JPS61293577A - 塗布方法 - Google Patents

塗布方法

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Publication number
JPS61293577A
JPS61293577A JP13430285A JP13430285A JPS61293577A JP S61293577 A JPS61293577 A JP S61293577A JP 13430285 A JP13430285 A JP 13430285A JP 13430285 A JP13430285 A JP 13430285A JP S61293577 A JPS61293577 A JP S61293577A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coating
film thickness
long
thickness
dry film
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP13430285A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoyoshi Chino
直義 千野
Yasuto Hiraki
靖人 平木
Kenichi Fukumura
福村 研一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP13430285A priority Critical patent/JPS61293577A/ja
Publication of JPS61293577A publication Critical patent/JPS61293577A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
  • Manufacturing Of Magnetic Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は塗布方法、特に磁気記録材料等の長尺広巾塗布
物の製造方法に関するものである。
〔従来の技術] 従来、磁気記録材料等の製造方法としては長尺広巾支持
体(以下ウェッブというつとして、厚み数10μ〜数1
00μ、中敷100鰯〜数1000■、長さ約100t
n〜数1000.、の例えばポリエチレンテレフタレー
トよりなるウェッブ上に磁性層、保護膜膚、バック層等
となる塗布剤を連続して均一に塗布し、乾燥した後、巻
芯を軸として巻取シ、これを製品中の多数本に裁断加工
を行い、更に製品の長さに切断加工を行い、スプール等
に巻取って製品として仕上げている。
ウェッブ上に塗布剤を塗布する方法としては、ロールコ
ート、クラヒアコート、ロールコートフラスドクタ方式
、エクストルージョンコート、スライドビードコート等
種々の方式が用いられている。そしてこれらの塗布方法
においてウェッブの巾方向に均一な塗布剤乾燥膜厚にす
るため、塗布装置の寸法精度等に特別な考慮が払われ、
注意深く塗布を行っていた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかるに、塗布し、乾燥した後巻取る場合、巻取シ張力
の強さによって、張力を弱くすると第3図に示す如く巻
取ったロールに巻きズレ(7)を生じ、それを修正する
ため巻直しの作業増加と得率低下を来たす。又巻きズレ
(7)を防ぐために張力を強くすると、巻取ったロール
の巻芯部に近い所に巻芯うつりと称する巻芯表面の傷跡
等が製品を傷つけ、又巾方向にわたっての局部的に微少
な膜厚の違いが長尺巻取による積算で第4図に示す如き
縦シワ(8)を発生し傷となるため、製品得率の低下を
来す等の問題点を有していた。
本発明の目的は従来の欠点を解消し、巻取ったロールに
おける巻きズレと縦シワの発生を防止する長尺広巾物質
の塗布方法を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
第1図は本発明の塗布方法によって作られた長尺広巾塗
布物の斜視図である。
本発明は長尺広巾支持体(ウェッブ)(1)上への塗布
剤(2)の塗布方法において、巾方向の塗布剤乾燥膜厚
が端部(4a、4b)  より中央部(3)に向うにし
たがってより厚めになる如く塗布をして長尺広巾塗布物
(5)を製造することを特徴とする塗布方法である。本
発明は磁気記録材料の様に長尺広巾支持体(1)の厚み
が数10μの薄いものを使用する場合に特に有効であシ
、又巾方向中央部(3)の塗布剤乾燥膜厚が端部(4a
) 、 (4b)  の塗布剤乾燥膜厚より1.0%〜
10%厚めの場合に特に有効である。
〔作 用〕
第2図は本発明方法によって作られた長尺広巾塗布物(
5)を巻;i!、(6)に巻取ったロール状態を説明す
る斜視図である。本発明により作られた長尺広巾塗布物
(5)は巾方向において端部側が中央部側より膜厚が薄
いため、巻芯に巻取られる時巻取シ張力は端部において
中央部より強く作用し、端部を一巻芯に安定させるとと
もに、更に巾方向に中央部より両端部に向ってひき伸ば
す方向のカが作用する。これによって前者は巻きずれ防
止に、後者は縦じわ防止に有効にはたらく。そして巻取
が進むにつれて中央部と端部との膜厚の差が積算されて
行くためその傾向はますます強くなり、それによって巻
取られた長尺広巾物質は巻取シ重ねられたもの同志が安
定して接するため巻きずれが解消され、縦じわは発生し
なくなるのである。
〔実施例〕
以下本発明の実施例を示すが、本発明はこれに限定され
るものではない。
実施例1 厚さ15μ、巾500%、長さ4000mのポリエチレ
ンテンフタレートのウェッブに、下記に示す組成の磁性
層塗布液を第5図に示すロールコートプラスドクタ一方
式で塗布を行った。
第5図は塗布方法としてロールコートプラスドクタ一方
法を示す側面図でアプリケータロール(9)で支持体(
1)に塗布液(10)を塗布した後、バッキングローラ
(11)に対向する位置でドクター(12)によって所
望の塗布膜厚(13)に調節する。
磁性層塗布液 00含有磁性酸化鉄(SBET 35 m”/S’) 
   100部ニトロセルローズ          
10〃ポリウレタン樹脂           8〃(
商品名「ニラボラン2304J  )ボリイソンアネー
ト          8部Cr2032 〃 カーボンブランク(平均粒径20μm〕     2〃
ステアリン酸             1Nステアリ
ン酸ブチル          1〃メチルエチルケト
ン        300〃塗布条件として 塗布速度   100m/分 巻取部テンション(500■巾あたυ)  5ゆ磁性層
の巾方向平均乾燥膜厚  1.0.2.0.4.0.6
.、Oμになる様、下記2条件で塗布を行ない比較した
即ち、磁性層の乾燥膜厚を従来の考え方により巾方向に
ついて均一厚みになる様塗布したものと、巾方向端部の
乾燥膜厚に対し10係中央部の乾燥膜厚を厚くする様に
塗布したものとについて、夫々50−ルを製造し巻芯に
巻取ったロールの状態を比較した。
この場合第6図に示す如く中央部の乾燥膜厚を端部の乾
燥膜厚の10係厚くする方法として、ドクタ一部におけ
るウェッブ(1)の表面とドクター刃(12)の間隙a
Xbを表1のごとくがえてテストを行った。
この条件で塗布した磁性層の、乾燥後測定した膜厚は、
表−2に示す。
表−2 一方比較例として、各テスト水準に対し中央部を高くせ
ず従来の方法で巾方向にわたって均一に塗布した物を作
った。この場合、例えば巾方向平均乾燥膜厚4.0μの
ものは、膜厚のバラツキ巾は103μ以内であった。
上記条件で塗布した後の巻き取ったロールの状態の比較
を表−3〜乙に示す。
巾方向平均乾燥膜厚1.0μの場合、巻き取ったロール
5本の結果 表−3 平均乾燥膜厚ZOμの場合 平均乾燥膜厚4.0μの場合 平均乾燥膜厚&0μの場合 実施例2 実施例1ではドクター刃の形状を変えて中央部が厚くな
るように塗布を行ったが、本実施例ではドクター刃は直
線に保ち、バックアンプロールの形状を図7のごとく中
央部が端部より細くなったものを用いて塗布を行った。
この場合のウェッブとドクター刃との間隙a=31.5
μ ’b=22L5μ とし、平均乾燥膜厚が4.0μになるように塗布をした
その他塗布液処方、塗布条件、巻取条件等は実施例1と
同じである。
巻き取ったロール4本の従来の方法との比較結果を表−
7に示す。
実施例3 平均乾燥膜厚4.0μに対し中央部を端部より5俤と1
.0%厚くした。
ドクター刃を調整することによυ実施例1中のウェッブ
の表面とドクター刃との間隙、及び塗布剤乾燥膜厚を表
−8になるように設定した。
表−8単位−μ その他処方、塗布の条件、巻き取シ条件、等は実施例1
と同じである。結果を表−9に示す。
表−9 1,0%でもフラットな場合に比べ効果が認められる。
実施例4 ウェッブの磁性層と反対の面にバンク層塗布剤(以下B
C層という)を下記3条件で塗布し、巻きの状態を比較
した。
Nn1:従来の方法で磁性層、30層ともほぼフラット
に塗布 嵐2;磁性層、30層ともそれぞれの端部乾燥膜厚に対
し中央部乾燥膜厚を5%厚くなる如く塗布 −3;磁性層はほぼフラットにし、30層のみを30層
の端部乾燥膜厚に対し中央部乾燥膜厚を10%厚くなる
如く塗布 磁性液の処方、塗布方式、塗布巻取条件は実施例1と同
じであり、塗布厚みとロールとドクター刃の間隙を3μ
となるようにかえた。
バック層の塗布方式、処方について記す。
バック層塗布液の処方をまず下記に示す。
カーボンブラック       200部(セバルコM
工C工、平均粒子サイズ 250μm) ニラポラン−730480部 (日本ポリウレタン製〕 7 工/ di’ V樹脂(PKIH−1)     
 ’  35部ユニオンカーバイド社製 オレイン酸鋼           1部メチルエチル
ケトン      450部シクロへキサノン    
     50部バック層の塗布方式はエクストルージ
ョン方式であυ、膜厚はスリットのクリアランスを表−
10のごとく調整することで行つ九。
塗布速度  100ffI/分 巻取テン7ョン  5ゆ7500 m巾BO層の平均厚
みは2−0μである。
表−10 上記条件にて支持体を送り出し、磁性層を塗布し、巻取
った。再び送シ出し、パック層を塗布し、夫々30−ル
について巻き取った。バンク層塗布後の巻き取った結果
を表−11に示す。
表−11 以上磁性層、BO層等についての塗布方法としてロール
コートプラスドクタ一方式とエクストルージョン方式と
による実施例を示したが、本発明は本実施例に限定され
るものではない。
すなわちペース厚味は15μに限定されることなく15
μより薄くて奄厚くても良い。しかしながら40μ以下
の比較的薄いベースにおいて顕著な効果が認められた。
次ぎに中央部の膜厚を10係以下とした。もちろん10
%をこえても効果は認められるが、10優をこえると、
製品の均一性として好ましくない結果が得られたためで
ある。
又塗布方法もドクター刃にて最終的に膜厚を調整する場
合、塗シ付ける方式としては、リバースロール方式でな
く、エクストルージョン方式を用いても良い。
更に最終的に余剰液をかき落す手段を用いず、塗シ付は
量=最終塗液となるような塗布手段、例えばスリットを
有するエクストルージョン方式(バックの塗布方式とし
て示した)更にスライド塗布方法等で膜厚分布をかえる
ことでもよい。
エクストルージョン方式及びスライド塗布方式にて膜厚
分布を変える方法として中央部と両端部の液温を調節す
ることによ)中央部を端部よ膜厚mbする方法でもよい
。更にスロットの長さをかえて膜厚分布をかえる方法で
もよい。
又ロールコートにて最終的に余剰液をかき落す手段なく
塗シ付けるときは、ロールの直径を中央部は細く、端部
を太くする方法を用いてもよい。
更にグラビアロールで余剰液をかき落す手段なくmシ付
けるときは、中央部のメツシュの大きさを端部より大き
くすることで達せられる。
要は中央部の塗布膜厚が端部よりも厚く塗布出来る方法
であればよいのである。
〔発明の効果〕
本発明により、塗布乾燥后のウェッブの巻取張力を従来
より低くしても、正常に巻き取ることが出来、巻きズレ
を発生せず、併せて巻芯うつυ、縦シワ等の発生を防止
することが出来、製品得率の向上と安定した操業による
生産性の向上を得ることが出来た。又中央部と端部とに
膜厚差をつけることにより装置の寸法精度の調整が今迄
より容易になり安定した製造が行える様になった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による長尺広巾塗布物の斜視図第2図は
本発明による長尺広巾塗布物を巻芯に巻取ったロールの
斜視図 第3図は巻取った従来方法によ多発生するロールの巻き
ずれの正面図 第4図は巻取った従来方法によ多発生するロ−ルの縦じ
わの正面図 第5図はロールコートプラスドクター塗布方式第6図は
第5図のドクター刃の部分の詳細図第7図は第5図にお
いて中細のパツキングロールと直線のドクター刃を用い
た場合を説明する部分図である。 1・・・長尺広巾支持体(ウェッブ) 2・・・塗布剤 3・・・中央部 4・・・端部 5・・・長尺広巾塗布物 6・・・巻芯 7・・・巻きずれ 8・・・縦じわ 9・・・アプリケーターロール 10・・・塗布液 11・・・バンキングロール 12・・・ドクター刃 13・・・所望の塗布膜厚 手続補正書 昭和60年 7月16日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)長尺広巾支持体上への塗布剤を塗布する塗布方法に
    おいて、巾方向の塗布剤乾燥膜厚が端部より中央部に向
    うにしたがって厚めになる如く塗布をすることを特徴と
    する塗布方法。 2)長尺広巾塗布物が磁気記録材料である特許請求の範
    囲第1項記載の塗布方法。 3)中央部の塗布剤乾燥膜厚が端部の塗布剤乾燥膜厚よ
    り1.5〜10%厚めである特許請求の範囲第1項又は
    第2項記載の塗布方法。
JP13430285A 1985-06-21 1985-06-21 塗布方法 Pending JPS61293577A (ja)

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JP13430285A JPS61293577A (ja) 1985-06-21 1985-06-21 塗布方法

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ID=15125106

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7389594B2 (en) 2004-06-16 2008-06-24 Fujifilm Corporation Peripheral surface shape measuring apparatus of roll-like object
JP2011206666A (ja) * 2010-03-29 2011-10-20 Fujifilm Corp 塗布方法、塗布装置、支持体ロールの製造方法、及び、磁気テープ

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7389594B2 (en) 2004-06-16 2008-06-24 Fujifilm Corporation Peripheral surface shape measuring apparatus of roll-like object
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