車要素の図。１０・・・移動装置　　　　１１・・・プラテンローラ
１３・・・印字ユニット　　１６・・・移動モータ１８
・・・小歯車　　　　　１９・・・歯車２１・・・伝達
装置　　　　２４・・・固定支持材２６・・・ねじ　　
　　　　２８・・・歯付き車２９・・・歯付きベルト　
　３３・・・軸４２・・・Ｌ／／＜−４３・・・固定ピ
ン４４・・・ばね　　　　　　５１・・・歯付き車５３
・・・レバー　　　　　５７・・・固定支持材７１．７
２・・・歯（外５名）ＦＩＧ、６　　　　　　　　　ＦＩＧ、５ＦＩＧ、３ＦＩＧ、４

Claims

【特許請求の範囲】

（１）プラテンローラ１１にそって２つの方向に印字ユ
ニット１３を移動させる移動モータ１６と、該移動モー
タおよび該印字ユニットの間に小歯車・歯車結合装置１
８、１９を有する伝達ユニット２１と、を含む、印刷機
械の印字ユニット１３の移動装置であって、前記小歯車
１８と前記歯車１９の間の半径方向隙間を自動的に消去
するための自己調節装置４２、４４を特徴とする移動装
置。
（２）前記小歯車１８が前記移動モータ１６の回転子に
固定され、前記歯車１９を前記小歯車１８との係合位置
に動かすような傾斜運動を行うように前記伝達ユニット
２１が枢動取付けされていることを特徴とする、特許請
求の範囲第（１）項に記載の移動装置。
（３）前記モータ１６がねじ２６によって固定支持材２
４に固定され、一端が固定支持材３６に固定され他端が
横方向に自由に動く軸３３の上で前記伝達ユニット２１
が回転自在であること、また前記半径方向隙間を消去す
るための前記自己調節装置が、前記歯車１９を前記小歯
車１８との係合位置にもたらすように前記移動モータ１
６に向けて前記自由端を付勢する弾性装置を含んでいる
こと、を特徴とする、特許請求の範囲第（２）項に記載
の移動装置。
（４）固定ピン４３上に枢動取付けされたレバー４２に
前記軸３３の自由端が固定されていること、また前記レ
バーにかけられたばね４４が前記自由端を前記移動モー
タ１６に向けて付勢すること、を特徴とする、特許請求
の範囲第（３）項に記載の移動装置。
（５）前記歯車１９と、該歯車に同軸であって運動を前
記印字ユニット１３に伝達するために常に歯付きベルト
２９に係合する歯付き車２８と、を前記伝達ユニット２
１が含むこと、を特徴とする、特許請求の範囲第（１）
項から第（４）項までのいづれか１項に記載の移動装置
。
（６）前記歯付きベルト２９が前記歯付き車２８に係合
しさらに固定支持材５７上のレバー５３によって支持さ
れる第２の歯付き車５１に係合し、調整ねじ５８が前記
歯付きベルトに張力をかけるように前記レバー５３を位
置決めし、前記弾性装置が前記歯付きベルトを含むこと
、を特徴とする、特許請求の範囲第（３）項および第（
５）項に記載の移動装置。
（７）前記伝達ユニット２１が２個のころ軸受組立体３
２によって前記軸３３上で回転自在であることを特徴と
する、特許請求の範囲第（３）項から第（６）項までの
いづれか１項に記載の移動装置。
（８）前記小歯車１８および歯車１９の歯７１、７２の
歯末のタケが前記歯のモジュールの標準値よりも小さい
ことを特徴とする、特許請求の範囲第（１）項から第（
７）項までのいづれか１項に記載の移動装置。
（９）噛合状態にある歯の歯先と、該噛合う歯に対向す
る２個の歯の間の歯底と、の間の隙間が歯にかなりの量
の摩耗が生じた場合でも前記歯の歯先と前記対向する歯
の歯底との間に接触を生じないようになっていることを
特徴とする、特許請求の範囲第（８）項に記載の移動装
置。
（１０）軸を有する固定支持材をさらに含み、前記歯車
が該軸上で回転自在であり、前記移動モータが前記固定
支持材上で枢動支持され、前記小歯車と前記歯車の間の
半径方向隙間を自動的に消去するための前記自己調節装
置が、前記小歯車を前記歯車に強制的に噛合せる方向に
前記移動モータを付勢して傾斜させるばねを含むこと、
を特徴とする、特許請求の範囲第（２）項に記載の伝達
装置。