JPS61293159A - 直流電圧制御回路 - Google Patents

直流電圧制御回路

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JPS61293159A
JPS61293159A JP13266385A JP13266385A JPS61293159A JP S61293159 A JPS61293159 A JP S61293159A JP 13266385 A JP13266385 A JP 13266385A JP 13266385 A JP13266385 A JP 13266385A JP S61293159 A JPS61293159 A JP S61293159A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【発明の属する技術分野】
本発明は入力端子からの直流電源入力を回路開閉要素に
よりオンオフさせ、オン時はエネルギを蓄積しオフ時に
該蓄積エネルギを負荷側に放出して、前記回路開閉要素
のオンオフ比により制御された出力電圧を出力端子から
負荷に供給するようにした直流電圧制御回路、最も代表
的にはいわゆる極性反転形チッッパ方式のDC−DCコ
ンバータ回路に関する。
【従来技術とその問題点】
上述の直流電圧制御回路は電子装置や電子回路への定電
圧電源回路として多用されており、とくに極性反転形チ
四ツバの原理を用いたものは、出力電圧の極性が入力電
圧とは逆になる若干の不便さはあるものの、回路定数や
回路条件の選択によって出力電圧の値を入力電圧よりも
大きく取れるいわゆる降圧チョッパ方式にない利点があ
って、多くの用途に重用されている。しかしこの種の回
路では、直流入力電源からのエネルギを−たんリアクト
ルに蓄積しておき、その後エネルギ供給を断って蓄積さ
れたエネルギを負荷側に放出させるようにするので、入
力電流と出力電流との位相がほぼ逆関係になり、出力電
流の瞬時値を監視してその基準値からの偏差によってこ
れに続く入力電流のオンオフのタイミングを制御しなけ
ればならないことになり、電圧制御がやりづらく複雑化
しやすい問題点が本質的にある。また、エネルギ蓄積手
段としてのりアクドルは直流的には極めて小さな抵抗値
のインピーダンスであるから、入力電流を流し続けると
極めて過大な電流が入力側のスイッチ素子に流れ、これ
を破壊してしまうことになり、従っである短い所定時間
内には入力電流を切ってやらねばならない。このことは
、電圧制御のためのスイッチ素子のオンオフ比をある限
度以上に上げられないことを意味し、この点から電圧制
御が制約されやすい欠点がある。このため、従来はオン
オフ制御の周波数を固定しておき、これによって決まる
ある一定の周期内でかつある限度内でオンオフ制御をす
るいわゆるPWM制御が主に採用されて来た。以下、こ
の模様を第4図と第5図を参照しながら概要説明する。 第4図はかかる周波数的に他動制御として構成されたD
C−DCコンバータを一点鎖線で囲まれた範囲により示
すもので、該コンバータは図の左方の2個の入力端子T
iに直流電源1から入力電圧Eiを受け、右方の2個の
出力端子Toから負荷2に対して制御された定電圧値を
もつ出力電圧Eoを供給する。まず主回路から説明する
と、3は切換指令SSによってオンオフ制御されるトラ
ンジスタであって、そのオン時にリアクトル4に図で実
線で示された電流iSを流してその中にエネルギを蓄積
させた上である時間後にこれをオフする。従ってリアク
トル4に電源1から流れる電流lSはオンオフ電流であ
り、このオンオフ電流のオン時にはりアクドル4の上方
端子の電位Elは入力電圧Elとほぼ同じである。しか
し、トランジスタ3がオフされるとこの上方端子は電源
1の電位から断たれ、同時にリアクトル内に生じる入力
電圧Eiとは逆向きの起電力によって下方端子よりも負
電位となる。 この負電位によってダイオード5が直ちに導通してそれ
まで開いていたキャパシタ6への回路を閉じるので、該
キャパシタ6にはりアクドル4から図の鎖線で示された
充電電流tCが流れ込み、それを入力電圧gtとは逆方
向に充電する。該キャパシタ6は図で一点鎖線で示され
た負荷2への負荷電流1Lの供給源になっており、2個
の出力端子TOと並列接続されている。従ってこの直流
電圧制御回路はトランジスタ3のオン時にリアクトル4
内にエネルギを蓄積しておき、トランジスタ3のオフ時
にこれをキャパシタ6によって安定化された出力電圧E
oで負荷2に供給するもので、その出力端子Toの極性
は図の十−で示すように入力端子Tiとは逆極性になる
。またその出力電圧EoO値は、リアクトル4のチッッ
ピング電圧によってほぼ決まるので入力電圧Elの値よ
りも高くとることもでき、かつリアクトル4に蓄積する
エネルギ量を制御することにより、すなわちトランジス
タ30オンオフ比を制御することによって安定な値に電
圧制御することができる。 この電圧制御のための実際値Voは出力電圧EOを例え
ば電圧分割回路7の2個の抵抗7a、7bで分割するこ
とによって得られ、またこの実際値vOに対する制御目
標値は図では簡略に電池として示された基準電圧源8か
らの基準値Vrとして与えられる。 これらの実際値Voと基準値Vrとは高ゲインの演算増
幅器9の2個の入力にそれぞれ与えられ、両値の差が制
御偏差Vdとして出力される。この制御偏差Vdは第5
図(a)の鎖線で示すように当然時間的に変動しうる。 制御偏差Vdに基づいてトランジスタ3のオンオフ比を
制御するため、これと比較すべき繰返しランプ状の波形
をもつ参照信号Vfが発振回路10によって発生される
。こ□の参照信号Vfの波形は、第5図(a)に実線で
示すように鋸歯状であり、一定の傾斜をもってランプ状
に立ち上がり倍周期の終わりに急速に立ち下がるン別の
演算増幅回路ないしは差動増幅回路11は、この参照信
号Vfと前の制御偏差Vdとを比較し、参照信号Vfの
立ち下がりすなわち毎周期の終わりで常にトランジスタ
3をオフさせるが、そのランプ状部では制御偏差Vdの
値に応じたタイミングでトランジスタ3をオンさせる切
換指令SSを第5図(b)のように発する。第5図に示
すように、この切換指令SSのトランジスタ3をオンさ
せるオン信号部の幅Ta、Tb、Tcは制御偏差Vdが
小さくなればなる程、すなわち出力電圧EOが低くなる
につれて長くなり、オン期間を長くオフ時間を短くする
ことによって出力電圧Eoを増加させる。 以上かられかるように従来回路においては、オンオフ制
御の周期Tは第5図山)に示すように発振回路10の発
振周波数によって決まる一定周期であり、この一定周期
の中でオンオフ比をある限度内で変化させるP W M
 II御が行われており、従って可制御範囲に制限があ
るうらみがある。また、出力電圧に急変があってもそれ
に対する補償制御は1〜2周期を待たなければならない
から、制御の連応性は周期によって制約されることにな
る。この解決策としてはもちろん回路の動作周波数を上
げればよいが、これにもおのずから制限があり、回路内
の機能要素の性能も上げねばならない。また可制御範囲
に制約がある点への解決策として制御回路のゲインを上
げる必要があり、このため演算増幅器9や差動増幅器1
0のゲインを上げようとすると高価な回路を採用するこ
とが必要となり、また温度や外部からの擾乱に対しても
デリケートとなって、特性が変動したり動作が不安定に
なりやすい。さらには、質のよい電圧制御をしようとす
ると、発振回路10に高価な回路が必要となり、とくに
この種の回路の量産化上にネックとなりやすい。
【発明の目的】
本発明は上述の事情に立脚して特に量産に適するように
回路構成が簡単で回路要素としても安価なものを採用で
き、しかも上述の従来技術の問題点を゛改善できる直流
電圧制御回路を得ることにある。
【発明の要点】
上述の目的達成のため本発明においては、冒頭記載の形
式の直流電圧制御回路に対して、2入力の比較動作を行
ないその出力により回路開閉要素をオンオフ制御する比
較動作回路と、該比較動作回路の動作に応じて切換えら
れる上下2個のしきい値を設定して該設定値を比較動作
回路の一方の入力に与えるしきい値設定回路と、比較動
作回路の動作に応じて充放電状態が切換えられるキャパ
シタを含み該キャパシタの電圧を該比較動作回路の他方
の入力に与える充放電回路と、出力電圧の値を所定の基
準値と比較し出力電圧値が該基準値の一方側に偏倚した
とき動作して充放電回路のもつ充放電時定数を出力電圧
を基準値側に回復させる方向に切換える時定数切換回路
とを設ける。 前述の比較動作回路はしきい値設定回路および充放電回
路と共働して1個の発振回路を構成するとともに、従来
技術におけると同様な一定の動作周波数下におけるPW
M方式の電圧制御作用を果たす。従って電圧制御回路と
発振回路とがいわば一体化されていて、それだけ回路構
成が簡略化される。また本発明回路における比較動作回
路のもつ機能は、その出力状態に応じてしきい値設定回
路に設定値を切換えさせ、同時に充放電回路に時定数を
切換えさせるいわばディジタル的動作でよいから、従来
のように高価な差動増幅回路を採用する必要がない。し
かもこの比較動作回路の出力から直ちに回路開閉要素を
オンオフさせる切換指令が得られる。 しかし、以上のままでは従来の高ゲインの制御回路に比
して電圧制御性能が劣る結果しか得られないので、本発
明においては充放電回路の動作時定数を出力電圧の状態
に応じて切り換える時定数切換回路を設ける。この回路
は出力電圧が設定基準値からある一定の方向に外れたと
き、例えば基準値から低くなったとき直ちに動作して充
放電回路の動作時定数を基準値の方へ回復させるように
切換える。この時定数切換回路は比較動作回路と異なり
、回路の動作周期とは無関係にいわば無周期で動作可能
であるから、周期的な検出タイミングを待つことなく上
述の条件が発生したとき直ちにこれを検出して、比較動
作回路の現在の動作周期内に割り込んでその電圧制御態
様を切り換えさせる。これによって自動方式の制御回路
と等価な高い遠心制御性が得られる。また、この時定数
切換回路は単に基準値と出力電圧の実際値とを比較する
だけのディジタル的な動作でよいから、従来のような高
級な演算増幅器を用いる必要が全くなく、例えば安価な
コンパレータ回路を採用することで充分である。 この時定数回路による電圧制御の切換機能は、前述のよ
うな出力電圧値の基準値からの一方向への偏倚に対して
のみでなく、他方向への偏倚に対しても可能で、原理的
には本発明の要旨内において双方向にも働かせ得るが、
実際面ではある一つの方向のみに働かせることでふつう
は充分である。 また、時定数回路によってしきい値設定回路の設定値を
変える手段も原理的には可能であるが、本発明において
は電圧制御性能面から充放電回路の時定数を切換える手
段の方を採る。この充放電回路の時定数には当然充電時
定数と放電時定数の2個あるから、その一方または双方
を切換えることができ、いずれも所期の目的を達し得る
が、制御性能面および制御速度面からは双方を同時に切
換えるのが有利である。
【発明の実施例】
以下第3図に示された具体実施例を説明する前に、第1
図および第2図によってまず本発明回路の基本構成とそ
の動作を説明する。これらの図において前の第4図の従
来例と同一の部分には同一の符号が付されている。 第1図の基本構成回路図中上半分の主回路部は従来と構
成動作が同じであるから説明を省略する。 下半分中の比較動作回路20は1個のコンパレータであ
ってよく、そのオン動作によって回路開閉要素3として
の例えばトランジスタをオン動作させる。通常のいわゆ
るオーブンコレクタ方式のコンパレータは公知のように
オフ動作時には出力が「1」であり、オン動作時に「0
」の状態をとり、その出力インピーダンスも実用上ゼロ
となる。従って比較動作回路20がオン状態になると、
トランジスタ3のエミッタからベース電流がそのベース
とベース抵抗3aを介して比較動作回路20に流れ、ト
ランジスタ3がオンされる。 しきい値設定回路30は正極側の入力端子Tiと負極側
の入力端子電位点との間に直列接続された2個の抵抗3
1.32を含み、両抵抗の相互接続点は比較動作回路2
0のコンパレータの一方の入力に結ばれるとともに、そ
の出力側と別の抵抗33を介して結ばれている。比較動
作回路20がオフ状態にあるとき、その一方の入力電位
は入力電圧Elを抵抗31゜32で分圧した電位にあり
、この電位が上方しきい値Uthとなる。しかし比較動
作回路20がオン状態になりそのコンパレータの出力イ
ンピーダンスがゼロになると、下方の抵抗32には別の
抵抗33が並列接続されることになるので、前述の入力
電位は下がってこれが下方しきい値Lthとなる。これ
らのしきい値Uth、Lthは第2図(blの横線でそ
のレベルが示されている。 充放電回路40は同様に正負再入力端子電位間に直列接
続された抵抗41とキャパシタ42とに加えて、両者の
相互接続点と比較動作回路20の出力側との間に接続さ
れた抵抗43を含み、王者の相互接続点電位が比較動作
回路20のコンパレータの他方の入力に与えられる。比
較動作回路20がオフ状態にあるときには、キャパシタ
42は抵抗41から流入する電流によって充電され、そ
のキャパシタ電圧Vcすなわち比較動作回路20の他方
の入力の電位はキャパシタ42の容量値と抵抗41の抵
抗値との積で決まる時定数で第2図(b)に示すように
経時的に立ち上がる。しかし、比較動作回路20がオン
状態になると、キャパシタ42は抵抗43を介して放電
されるので、そのキャパシタ電圧Vcはキャパシタ42
の容量値と抵抗43の抵抗値とで決まる時定数で今度は
逆に立ち下がる。 第2図山)からも容易にわかるように、このキャパシタ
電圧Vcはしきい値設定回路30と比較動作回路20と
によって切換え設定される上下両しきい値Uth、Lt
hの間を振動する波形となり、この発振作用によって比
較動作回路20の出力として第2図(dlに示すような
切換指令SSが発しられ、これと同期して回路開閉要素
3は同図(Q)に示すようにオン。 オフが切換えられる。時定数切換回路50が動作してい
ないときには、このオン、オフの切換周期はほぼ一定で
ある。 時定数切換回路は1個の比較動作要素例えばコンパレー
タ51とその出力側に接続されたバイパス抵抗52とで
構成することができ、この内のコンパレータ51が出力
電圧EOの実際値とこれに対応する制御目標値としての
基準電圧源8からの基準値Vrとを入力し、両者間の大
小関係を常に監視して例えば前者が後者を下回ねったと
き直ちにオンする。 このコンパレータも例えばオープンコレクタ出力であっ
て、このオンによりその出力レベルが「0」となり出力
インピーダンスは実質上ゼロとなる。 従って時定数回路50が動作すると、充放電回路40の
キャパシタ42は、その充電時には充電電流がバイパス
抵抗52によってバイパスされて、キャパシタ電圧Vc
の立ち上がりが遅くなり、その放電時には放電抵抗43
に並列にバイパス抵抗52が入るので、放電が促進され
キャパシタ電圧Vcの立ち下がりが速くなる。 第2図(alは前述の実際値vOと基準値Vrとを示す
もので、両値ともその上方の横線で示されたゼロ電位、
つまり正極側の出力端子の電位よりも負側にある。いま
時刻toにおいて同図(dlに示すように比較動作回路
20はオフ状態にあり従ってキャパシタンス電圧Vcが
立ち上がり中であるとし、かつこの時刻toに出力電圧
EOO値が過大になってその実際値Voが基準値Vrを
同図ta)に示すように下回り始めたとすると、コンパ
レータ51は直ちにオンしてその出力からの時定数切換
指令VsO値が同図(C1に示すようにゼロになる。こ
れによりキャパシタ電圧Vcの立ち上がりは前述のよう
に遅くなり、続く時刻t1において比較動作回路20が
オンするまでの時間、つまり回路開閉要素3のオフ時間
が長くなって、逆極性の出力電圧EOの絶対値を小さく
する方向に制御がなされる。時刻t1において比較動作
回路20がオンする結果、充放電回路40は放電状態に
切り換わってキャパシタ電圧Vcが立ち下がるが、この
時点ではまだ時定数切換回路がオン状態なので、その立
ち下がり速度が早められ、この効果ばついで時刻t2で
時定数切換回路がオフするまで続き、従ってつぎの時刻
t3で比較動作回路がオフするまでの時間、つまり回路
開閉要素3のオン時間が短縮され、前と同様に出力電圧
Roの絶対値を下げる方向に制御される。次の時刻t4
以降の動作についても同じである。また、これまでの説
明では時刻toにおいて比較動作回路20がオフ状態に
あるものと仮定したが、オン状態にあっても動作は同様
であり、出力電圧Eoの絶対値の行き過ぎを補正する方
向の制御が常に行なわれる。また時刻to以前において
は、それ以後におけるような電圧制御は行なわれていな
いが、回路定数やオンオフ時間条件を適切に選びさえす
れば、時定数切換回路50がオフ状態である条件におい
て出力電圧Eoの値がその基準値に常に近づくようにす
ることができ、その値がさらに基準値を行き過ぎた時に
のみ時定数切換回路をオンさせて電圧制御を掛けるよう
にすることができる。このように制御系を簡単化するこ
とにより、回路を経済的にし、かつ無用な制御動作を避
けることによりその回路動作をむしろ安定にすることが
できる。 つぎに第3図に示された本発明回路の実施例について説
明する。この実施例ないしは実用例では、比較動作回路
および時定数切換回路の比較動作要素に対していずれも
TTLの電圧レベルで動作可能なコンパレータが用いら
れており、とくに量産に向く態様になっている。このた
め比較動作回路には、このコンパレータ20の出力を受
けるトランジスタスイッチ21が回路開閉用トランジス
タ3との間に介在されていて、コンパレータ20と同じ
オンオフ動作を行なう。トランジスタスイッチ21のベ
ース抵抗21aはそのベース電流設定用であり、図でそ
のエミッタとベースとの間に接続された抵抗21bはオ
ーブンコレクタ形のコンパレータ20のオフ動作時にそ
の出力電位の立ち上がりを助ける電位引き上げ用である
。またトランジスタスイッチ21でオンオフ操作される
回路開閉用トランジスタ3のベース抵抗3aと並列に、
小容量のキャパシタ3bが該トランジスタ3のオン動作
の立ち上げを促進するために接続されている。 しきい値設定回路の抵抗33と直列に挿入されたダイオ
ード34は、コンパレータ20のオフ状態でその出力側
からのしきい値設定回路への電位の漏れ防止用である。 この実施例では充放電回路の充電抵抗41と放電抵抗4
3がキャパシタ42に直列に接続されているが、充電時
には放電抵抗43に並列接続されたダイオード45が導
通ずるので、前の第1図の場合と動作上変わりはない。 充放電抵抗41.43の相互接続点は電位漏れ防止用ダ
イオード44を介してコンパレータ20の出力側に接続
される。時定数切換回路のコンパレータ51の図の下側
の入力は固定電位(負極側入力端子ないしは正極側出力
端子の電位)に固定されており、そのかわりに上側の入
力にはツェナダイオード8aによって設定される基準電
圧Vrと2個の分圧抵抗7a、7bによって取り出され
る出力電圧の実際値vOとの差信号が入力されるので、
制御動作上は前の第1図の場合と等価である。このツェ
ナダイオード8aと分圧抵抗7a。 7bとの直列回路は正極側入力端子Tlと負極側出力端
子Toとの間に接続されており、ツェナダイオード8a
に逆直列接続された2個のダイオード8bは基準電圧の
温度依存性補償用であり、分圧抵抗7a+7bの内の前
者には可調整抵抗が用いられていて、その抵抗調整によ
って出力電圧設定値が設定ないしは微調整される。 なお第3図において、本発明による直流電圧制御回路は
一点鎖線で囲まれた範囲で示されている。 主回路のキャパシタ6と出力端子Toとの間には、出力
電圧中の脈動分を減少させるための平滑リアクトル12
を図示のように挿入するのが望ましい。 なお、左方の2個の入力端子Tiに接続されるこの図で
は示されていない電源1には、公知のようにキャパシタ
1aを接続してトランジスタ3のオンオフに基づく影響
を軽減するのが望ましく、また右側の負荷2についても
出力電圧中の脈動分を減少させるためのキャパシタ2a
を接続するのが望ましい。
【発明の効果】
以上の説明のように、本発明によれば電圧制御機能と該
機能発揮に必要な発振機能とが一体化されるので、高価
な差動増幅回路や発振回路を別設する必要がなくなり、
回路構成を簡略化することができる。この機能を営む本
発明における比較動作回路としきい値設定回路と充放電
回路とは全部を合わせても従来回路中の発振回路の規模
よりも小さく、かつ安価ですむ。さらに本発明における
時定数切換回路は、出力電圧の補正が必要な時に発振周
期と無関係に動作して充放電回路の時定数を切換え、直
ちに電圧制御を行なわせるので、従来回路のように電圧
制御の発振周期とのタイミングを待つ必要がなく、これ
によって制御の連応性が改善される。本発明回路ではこ
のように制御応答性上の問題が少ないので、従来のよう
に応答性を向上するために動作周波数をむやみに上げる
必要がなくなり、回路内の高周波損失を減少でき、かつ
回路部品のコストを全面的に下げることができる。時定
数切換回路自体もディジタル的な動作をするものでよい
ので、従来のように高価な演算増幅回路を採用する必要
もなくなる。 また本発明回路を利用すれ1f、従来回路のように動作
周波数が固定された他動制御の域を脱して、動作周波数
が可変な自動制御の利点を生かすことができる。とくに
極性反転形チョッパ方式のようにオンオフ比の範囲に制
限がある場合に、この可変周波数制御は回路定数や回路
条件の選択において設計上の裕度が広くとれる点で有利
である。さらに上述の説明からもわかるように、本発明
回路によれば固定周波数制御域と可変周波数制御域とを
使い分けたり、組み合わせたりすることができ、用途に
応じた制御特性をもつ回路を最も経済的に構成すること
ができる。 以上の本発明回路はとくに量産を要するDC−DCコン
バータに好適である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による直流電圧制御回路の基本構成回路
図、第2図は第1図の回路の動作を説明するためのその
主要信号の波形図、第3図は本発明回路の実用化実施例
を示す回路図である。第4図以降は従来回路に関するも
ので、第4図は従来回路の原理構成回路図、第5図は第
4図の回路の動作を説明するための主要信号の波形図で
ある。 図において、

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1)入力端子からの直流電源入力を回路開閉要素により
    オンオフさせ、オン時はエネルギを蓄積しオフ時に該蓄
    積エネルギを負荷側に放出して、前記回路開閉要素のオ
    ンオフ比により制御された出力電圧を出力端子から負荷
    に供給するようにした回路において、2入力の比較動作
    を行ないその出力により前記回路開閉要素をオンオフ制
    御する比較動作回路と、該比較動作回路の動作に応じて
    切換えられる上下2個のしきい値を設定して該設定値を
    比較動作回路の一方の入力に与えるしきい値設定回路と
    、前記比較動作回路の動作に応じて充放電状態が切換え
    られるキャパシタを含み該キャパシタの電圧を該比較動
    作回路の他方の入力に与える充放電回路と、前記出力電
    圧の値を所定の基準値と比較し出力電圧値が該基準値の
    一方側に偏倚したとき動作して前記充放電回路のもつ充
    放電時定数を出力電圧を基準値側に回復させる方向に切
    換える時定数切換回路とを備えたことを特徴とする直流
    電圧制御回路。
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