JPS6128713Y2 - - Google Patents

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JPS6128713Y2
JPS6128713Y2 JP1981091279U JP9127981U JPS6128713Y2 JP S6128713 Y2 JPS6128713 Y2 JP S6128713Y2 JP 1981091279 U JP1981091279 U JP 1981091279U JP 9127981 U JP9127981 U JP 9127981U JP S6128713 Y2 JPS6128713 Y2 JP S6128713Y2
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feed
lever
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adjusting cam
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JP1981091279U
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JPS57202697U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、食肉スライサーの材料送り装置に
関し、送り量調節カムを通常の薄切り使用位置か
らさらに前進させることによつて、一方回転送り
機構による通常送り動作に引き続いて材料送り駆
動軸を送り方向に回転させて、厚切り肉の切断が
できるように改良したものである。
従来の食肉スライサーの材料送り装置には、一
般に、肉箱の一側面に横架した材料送り駆動軸に
固定したラチエツトホイールと、同ホイールと噛
合する送り爪を有して同軸上に遊嵌する揺動レバ
ーと、肉箱の往復方向に沿つて移動可能に機台に
取り付けられた送り量調節カムとからなるラチエ
ツト形の一方向回転送り機構が用いられている。
このラチエツト形の送り機構は、カムに接するレ
バーの回転角がラチエツトホイールと噛合する送
り爪の変位角(振り幅)に縮小されて材料送り駆
動軸の回転に変換されるのでmm単位の薄切りの場
合にはその送り精度が高いが、構造上の制約があ
つた、上記揺動レバーの最大振幅が自づと制限さ
れ、その最大送り量は通常約10mmが限度とされ、
それ以上の厚切りに切ることができない欠点があ
る。また、材料送り駆動軸の後端にワンウエイク
ラツチの従動ホイールを固定し、同従動ホイール
に係合して一方回転を与える原動部材すなわち原
動ホイールを有して、同軸上に遊嵌する揺動レバ
ーを前記送り量調節カムに当接させるようにした
ワンウエイクラツチ形の一方回転送り機構にして
も上記ラチエツト形の送り機構と同様の欠点があ
る。一方、上記のような従来の一方回転送り機構
の欠点を解消して、薄切りも厚切りもできるよう
にした、大送り機構を備えた材料送り装置もあ
る。例えば本出願人の先願に、実用新案登録第
1109176号(実公昭50−11832号)、昭和50年特許
出願公開第64469号および昭和55年実用新案出願
公開第75495号等がある。これら従来の大送り機
構は、それぞれ特殊な構成を具えているので、通
常のスライサーへの付設が難しく、コストアツプ
の原因にある欠点があつた。
本考案は、前記従来の一方回転送り機構を備え
た材料送り装置において、肉箱の一側面に横架し
た材料送り駆動軸に、ワンウエイクラツチを介し
て第2の揺動レバーを取り付け、このレバーの先
端に、肉箱の他側箱に設けた手動送りレバーに連
らなる連結杆の内端部を連結し、この連結杆の内
端部に接触子を設ける一方、送り量調節カムに、
前記一方向回転送り機構の揺動レバーに最大振幅
が与えられる位置で、上記第2の揺動レバーの接
触子と接する当接部を形成し、該カムを上記最大
振幅位置から大送り位置へ前進させることによ
り、上記当接部と接触子との接触によつて第2の
揺動レバーに大送り振幅を生じさせるように構成
することによつて、従来仕様のラチエツト形また
はワンウエイクラツチ形の一方回転送り機構を備
えた通常の食肉スライサーへの付設を容易にした
大送り機構を有する材料送り装置を提供したもの
である。
図面に示す実施例は、本考案をラチエツト形の
一方回転送り機構を備えた食肉スライサーに付設
した場合のもので、以下に本考案の実施例を図面
について説明する。
図において、Bは図示省略の丸刃に向けて機台
F上面を同じく図示昇略の駆動機構を介して往復
走行する公知のスライサーの肉箱、1は肉箱Bの
一方の側面に沿つてその前後を回転自在に支承さ
れて横架した材料送り駆動軸、Gaは、上記駆動
軸1の後端に固定したラチエツトホイール2と、
送り爪3′を同ホイール2に噛合させるとともに
復元ばね3″を具えて同軸1上に遊嵌した揺動レ
バー3と、機台Fの背縁に固定したブラケツト4
に嵌合して、肉箱Bの往復方向への移動を可能に
した送り量調節カム5とからなる。このラチエツ
ト送り機構Gaは、上記カム5に付設した送り量
調節杆5′を回して第1図中に実線で示す位置Pa
に同カム5の前端を位置させると、肉箱Bと共に
復動してくる揺動レバー3の先端のローラ3aが
同カム5の前縁に形成した斜面に接触し、肉箱が
復行程の終端に達するまでの間に、該ローラ3a
をカム5の上面に乗り上がらせ揺動レバー3に最
大振幅aを与える。上記揺動レバー3の揺動は、
送り爪3′、ラチエツトホイール2を介して送り
駆動軸1に伝達され、同軸1に連らねて肉箱Bに
設置したコンベアCにほぼ10mmの走行を生じさせ
る。なお同図中、P0は、上記カム5による送り量
が0になる位置、a′は上記ローラ3aがカム5の
上面に乗り上がるまでに至る同カム5の通常の薄
切り範囲を示す。また、肉箱Bの走行が往行程に
切り換わると、復元ばね3″の作用により揺動レ
バー3が垂直に復位し、その復位位置は同レバー
3と当接するよう肉箱Bから延設された図示省略
の当接杆によつて保持される。
次に大送り機構Gbは、前記材料送り駆動軸1
にワンウエイ(ローラ)クラツチ66を介し、前
記揺動レバー3に重ねて同軸1上に装着した第2
の揺動レバー7と、肉箱Bの他側面に設けた手動
送りレバー8に外端を連らね、内端部9′を上記
第2の揺動レバー7の先端に連結すとともに復元
ばね9″を具えた連結杆9と、該連結杆9の上記
内端部9′に設けた接触子10と、前記送り量調
節カム5の後縁から一体に延設した当接部11と
からなる。
上記のように構成した大送り機構Gbは、第1
図に実線で示されている前記送り量調節カム5を
前記最大振幅位置Paからさらに前進させたとき
に作動する。同図中b′は大送りの作動範囲を示
し、Pbは最大大送り位置を示す、そしていま、
上記カム5を虚線で示す大送り位置Pbに移動さ
せると、肉箱Bの復動時に、同カム5に揺動レバ
ー3の先端のローラ3aがまず接触して前述のよ
うにラチエツト送りが行われ、同送りの終端で上
記ローラ3aがカム5の上面に乗り上がるのと同
時に接触子10が当接子11に接触し、折り返し
点に至るまで継続する肉箱Bの復行により、第2
の揺動レバー7に大送り振幅bを生じさせる。し
たがつて材料送り駆動軸1には、肉箱Bの1往復
毎に、ラチエツト送りによる最大振幅aに上記大
送り振幅bが加算された送り量が自動的に生じ、
約20mmの厚切り片を得ることができる。また上記
第2の揺動レバー7の復位は、連結杆9の復元ば
ね9″と、手動送りレバー8の復位位置に設けた
ストツパー8′とによつてなされる。
以上のように構成し上記のように作動するよう
にした本考案によれば、従来の一方回転送り機構
を付設した材料送り駆動軸に、ワンウエイクラツ
チを介して第2の揺動レバーを取り付け、その先
端を同じく従来の肉箱に付設されている手動送り
レバーの連結杆の内端部に連結して、該内端部に
接触子を設ける一方、同じく従来の送り量調節カ
ムに、上記接触子と所定位置で係合する当接部を
設けることによつて、通常の食肉スライサーに厚
切りを可能にした材料送り装置を付設することが
できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は
その一部切欠正面図、第2図は一部切欠側面図、
第3図は一部切欠平面図である。 B……肉箱、1……材料送り駆動軸、Ga……
ラチエツト送り機構(一方向回転送り機構)、2
……ラチエツトホイール(従動ホイール)、3…
…揺動レバー、3′……送り爪(原動部材)、3″
……復元ばね、3a……ローラ、4……ブラケツ
ト、5……送り量調節カム、5′……送り量調節
カム、Gb……大送り機構、6……ワンウエイク
ラツチ、7……第2の揺動レバー、8……手動送
りレバー、8′……ストツパー、9……連結杆、
9′……内端部、9″……復元ばね、10……接触
子、11……当接部、Po……送り量0のカム位
置、a……薄切り最大振幅、Pa……同上のカム
位置、a′……薄切り範囲、Pb……大送りカム位
置、b……大送り振幅、b′……大送り作動範囲、
C……コンベア、F……機台。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 肉箱Bの一側面に沿つて回転自在に横架した材
    料送り駆動軸1の後端に固定した従動ホイール2
    と、同従動ホイール2に係合して一方回転を与え
    る原動部材3′を有して同軸1上に遊嵌する揺動
    レバー3と、肉箱Bの往復方向に沿つて移動可能
    に機台Fに取り付けられた送り量調節カム5とか
    らなる一方回転送り機構Gaを備えて、上記肉箱
    Bの復行程時に、上記送り量調節カム5に上記揺
    動レバー3の先端を接触させて前記材料送り駆動
    軸1を一方回転するようにして食肉スライサーの
    材料送り装置において、前記材料送り駆動軸1
    に、ワンウエイクラツチ6を介して第2の揺動レ
    バー7を取り付け、このレバー7の先端に、肉箱
    Bの他側面に設けた手動送りレバー8に連らなる
    連結杆9の内端部9′を連結し、この連結杆9の
    内端部9′に接触子10を設える一方、前記送り
    量調節カム5に、前記一方回転送り機構Gaの揺
    動レバー3に最大振幅aが与えられる位置Pa
    で、上記第2の揺動レバー7の接触子10と接す
    る当接部11を形成し、上記位置Paから大送り
    位置Pbに送り量調節カム5を前進させることに
    より、上記当接部11と接触子10との接触によ
    つて、上記第2の揺動レバー7に大送り振幅bを
    生じさせるように構成したことを特徴とする材料
    送り装置。
JP1981091279U 1981-06-19 1981-06-19 Expired JPS6128713Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1981091279U JPS6128713Y2 (ja) 1981-06-19 1981-06-19

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1981091279U JPS6128713Y2 (ja) 1981-06-19 1981-06-19

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57202697U JPS57202697U (ja) 1982-12-23
JPS6128713Y2 true JPS6128713Y2 (ja) 1986-08-25

Family

ID=29886366

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1981091279U Expired JPS6128713Y2 (ja) 1981-06-19 1981-06-19

Country Status (1)

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JP (1) JPS6128713Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51133468A (en) * 1975-05-11 1976-11-19 Watanabe Iron Works Driving apparatus for meat delivery system in meat cutting machine

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51133468A (en) * 1975-05-11 1976-11-19 Watanabe Iron Works Driving apparatus for meat delivery system in meat cutting machine

Also Published As

Publication number Publication date
JPS57202697U (ja) 1982-12-23

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