JPS61291205A - サイプエツジの鮮鋭なタイヤトレツド - Google Patents
サイプエツジの鮮鋭なタイヤトレツドInfo
- Publication number
- JPS61291205A JPS61291205A JP60133035A JP13303585A JPS61291205A JP S61291205 A JPS61291205 A JP S61291205A JP 60133035 A JP60133035 A JP 60133035A JP 13303585 A JP13303585 A JP 13303585A JP S61291205 A JPS61291205 A JP S61291205A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tread
- sipe
- rubber
- tire
- vent hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29D—PRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
- B29D30/00—Producing pneumatic or solid tyres or parts thereof
- B29D30/06—Pneumatic tyres or parts thereof (e.g. produced by casting, moulding, compression moulding, injection moulding, centrifugal casting)
- B29D30/0601—Vulcanising tyres; Vulcanising presses for tyres
- B29D30/0606—Vulcanising moulds not integral with vulcanising presses
- B29D2030/0607—Constructional features of the moulds
- B29D2030/0613—Means, e.g. sipes or blade-like elements, for forming narrow recesses in the tyres, e.g. cuts or incisions for winter tyres
Landscapes
- Tires In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
タイヤトレンドの外観性状の改良に関してこの明細書で
は、トレッドのまわりに延びる周溝ないしは、さらにこ
の周溝と交差する横溝によって区画されたトレッド陸部
にてせまいすき間をへだてて開口する多数のサイプのそ
れぞれが、鋭く切り立ったエツジをもち、ここに気相閉
じ込みによるゴムだれや、ゴムのもげ裂けによるような
形状不良の発生率を大幅に改善することについての開発
研究の成果を述べる。
は、トレッドのまわりに延びる周溝ないしは、さらにこ
の周溝と交差する横溝によって区画されたトレッド陸部
にてせまいすき間をへだてて開口する多数のサイプのそ
れぞれが、鋭く切り立ったエツジをもち、ここに気相閉
じ込みによるゴムだれや、ゴムのもげ裂けによるような
形状不良の発生率を大幅に改善することについての開発
研究の成果を述べる。
空気入りタイヤはその補強がバイアス構造又はラジアル
構造の何れであるとを問わず、トレッド陸部に、０．５
１ＩＩＩ１１〜１．５ｍｌ１１程度のせまいすき間で開
口するサイプが多用され、これによってタイヤの稼動中
の緒特性、とくに路面把持性のウェット性能、雪上性能
の向上が図られている。
構造の何れであるとを問わず、トレッド陸部に、０．５
１ＩＩＩ１１〜１．５ｍｌ１１程度のせまいすき間で開
口するサイプが多用され、これによってタイヤの稼動中
の緒特性、とくに路面把持性のウェット性能、雪上性能
の向上が図られている。
（従来の技術）
このようなサイプは、タイヤモールドのトレッドキャビ
ティに、サイプと対応した型ブレードを固定しておくこ
とにより、グリーンタイヤの成形加硫段階でトレッド陸
部の形成に際して、化トレッドが型ブレードを包み込む
ゴム流動を起すことによって転写形成される。
ティに、サイプと対応した型ブレードを固定しておくこ
とにより、グリーンタイヤの成形加硫段階でトレッド陸
部の形成に際して、化トレッドが型ブレードを包み込む
ゴム流動を起すことによって転写形成される。
このときトレッド陸部の形成は、これに対応したモール
ドキャビティの底に開口するエアベントを配備すること
によって、気相閉じ込みによる成形不良がないように考
慮されているが、サイプの形成に与る型ブレードに化ト
レッドが接し始めたのち、この型ブレードの両面間にも
しも圧力不均衡を生じると、型ブレードのトレッドキャ
ビティへの固定基部付近にて気相閉じ込みにより、サイ
プエツジのゴムだれ形状不良が懸念されるので、型ブレ
ードの固定基部の近くにてその両面にわたる通気バラン
ス用の貫通孔が設けられる。
ドキャビティの底に開口するエアベントを配備すること
によって、気相閉じ込みによる成形不良がないように考
慮されているが、サイプの形成に与る型ブレードに化ト
レッドが接し始めたのち、この型ブレードの両面間にも
しも圧力不均衡を生じると、型ブレードのトレッドキャ
ビティへの固定基部付近にて気相閉じ込みにより、サイ
プエツジのゴムだれ形状不良が懸念されるので、型ブレ
ードの固定基部の近くにてその両面にわたる通気バラン
ス用の貫通孔が設けられる。
この貫通孔はタイヤのモールド内での成形段階における
ゴムの連通充満により、サイプの向い合う面壁の相互間
をつなぐ細杆状のバリを、恰もエアベント内にはみ出し
た、いわゆるスピユーに類似し、しかしスピユーのよう
に自由端をもたず両端固定の形で形成することとなる。
ゴムの連通充満により、サイプの向い合う面壁の相互間
をつなぐ細杆状のバリを、恰もエアベント内にはみ出し
た、いわゆるスピユーに類似し、しかしスピユーのよう
に自由端をもたず両端固定の形で形成することとなる。
もちろんこの細杆状のバリは、成形加硫工程を終えて製
品タイヤがモールド内から脱型されるときに、型ブレー
ドによってせん断されたゴム破断痕としてサイプ内に内
蔵されるが、この破断に際して、タイヤの高性能化のた
めにトレッドゴムコンパウンドが加硫後の硬さの高いも
のが用いられたときにしばしばサイプエツジのもげ裂け
による形状不良を生じる。
品タイヤがモールド内から脱型されるときに、型ブレー
ドによってせん断されたゴム破断痕としてサイプ内に内
蔵されるが、この破断に際して、タイヤの高性能化のた
めにトレッドゴムコンパウンドが加硫後の硬さの高いも
のが用いられたときにしばしばサイプエツジのもげ裂け
による形状不良を生じる。
（発明が解決しようとする問題点）
タイヤの成形加硫段階におけるサイプの形成に際して、
上記したゴムだれを生じないのはもちろんのこと、加硫
後の脱型時に懸念されるサイプエツジでのゴムのもげ裂
けもなく、従って形状不良の発生率を著しく改善し得る
、サイプエツジの鮮鋭なタイヤトレッドを与えることが
、この発明の目的である。
上記したゴムだれを生じないのはもちろんのこと、加硫
後の脱型時に懸念されるサイプエツジでのゴムのもげ裂
けもなく、従って形状不良の発生率を著しく改善し得る
、サイプエツジの鮮鋭なタイヤトレッドを与えることが
、この発明の目的である。
（問題点を解決するための手段）
この発明はトレッドのまわりに延びる周溝ないしは、さ
らにこの周溝と交差する横溝によって区画されたトレッ
ド陸部を有し、トレッド陸部にはせまいすき間をへだて
で開口するサイプの多数をそなえる空気入りタイヤにお
いて、 各サイプが、タイヤの加硫中に、サイプのすきまの形成
に供した型ブレードの両面にわたる通気バラン用の貫通
孔を満して生成したバリのゴム破断痕を内蔵し、このゴ
ム破断痕は、上記貫通孔に付した異径又は段差径による
せん断容易部に生じた破断になることを特徴とする、サ
イプエツジの鮮鋭なタイヤトレッドである。
らにこの周溝と交差する横溝によって区画されたトレッ
ド陸部を有し、トレッド陸部にはせまいすき間をへだて
で開口するサイプの多数をそなえる空気入りタイヤにお
いて、 各サイプが、タイヤの加硫中に、サイプのすきまの形成
に供した型ブレードの両面にわたる通気バラン用の貫通
孔を満して生成したバリのゴム破断痕を内蔵し、このゴ
ム破断痕は、上記貫通孔に付した異径又は段差径による
せん断容易部に生じた破断になることを特徴とする、サ
イプエツジの鮮鋭なタイヤトレッドである。
さて第１図にタイヤトレッドＴの展開をあられし、図中
１は周溝、２は横溝、そして３はこの例で周溝１と横溝
２とによって区画されたブロックよりなるトレッド陸部
、また４は補助横溝である。
１は周溝、２は横溝、そして３はこの例で周溝１と横溝
２とによって区画されたブロックよりなるトレッド陸部
、また４は補助横溝である。
トレッド陸部３には、この例で横溝２と平行に周溝１に
向って延び、せまいすき間をへだてて開口するサイプ５
を配設してあり、このサイプ配列は、単に一例を示した
にすぎない。
向って延び、せまいすき間をへだてて開口するサイプ５
を配設してあり、このサイプ配列は、単に一例を示した
にすぎない。
サイプ５は、その一つを第２図にて拡大図示したように
、０．５〜１．５１程度とされるすき間にわだかまるゴ
ム破断痕６を内蔵する。
、０．５〜１．５１程度とされるすき間にわだかまるゴ
ム破断痕６を内蔵する。
このゴム破断痕６は、すでに述べたようにタイヤモール
ドのトレッドキャビティに、サイプの配設すべき位置に
て固定される型ブレード（図示路）の固定基部近くにて
その両面にわたる通気バランス用の貫通孔をあけておく
ことによって生成するバリであるが、この発明において
はこの貫通孔に予め付しておいた異径テーパーによるせ
ん断容易部、つまり小径部にて、タイヤの加硫後の脱型
の際にせん断された痕跡である。
ドのトレッドキャビティに、サイプの配設すべき位置に
て固定される型ブレード（図示路）の固定基部近くにて
その両面にわたる通気バランス用の貫通孔をあけておく
ことによって生成するバリであるが、この発明において
はこの貫通孔に予め付しておいた異径テーパーによるせ
ん断容易部、つまり小径部にて、タイヤの加硫後の脱型
の際にせん断された痕跡である。
この小径部は、第２図のようにテーパー状とするほか、
第３図のように大径の段差径であってもよく、何れにし
ても型ブレードが引抜かれる際、容易にちぎれて、ゴム
破断痕６を大径側でサイプ５の内壁面に残すことができ
る程度であればよく、またとくに、サイプ５のすき間の
中央で最小径をなすようにすることにより、ゴム破断痕
６がサイプ５の向い合う胃内壁面に残って中央で分断す
るのは、よりのぞましい。
第３図のように大径の段差径であってもよく、何れにし
ても型ブレードが引抜かれる際、容易にちぎれて、ゴム
破断痕６を大径側でサイプ５の内壁面に残すことができ
る程度であればよく、またとくに、サイプ５のすき間の
中央で最小径をなすようにすることにより、ゴム破断痕
６がサイプ５の向い合う胃内壁面に残って中央で分断す
るのは、よりのぞましい。
ゴム破断痕６は、小径部において０．５１ＩＩＩＴｌφ
、残余部で１．０ ｍｍφ程度で好結果が得られる。
、残余部で１．０ ｍｍφ程度で好結果が得られる。
（作 用）
サイプの形成に供される型ブレードの両面にわたる通気
バランス用の貫通孔に付した異径又は段差径によって、
この貫通孔を満たして生成したバリが、せん断容易部を
もつことによって、型ブレードの離脱の際の抵抗が小さ
くなってサイプエツジにおけるゴムもげの如き形状不良
の発生が、型ブレードの両面におけるタイヤ成形中にお
ける圧力不均衡に基いた気相閉じ込みによる、サイプエ
ツジのゴムだれ形状不良の発生にあわせ解決される上、
ゴム破断痕が、サイプ５のすき間中にて確実に捕捉内蔵
されて、型ブレードの貫通孔に閉塞を来すうれいもない
。
バランス用の貫通孔に付した異径又は段差径によって、
この貫通孔を満たして生成したバリが、せん断容易部を
もつことによって、型ブレードの離脱の際の抵抗が小さ
くなってサイプエツジにおけるゴムもげの如き形状不良
の発生が、型ブレードの両面におけるタイヤ成形中にお
ける圧力不均衡に基いた気相閉じ込みによる、サイプエ
ツジのゴムだれ形状不良の発生にあわせ解決される上、
ゴム破断痕が、サイプ５のすき間中にて確実に捕捉内蔵
されて、型ブレードの貫通孔に閉塞を来すうれいもない
。
（実施例）
タイヤサイズ１８５／７０ ＨＲ１４を供試タイヤとし
て第１図に従うトレッドパターンにつき、各サイプを、
すき間Ｗｏ １．５ ｍｍでゴム破断痕６が最大径１、
Ｏｔａｍ、最小径０．５ ｍｍにて、１／３のテーパー
となるようにトレッド陸部３から１ｎ＋ｍ下った位置を
中心として配置した。この場合にゴム破断痕６はすべて
その最小径位置にてせん断され、型ブレードから製品タ
イヤの抜取りに何の障害はなく、また型ブレードのゴム
封塞を全く生ぜず、次回操業にも何ら支障を与えなかっ
た。
て第１図に従うトレッドパターンにつき、各サイプを、
すき間Ｗｏ １．５ ｍｍでゴム破断痕６が最大径１、
Ｏｔａｍ、最小径０．５ ｍｍにて、１／３のテーパー
となるようにトレッド陸部３から１ｎ＋ｍ下った位置を
中心として配置した。この場合にゴム破断痕６はすべて
その最小径位置にてせん断され、型ブレードから製品タ
イヤの抜取りに何の障害はなく、また型ブレードのゴム
封塞を全く生ぜず、次回操業にも何ら支障を与えなかっ
た。
（発明の効果）
サイプエツジが鋭く切り立っていて、そこに外観不良を
生じることがなく、またモールド内とくに型ブレードの
清掃なしに、次回操業に移れるので、生産性の著しい改
善も可能となる。
生じることがなく、またモールド内とくに型ブレードの
清掃なしに、次回操業に移れるので、生産性の著しい改
善も可能となる。
第１図はパターンの一例を示す平面図、第２図は部分拡
大図、 第３図は別例の断面図である。 Ｔ・・・トレッド １・・・周溝２・・・横溝
３・・・トレッド陸部５・・・サイプ
６・・・ゴム破断痕第２図 第３図
大図、 第３図は別例の断面図である。 Ｔ・・・トレッド １・・・周溝２・・・横溝
３・・・トレッド陸部５・・・サイプ
６・・・ゴム破断痕第２図 第３図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １、トレッドのまわりに延びる周溝ないしは、さらにこ
の周溝と交差する横溝によって区画されたトレッド陸部
を有し、トレッド陸部にはせまいすき間をへだてて開口
するサイプの多数をそなえる空気入りタイヤにおいて、 各サイプが、タイヤの加硫中に、サイプの すきまの形成に供した型ブレードの両面にわたる通気バ
ラン用の貫通孔を満して生成したバリのゴム破断痕を内
蔵し、このゴム破断痕は、上記貫通孔に付した異径又は
段差径によるせん断容易部に生じた破断になること を特徴とする、サイプエッジの鮮鋭なタイヤトレッド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60133035A JPS61291205A (ja) | 1985-06-20 | 1985-06-20 | サイプエツジの鮮鋭なタイヤトレツド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60133035A JPS61291205A (ja) | 1985-06-20 | 1985-06-20 | サイプエツジの鮮鋭なタイヤトレツド |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61291205A true JPS61291205A (ja) | 1986-12-22 |
Family
ID=15095286
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60133035A Pending JPS61291205A (ja) | 1985-06-20 | 1985-06-20 | サイプエツジの鮮鋭なタイヤトレツド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61291205A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5022448A (en) * | 1988-05-19 | 1991-06-11 | Sumitomo Rubber Industries, Ltd. | Pneumatic tire including lateral tread grooves with a bridge thereacross |
| EP0802073A1 (en) * | 1996-04-19 | 1997-10-22 | Bridgestone Corporation | Pneumatic tire |
| DE102018219036A1 (de) | 2017-11-22 | 2019-05-23 | Toyo Tire & Rubber Co., Ltd. | Reifenvulkanisationsform und deren Herstellungsverfahren |
-
1985
- 1985-06-20 JP JP60133035A patent/JPS61291205A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5022448A (en) * | 1988-05-19 | 1991-06-11 | Sumitomo Rubber Industries, Ltd. | Pneumatic tire including lateral tread grooves with a bridge thereacross |
| EP0802073A1 (en) * | 1996-04-19 | 1997-10-22 | Bridgestone Corporation | Pneumatic tire |
| DE102018219036A1 (de) | 2017-11-22 | 2019-05-23 | Toyo Tire & Rubber Co., Ltd. | Reifenvulkanisationsform und deren Herstellungsverfahren |
| US10603855B2 (en) | 2017-11-22 | 2020-03-31 | Toyo Tire Corporation | Tire vulcanization mold and manufacturing method thereof |
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