JPS61292028A - 力検出装置 - Google Patents

力検出装置

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JPS61292028A
JPS61292028A JP60122738A JP12273885A JPS61292028A JP S61292028 A JPS61292028 A JP S61292028A JP 60122738 A JP60122738 A JP 60122738A JP 12273885 A JP12273885 A JP 12273885A JP S61292028 A JPS61292028 A JP S61292028A
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浅川 和雄
Nobuhiko Onda
信彦 恩田
Tadashi Akita
正 秋田
Toru Kamata
徹 鎌田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔目 次〕 ・概要 ・産業上の利用分野 ・従来技術 ・発明が解決しようとする問題点 ・問題点を解決するための手段 ・作用 ・実施例 ・発明の効果 〔概 要〕 相互に直交するx、y、X方向に変位可能な平行板バネ
によりx、X方向の十字形状体を構成し、十字各辺の平
行板ハネ上に歪ゲージ等の変位検知手段を設け、十字中
央に検出すべき力を作用させ、十字各辺端部を各辺の長
軸例りに回転可能に支持する。これにより力の各方向成
分および各軸廻りのトルクが相互に干渉することなく最
小数の変位検知手段により検知され各方向の力成分およ
びトルクが高速で計測される。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、例えばロボットのアーム先端に設けたロボッ
トハンドに加わる外力の検出装置に関するものである。
近年、産業用ロボットの製造ラインへの導入が盛んに行
なわれている。しかしながら、位置制御型のロボットで
は環境からの拘束力に関係なく動作してしまうため、微
妙な力加減を要する組立ラインの自動化への)H人は極
めて困難である。
これは、組立作業には、部品の嵌め合いゃ取((Jけ作
業等のように部品の置かれた絶対的な位置精度より、相
対位置精度を必要とする作業か多いことによる。
もし部品の嵌め合いを位置制御型ロポノl□て実行する
ならば、組立対象から決る移動軌跡をロボット座標に対
して正確に記述し、且つ正確に先端を所定の軌跡通りに
制御しなげればならない。
ところが、実際の位置制御型のロボットでは、ロボット
自身が持つ機械的誤差や制御J−の誤差等により絶対的
位置精度を高くすること63F極めて難しい。
この様なことから、組立ロボットでは、ロボッ1−と対
象物との間の相対位置誤差を補正あるいは吸収するため
のコンプライアンス機構がロボ・71・とハンドとの間
の手首に設けられている。
しかしながら、この手首に設4Jられるコンプライアン
ス機構だけでは、誤差を補正あるいは吸収する量が極め
て微小であるため、ロポ、1・と対象物との間の相対位
置誤差が大きい場合、これを完全に補正あるいは吸収す
ることができない。
従って、前述した相対位置誤差を手首に生しる反力とし
て検出し、検出した反力をロボットにフィードバックし
て反力が零となるように位置補正させるための力検出装
置(センサ)が設&jられている。いわゆるロボソ)・
の制御を位置制御がら力制御に移行させるようにしたも
のである。
尚、手首に設けられる力センサは剛体であることが望ま
しく、コンプライアンス機構でない方がよい。
〔従来技術〕
第12図は、従来の力検出装置を備えたロボットの概略
を説明するための図である。
第12図に示すロボットは、直交座標型の3軸ロボツト
である。
図において、1はロボット本体のベースであり、後述す
るアーム2を矢印A(X軸)方向に駆動するX軸駆動源
(モータ)を有している。2は第1のアームであり、第
2のアーム3を矢印B (Z軸)方向に駆動するX軸駆
動源(モータ)を有し、・ベース1のX軸駆動源によっ
てX軸方向に移動する。
3は第2のアームであり、第1のアーム2に対し、矢印
C(Y軸)方向に駆動するYII!llI駆動源(モー
タ)を有し、Y軸方向に移動するものである。
5は力検出装置であり、第2のアーム3の先端に設けら
れ、ハンド4に加えられる力を検出する。
ハンド4は、力検出装置5の先端に設けられる。
従って、ハンド4は第1のアーム2の左右動によってX
軸方向に位置決めがされ、第2のアーム3の前後動と上
下動によって各kY軸方向とX軸方向の位置決めがされ
、結果として3つの動作軸により3次元の位置決めがな
される。
6は物品であり、例えば丸棒で構成され、ハンド4に把
持される。7は部材であり、物品6が嵌め合わされる穴
8を有し、穴8にはテーバ而9を有している。
力検出装置5は、X方向に変位する平行板ハネ5a、Y
方向に変位する平行板ハネ5b、および上端又は下端に
設けたZ方向に変位する十字形板ハネ(図示しない)に
より構成される。各板バネの適当な位置に歪ゲージ(図
示しない)を貼付して各方向の変位を検知する。
このような力検出装置5をロボットの手首部に設けて、
ロホソトにより物品6を部材7の穴8へ嵌入させる嵌合
作業を行わせる。物品6と穴8との相対位置誤差が生ず
るとハンド4に外力が加わり、これに応して力検出装置
5の各板ハネが変形し歪ゲージがその変位量を検出する
。この変位量に基いて、x、y、Z方向の力の成分およ
びトルクを算出し、ハンドに加わる外力を打消す方向に
各アームを駆動制御しハンドを正しい位置に移動させる
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来の力検出装置においては、1つの歪ゲージの出力に
複数の力成分が含まれているため、力ベクトルの各成分
を独立して検出することができない。従って、各歪ゲー
ジの出力に基いて各方向の力成分およびトルクを分離さ
せた出力を得るため複雑なマトリックス演算用回路を構
成しなければならず、また各歪ゲージの出力に基いて各
方向の力成分およびトルクを解析算出するためには極め
て複雑な演算式を導入しなげればならず演算に長時間を
要するものであった。従って、このような力検出装置を
ロボットの駆動制御用に用いた場合、制御回路が複雑と
なり、価格も高価となり、また外力の各成分の変換分離
に時間がかかり外力に対応して直ちにロボットを高速制
御することができない。
本発明は、上記従来技術の欠点に鑑み、X、Y。
Zの各方向の力成分およびトルクを容易に分離して検出
可能な力検出装置の提供を目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この目的を達成するため、本発明では、X方向に変位す
る平行板バネおよびZ方向に変位する平行板バネからな
る2つの平行板バネ組体と、Y方向に変位する平行板バ
ネおよびZ方向に変位する平行板バネからなる2つの平
行板バネ組体とによすXY方向の十字形状体を構成し、
各平行板バネ上の十字形状体上面又は側面の中心点に関
し対称な位置に変位検出手段を設け、該十字形状体の各
辺の端部を支持枠により保持し、該十字形状体の中央部
に検出すべき力の作用部材を連結し、上記十字形状体の
各辺を上記支持枠に対しx、X方向に沿った各辺の長手
方向軸廻りに回転可能に支持した力検出装置を提供する
〔作 用〕
十字形状体を構成する8個の平行板バネ(X方向2個、
Y方向2個、Z方向4個)の各々に貼付した歪ゲージは
、Z方向板バネについては十字中心点に関し対称位置に
、X、Y方向板バネについては十字形状体側面の中心に
関し対称位置に設けられ、検出すべき力は十字中心点に
作用させ、さらに、十字の各辺は長軸方向に回転可能に
支持されるため、例えばX軸廻りのトルクが作用した場
合、X軸方向の十字辺は自由に回転しこの十字辺上の歪
ゲージはこのトルクに何ら影響されず、これと直交する
Y方向の十字辺上の歪ゲージのみが変形し出力を発する
。従って、各歪ゲージは各々一方向成分の力およびトル
クに対してのみ変形して出力を発するという作用が確実
に達成される。
〔実施例〕
第1図に本発明に係る力検出装置の構成を示す。
+81図は上面図(Z方向から見た図) 、ib1図は
(81図のn−n矢視図、+01図は(81図のm−m
矢視図である。力検出装置10は、X方向に変位する平
行板バネ13およびZ方向に変位する平行板バネ12か
らなる2組のY方向の平行板バネ組体と、Y方向に変位
する平行板バネ11およびZ方向に変位する平行板バネ
12からなる2組のX方向の平行板バネ組体とを十字形
状体の各4辺として構成される。このような各平行板バ
ネは、矩形断面の十字形金属ブロックの各辺に相互に直
交する2つのコ字形スリット17を放電加工等により形
成することにより作られる。このコ字形スリット17の
内側は各平行板バネの変位規制部材(ストッパ)14と
して作用する。即ち、各平行板バネ11 、12゜13
は、力が加わって変形した場合この変位規制部材14に
当接するとそれ以上は変形しない。スリット17の幅を
適当に選定しておくことにより各平行板バネの変位を板
バネの弾性変形範囲内として板ハネの塑性変形、破断等
を防止できる。4つのZ方向の各平行板バネ12上には
十字形の中心点に関し対称位置に歪ゲージe1〜e4が
貼付される。X方向に変位する各平行板バネ13および
Y方向に変位する各平行板バネ11上には各々十字形状
体側面の中心に対し対称な位置に歪ゲージe5〜e8が
貼付される。このような力検出装置10は、第2図に示
すようにロボットの手首部に取付けられる。18はロボ
ットのアームであり、アーム18の先端に十字形状の支
持体19が固定される。力検出装置10はこの支持枠1
9に軸受15a、15bを介して各辺が支持枠に対し回
転可能に支持される。X方向およびY方向の各辺側端部
のうち一方の軸受15aは回転のみ行うように支持枠1
9に保持され、他の一方の軸受15bは回転および軸方
向に摺動可能となるように支持枠19に保持される。こ
れにより、平行板バネの変位動作を円滑化しかつ感度を
高めることができ、また平行板バネの変形に伴う中心位
置のずれを常に一定方向に保つことができ検出値のハラ
つきがなくなり検出の信顛性が向上する。十字形の力検
出装置10の中央部にハンド20が固定される。第1図
の16はハンド固定用の孔である。21 (第2図)は
指であり矢印り方向に開閉動作し物品を掴む。
力検出装置10のX方向、Y方向の各辺は支持枠19に
対し回転可能に支持されているため一方の軸廻りのトル
クはその軸方向の支持枠に対し何ら力を与えず、これと
直角方向の支持枠に対してのみ力が加わり、直交する支
持枠各辺がトルクにより相互に干渉することばない。従
って、相互干渉防止のために支持枠19の各辺を分離す
る必要はなく、第3図に示すように支持枠19を一体的
に形成することができる。
以上のような構成の力検出装置の作用を第4図および第
5図を参照して説明する。なお、第4図、第4図(al
はY軸廻りのトルクが作用した状態を示す。ハンド20
に矢印E方向のトルクが作用し、Y軸に沿った十字の2
辺は軸受15a、15bを介して矢印Fのように回転す
る。従ってX軸に沿った十字の2辺端部には支持枠を介
してこのE方向のモーメントが作用し、平行板バネ12
が図のように変形する。このため、歪ゲージe2および
e4が変形して出力を発する。他の歪ゲージは変形せず
出力を発しない。
第4図(b)はハンド20に矢印G方向(Y方向)に力
が作用した状態を示す。X軸に沿った十字の2辺端部に
支持枠を介して反力が作用し、平行板バネ11が図のよ
うに変形する。従って、歪ゲージe7およびe8のみが
変形して出力を発し、他の歪ゲージは出力を発しない。
第5図(alはハンド20に矢印H方向(Z方向)の力
が作用した状態を示す。X軸およびY軸に沿った十字の
4辺端部に支持枠を介して反力が作用し、4つの平行板
バネ12 (2つのみ図示)が図のように変形する。従
って歪ゲージ81〜e4が変形して出力を発し、他の歪
ゲージは出力を発しない。
第5図(b)はハンド20に矢印J方向(Z軸廻り)の
トルクが作用した状態を示す。十字の各4辺端部には支
持枠を介してモーメントが作用し、平行板バネ11およ
び13が図のように変形する。従って、歪ゲージe5〜
e8が変形して出力を発し、他の歪ゲージは出力を発し
ない。
尚、支持枠は変形せず剛体であり、力センサを剛体とす
ることができる。
以上のような、x、y、z各軸方向の力および各軸廻り
のトルクと各歪ゲージe1〜eeとの対応関係に基いて
力ベクトルを算出する演算式を以下に示す。
以下余白 (I4) とする。ただし、Fは力ベクトルであり、Fx  。
Fy、FzはX、Y、Z方向の力成分、Tx。
Ty、Tzはx、y、z軸廻りのトルク成分である。G
は歪ゲージの出力電圧値に乗するゲインであり、縦の列
は上記力ベクトルの6つの各成分に対応し、横の行は8
個の歪ゲージe、〜e8に対応する。Eは歪ゲージの出
力電圧である。上式を、本考案による力センサについて
解くと、以下の式%式% となる。即ち、Fx NFz  、Tx 〜Tzにおい
て、ゲインgが0”になる部分がないことを示す。
例えば、X方向の力Fxが加わる場合には、eS+e6
で示される歪ゲージからしか出力が得られないことを示
し、X軸廻りの力Txが加わる場合には、”!+”3で
示される歪ゲージからしか出力が得られないことを示す
第6図は軸方向の力をトルクの影響なしに検出する手法
の説明図である。
第6図(alは、力検出器320の角棒321に対して
Y軸方向の力Fが加わった状態を示す図であり、第6図
Tblは同様に角棒322に対して穴337の中心りを
中心として回転する方向の力Fが加わった状態を示す図
である。
図において、323〜326は平行板ばね体を示し、3
23a 、 323b 、 324a 、 −−−−−
−−−−−−326bは板ばねである。
314g 、 314h 、 314i 、 314j
は歪ゲージであり、夫々穴337の中心りを通る中心線
対象位置となるように貼付されている。すなわち、歪ゲ
ージ314gと3141、歪ゲージ314hと314j
が中心点りを中心として中心点対象位置の板ばね326
aと325bに貼付されている。尚、各歪ゲージ314
g〜314jの抵抗値はRとする。
また、各歪ゲージ314g〜314jは第7図に示すブ
リッジ回路を構成するように、夫々の図示されざる出力
線が接続されている。
従って、第6図(a)に示すように、軸方向の力Fが加
わった場合、歪ゲージ314g 、 314hは縮み状
態となるので、抵抗値は、(R−ΔR)となり、歪ゲー
ジ314i 、 314jは伸び状態となるので、抵抗
値は、(R+ΔR)となるので、第7図に示すブリッジ
回路の端子a−b間の電圧は、 (R−ΔR)i−(R+ΔR)i−−2ΔRiとなる。
また、第6図山)に示すように回転方向の力、Fが加わ
った場合、歪ゲージ314g 、 314h及び歪ゲー
ジ314i 、 314jは全て縮み状態となるので、
端子a−す間の電圧は、 (R−ΔR)i−(R−ΔR)i=Q となる。
従って、歪ゲージ314g〜314jを第6図のように
貼付して、第7図の如き、ブリッジ回路を構成すること
によりトルクの影響を受ける・ことなく、軸方向の力の
みを検出することができる。
尚、前述の説明については1軸(Y軸)方向の場合につ
いてしか説明していないが、同様にして板ばね323h
と324b等に貼付することによって、XYZ軸方向の
力をトルクの影響なしに検出することができる。
第8図は軸回りのトルクを軸方向の力の影響なしに検出
する手法の説明図である。
第8図において、第6図と同一部分には同一番号を付す
ことにより説明は省略する。第6図と異なる点は、歪ゲ
ージ314i 、 31月が板ばね325aに貼付され
ている点、すなわち、歪ゲージ314g〜314jが板
ばねの同一面側が貼付されている点である。
また、夫々の歪ゲージ314g〜3】4jは中心点りか
ら同一の距離となるように貼付されている。
更に、歪ゲージ314g〜31伺は第7図のようにブリ
ッジ回路を構成している。また歪ゲージ314g〜31
4jは第9図のように板ばねに貼イ」される。尚、同一
の歪ケージで複数のブリッジ回路を組むことはできない
ので、314h 、 314gは別途貼付する必要があ
る。
従って、第8図falに示すように軸方向の力Fが加わ
った場合、各歪ゲージ314g〜314jは全て縮み状
態となるので、端子a−1〕間の電圧は、(R−ΔR)
i−(R−ΔR)i−0 となる。
また、同様に第8図+b)に示すように軸回りの力Fが
加わった場合歪ゲージ314g 、 3]、4hが縮め
状態となり、歪ゲージ314i 、 3]4jが伸び状
態となるので、端子a−b間の電圧は、 (R−ΔR)i−(R+ΔR)−2ΔRiとなる。
従って、軸方向の力の影響を受けることなく、独立して
軸回りの力、すなわちトルクを検出することが可能とな
る。
尚、以上の説明において、歪ノr−シを中心点から等し
い距離の位置に配置するのは、同一の力に対して、同一
の電圧値になるようにするためである。すなわち、距離
が異なると仮ばねの変位量も異なるので、出力電圧が異
なるためである。
第10図に、さらに歪ゲージの貼付側を示す。
314h 、 314g 、 3]4i 、 3]4j
の組合せでトルクのめを検出し、314h 、 314
g 、 (314i) 、 (3]4j)の組合せで力
のみを検出する。尚、同一の歪ゲージで複数のブリッジ
回路を組むことはできないので314h 。
314gは別途貼付する必要がある。
第10図は、第1図に示した力検出装置10を備えたロ
ボットを駆動制御するだめの制御ブロック図である。
図において、115は操作パネルであり、支持部を構成
し、プレイバンク(再生)モード又はロボットに再生動
作すべき位置を教示するための教示モードを指定する釦
やハンド20の位置や姿勢の記4□a1ハンド20の開
又は閉動作をあるいはロボットの原点復帰を指令する相
等で構成され、オペレータが操作するものである。11
6はメモリであり、教示データ等を格納している。1.
17はマイクロプロセッサ(以下プロセッサと称する)
であり、プレイパンク時にメモリ116から教示データ
を読み出し、ハンド20の指令軌道を作成して後述する
位置制御部へ送出したり、ハンド20の開閉指令を後述
するハンド開閉部へ送出するものである。
【21) 118は位置制御部であり、プロセッサ117からの指
令軌道に従って位置又は速度制御するため、指令軌道の
各軸の移動量に対応する周波数のパルス列Vx、Vy、
Vzに変換して出力ずろものであり、プロセッサ117
とによって主制御部を構成する。119ばハンド位置検
出部であり、現在のハンド20の3次元位置(X、Y、
Z)を検出するため、各軸の駆動源(モータ)に設けら
れたエンコーダの出力Px、Py、Pzを受げ、各軸の
位置(X、Y、Z)を検出するものである。120ば力
制御部であり、力検出袋ff1oに取付けられた各歪ゲ
ージの出力信号が入力され、各モジュール単位毎に構成
される公知のブリッジ回路を備えるものであり、X、Y
、Z軸方向の追従指令PFx  。
PFy  、 PFzを出力する。121はアーム駆動
回路であり、位置制御部118からの指令移動量Vx。
Vy、Vzと力制御部120からの追従移動量PFx 
PFy  、 PFzとの和によって各軸の駆動源をザ
ーボ駆動するものであり、各軸の駆動源とアーム駆動回
路121によってアーム駆動部を構成し、ベース101
、両アーム102 、103とアーム駆動部とによって
ハンド20の駆動部を構成する。122はハン I・開
閉部であり、プロセッサ11.7のハンド開閉指令によ
り、ハンド20を開閉駆動するものである。
124はハスであり、プロセッサ117とメモ!J1.
1.6、操作パネル115、位置制御部118、位置検
出部119、ハンド開閉部122とを接続するものであ
る。
第11図は第10図構成の力制御部120及びアーム駆
動回路121の詳細構成図であり、図中、第1O図と同
一のちのは同一の記号で示す。
図において、120aは力成分検出回路であり、前述し
たように、各歪ケージの出力から各軸の力成分Fx、F
y、Fzを検出するものである。
120b〜120dは各軸の追従指令発生回路であり、
各々力成分検出回路120aからの力成分Fx、Fy。
Fzからパルス列の追従指令PFx  、PFy  、
PFZを出力するものである。
各追従指令発生回路120b〜120dは同一の構成で
あり、追従指令発生回路120bはゲイン調整用アンプ
200b 、 201bと電圧/周波数変換器(以下V
/Fコンバータと称する) 202b 、 203bで
構成され、力成分Fxが正の極性の時にはV/Fコンバ
ータ202bからその大きさに応じた周波数のパルス列
(アンプパルス)が、力成分Fxが負の極性の時にはV
/Fコンバータ203bからその大きさに応じた周波数
のパルス列(ダウンパルス)が、追従指令PFxとして
出力される。121a〜121Cば、アーム駆動回路1
21の各軸の駆動回路であり、同一の構成であり、追従
指令PFx  、 PFy  、 PFZと移動指令V
x、Vy、Vzとの和を受け、各軸駆動源の電流指令(
駆動信号)Sx  、Sy  、Szを各々出力するも
のである。
駆動回路121aは一対のオア回路210a 、 21
1aとサーボ回路212aとで構成され、オア回路21
0aは移動指令Vxのアップパルスと追従指令PRxの
アップパルスの論理和をサーボ回路212aへ与え、オ
ア回路211aは移動指令Vxのダウンパルスと追従指
令PFxのダウンパルスの論理和をサーボ回路212a
へ与えるものである。
一方、サーボ回路212aはアップダウンカウンタと、
デジタル・アナログ変換器(D/Aコンバータ)と、サ
ーボアンプで構成され、アップダウンカウンタがオア回
路210aの出力をアップダウントし、オア回路211
aの出力をダウンカウントすると共に、位置検出部11
9からの位置パルスPxをダウン又はアップダウントシ
、指令位置と変位量との差を求め、D/Aコンバータで
アナログ量に変換して、これをサーボアンプで増幅し、
電流指令を出力する周知のものである。
以上説明した構成において、ハンド20に力が加わると
力検出装置10から力の加わった方向に対する歪ケージ
から信号が出力され、力成分検出回路120aに入力さ
れる。力成分検出回路120aでは歪ゲージからの信号
に基づいて各軸の力成分Fx。
Fy、Fzが検出され、各々は各軸の追従指令発生回路
120b〜120dに入力される。
追従指令発生回路120h〜120dは検出された力成
分Fx、Fy、Fzの極性に応じてアップ又はダウンパ
ルスをその大きさに応じた周波数で出力する。
このパルス列の追従指令は、通常の移動指令Vx−Vz
と同様に、駆動回路12]a〜12]−cに入力され、
各軸駆動源の電流指令(駆動信号)Sx 。
Sy、Szとして出力され、ハンド20に加わった力が
零になる方向にロボットのX、Y、Z軸を駆動せしめる
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明に係る力検出装置は、互に
直交する方向に変位する2つの平行板ハネにより十字形
状体の各辺を構成し、十字形状体の中心点又は十字形状
体側面の中心に関し対称位置に歪ゲージ等の変位測定手
段を設け、十字の中央部に力を作用させ、十字各辺端部
を支持枠に対し各辺の長軸廻りに回転可能に支持してい
るため、各歪ゲージには1方向の力成分およびl・ルク
のみが作用し、他方向の力成分およびトルクは作用せず
、従って、複雑な回路を構成することなく単純な演算式
により短時間で力ベクトル成分が算出できる。このため
、ロボット等の外力検出に用いた場合、外力に対応して
直ちに外力を打消す方向にロボットを移動制御すること
ができ、ロボットの高速制御が可能となり、ロボットに
よる作業の信頼性が向上する。また、平行板バネを変位
規則手段(ストッパ)とともに形成しておけば、力検知
装置が塑性変形あるいは損壊することはなく安定した機
能が果される。また、十字形状体各辺の一方向に沿った
両端の軸受のうち一方の軸受を軸方向にスライド可能と
し他方を軸方向に固定することにより中心位置のずれは
一定方向に定まり、平行板バネが円滑に動作し検出の信
頼性が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る力検出装置の構成図、第2図は第
1図の力検出装置を備えたロボットの手首の構成図、第
3図は第2図の一部を示す部分斜視図、第4図および第
5図は本発明の力検出装置の動作説明図、第6図は軸方
向の力の検出手法の説明図、第7図は歪ゲージのブロッ
ク回路図、第8図は軸廻りの力の検出手法の説明図、第
9図は歪ゲージの貼付説明図、第10図は本発明が適用
されるロボットの制御ブロック図、第11図は本発明が
適用されるロボットの駆動回路図、第12図は従来技術
の説明図である。 10・・・力検出装置、1.1 、12 、13・・・
平行板ハネ、14・・・変位規則部材、 15a、15
b・・・軸受、81〜eZO・・・歪ゲージ、17・・
・スリット、18・・・アーム、     19・・・
支持枠、20・・・ハンド。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、X方向に変位する平行板バネおよびZ方向に変位す
    る平行板バネからなる2つの平行板バネ組体と、Y方向
    に変位する平行板バネおよびZ方向に変位する平行板バ
    ネからなる2つの平行板バネ組体とによりXY方向の十
    字形状体を構成し、各平行板バネ上の十字形状体上面又
    は側面の中心点に関し対称な位置の変位を検出する変位
    検出手段を設け、該十字形状体の各辺の端部を支持枠に
    より保持し、該十字形状体の中央部に検出すべき力の作
    用部材を連結し、上記十字形状体の各辺を上記支持枠に
    対しX、Y方向に沿った各辺の長手方向軸廻りに回転可
    能に支持した力検出装置。 2、矩形断面の4辺からなる十字状構造体の4つの各辺
    に互に直交する方向にコ字形スリットを設けることによ
    り上記十字形状体各辺の2つの平行板バネを形成した特
    許請求の範囲第1項記載の力検出装置。 3、上記コ字形スリットの内側部材を平行板バネの変位
    量を規制するためのストッパ手段とした特許請求の範囲
    第2項記載の力検出装置。 4、上記十字形状体のX方向およびY方向の各1辺は上
    記支持枠に対し長手方向の軸方向に摺動可能とした特許
    請求の範囲第1項記載の力検出装置。
JP60122738A 1984-09-29 1985-06-07 力検出装置 Granted JPS61292028A (ja)

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JP60122738A JPS61292028A (ja) 1985-06-07 1985-06-07 力検出装置
CA000491259A CA1259816A (en) 1984-09-29 1985-09-20 Force-detecting apparatus
US06/779,640 US4762006A (en) 1984-09-29 1985-09-24 Force-detecting apparatus
ES547380A ES8609704A1 (es) 1984-09-29 1985-09-27 Un aparato detector de fuerza
EP85306871A EP0177284B1 (en) 1984-09-29 1985-09-27 Force-detecting apparatus
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DE8585306871T DE3584066D1 (de) 1984-09-29 1985-09-27 Kraftmessvorrichtung.
KR1019850007175A KR910000267B1 (ko) 1984-09-29 1985-09-28 외력 검출장치
US07/192,184 US4862751A (en) 1984-09-29 1988-05-10 Force-detecting apparatus

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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USRE40891E1 (en) 1991-11-26 2009-09-01 Sandio Technology Corp. Methods and apparatus for providing touch-sensitive input in multiple degrees of freedom
CN102897531A (zh) * 2012-10-09 2013-01-30 中天科技精密材料有限公司 一种预制棒装卸系统及其控制方法

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