JPS6128795A - 送風機用インペラ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、送風機用インペラ、特に入口側にひねり状の
いわゆる３次元翼部を、かつ、出口側にフラン）状のい
わゆる一次元翼部を有してなる羽根を用いたインペラに
関する。

〔従来の技術〕

従来、この種インペラの羽根は、矛ダ図のように１枚の
金属板に３次元翼部０）と２次元翼部（ロ）を一体に成
形した構造になっており、又上記成形は、曲げ、叩きだ
し等の加工により行われるが、問題は７枚板に１上記３
次元並、に一次元翼部を精度よく連設一体加工すること
は相当熟練した技術を要し、特に３次元翼部はねじり加
工なることに加え、−次元翼部に対する傾斜角を精確に
だす必要があるため、その加工は、熟練した技術をもっ
てしても、かなり困難で時間もか−り、而もひとつのイ
ンペラに上記加工、の難しい１０数枚の羽根が使用され
ることを鑑みるに勢いインペラの製造コス）が高くなる
という欠点は否めない。

〔本発明の目的〕

本発明は、従来の欠点に鑑み、一次元翼部を一次元翼部
と分離した別体の翼板にて形成し、この翼板な一次元翼
部に対し所要の傾斜角を有して固着する構成を採用し、
もって従来に生じた面倒なねじり加工などを不要とし、
かつ、この構成により自ずと生ずる３次元翼部と一次元
翼部との接合部間の空間利用により気流の流動作用を果
させ１羽根面に生ずる送風効率低下の原因となる渦流の
発生を防止させようとするものである。

〔実施例〕

後部円板（１）に、中央に円形吸込口（２）を備えた前
部円板（３）を対向させ、両円板（１）、（３）間に、
上記吸込口（２）から円板外縁部に延びる、少なくとも
上記吸込口（２）側に３次元翼部（４）を、かつ、上記
円板外縁部側に２次元翼部（５）を有する羽根（６Ｊの
前後の側縁を挟合して、該側縁な前後の円板に溶着する
インペラにおいて、上記羽根を構成する３次元翼部（４
）を、−次元翼部と分離した別体の翼板（＋ａ）にて形
成し、この翼板を上記一次元翼部（５）Ｋ対し所要の傾
斜角、即ち、３次元翼部本来のひねり角に対応する角度
を有して円板（１ン、（３）間に溶着したものである。

〔発明の効果〕

本発明は上述のように構成したので、羽根を成　　２形
するＫは、例えば１枚の細長状金属素板を中途部から切
断４分し、切断された一方の素板を一次元翼部として、
円板間に溶着し、他方を３次元翼部としてこれを上記−
次元翼部に対し、傾斜角αを有して円板間に溶着するの
みで、実質的に従来の３次元と一次元翼部とを一体成形
したと同様な羽根を得ることができる。換言すれば、ね
じり加工を必要とする加工の面倒な３次元翼部を独立さ
せ、これをねじる代りに傾斜させる構成なるので、イン
ペラ製造工程において、従来と比較にならない大巾な安
易化を計り得られ、製造コストの低減に大きく寄与する
ことができる。

一方１．３次元翼部の一次元翼部に対する傾斜によって
、両翼部の分離端間に入口側と出口側とを連通する空間
（７）（三角形状の）が自ずと喰い違い状に形成される
ので、吸込口（２）からの流入空気は、μｌ；２四Ｆｌ
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根面に生じ易い渦流の発生を防止し、送風効率を向上さ
せることができるもので、その特長は大きい。

【図面の簡単な説明】

矛１図はインペラの正面図、矛ａ図は同上側面図、矛３
図は同上要部の斜面図、矛夕図は従来例の説明図である
。 （１）・・・後部円板、（２）・・・吸込口、（３）・
・・前部円板、（４）・・・３次元翼部、（５ン−一次
元翼部、（６）−羽根、Ｃα）・・・３次元翼板。 特許出願人　　日本機械技術株式会社 第１図 第２図 第３図 第４図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 後部円板に、中央に吸込口を備えた前部円板を対向させ
   、両円板間に、上記吸込口から円板外縁部に延びる少な
   くとも上記吸込口側に３次元翼部を、かつ、上記円板外
   縁側に２次元翼部を有する羽根の前後の側縁を挾合固着
   する形式のインペラにおいて、上記羽根を構成する３次
   元翼部を、２次元翼部と分離した別体の翼板にて形成し
   、この翼板を上記２次元翼部に対し所要の傾斜角を有し
   て円板間に固着したことを特徴として成る送風機用イン
   ペラ。