JPS6221434Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6221434Y2 JPS6221434Y2 JP3878883U JP3878883U JPS6221434Y2 JP S6221434 Y2 JPS6221434 Y2 JP S6221434Y2 JP 3878883 U JP3878883 U JP 3878883U JP 3878883 U JP3878883 U JP 3878883U JP S6221434 Y2 JPS6221434 Y2 JP S6221434Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cutting blade
- cutting
- slicer
- blade
- tip
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 7
- 230000033001 locomotion Effects 0.000 description 7
- 235000008429 bread Nutrition 0.000 description 5
- 239000011247 coating layer Substances 0.000 description 3
- 235000013305 food Nutrition 0.000 description 2
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 241001289435 Astragalus brachycalyx Species 0.000 description 1
- 235000002917 Fraxinus ornus Nutrition 0.000 description 1
- 208000027418 Wounds and injury Diseases 0.000 description 1
- 239000006071 cream Substances 0.000 description 1
- 230000006378 damage Effects 0.000 description 1
- 231100001261 hazardous Toxicity 0.000 description 1
- 208000014674 injury Diseases 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000010186 staining Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Knives (AREA)
- Details Of Cutting Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はパン、カステラ等の食品類を切断する
ためのスライサー、特に切刃の揺動によつて切断
を行うようにしたスイング式スライサーに関する
ものである。
ためのスライサー、特に切刃の揺動によつて切断
を行うようにしたスイング式スライサーに関する
ものである。
本考案の目的は従来の切断原理とは全く異なる
原理を応用することにより、切り粉の発生が殆ど
なく、スライス面が美麗でありしかも取扱い操作
に殆ど危険を伴うことのないスライサーを提供せ
んとするものである。
原理を応用することにより、切り粉の発生が殆ど
なく、スライス面が美麗でありしかも取扱い操作
に殆ど危険を伴うことのないスライサーを提供せ
んとするものである。
食パン或いはカステラ等のスポンジ様食品の切
断に従来より用いられているスライサーとしては
(イ)円盤の周囲に切刃を形成した丸刃を一定方向に
回転して切断を行わせるようにした回転丸刃式ス
ライサー、(ロ)細巾の帯状鋸歯(バンドソー)を一
定方向にエンドレスに回転させて切断を行わせる
ようにしたバンドスライサー、(ハ)細巾の帯状鋸歯
を往復動させて切断を行わせるようにしたレシプ
ロスライサーの三種が知られている。
断に従来より用いられているスライサーとしては
(イ)円盤の周囲に切刃を形成した丸刃を一定方向に
回転して切断を行わせるようにした回転丸刃式ス
ライサー、(ロ)細巾の帯状鋸歯(バンドソー)を一
定方向にエンドレスに回転させて切断を行わせる
ようにしたバンドスライサー、(ハ)細巾の帯状鋸歯
を往復動させて切断を行わせるようにしたレシプ
ロスライサーの三種が知られている。
然し乍らこれら公知のものは切断時に切り粉が
多量に発生し、切断面が粗いという欠点を有して
いる。前記公知のスライサーの場合でもその回転
を高速にすればスライス面が良好となり切り粉の
発生量も少なくすることができるが取扱い時の危
険度が著しく増大されることとなり、実用的な回
転数(通常4000rpmが限度)では前記した欠点を
避けることができなかつた。
多量に発生し、切断面が粗いという欠点を有して
いる。前記公知のスライサーの場合でもその回転
を高速にすればスライス面が良好となり切り粉の
発生量も少なくすることができるが取扱い時の危
険度が著しく増大されることとなり、実用的な回
転数(通常4000rpmが限度)では前記した欠点を
避けることができなかつた。
本考案はこれらの問題点を解決しようとするも
のであり、以下に記載する考案の完成によりその
目的を達成することができたものである。
のであり、以下に記載する考案の完成によりその
目的を達成することができたものである。
以下本考案の実施例を図面を参照して説明す
る。第1図乃至第3図は本考案の最も基本的な例
を示すものである。1は周縁に刃11を形成した
切刃であり、軸受け3により回動自在に支持され
た支軸2に、その長さ方向と直交するようにして
固着している。4はモーターMの回転力を、上下
動に変更して支軸2に伝達するための伝動アーム
であり、基端部を切刃1の支軸2に装着固定する
とともに、先端に形成した滑り溝41にはモータ
ーMの回転を偏心して伝達する滑子5を摺動を自
在とするようにして嵌挿している。6はモーター
Mの回転を偏心しながら伝達する偏心回転軸であ
り、その先端には前記した滑子5を固着してい
る。
る。第1図乃至第3図は本考案の最も基本的な例
を示すものである。1は周縁に刃11を形成した
切刃であり、軸受け3により回動自在に支持され
た支軸2に、その長さ方向と直交するようにして
固着している。4はモーターMの回転力を、上下
動に変更して支軸2に伝達するための伝動アーム
であり、基端部を切刃1の支軸2に装着固定する
とともに、先端に形成した滑り溝41にはモータ
ーMの回転を偏心して伝達する滑子5を摺動を自
在とするようにして嵌挿している。6はモーター
Mの回転を偏心しながら伝達する偏心回転軸であ
り、その先端には前記した滑子5を固着してい
る。
なお滑子5の偏心回転は、第2図に例示するよ
うに回転軸6の先端に偏心軸61を形成し、この
偏心軸61を滑子5に嵌挿一体化させることによ
り簡単に行わせることができる。42は滑り溝4
1内に嵌入したライニングメタル、7はカステラ
等の被切断物、8はコンベアーベルトである。第
4図は本考案の他の実施例を示すものであり、モ
ーターMにより偏心的に伝達された回転力により
切刃1を揺動させるようにする機構は前記第1図
乃至第3図に例示した構成と同様であるが、これ
らの全機構が一つのブロツクにまとめられ、コン
ベアーベルト8に跨架するように差し渡したガイ
ドバー9をガイドとしながら左右に摺動できるよ
うに装着し、又切刃1の直下には切刃1の摺動を
受けるマナ板10を設けている。なおこの場合切
刃1の摺動を案内するガイドバー9及びマナ板1
0を支持するガイドバー9′はコンベアーベルト
8の速度と同調して移動するものである。
うに回転軸6の先端に偏心軸61を形成し、この
偏心軸61を滑子5に嵌挿一体化させることによ
り簡単に行わせることができる。42は滑り溝4
1内に嵌入したライニングメタル、7はカステラ
等の被切断物、8はコンベアーベルトである。第
4図は本考案の他の実施例を示すものであり、モ
ーターMにより偏心的に伝達された回転力により
切刃1を揺動させるようにする機構は前記第1図
乃至第3図に例示した構成と同様であるが、これ
らの全機構が一つのブロツクにまとめられ、コン
ベアーベルト8に跨架するように差し渡したガイ
ドバー9をガイドとしながら左右に摺動できるよ
うに装着し、又切刃1の直下には切刃1の摺動を
受けるマナ板10を設けている。なおこの場合切
刃1の摺動を案内するガイドバー9及びマナ板1
0を支持するガイドバー9′はコンベアーベルト
8の速度と同調して移動するものである。
また実施例に於いて切刃1の形状を円板状とし
て例示したが本考案の切刃は回転による切断を行
わないのでそれに特定されるものではなく、被切
断物7に接触する部分に刃が形成されているもの
であればどのような形状のものでも差支えない。
て例示したが本考案の切刃は回転による切断を行
わないのでそれに特定されるものではなく、被切
断物7に接触する部分に刃が形成されているもの
であればどのような形状のものでも差支えない。
次に本考案に係るスライサーの作動を説明す
る。モーターMの回転に伴い偏心回転軸6が回転
すると偏心回転軸6の先端に装着した滑子5は回
転軸6の軸芯に対して偏心された状態で回転を行
う、この場合滑子5は伝動アーム4の先端に形成
した滑り溝41内に嵌挿しているので、偏心回転
に伴い前記滑り溝41内を左右に少許だけ往復し
ながら伝動アーム4を上下に揺動させることとな
る。切刃1…1を固定した支軸2はその端部に於
いて伝動アーム4の基端部と一体化させているの
で伝動アーム4の上下動は第1図に例示する切刃
1の矢印a方向及び矢印b方向の往復動〔軸2を
中心とした往復動〕となつて表れ被切断物7をス
ライスすることとなる。なお切刃1の切り込み深
さは切刃1を固定した軸2とコンベアーベルト8
面との距離を調節することによつて行うものであ
る。
る。モーターMの回転に伴い偏心回転軸6が回転
すると偏心回転軸6の先端に装着した滑子5は回
転軸6の軸芯に対して偏心された状態で回転を行
う、この場合滑子5は伝動アーム4の先端に形成
した滑り溝41内に嵌挿しているので、偏心回転
に伴い前記滑り溝41内を左右に少許だけ往復し
ながら伝動アーム4を上下に揺動させることとな
る。切刃1…1を固定した支軸2はその端部に於
いて伝動アーム4の基端部と一体化させているの
で伝動アーム4の上下動は第1図に例示する切刃
1の矢印a方向及び矢印b方向の往復動〔軸2を
中心とした往復動〕となつて表れ被切断物7をス
ライスすることとなる。なお切刃1の切り込み深
さは切刃1を固定した軸2とコンベアーベルト8
面との距離を調節することによつて行うものであ
る。
上記のように構成した本考案の特徴は以下の通
りである。
りである。
(i) モーターMによる支軸2の揺動を20000往
復/分という高速スイングで行うことができる
ので従来の回転丸刃式スライサー
(1500rpm)、やバンドスライサー(10〜20m/
秒バンド刃速度)或いはレシプロスライサー
(1000〜2000往復/分)、では得ることのできな
い美麗なスライス面を得ることができ、しかも
切り粉の発生が殆どない。
復/分という高速スイングで行うことができる
ので従来の回転丸刃式スライサー
(1500rpm)、やバンドスライサー(10〜20m/
秒バンド刃速度)或いはレシプロスライサー
(1000〜2000往復/分)、では得ることのできな
い美麗なスライス面を得ることができ、しかも
切り粉の発生が殆どない。
(ii) 切刃1のスイングストロークを最大でも1mm
程度とすることができるので、従来のスライサ
ーのように回転中の切刃に接触することによる
傷害は殆ど発生せずに安全である。
程度とすることができるので、従来のスライサ
ーのように回転中の切刃に接触することによる
傷害は殆ど発生せずに安全である。
(iii) 切刃1の切断原理が微少な振幅の高速運動
(スイング)であるために被切断物がシユーク
リーム等のシユーパフや或いは表面にチヨコレ
ート等のコーテイング層を形成したパン等のよ
うな柔軟なものであつてもその物品に変形を生
じさせることなくその切断を行うことができ
る。また切刃1の運動が高速スイングであるた
めにパンの表面にコーテイングしたチヨコレー
ト等が切刃1に付着滞留することがなく、この
ためにチヨコレート等のコーテイング層を形成
したパン類をスライスしてもスライス面を汚損
することなく美麗に切断することができる。
(スイング)であるために被切断物がシユーク
リーム等のシユーパフや或いは表面にチヨコレ
ート等のコーテイング層を形成したパン等のよ
うな柔軟なものであつてもその物品に変形を生
じさせることなくその切断を行うことができ
る。また切刃1の運動が高速スイングであるた
めにパンの表面にコーテイングしたチヨコレー
ト等が切刃1に付着滞留することがなく、この
ためにチヨコレート等のコーテイング層を形成
したパン類をスライスしてもスライス面を汚損
することなく美麗に切断することができる。
(iv) 切刃1はそれを固定した支軸2の揺動に従つ
て、その揺動角を振幅としてスイングしながら
スライスを行うものであり、公知のスライサー
のように切刃が回転しないので、用途に応じて
その形状を自由に選択することができる。
て、その揺動角を振幅としてスイングしながら
スライスを行うものであり、公知のスライサー
のように切刃が回転しないので、用途に応じて
その形状を自由に選択することができる。
(v) 公知のスライサーの切刃が破損した場合、そ
の破損片が周辺に飛散して危険であつたが本考
案の切刃1は回転をしないため、万一切刃1が
破損しても破損片が飛散して二次事故を惹起す
る惧それが絶無で安全である。
の破損片が周辺に飛散して危険であつたが本考
案の切刃1は回転をしないため、万一切刃1が
破損しても破損片が飛散して二次事故を惹起す
る惧それが絶無で安全である。
図は本考案の実施例を示すものであり、第1図
は斜視図、第2図はアームと滑子との嵌合状態を
示す一部を切欠した平面図、第3図は同上図の縦
断側面図、第4図は他の用例(可動式)を示す斜
視図である。 1……切刃、11……刃、2……支軸、3……
軸受け、4……伝動アーム、41……滑り溝、4
2……ライニングメタル、5……滑子、6……偏
心回転軸、7……被切断物、8……コンベアーベ
ルト、M……モーター。
は斜視図、第2図はアームと滑子との嵌合状態を
示す一部を切欠した平面図、第3図は同上図の縦
断側面図、第4図は他の用例(可動式)を示す斜
視図である。 1……切刃、11……刃、2……支軸、3……
軸受け、4……伝動アーム、41……滑り溝、4
2……ライニングメタル、5……滑子、6……偏
心回転軸、7……被切断物、8……コンベアーベ
ルト、M……モーター。
Claims (1)
- 切刃1を固定した支軸2を軸受け3,3で回動
自在に支承し、前記支軸2の端部には、先端に横
長の滑り溝41を形成した伝動アーム5の基端部
を固着し、前記滑り溝41内にはモーターMの回
転偏心軸6の先端に固着した滑子5を摺動を自在
とするようにして嵌挿してなるスイング式スライ
サー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3878883U JPS59143696U (ja) | 1983-03-17 | 1983-03-17 | スイング式スライサ− |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3878883U JPS59143696U (ja) | 1983-03-17 | 1983-03-17 | スイング式スライサ− |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59143696U JPS59143696U (ja) | 1984-09-26 |
JPS6221434Y2 true JPS6221434Y2 (ja) | 1987-05-30 |
Family
ID=30169455
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3878883U Granted JPS59143696U (ja) | 1983-03-17 | 1983-03-17 | スイング式スライサ− |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59143696U (ja) |
-
1983
- 1983-03-17 JP JP3878883U patent/JPS59143696U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59143696U (ja) | 1984-09-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4516323A (en) | Rotary hand knife and parts therefor | |
PL1651396T3 (pl) | Nóż przesuwny w kierunku osiowym | |
CA2706671A1 (en) | Slicer for slicing apparatus | |
JPH08510818A (ja) | セルフ・ドリリング及びセルフ・タッピング・ネジ、及び、その製造方法及び装置 | |
JPS6221434Y2 (ja) | ||
KR20170103783A (ko) | 콘베이어 시스템의 운반 표면을 가로질러 연장된 간극 위에 배치되도록 구성된 절단 장치 | |
US2342467A (en) | Electrical shaver | |
US4210045A (en) | Slitter having adjustable circular knives | |
JPS60244493A (ja) | 円盤状刃物とレ−ザ加工を併用した切断装置 | |
JPH0135830Y2 (ja) | ||
US4004502A (en) | Artichoke shaping machine | |
JPH0318158Y2 (ja) | ||
JPS5924282Y2 (ja) | 調理器の千切カツタ | |
JPH0137917Y2 (ja) | ||
SU1107968A1 (ru) | Устройство дл обрезки листового материала | |
US5271302A (en) | Method and means for cutting a web | |
CN209599979U (zh) | 切刀组件 | |
CN215318859U (zh) | 一种手摇式蔬菜切片机 | |
US20020050066A1 (en) | Cutting blade | |
US20050005756A1 (en) | Rotary cutting knife | |
JPS601998Y2 (ja) | 食品切截機における切截厚さ調整装置 | |
SU969464A1 (ru) | Устройство дл обрезки пустотелых изделий | |
SU1754446A1 (ru) | Дереворежущий диск | |
JPS6348400Y2 (ja) | ||
JPS5823335Y2 (ja) | 円盤形回転刃を有する刃物 |