JPS61288152A - 超音波による接着界面の強度評価法 - Google Patents

超音波による接着界面の強度評価法

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Publication number
JPS61288152A
JPS61288152A JP60130026A JP13002685A JPS61288152A JP S61288152 A JPS61288152 A JP S61288152A JP 60130026 A JP60130026 A JP 60130026A JP 13002685 A JP13002685 A JP 13002685A JP S61288152 A JPS61288152 A JP S61288152A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chip
adhesion
external edge
flaw detection
inspected
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP60130026A
Other languages
English (en)
Inventor
Susumu Okikawa
進 沖川
Hiroshi Yamamoto
弘 山本
Toshio Nonaka
野中 寿夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Construction Machinery Co Ltd, Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Priority to JP60130026A priority Critical patent/JPS61288152A/ja
Publication of JPS61288152A publication Critical patent/JPS61288152A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、例えばICおよびLSIなどの如く、基板上
にチップが接着されている被検材等の接着界面における
強度評価法に関するものである。
〔発明の背景〕
IC,LSIなどの基板とチップとの接着には、Agペ
ースト、Au  Si共共晶んだ及びガラスが用いられ
ているが、多数の製品の中には接着不良のものがあり、
特にA u −S i共晶付けやガラス付けの場合この
接着不良がチップにクラックの入る原因となっている。
このため、基板とチップとの接着界面の状況を探傷する
必要があり、従来の探傷方法としては、赤外線による方
法やX線による方法があるが、超音波探傷法、特にCス
コープ方式による超音波探傷法は、平面的な横断面図を
得ることができるので、接着界面における剥離状況を検
査するのに有力な方法である。
ところで、現状における超音波探傷法は、チップの全面
を探傷し、剥離部分がどのようなパターンで存在してい
るか見て判断しているため、探傷に時間がかかるばかり
でなく、クラックが生ずる接着状態であるかどうかの判
断に特殊な技術を必要とし、多数のICなどの接着界面
の強度評価法として実用に適さない。
〔発明の目的〕
本発明は、前記の如き従来技術の問題点を改善し、クラ
ックが生ずるおそれがある接着状態であるかどうかを直
接判定し、しかもその検査を短時間に行なうことができ
る超音波による接着界面の強度評価法を提供せんとする
ものである。
〔発明の概要〕
本発明は、前記の如き目的を達成するため、自動超音波
探傷法により被検材上をX方向およびY方向に走査して
得られた表面エコーレベルの一6dBにより被検材の外
縁形状を検出し、かくして検出された被検材の外縁にそ
って被検材の周辺部のみを自動超音波探傷法により探傷
して周辺部の接着、非接着状況を把握し、その接着面と
非接着面との比率を評価しきい値と比較して合格か否か
を判定することを特徴とする。
〔発明の実施例〕
以下、添付図面を参照し乍ら本発明の実施の一例を説明
する。
本発明を説明するに先立ち、第3図により自動超音波探
傷法の概要を説明する。第3図において。
1は探触子、2は水などの液体3を入れた容器、4はシ
リコンチップなどのチップ5を基板6に接着した被検材
、7はX−Yテーブル、8はパルスを発生させて探触子
1から超音波を放射し、被検材4からの反射エコーに比
例した直流電圧をマイクロコンピュータ9に出力する探
傷器、9はX−Yテーブル7を制御すると共に、探傷器
8からの直流電圧を人力し、表示装置10に出力するマ
イクロコンピュータ、10はマイクロコンピュータ9か
らの入力を演算してその結果を表示する表示する表示装
置である。
しかして、超音波探傷法は、第3図に示すように、液体
3の中に被検材4を沈めておき、探触子1から放射され
る超音波を液体3を介して被検材4に伝え、被検材であ
るチップ5と基板6との境界からの信号にゲートを設け
、その境界からのエコーレベルが接着している場合と剥
離している場合とで差が生ずることを利用し、ゲート内
の最大値に比例した直流電圧をマイクロコンピュータ9
内で分割してその結果を表示装置10あるいはマイクロ
コンピュータのCRT上に表示し、かかる走査を被検体
上で縦横くまなく行なって、前記エコーレベルを輝度の
変化あるいは色相の変化として表示するものである。
本発明者などは、基板6に接着したチップ5のクラック
について研究をすすめた結果、クラックのモードは、(
a)表面から接着面に入るクラック、(b)接着面に平
行に入るクラック、(c)接着面から表面に向かって斜
めに入るクラック等があるが、そのいずれの場合も、チ
ップの周辺部分が剥離しているときにクラックが発生す
る蓋然性がきわめて高く、チップの大きさによって決定
されるある幅の範囲の周辺部が十分な接着強度を持って
いれば、その内側の接着強度の如何に拘らずクラックが
発生する危険性が殆どないことを知った。
本発明はかかる知見に基づいてなされたものであって、
以下これを具体的に述べる。
第1図に示すように、先ずチップ5の任意の点Pに接触
子1がくるようにセットする。なお、この実施例はチッ
プ5が方形であるので、その隣接側辺がX−Yテーブル
の各々の軸と平行するように置く。次に、X方向(XI
  X2)に走査してP点に戻り、その後Y方向(YI
  Y2)に走査してチップ5の表面エコーを得る。こ
の表面エコーは。
例えば第4図に示すようにチップ5の外縁を中心として
立上る台形状をなすので、表面エコーレベルの一6dB
を求めることによりチップ5の外縁形状を検出すること
ができる。なお、図示例は方形のチップであるので、X
方向、Y方向とも1回の走査で外縁形状を検出すること
ができるが、定形的な形状ではない場合には、X方向、
Y方向の走査線の数を増すと共にそのピッチを細かくす
ることにより外縁形状を検出することができる。
かくして、チップ5の外縁形状を検出した後、外縁から
ある幅の範囲の周辺部(第1図中、斜線を施工した部分
)を走査範囲としてマイクロコンピュータ9にその走査
範囲とピッチ(X、Y、P)を入力し、そのマイクロコ
ンピュータ9によりX−Yテーブル7を制御して外縁の
ある点Aから渦巻状に探傷し、点Zで終了させる。
探傷後、接着している場合のしきい値(K)をマイクロ
コンピュータ9に入力し、全データをこのしきい値(K
)以上の点と以下の点の比率を計算させ、その後、評価
しきい値(B)を入力してこの評価しきい値(B)と比
較させ、評価しきい値(B)以下なら合格、その他は不
合格とて表示装置10に例えば第2図に示す如(rYa
sJまたはr N o Jと表示する。なお、第2図に
おいて、101は比率表示、102は評価しきい位表示
であり、同図に示す如く、探傷結果をCスコープ方式に
より5′に示す如く表示する。なお、黒塗部分は非接着
部である。
〔発明の効果〕
以上述べたように、本発明は、被検材の全面を走査する
のではなく、クラックの発生に関与する周辺部のみを走
査するので、探傷時間を大幅に節減することができ、し
かも、その評価結果は合格または不合格として表示され
るので、特別な判断技術を必要とすることなく検査する
ことができ、かつ、オンラインに適用することもできる
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による走査方法の説明図、第2図は本発
明による表示の一例を示す図、第3図は超音波探傷装置
のブロック図、第4図は被検材の外縁部検出方法の説明
図、第5図は本発明による評価法のフローチャートであ
る。 ■・・・探触子、4・・・基板6にチップ5を接着した
被検材、7・・・X−Yテーブル、8・・・探傷器、9
・・・マイクロコンピュータ、10・・・表示装置、A
・・・走査始点、Z・・・走査終点。 代理人弁理士 秋  本  正  実 第1図 第2図 第5図 第4図 第5図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 自動超音波探傷法により被検材上をX方向およびY方向
    に走査して得られた表面エコーレベルの−6dBにより
    被検材の外縁を検出し、かくして検出された被検材の外
    縁にそって被検材の周辺部のみを自動超音波探傷法によ
    り探傷して周辺部の接着面の接着、非接着状況を把握し
    、その接着面と非接着面との比率を評価しきい値と比較
    して合格か否かを判定することを特徴とする超音波によ
    る接着界面の強度評価法。
JP60130026A 1985-06-17 1985-06-17 超音波による接着界面の強度評価法 Pending JPS61288152A (ja)

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JP60130026A JPS61288152A (ja) 1985-06-17 1985-06-17 超音波による接着界面の強度評価法

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JPS61288152A true JPS61288152A (ja) 1986-12-18

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ID=15024318

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