JPS61291509A - 化粧品配合剤 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はイーストグルカンを配合したことを特徴とする
化粧品配合剤に関するものである。

化粧品用の原料として要求される特性は第一に安全性で
あり、第二に化粧品としての求められる伸び、滑り、触
感、付着性、親和性等を与えるこ、　とであり、第三に
配合剤としての混合性、分散性安全性に富むことである
。

従来、化粧品用の粉末原料としては、酸化チタン、タル
ク、カオリン等の無機物質が用いられて来たが、皮膚へ
の親和性、及び感触性等に欠点を持っている。

本発明の目的は、従来の化粧品用の粉末原料の持つ上記
の如き欠点を解消し、更に化粧品とじての具備すべき緒
特性を向上さすことにある。

本発明はイーストグルカンを配合することを特徴とする
化粧品配合剤を提供することを要旨とするものである。

本発明でいうイーストグルカンとは、食用酵母菌体の水
不溶性細胞壁より分離抽出したものであり、主にβ−１
−３及びβ−１−６グルカンからなっている。その特徴
は無味、無臭、無着色の微細な粉末であり、保水性、水
膨潤性に富み、高粘性を呈する安全な食用物質である。

その製法は特許５９−０５２２８３に詳述の通りである
。

本発明のイーストグルカンは上記の如き、特性を持つこ
とから、化粧品用の粉末原料として要求される安全性、
混合性、分散性の諸条件を兼備え化粧品に配合した場合
、伸び、滑り、触感、付着性、親和性等の特性を著しく
向上させることが出来る。

又本発明のイーストグルカンをクリーム基材として化粧
品に配合した場合、化粧品としての上記の特性を向上さ
すことは勿論、特に油性配合剤のもつ油感（べとつき）
を解消することが出来る。

本発明のイーストグルカンを配合した固型おしろいの実
施例■と従来品である比較例Ｉとを２０人のパネラ−に
よりその使用感について官能検査したところ次の表の通
りであった。

実施例Ｉ　比較例工　いずれも を良とする者　　を良とする者　　判別出来ない者１、
伸　び　１２人　　５人　　３人 ２、滑　　　　　　リ　　　　　　８　　　　　　　　
　　７　　　　　　　　　　５３、付　薯　性　　１５
３２ ４、仕　　　　　上　　　　　７　　　　　　　５　　
　　　　　８５、自然な触感　　２０　　　　　０　　
　　　０本発明のイーストグルカンを配合したクレンジ
ングクリームの実施例■と、従来品である比較例■とを
２０人のパネラ−によりその使用感について官能検査し
たところ、次の表の通りであった。

実施例■　比較例■　いずれも を良とする者　　を良とする者　　判別出来ない者１３
伸　　び　８人　　７人　　５人 ２、付き（なじみ＞　　　　１２　　　　　５　　　　
　　３３、べとつき（油感）　　　　２０　　　　　　
０　　　　　　　　０４、使用後の清涼感　　２０　　
　　　０　　　　　　　０以上の通り、本発明のイース
トグルカンを配合したことを特徴とする化粧品は従来品
に比べ良好な使用感を与えることが判った。その使用は
上述の固型おしろい、クレンジングクリームに限らずパ
ウダー類、練りおしろい、ファンデーション。

コールドクリーム、化粧下クリーム、ハンドクリーム、
等に好適に配合出来る。

なお、配合量は化粧品の種類や使用目的に応じて異なり
、一様でない、一般的には、従来から使用されている粉
末原料及び主要配合剤の一部又は全部と代替え可能であ
る。

以下実施例、及び比較例を示す。

実施例Ｉ及び比較例工による固型おしろいの配合例。

実施例工　　　比較例エ タ　　　ル　　　り　　　　　　　７２．７　部　　　
９２．７　部セリサイト　　　　２．５　　　２．５酸
化チタン　　　　１．６　　　１．６ステアリン酸マグ
ネシウム　　　１．２　　　　　　１．２軽質炭酸マグ
ネシウム　　２．０　　　　　２．０イーストグルカン
　　　　　　２０．０　　　　　　　−香　　　料　　
　微量　　　微量 実施例■及び比較例■によるクレンジングクリームの配
合例。

実施例■　　　比較例■ 流動パラフィン　　　　　　　４０　　部　　４０　　
部ワ　　セ　　リ　　ン　　　　　　　　　　　１５　
　　　　　　　　１５サラシ蜜ロウ　　　　　　７７

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. イーストグルカンを配合したことを特徴とする化粧品配
   合剤