JPS61286323A - 外用医薬製剤 - Google Patents
外用医薬製剤Info
- Publication number
- JPS61286323A JPS61286323A JP60125819A JP12581985A JPS61286323A JP S61286323 A JPS61286323 A JP S61286323A JP 60125819 A JP60125819 A JP 60125819A JP 12581985 A JP12581985 A JP 12581985A JP S61286323 A JPS61286323 A JP S61286323A
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- water
- pharmaceutical preparation
- soluble polymer
- external pharmaceutical
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- Pending
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- Medicinal Preparation (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
- Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(a)産業上の利用分野
本発明は外皮に適用してイソプロテレノール及び/又は
その塩酸塩を生体内に吸収させる外用医薬剤に関するも
のである。
その塩酸塩を生体内に吸収させる外用医薬剤に関するも
のである。
(I))従来の技術
イソプロテレメールは交感神経のβ受容体に作用し、心
収縮力の増強、心拍出量の増加、末梢血管の拡張、気管
支平滑筋の弛緩作用などをひきおこし、各種の高度の徐
脈、殊にアグムス・ス)−クス症候群における発作防1
トや喘息発作時の呼吸困難に適用されている。
収縮力の増強、心拍出量の増加、末梢血管の拡張、気管
支平滑筋の弛緩作用などをひきおこし、各種の高度の徐
脈、殊にアグムス・ス)−クス症候群における発作防1
トや喘息発作時の呼吸困難に適用されている。
従来、イソプロテレノールを生体内に投与する方法とし
では、一般に、当該薬物を1日3〜4回、合計45〜6
0+nH経ロ的に投与している。
では、一般に、当該薬物を1日3〜4回、合計45〜6
0+nH経ロ的に投与している。
(c)発明が解決しようとする問題点
しかし、イソプロテレメールを服用した場合には、小腸
壁等で硫酸抱合を受け、又血漿中の主要代謝物は、不活
性なイソプロテレメールの硫酸抱合体で、活性なフリー
のイソプロテレメールは非常に低濃度であるから生物学
的利用率の極めて低い薬物である。又比較的持続時間が
矩いため1日3〜4回の投与が必要であり、特に明は方
時によく起こる喘息発作には良好な効果が得られない場
合があった。
壁等で硫酸抱合を受け、又血漿中の主要代謝物は、不活
性なイソプロテレメールの硫酸抱合体で、活性なフリー
のイソプロテレメールは非常に低濃度であるから生物学
的利用率の極めて低い薬物である。又比較的持続時間が
矩いため1日3〜4回の投与が必要であり、特に明は方
時によく起こる喘息発作には良好な効果が得られない場
合があった。
(d)問題点を解決するための手段
本発明者らは−1−記の問題点を解決する目的で鋭意検
討を重ねた結果、イソプロテレノール及び/又はその塩
酸塩が経皮吸収性に優れる点、及びイソプロテレノール
及び/又はその塩酸塩は持続的に経皮吸11Vされて長
時間にわたり薬効がa続する点、を見い出し、本発明を
完成するに至ったものである。
討を重ねた結果、イソプロテレノール及び/又はその塩
酸塩が経皮吸収性に優れる点、及びイソプロテレノール
及び/又はその塩酸塩は持続的に経皮吸11Vされて長
時間にわたり薬効がa続する点、を見い出し、本発明を
完成するに至ったものである。
即ち、本発明はイソプロテレノール及び/又はその塩酸
塩を水溶性高分子組成物に含有させたことを特徴とする
ものである。
塩を水溶性高分子組成物に含有させたことを特徴とする
ものである。
本発明で使用するイソプロテレメールは1−(3゜4−
ジヒドロキシフェニル)−2−イソプロピルアミノエタ
ノールであり、以下の構造式によって示される。
ジヒドロキシフェニル)−2−イソプロピルアミノエタ
ノールであり、以下の構造式によって示される。
■■0
イソプロテレノール及びその塩酸塩(以下、イソプロテ
レメール類という)は、本発明者らの実験結果によると
公刊1融点、血中半減期などの点において極めで優れ、
良好な経皮吸収性を示す結果、これらは本発明において
各々単独又は混合状態で使用される。
レメール類という)は、本発明者らの実験結果によると
公刊1融点、血中半減期などの点において極めで優れ、
良好な経皮吸収性を示す結果、これらは本発明において
各々単独又は混合状態で使用される。
本発明の外用医薬製剤は上記イソプロテレメール類を水
溶性高分子組成物に含有させて形成する。
溶性高分子組成物に含有させて形成する。
本発明において、水溶性高分子組成物とは、薬学的に許
容できる水溶性高分子物質、可塑剤及び水とから成る糺
酸物、更にこれにイソプロテレ7−ル類の経皮吸収促進
助剤を添加して成る秀l酸物をいう。
容できる水溶性高分子物質、可塑剤及び水とから成る糺
酸物、更にこれにイソプロテレ7−ル類の経皮吸収促進
助剤を添加して成る秀l酸物をいう。
本発明に用いる水溶性高分子物質としては、例えばカゼ
イン、デンプン、デキストリン、カラヤゴム、アルギン
酸ナトリウム、ゼラチン、ペクチン及びプルラン等の天
然系高分子物質、メチルセルロースやエチルセルロース
等のアルキルセルロース、ヒドロキシメチルセルロース
等のヒドロキシアルキルセルロース、カルボキシメチル
セルロース等のカルボキシアルキルセルロース、酢酸7
タル酸セルロース等の半合成系高分子物質、ポリアクリ
ル酸又はその塩、ポリビニルアルコール、ポリエチレン
オキサイド、カルボキシビニルポリマー、ポリビニルピ
ロリドン、ポリアクリルアミド、メチルビニルエーテル
−無水マレイン酸共重合体、アクリル酸−アクリルアミ
ド共重合体、アクリル酸−アクリル酸エステル共重合体
、ポリビニルピロリドン−酢酸ビニル共重合体、イソブ
チレン−無水マレイン酸共重合体、ポリ酢酸ビニル等の
合成系高分子物質、或いはこれらの水溶性高分子物質の
架橋物が挙げられるが、皮膚への密着性、可撓性、弾性
及び機械的安定性などの点から、ポリビニルアルコール
、ポリビニルピロリドン、ポリアクリル酸及びその塩、
無水マレイン酸−イソブチレン共重合体が好ましいもの
であり、特にポリビニルアルコールとポリビニルピロリ
ドンの混合物、ポリアクリル酸及びその塩とポリビニル
ピロリドンの混合物は一1上記要求を簡単な配合操作で
満たすことができるので望ましいものである。
イン、デンプン、デキストリン、カラヤゴム、アルギン
酸ナトリウム、ゼラチン、ペクチン及びプルラン等の天
然系高分子物質、メチルセルロースやエチルセルロース
等のアルキルセルロース、ヒドロキシメチルセルロース
等のヒドロキシアルキルセルロース、カルボキシメチル
セルロース等のカルボキシアルキルセルロース、酢酸7
タル酸セルロース等の半合成系高分子物質、ポリアクリ
ル酸又はその塩、ポリビニルアルコール、ポリエチレン
オキサイド、カルボキシビニルポリマー、ポリビニルピ
ロリドン、ポリアクリルアミド、メチルビニルエーテル
−無水マレイン酸共重合体、アクリル酸−アクリルアミ
ド共重合体、アクリル酸−アクリル酸エステル共重合体
、ポリビニルピロリドン−酢酸ビニル共重合体、イソブ
チレン−無水マレイン酸共重合体、ポリ酢酸ビニル等の
合成系高分子物質、或いはこれらの水溶性高分子物質の
架橋物が挙げられるが、皮膚への密着性、可撓性、弾性
及び機械的安定性などの点から、ポリビニルアルコール
、ポリビニルピロリドン、ポリアクリル酸及びその塩、
無水マレイン酸−イソブチレン共重合体が好ましいもの
であり、特にポリビニルアルコールとポリビニルピロリ
ドンの混合物、ポリアクリル酸及びその塩とポリビニル
ピロリドンの混合物は一1上記要求を簡単な配合操作で
満たすことができるので望ましいものである。
−I−記ポリビニルアルコールとしては、分子量が約7
0,000−150.000、特1.= 100,00
0−125.OOOノ範囲のものが好ましく、又その配
合量は、水溶性高分子組成物全体中に1〜11重量%、
好ましくは3〜8重量%範囲とするのが良い。
0,000−150.000、特1.= 100,00
0−125.OOOノ範囲のものが好ましく、又その配
合量は、水溶性高分子組成物全体中に1〜11重量%、
好ましくは3〜8重量%範囲とするのが良い。
又ポリビニルピロリドンとしては、分子量が2o 、
0(10〜60 、000、を子ましくは、35,00
0〜50.0(10の範囲のものが水への溶解性が良好
で望ましく、又その配合量、は水溶性高分子組成物全体
中に1〜8重量%、好ましくは2〜5重量%の範囲とす
るのが望ましい。
0(10〜60 、000、を子ましくは、35,00
0〜50.0(10の範囲のものが水への溶解性が良好
で望ましく、又その配合量、は水溶性高分子組成物全体
中に1〜8重量%、好ましくは2〜5重量%の範囲とす
るのが望ましい。
更に、1〕記ポリアクリル酸及びその塩としては、分子
量が15.000〜70.’000の範囲のものが望ま
しく、又その配合量は水溶性高分子組成物全体中に1〜
10重昂%、好ましくは3〜7重預%の範囲で配合する
のが望ましい。
量が15.000〜70.’000の範囲のものが望ま
しく、又その配合量は水溶性高分子組成物全体中に1〜
10重昂%、好ましくは3〜7重預%の範囲で配合する
のが望ましい。
又、に配回塑剤としては、プロピレングリコール、ポリ
エチレングリコール等のグリコール類やグリセリン、ソ
ルビトール等の多価アルコールを挙げることができるが
、1−配水溶性高分子物質に対する柔軟性を付与したり
、或いは密着感などの観点からプロピレングリコールや
グリセリンが好ましいものであり、又、その配合量は5
〜90重量%の範囲とするのが望ましいのである。
エチレングリコール等のグリコール類やグリセリン、ソ
ルビトール等の多価アルコールを挙げることができるが
、1−配水溶性高分子物質に対する柔軟性を付与したり
、或いは密着感などの観点からプロピレングリコールや
グリセリンが好ましいものであり、又、その配合量は5
〜90重量%の範囲とするのが望ましいのである。
更に、上記水溶性高分子組成物には水が含有されている
が、その含有量は当該組成物全体に対して5〜90重量
%の範囲とするのが望ましい。
が、その含有量は当該組成物全体に対して5〜90重量
%の範囲とするのが望ましい。
又、本発明においては、イソプロテレメール類の経皮吸
収性を向]−させるため、−L述の水溶性高分子物質、
可塑剤及び水とから成る水溶性高分子1成物に、更に上
記薬物の経皮1火収促進助剤を添加した水溶性高分子組
成物が特に有効である。
収性を向]−させるため、−L述の水溶性高分子物質、
可塑剤及び水とから成る水溶性高分子1成物に、更に上
記薬物の経皮1火収促進助剤を添加した水溶性高分子組
成物が特に有効である。
−上記経皮吸収促進助剤としては、例えばN−メチル−
2−ピロリドン、ドデシルブロマイド、ジメチルスルホ
キサイド、ジメチルアセトアミ−1ジメチルホルムアミ
ド等が挙げられ、これらが単独又は所望により2NI以
−1−併用される。そして、上記経皮吸収促進助剤の添
加量は、水溶性高分子組成物全体に対しで、1〜15重
量%の範囲とするのが望ましい。
2−ピロリドン、ドデシルブロマイド、ジメチルスルホ
キサイド、ジメチルアセトアミ−1ジメチルホルムアミ
ド等が挙げられ、これらが単独又は所望により2NI以
−1−併用される。そして、上記経皮吸収促進助剤の添
加量は、水溶性高分子組成物全体に対しで、1〜15重
量%の範囲とするのが望ましい。
更に」二記水溶性高分子組成物にはクエン酸等のall
調整剤を添加し、上記薬物の経皮吸収性を向上させるの
が望ましい。
調整剤を添加し、上記薬物の経皮吸収性を向上させるの
が望ましい。
本発明において、上記イソプロテレノール類の配合比は
当該薬物と上記水溶性高分子組成物の全体に対して1〜
25重量%の範囲、好まL〈は2〜15重量%の範囲と
するのが望ましく、1重量%未満では治療効果が乏しく
、一方25重量%を超えると治療効果に限界が生しるか
ら経済的に不利である。
当該薬物と上記水溶性高分子組成物の全体に対して1〜
25重量%の範囲、好まL〈は2〜15重量%の範囲と
するのが望ましく、1重量%未満では治療効果が乏しく
、一方25重量%を超えると治療効果に限界が生しるか
ら経済的に不利である。
次に、本発明の外用医薬製剤の製造例について説明する
。
。
■ポリビニルアルコール等の水溶性高分子物質、グリセ
リン等の可塑剤及び水とから成る水溶性高分子組成物を
調製する。
リン等の可塑剤及び水とから成る水溶性高分子組成物を
調製する。
まず、−1二記可塑剤と水とをよく混合して均一な可塑
剤一水の混合溶液を得る。この場合、可塑剤及び水は、
外用医薬製剤中の含有量が共に、30〜45重量%とな
るように調整する。この際、水素イオン濃度(pH>が
中性又はゎずかに酸性であることが好ましいが、この調
整には、例えば少量のクエン酸ナトリウム等が好適に使
用される。
剤一水の混合溶液を得る。この場合、可塑剤及び水は、
外用医薬製剤中の含有量が共に、30〜45重量%とな
るように調整する。この際、水素イオン濃度(pH>が
中性又はゎずかに酸性であることが好ましいが、この調
整には、例えば少量のクエン酸ナトリウム等が好適に使
用される。
このように調製した混合溶液を温度′70〜9゜Cに加
熱し、これに1上記水溶性高分子物質を徐々に添加して
均一な混合溶液となるまで攪拌する。
熱し、これに1上記水溶性高分子物質を徐々に添加して
均一な混合溶液となるまで攪拌する。
■上記水溶性高分子組成物にイソプロテレメール類を含
有させる。
有させる。
上記水溶性高分子組成物に、イソプロテレメール類を水
に溶解或いは懸濁させて成る水溶液を加え、更に所望に
より上記薬物の経皮吸収促進助剤を加え才、温度50〜
90℃で均一になるまで攪拌する。
に溶解或いは懸濁させて成る水溶液を加え、更に所望に
より上記薬物の経皮吸収促進助剤を加え才、温度50〜
90℃で均一になるまで攪拌する。
この場合、イソプロテレメール類の含有量は当該薬物と
水溶性高分子1成物の全体に対して1〜25重量%、好
ましくは2〜15重量%の範囲とするのが望ましい。
水溶性高分子1成物の全体に対して1〜25重量%、好
ましくは2〜15重量%の範囲とするのが望ましい。
このように調整したイソプロテレメール類含有水溶性高
分子紹成物はそのままの状態で、外用医薬製剤(例えば
軟膏剤)として使用してもよく、或いはガラス製又はス
テンレス製の型に注入冷却してゲル化させ、これによっ
て50〜2000μ「0の厚さのフィルムやシートに成
形して成る外用医薬製剤としてもよい。
分子紹成物はそのままの状態で、外用医薬製剤(例えば
軟膏剤)として使用してもよく、或いはガラス製又はス
テンレス製の型に注入冷却してゲル化させ、これによっ
て50〜2000μ「0の厚さのフィルムやシートに成
形して成る外用医薬製剤としてもよい。
又水溶性高分子物質としてポリアクリル酸及びその塩、
無水マレイン酸−イソブチレン共重合体等を使用する場
合には、上記製造法に従い水、可塑剤、イソプロテレメ
ール類及び当該薬物の経皮吸収促進助剤等を均一に混合
した後、更に架橋剤を添加して均一に混合し、次いで架
橋完了前に型に注入し50〜2000μ「nの厚みのフ
ィルム又はシート状にしたの九に架橋成形してもよいの
である。
無水マレイン酸−イソブチレン共重合体等を使用する場
合には、上記製造法に従い水、可塑剤、イソプロテレメ
ール類及び当該薬物の経皮吸収促進助剤等を均一に混合
した後、更に架橋剤を添加して均一に混合し、次いで架
橋完了前に型に注入し50〜2000μ「nの厚みのフ
ィルム又はシート状にしたの九に架橋成形してもよいの
である。
この場合の架橋剤としては、トリエポキシプロビルイソ
シアネート、グリセリンジグリシジルエーテル、(ポリ
)エチレングリコールジグリシノルエーテル、(ポリ)
プロピレングリコールジグリシジルエーテルなどのよう
なエポキサイド、塩化カルシウム、塩化カルシウムなど
のような2価以−1−の金属塩を用いることがでとる。
シアネート、グリセリンジグリシジルエーテル、(ポリ
)エチレングリコールジグリシノルエーテル、(ポリ)
プロピレングリコールジグリシジルエーテルなどのよう
なエポキサイド、塩化カルシウム、塩化カルシウムなど
のような2価以−1−の金属塩を用いることがでとる。
本発明の外用医薬製剤を外皮に適用するにあたり、例え
ば軟膏型の外用医薬製剤の場合には、直接外皮に塗れば
よく、一方シート、フィルム、片又は異形状の外用医薬
製剤を皮膚に適用する場合には、ポリ塩化ビニリデン、
ポリエチレン又はポリエチレンテレ7タレーlなどのプ
ラスチックフィルム或いはアルミニウム箔などの支持体
上に積層し密封支持した後、粘着性を有するときはその
ままで、又、粘着性を有しないときは布バンド、ゴムバ
ンドなどの可撓性バンド、a、帯、テープなどの補強手
段で皮膚に固定してもよい。
ば軟膏型の外用医薬製剤の場合には、直接外皮に塗れば
よく、一方シート、フィルム、片又は異形状の外用医薬
製剤を皮膚に適用する場合には、ポリ塩化ビニリデン、
ポリエチレン又はポリエチレンテレ7タレーlなどのプ
ラスチックフィルム或いはアルミニウム箔などの支持体
上に積層し密封支持した後、粘着性を有するときはその
ままで、又、粘着性を有しないときは布バンド、ゴムバ
ンドなどの可撓性バンド、a、帯、テープなどの補強手
段で皮膚に固定してもよい。
本発明の外用医薬製剤は、水分不透過性に優れる包装資
材、例えばアルミニウム箔とプラスチックフィルムとの
ラミネートフィルムからできた袋に一個づつ又は一括し
て収納し、保存、流通に供するのがよい。
材、例えばアルミニウム箔とプラスチックフィルムとの
ラミネートフィルムからできた袋に一個づつ又は一括し
て収納し、保存、流通に供するのがよい。
(e)イ乍用
本発明の外用医薬製剤は、経口膜力によりイソプロテレ
メール類を体内に投与するものではなく、経皮的にイソ
プロテレノール類を生体内に徐々に吸収させるものであ
るから経口投与に比較して血中の上記薬物の濃度がほぼ
一定になるのであり、又、シート又はフィルム状等の外
用医薬製剤を使用したときには、士、記薬物の投与量は
その大きさで極めて簡単に管理できるのである。
メール類を体内に投与するものではなく、経皮的にイソ
プロテレノール類を生体内に徐々に吸収させるものであ
るから経口投与に比較して血中の上記薬物の濃度がほぼ
一定になるのであり、又、シート又はフィルム状等の外
用医薬製剤を使用したときには、士、記薬物の投与量は
その大きさで極めて簡単に管理できるのである。
又、本発明の外用医薬製剤は、イソプロテレメール類を
経口投すするのではなく、経皮投与するものであるから
経口投与の場合のように上記薬物が生理的に不活性にな
るといった問題が生じないのである。
経口投すするのではなく、経皮投与するものであるから
経口投与の場合のように上記薬物が生理的に不活性にな
るといった問題が生じないのである。
(f)実施例
以下に本発明を実施例により更に具体的に説明するが、
本発明はこれらの実施例に限定されるものではなく、本
発明の技術的思想を逸脱しない範囲で種々の応用が可能
である。
本発明はこれらの実施例に限定されるものではなく、本
発明の技術的思想を逸脱しない範囲で種々の応用が可能
である。
なお実施例中、部又は%とあるのは重量部又は重量%を
示す。
示す。
実施例1
グリセリン37.5部、水40部及びクエン酸ナトリウ
ム0.8部を混合し、更にクエン酸を加えてpiを6.
0に調整する。この渚、合物を80℃に加熱し、ポリビ
ニルピロリドン(分子@ 35.000〜50゜000
)3部、ポリビニルアルコール(公刊! 100.0(
10〜1.25.000)6.5部をゆっくり加える。
ム0.8部を混合し、更にクエン酸を加えてpiを6.
0に調整する。この渚、合物を80℃に加熱し、ポリビ
ニルピロリドン(分子@ 35.000〜50゜000
)3部、ポリビニルアルコール(公刊! 100.0(
10〜1.25.000)6.5部をゆっくり加える。
この混合物が均一な溶液となるまで加熱攪拌する。この
溶液に、塩酸イソプロテレ7一ル5部、N−メチル−2
−ピロリドン5部を加え、更に塩化カルシウム1.2部
を加え均一になるまで攪拌する。この均一混合物を展延
して厚さ1000μIIIの外用医薬製剤を形成する。
溶液に、塩酸イソプロテレ7一ル5部、N−メチル−2
−ピロリドン5部を加え、更に塩化カルシウム1.2部
を加え均一になるまで攪拌する。この均一混合物を展延
して厚さ1000μIIIの外用医薬製剤を形成する。
実施例2
グリセリン25部、水60部及びクエン酸す1、リウム
1部を混合し、更にクエン酸でpHを6.0に調整する
。この混合物を70°Cに加熱し、ポリアクリル酸ナト
リウム(分子量20,000〜70,000) 5部、
ポリビニルピロリドン(分子量35.000〜50゜0
00)3.5部をゆっくり加える。この混合物が均一な
溶液になるまで攪拌する。この溶液に、イソプロテレ7
−ル5部、ミネラルオイル5部を加λ、更に水15部に
1リ工ボキシプロビルイソシアネート3部を溶解した溶
液を加え均一になるまで攪拌する。この均一混合物を展
延して厚さ700μ+6の外用医薬製剤を形成する。
1部を混合し、更にクエン酸でpHを6.0に調整する
。この混合物を70°Cに加熱し、ポリアクリル酸ナト
リウム(分子量20,000〜70,000) 5部、
ポリビニルピロリドン(分子量35.000〜50゜0
00)3.5部をゆっくり加える。この混合物が均一な
溶液になるまで攪拌する。この溶液に、イソプロテレ7
−ル5部、ミネラルオイル5部を加λ、更に水15部に
1リ工ボキシプロビルイソシアネート3部を溶解した溶
液を加え均一になるまで攪拌する。この均一混合物を展
延して厚さ700μ+6の外用医薬製剤を形成する。
実施例3
無水マレイン酸−ポリイソブチレン共重合体(無水マレ
イン酸含有150重量%、分+i 190,000〜2
00,000)15部、グリセリン11部及び水50部
を混合し、この混合物を70℃に加熱して均一な溶液に
なるまで攪拌する。この溶液に、塩酸イソプロテレノー
ル7部、水15部にグリセリンジグリシジルエーテル3
部を溶解した溶液を各々加えて均一になるまで攪拌する
。この均一混合物を展延して厚さ1000μInの外用
医薬製剤を形成する。
イン酸含有150重量%、分+i 190,000〜2
00,000)15部、グリセリン11部及び水50部
を混合し、この混合物を70℃に加熱して均一な溶液に
なるまで攪拌する。この溶液に、塩酸イソプロテレノー
ル7部、水15部にグリセリンジグリシジルエーテル3
部を溶解した溶液を各々加えて均一になるまで攪拌する
。この均一混合物を展延して厚さ1000μInの外用
医薬製剤を形成する。
実施例4
プロピレングリコール35部、水35部及びクエン酸ナ
トリウム0.8部を混合し、この混合溶液にクエン酸を
加えてpuを6.0に調整する。この混合物を80’C
に加熱し、ポリビニルアルコール(分子量1oo、oo
o〜125,000)6.5部、ポリビニルピロリドン
(分子量35.000〜50.000) 3部を各々徐
々に加える。この混合物が均一な溶液になるまで加熱攪
拌する。この溶液に、イソプロテレノール6部、ジメチ
ルスルホキシド5部を各々加え、更に塩化カルシウム2
部を加えて均一になるまで攪拌する。この均一混合物を
展延して厚さ600μτnの外用医薬製剤を形成する。
トリウム0.8部を混合し、この混合溶液にクエン酸を
加えてpuを6.0に調整する。この混合物を80’C
に加熱し、ポリビニルアルコール(分子量1oo、oo
o〜125,000)6.5部、ポリビニルピロリドン
(分子量35.000〜50.000) 3部を各々徐
々に加える。この混合物が均一な溶液になるまで加熱攪
拌する。この溶液に、イソプロテレノール6部、ジメチ
ルスルホキシド5部を各々加え、更に塩化カルシウム2
部を加えて均一になるまで攪拌する。この均一混合物を
展延して厚さ600μτnの外用医薬製剤を形成する。
実施例5
グリセリン45部、水44.5部の混合物を80°Cに
加熱し、これにポリビニルアルコール(分子量100.
000〜125.000) 4部、ポリアクリル酸ナト
リウム(分子量20,000〜70.000) 1部を
徐々に加える。この混合物が均一な溶液になるまで加熱
攪拌し、クエン酸でptlを6.5に調整する。この溶
液に塩酸イソプロテレノール5部を加え、更に均一にな
るまで攪拌し、ゲル軟膏を得る。
加熱し、これにポリビニルアルコール(分子量100.
000〜125.000) 4部、ポリアクリル酸ナト
リウム(分子量20,000〜70.000) 1部を
徐々に加える。この混合物が均一な溶液になるまで加熱
攪拌し、クエン酸でptlを6.5に調整する。この溶
液に塩酸イソプロテレノール5部を加え、更に均一にな
るまで攪拌し、ゲル軟膏を得る。
比較例
経口投与用の製剤 (塩酸イソプロテレメールの含量が
15+nHの錠剤)を比較用とした。
15+nHの錠剤)を比較用とした。
15一
実施例1〜5及び比較例の製剤を人体に適用した後の血
中濃度の経時的変化を111表に示す。
中濃度の経時的変化を111表に示す。
なお、第1表において、実施例1〜5の試験片の大きさ
は、各々50c+n2とした。
は、各々50c+n2とした。
(以下余白)
第1表
なお、イソプロテレノールの有効面中濃度は0.1〜0
.6B/Jである。
.6B/Jである。
第1表中の血漿中イソプロテレノールの濃度測定方法
人体の胸部に適用後第1表に示す各時間経過毎に5++
+1採血し、この裸面した廂液を直ちに遠心分離して得
えた血漿2τn1に活性アルミナ60mH10゜1if
1Mエチレンジアミン四酢酸二ナトリウム水溶液(1+
IIM塩酸を含む)1+^lを加え、更に3M)リスー
塩酸バッファー1「61を加えてrol+を8.6に調
整する。これを15分間ゆるやかに攪拌し、アルミナが
沈降するまで放置する。上澄を取り除き、更に蒸留水で
アルミナを洗浄し乾IIkさせる。これに0゜1 M+
7ン酸水溶液200μpを加え、2分間ゆるやかに攪拌
し、遠心分離して−L澄液を液体クロマトグラフ用試料
とする。この試料を下記条件に設定した液体クロマトグ
ラフで測定するわ カラム : Nucleosil 7 C18内径4
.6+n+n、長さ250 ++on溶離液: メタノ
ール水溶液(該溶液中に占めるメタノールの容積比は4
0%) 100τnl 酢酸 2g ラウリル硫酸ナトリウム 0.02g検出器: 電気
化学検出器 (g)発明の効果 本発明の外用医薬製剤は皮膚に適用してイソプロテレノ
ール類を経皮吸収させるものであるから取扱いが極めて
簡便であり、しかも長時間に百っで血中のイソプロテレ
ノール類の濃度が略一定となるから頻繁に使用する必要
がなく、この結果、血中濃度の不均一性に伴う副作用の
心配がないと共に長時間に百9有効な薬理効果を奏する
のである。
+1採血し、この裸面した廂液を直ちに遠心分離して得
えた血漿2τn1に活性アルミナ60mH10゜1if
1Mエチレンジアミン四酢酸二ナトリウム水溶液(1+
IIM塩酸を含む)1+^lを加え、更に3M)リスー
塩酸バッファー1「61を加えてrol+を8.6に調
整する。これを15分間ゆるやかに攪拌し、アルミナが
沈降するまで放置する。上澄を取り除き、更に蒸留水で
アルミナを洗浄し乾IIkさせる。これに0゜1 M+
7ン酸水溶液200μpを加え、2分間ゆるやかに攪拌
し、遠心分離して−L澄液を液体クロマトグラフ用試料
とする。この試料を下記条件に設定した液体クロマトグ
ラフで測定するわ カラム : Nucleosil 7 C18内径4
.6+n+n、長さ250 ++on溶離液: メタノ
ール水溶液(該溶液中に占めるメタノールの容積比は4
0%) 100τnl 酢酸 2g ラウリル硫酸ナトリウム 0.02g検出器: 電気
化学検出器 (g)発明の効果 本発明の外用医薬製剤は皮膚に適用してイソプロテレノ
ール類を経皮吸収させるものであるから取扱いが極めて
簡便であり、しかも長時間に百っで血中のイソプロテレ
ノール類の濃度が略一定となるから頻繁に使用する必要
がなく、この結果、血中濃度の不均一性に伴う副作用の
心配がないと共に長時間に百9有効な薬理効果を奏する
のである。
Claims (12)
- (1)イソプロテレノール及び/又はその塩酸塩を水溶
性高分子組成物に含有させたことを特徴とする外用医薬
製剤。 - (2)上記水溶性高分子組成物が水溶性高分子物質、可
塑剤及び水とから成る特許請求の範囲第1項記載の外用
医薬製剤。 - (3)上記水溶性高分子組成物が水溶性高分子物質、可
塑剤、水及び経皮吸収促進助剤である特許請求の範囲第
1項記載の外用医薬製剤。 - (4)上記水溶性高分子物質が分子量70,000〜1
50,000のポリビニルアルコールである特許請求の
範囲第2項又は第3項記載の外用医薬製剤。 - (5)上記水溶性高分子物質が分子量20,000〜6
0,000のポリビニルピロリドンである特許請求の範
囲第2項又は第3項記載の外用医薬製剤。 - (6)上記水溶性高分子物質がポリビニルアルコールと
ポリビニルピロリドンの混合物である特許請求の範囲第
2項又は第3項記載の外用医薬製剤。 - (7)上記水溶性高分子物質がポリアクリル酸及び/又
はその塩である特許請求の範囲第2項又は第3項記載の
外用医薬製剤。 - (8)上記水溶性高分子物質が無水マレイン酸−ポリイ
ソブチレン共重合体である特許請求の範囲第2項又は第
3項記載の外用医薬製剤。 - (9)上記可塑剤が多価アルコールである特許請求の範
囲第2項又は第3項記載の外用医薬製剤。 - (10)上記多価アルコールがプロピレングリコールで
ある特許請求の範囲第9項記載の外用医薬製剤。 - (11)上記多価アルコールがグリセリンである特許請
求の範囲第9項記載の外用医薬製剤。 - (12)上記多価アルコールがプロピレングリコールと
グリセリンの混合物である特許請求の範囲第9項記載の
外用医薬製剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60125819A JPS61286323A (ja) | 1985-06-10 | 1985-06-10 | 外用医薬製剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60125819A JPS61286323A (ja) | 1985-06-10 | 1985-06-10 | 外用医薬製剤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61286323A true JPS61286323A (ja) | 1986-12-16 |
Family
ID=14919719
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60125819A Pending JPS61286323A (ja) | 1985-06-10 | 1985-06-10 | 外用医薬製剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61286323A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7972589B2 (en) * | 2004-05-17 | 2011-07-05 | Akzo Nobel N.V. | Hair fixative film |
-
1985
- 1985-06-10 JP JP60125819A patent/JPS61286323A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7972589B2 (en) * | 2004-05-17 | 2011-07-05 | Akzo Nobel N.V. | Hair fixative film |
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