JPS61286404A - 舗装体の構築法 - Google Patents

舗装体の構築法

Info

Publication number
JPS61286404A
JPS61286404A JP12695585A JP12695585A JPS61286404A JP S61286404 A JPS61286404 A JP S61286404A JP 12695585 A JP12695585 A JP 12695585A JP 12695585 A JP12695585 A JP 12695585A JP S61286404 A JPS61286404 A JP S61286404A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resin
layer
thin
raw material
resin layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP12695585A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH03441B2 (ja
Inventor
光司 喜多川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
HIKARI GIKEN KK
Original Assignee
HIKARI GIKEN KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by HIKARI GIKEN KK filed Critical HIKARI GIKEN KK
Priority to JP12695585A priority Critical patent/JPS61286404A/ja
Publication of JPS61286404A publication Critical patent/JPS61286404A/ja
Publication of JPH03441B2 publication Critical patent/JPH03441B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Road Paving Structures (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は柔軟性またはゴム弾性を有する舗装体の構築
法に関する。
(従来の技術) 柔軟性またはゴム弾性を有する舗装体(以下単に弾性舗
装体という。)は、道路、競技場または広場などにおい
て広く利用されている。これは一般的にはアスファルト
コンクリートによって舗装された舗装(以下単にアスフ
ァルト舗装という。)の表面に柔軟性またはゴム弾性を
有する層(以下単に弾性層という。)を形成することに
よって構成される。そのため従来ではこのような弾性舗
装体の構築のために、アスファルト舗装の表面に、弾性
層を形成する物質の原料を置いてこれを重縮合させるか
、またはアスファルト舗装面の表面に溶液型接着剤を塗
布し、これを介して柔軟性またはゴム弾性を有する材料
(以下単に弾性材料という、)を貼着する工法によって
いた。
しかしここに使用される弾性材料あるいは接着剤はアス
ファルトを溶解する性質を有しているので、充分な接着
効果が得られない、そのためこの弾性材料がアスファル
ト舗装面から簡単に剥離してしまうようになる。
これを改善するために、アスファルト舗装を侵さない水
性エマルジョン型の接着剤を使用することが考えられて
いる。しかし接着すべきものがいずれも疎水性物質であ
るため、その効果は極めて不充分であった。
また松脂の溶融物あるいはニカワによる接着を試みたも
のもあるが、これらはその物質の性質上、耐水性に乏し
いし、また天然物であるために供給が不安定であり、か
つ高価であるから実際的ではない。
(発明が解決しようとする問題点) この発明はアスファルト舗装に弾性層を形成するにあた
り、その弾性層を前記アスファルト舗装の表面に、安定
かつ確実に形成することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) この発明はアスファルトコンクリートによって舗装され
た舗装面に、熱可塑性樹脂またはこれに硬化剤を配合し
たものに無機質のフィラーを配合して加熱溶融した液状
体を塗布して樹脂薄層を形成し、前記樹脂薄層が固化あ
るいは硬化したあと。
前記樹脂薄層の表面に直接または接着剤を介して、柔軟
性またはゴム弾性を有する重合体あるいは縮合体を与え
る液状の原料を流して弾性層を形成するようにしたこと
を特徴とする。
舗装面の表面に施される樹脂薄層は、舗装面に強固に接
着される必要があり、そのためには溶剤あるいは水のよ
うな分散剤を用いないで形成されることが必要である。
そのためには常温で固体の熱可塑性樹脂を使用するとよ
い、そしてその溶融物を塗布するようにすればよい、使
用する樹脂として好適なものは、たとえばエチレン−ア
クリル酸メチル共重合物(溶融温度100℃程度のもの
で、一般に低分子ポリエチレンといわれるもの)があげ
られる、この種の樹脂はその溶融物を流し込んでのち常
温で固化する。その厚さはたとえば1〜5■程度が適当
である。なおポリエチレン系以外にも、たとえばポリプ
ロピレン系その他のものでも使用できる。
更に別の樹脂の例として硬化剤によって硬化する樹脂の
使用も可能である。たとえばフェノールホルマリン系ノ
ボラックがあげられる。これに硬化剤としてヘキサメチ
レンテトラミンを配合して使用するとよい。
無機質のフィラーとしては、たとえば沈降炭酸石灰の微
粒子が好適である。このフィラーは前記した樹脂薄層の
骨材として、樹脂薄層に適度の弾性を付与するとともに
、増量材として樹脂薄層に厚さを与え、しかも樹脂の塗
布工程を円滑にする作用を呈する。この種のいわゆる賦
形材としては。
たとえば嵩密度0.6〜0.9のものを樹脂100部に
対して100〜200部使用するようにするとよい。さ
らに微粒(直径約0.3〜0.81)のガラス球または
石材粒を、樹脂に対して100〜300部配合してもよ
く、これによれば樹脂の使用量が節減でき、しかも強度
になんらの変化をもたらさないことが確認されている。
(実施例1) 低分子ポリエチレンに100部に対し、沈降炭酸石灰2
5部およびガラス球400部を加え、これを150℃に
加熱して液状とし、これをアスファルトコンクリート舗
装体の表面に塗布して、厚さ約3−の樹脂薄層を形成し
た。この樹脂薄層は前記舗装面にきわめて強固に固着し
、舗装面に比較してより均一で平坦な表面が与えられた
前記樹脂薄層が固化したあと、その表面に接着剤として
エポキシ樹脂の薄層を施し、これが完全に硬化した後、
その表面に適当な枠組みを設け、その中にウレタン樹脂
原料を流し込んで、1昼夜放置して、これを縮合させた
。これによってポリウレタンの柔軟なゴム弾性層を形成
した。
得られた構築物は、衝撃、引っ張り、せん断などの応力
に対して、従来の構築物に比較して著しく強固であり、
また耐久性の面でも優れていることが判明した。なお前
記したウレタン樹脂原料に代えて、発泡ウレタン樹脂原
料を使用しても、前記と同等の効果が得られた。
(実施例2) フェノールにホルマリン(モル比で1 : 0.8)を
加え、塩酸々性で縮合して得られたフェノールホルマリ
ン系のノボラック樹脂(固体)100部に、約12部の
へキサメチレンテトラミン、約400部の木屑およ−び
約10部の沈降炭酸石灰を加えて混捏し、この混合物を
加熱溶融してから、前記と同じ舗装面に厚さ約3mに塗
布した。この樹脂薄層が硬化したのち、その表面にポリ
ウレタンの原料を流してポリウレタン層を形成した。な
おこのノボラック樹脂は、硬化剤の作用によって熱硬化
性樹脂に変化するので、実施例1の場合とは異なり、接
着剤を使用する必要はない。
得られた構築物は、実施例1と同様に各応力に対して、
および耐久性において、従来の構築物に比較していずれ
も優れた特性が得られた。この場合でもポリウレタン原
料に代えて発泡ポリウレタン原料を使用した場合でも、
前記と同等の効果が得られた。
(発明の効果) 以上詳述したようにこの発明によれば、従来方法によっ
て構築された物に比較して舗装面に対して強固に接着す
るとともに、優れた耐久性のものが得られるといった効
果を奏する。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. アスファルトコンクリートによって舗装された舗装面に
    、熱可塑性樹脂またはこれに硬化剤を配合したものに無
    機質のフィラーを配合して加熱溶融した液状体を塗布し
    て樹脂薄層を形成し、前記樹脂薄層が固化あるいは硬化
    したあと、前記樹脂薄層の表面に直接または接着剤を介
    して、柔軟性またはゴム弾性を有する重合体あるいは縮
    合体を与える液状の原料を流して、柔軟性またはゴム弾
    性を有する層を形成してなる舗装体の構築法。
JP12695585A 1985-06-10 1985-06-10 舗装体の構築法 Granted JPS61286404A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12695585A JPS61286404A (ja) 1985-06-10 1985-06-10 舗装体の構築法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12695585A JPS61286404A (ja) 1985-06-10 1985-06-10 舗装体の構築法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61286404A true JPS61286404A (ja) 1986-12-17
JPH03441B2 JPH03441B2 (ja) 1991-01-08

Family

ID=14948031

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12695585A Granted JPS61286404A (ja) 1985-06-10 1985-06-10 舗装体の構築法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS61286404A (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH03441B2 (ja) 1991-01-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2001241005A (ja) 樹脂舗装材、樹脂舗装方法、アスファルト舗装の表面処理方法及び土木・建築用材
KR100752134B1 (ko) 미끄럼 방지 포장 조성물 및 이를 이용한 포장방법
CN102322009A (zh) 常温式环氧树脂改性乳化沥青应力吸收层
JPS61286404A (ja) 舗装体の構築法
KR100297229B1 (ko) 미끄럼방지도로시공용접착제조성물및이를이용한미끄럼방지도로의시공방법
JP2001234503A (ja) 透水性舗装
KR101989903B1 (ko) 시트 보강 자착식 프리캐스트 실란트 테이프 및 이를 이용한 미끄럼 방지 테이프
WO1991006594A1 (en) Polymeric compositions
JP2854342B2 (ja) 舗装方法
JPS62281B2 (ja)
JP2004002767A (ja) 塗床層の形成方法
AU623159B2 (en) Composition for the preparation of an agglomerate made up of basic components together with a plastic-based binder, its processing and the products obtained
CZ283868B6 (cs) Přemosťovací konstrukce pro dilatační spáry
JP4995452B2 (ja) 舗装材
JPH0535121Y2 (ja)
JP2004190297A (ja) 一体型床版防水構造体の形成方法
JPS59196365A (ja) 舗装用アスフアルト混合物
JPH11107205A (ja) 木質系舗装材組成物、これを用いた木質系舗装の構築方法及びこの木質系舗装構造体
JP2006219821A (ja) 舗装方法
JP3901605B2 (ja) 床版の防水施工法
JP2003300762A (ja) 骨材の製造方法
JP2002242112A (ja) 塗床層の形成方法
JPH09208284A (ja) 舗装材組成物
JP2816854B2 (ja) 弾性床版舗装方法
JPH04102604A (ja) コンクリート湿潤面に施工可能な舗装用組成物、施工方法、ならびに成形体