JPS61290468A

JPS61290468A - 複写装置

Info

Publication number: JPS61290468A
Application number: JP13353785A
Authority: JP
Inventors: Kazuyuki Imamichi; 和行今道
Original assignee: Canon Inc
Current assignee: Canon Inc
Priority date: 1985-06-18
Filing date: 1985-06-18
Publication date: 1986-12-20

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（技術分野）本発明は板書面に板書された情報、原稿台に載置された
原稿の両方を複写できる複写装置に関する。

（技術背景）如上の複写装置に於いて、板書面からの光路と原稿台か
らの光路を、感光体の位置に至る迄全く別個の光路とし
たのでは、光路構成が複雑であり、装置も自然大型化し
てしまう。

（目　的）本発明は上記不都合を避け、小型化できる板書面、原稿
両用の複写装置の提供を目的とする。

（発明のＪ！要）本発明では立設された板書面からの光を第１゜第２ミラ
ーで示す横方向に、次に下方向に反射してフィールドレ
ンズに結像させ、このフィールドレンズに結像された像
は、原稿複写モードでは原稿台にａこされた原稿の像を
感光体に結像する結像光学系により、これを共用して感
光体に転送結像される。

（実施例）第１図は本発明の一実施例の斜視図であり、第２図はそ
れを横から見た図である。図中１は、幅広合成樹脂ベル
ト等の白色乃至淡色の可撓性板書面部材であり、ローラ
２，３間に張架立設されている。板書面は上下方向に略
平面であり、ローラ２．３を矢印方向に回転する事によ
り可動であって、この時板書された情報が走査され、後
述の光学系により感光体に投影される０部材ｌには、Ａ
に示す側の面に於いて、適宜の筆記具により所望の情報
が板書され、板書された情報はローラ２゜３の回転によ
りＡとは反対側の位置であるＢの位置に於いてランプ４
により照明され、走査されるものである。

５は複写プロセス部であって箱体６内に矢印方向に回転
する電子写真感光体７を有している。

感光体７の回転径路沿には、感光化帯電器、現像器、転
写帯電器、クリーナーが設けられており、一方、転写帯
電器位置に転写材を供給する手段、また転写材に転写さ
れたトナー像を定着する定着器も各々所定の位置に設け
られているが、これらは周知であるので説明は省略する
。

箱体６の上部には可動原稿台８が取付けられている。原
稿複写モードでは、この原稿台８に書類等の被複写原稿
が載置され、そして台８は部材ｌの移動方向と略垂直な
矢印方向に往動して原稿が走査される。そして原稿走査
が終了すると台８がホームポジションに復動復帰する。

原稿走査時、台８に載置された原稿の像は、箱体６内に
配置されたミラー９，１１．レンズｌＯから成る結像光
学系により、感光体７に結像露光される。この露光位置
は前記感光化帯電器と現像器の間の位置である。尚、上
記結像光学系は、箱体６に対して固定された位置である
Ｃ位置にある原稿部分の像を感光体７に投影する。

一方、板書面複写モードでは、上記Ｃ位置に於いて原稿
台８に当接又は近接してフィールドレンズ１２が配置さ
れる。一方、ｊＩ稿台８に載置した原稿の複写モードで
は、フィールドレンズ１２は上記位置から退避される。

即ちフィールドレンズ１２はｌ乃至４の部材、及び第１
．第２ミラー１３．１４．レンズ１５を収納した板書部
箱体１６に取付けられた蛇腹等の伸縮可能な光路カバー
１７に取付けられており、板書面複写モードでは降下せ
しめられて如上の位置に配置され、原稿複写モードでは
上昇して台８の移動路から退避せしめられる。

而してフィールドレンズ１２には前記Ｂ位置で走査され
た板書面の像が投影されるのであるが、その光学系は第
１．第２ミラー１３，１４．レンズ１５とを有している
。第１ミラー１３は上下方向に配置され、ランプ４で照
明された板書面からの光を板書面に沿って横方向に反射
し、第２ミラー１４は第１ミラー１３からの上記光を板
書面に沿って下方向に反射する。そしてレンズ１５が第
２ミラー１４からの光を受けて１位置Ｂにある板書面部
分の像をフィールドレンズ１２に結像する。このフィー
ルドレンズ１２に結像された像は、前記ミラー９，１１
．レンズ１０から成る結像光学系により、原稿複写モー
ドに於ける場合と同じ位置に於いて、感光体７に転送結
像される。

このようにしていずれのモードでも９，１０゜１１から
成る光学系は共用される。尚、この結像光学系としては
屈折率分布型光伝送体等の小径結像妻子を多数−列乃至
数列配列した正立実像形成光学系も採用できる。またフ
ィールドレンズ１２としては原稿台移動方向と略垂直方
向に長尺のフレネルレンズが利用できる。

以上の例ではフィールドレンズ１２を原稿台８の上面に
接離させるものであるが、フィールドレンズ１２を箱体
６に取付けてもよい、その−例を第３図に、他の例を第
４図に示す。

第３図ではフィールドレンズ１２は、原稿を走査する位
ＷＣとは小距離離れた位置σに於いて。

箱体６に対して固定されている。そしてフィールドレン
ズ１２はレンズ１０の焦点深度内にある事が好ましく、
従って、レンズｌＯに関して像露光位置に於ける感光体
面と光学的に共役な位置にある原稿台８の上面に可及的
に近い位置に配置されるのが好ましい、フィールドレン
ズ１２の方を、レンズ１０に関する上記感光体面との光
学的共役位置から若干距離外すのは、原稿の複写の方を
より高解像度で実施した方が好ましいからであるが、い
ずれにせよ板書面の複写像も実用上何ら支障ない解像度
で得られる。

而して第３図ではミラー９をソレノイド等により傾動可
能とし、原稿複写モードでは図の実線位置に位置させて
Ｃ位置にある原稿部分からの光をレンズ１０に向けて反
射し、板書面複写モードでは実線位置から破線位置（９
）に傾動せしめられてＣ位置にあるフィールドレンズ１
２からの光（従ってＢ位置にある板書面からの光）をレ
ンズ１０に向けて反射する。尚、板書面複写モードでは
像光量損失防止等の点で、台８はＣ位置からは退避して
いる事が好ましい。

第４図ではＣ位置にフィールドレンズ１２がソレノイド
等により出し入れされる。即ち板書面複写モードではフ
ィールドレンズ１２はＣ位置に挿入され、原稿複写モー
ドではＣ位置から破線で示すような退避位置（１２）に
退出する。この例でもＣ位置のフィールドレンズ１２は
前記と同様な位置、即ちレンズ１０の焦点深度内の位置
であって、レンズ１０に関し、露光位置に於ける感光体
面と光学的に共役な原稿台８上面に可及的に近い位置に
配置されるのを良とする。また、少なくとも板書面複写
モードでは、台８はＣ位置から退避しているのが好まし
いのも前記と同様である。

尚、図示例では板書面部材ｌは無端のものを一方向に循
環運動させているが、有端部材とし、走査時には１つの
軸に巻き取り、走査終了後は他の軸に巻き戻すようにし
てもよい。

（効　果）板書面複写モードではフィールドレンズを利用し、その
フィールドレンズに投影された板書面像を、原稿複写モ
ードの際にも使用される結像光学系を共用して感光体に
結像するので、光路構成が簡略となり、装置の小型化が
達成される。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の斜視図、第２図はその側面
図、第３図、第４図は他の実施例の要部の説明図である
。１は板書面部材、８は原稿台、９はミラー、１０はレン
ズ、１１はミラー、１２はフィールドレンズ、１３は第
１ミラー、１４は第２ミラー、１５は結像レンズである
。

Claims

【特許請求の範囲】

上下方向に立設された板書面と、この板書面に対向して
配置され、板書面からの光を横方向に反射する第１ミラ
ーと、第１ミラーからの光を下方向に反射するように傾
斜配置された第２ミラーと、フィールドレンズと、上記
第１、第２ミラーで反射された光を受けてこのフィール
ドレンズに板書面の像を結像する結像レンズと、被複写
原稿を載置する原稿台と、板書面複写モードでは上記フ
ィールドレンズに結像された像を感光体に転送結像し、
原稿複写モードでは上記原稿台に載置された原稿の像を
上記感光体に結像する、両モード共用の結像光学系と、
を備えた複写装置。