JPS6128590B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6128590B2
JPS6128590B2 JP53004294A JP429478A JPS6128590B2 JP S6128590 B2 JPS6128590 B2 JP S6128590B2 JP 53004294 A JP53004294 A JP 53004294A JP 429478 A JP429478 A JP 429478A JP S6128590 B2 JPS6128590 B2 JP S6128590B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
car
power outage
descending
elevator
Prior art date
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Expired
Application number
JP53004294A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5497952A (en
Inventor
Toshio Kadokura
Kunio Yasuda
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Shibaura Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
Priority to JP429478A priority Critical patent/JPS5497952A/ja
Publication of JPS5497952A publication Critical patent/JPS5497952A/ja
Publication of JPS6128590B2 publication Critical patent/JPS6128590B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Elevator Control (AREA)
  • Types And Forms Of Lifts (AREA)
  • Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、油圧等の液圧を利用して乗かごの昇
降を行なう液圧(油圧)エレベータの停電時の自
動着床装置に関する。
近年、我国においても、階床数の少ない倉庫や
アパート等に対して比較的安価で操作方法の簡単
な液圧エレベータが普及しつつある。現在の液圧
エレベータのほとんどは、油圧を用いたもので、
速度はせいぜい数十m/分の低速用エレベータで
ある。油圧エレベータには、油圧力により直接乗
かごを昇降させる直接式と、ロープ、綱車等を介
して昇降させる間接式とがある。第1図は、直接
式の油圧エレベータの概略を示すもので、以下直
接式油圧エレベータを例にとつて説明する。図中
1は、タンク2中の油を吸い上げて加圧するため
のポンプモータ、3はシリンダー、4はシリン3
内の油量により上昇、下降するプランジヤーであ
る。又、5a,5bは上昇時、作動して管の流路
を閉鎖して油の流れを阻止する。上昇用電磁弁上
昇用弁6a,6bは下降時作動して管の流路を開
放する下降用電磁弁である。7は油の流れを一方
向のみに提供することのできる逆止弁、8,9,
10はそれぞれ乗かご、ローラガイド、ガイドレ
ールである。たとえば上昇運転を行なう場合、ま
ず加圧された油は図中A→Bの経路を経て再びタ
ンク2に戻される。
つぎに、上昇用電磁弁5aが作動し、A→Bの
油の流れが阻止され、加圧油は逆止弁7を経てA
→Dの経路でシリンダ3に送りこまれ、プランジ
ヤーを上昇させる。又、下降運転時は下降用電磁
弁6aが作動しシリンダー3内の油は乗かご自重
による下向き方向によりD′→Cの経路でタンク
2内に戻される。従来の電動機の駆動力による電
気式のエレベータは、非常時には電動機回転子や
回転子に接続された綱車等に電磁ブレーキを設
け、制動力を得ていたが、油圧エレベータにおい
ては、電磁弁の作用により、シリンダ3内に対し
てこの油の授受をたつて、エレベータを停止させ
る方法がとられている。ところで上昇あるいは、
下降中の油圧エレベータは、停電時には上述した
ような動作により、階床の途中で停止することに
なり、乗客はかんづめ状態になる。電気式のエレ
ベータにおいては、停電時には最寄り階までエレ
ベータを移動させる、いわゆる最寄階着床の思想
があり、油圧エレベータにおいても種々の方法が
検討されつつある。たとえば停電時、予備電源回
路により、下降用電磁弁6aを作動させて、下降
させ、最寄下方階に到着したらリミツトスイツチ
等により再び電磁弁6aを閉じるようにする方法
や、かご内からロープ操作により下降弁を作動さ
せて、エレベータを最下階まで移動させて停止さ
せる方法がある。前者は、バツテリー等の予備電
源設備と周辺の回路に付加だけで最寄階着床最下
階着床が可能であり、非常に便利であるが、火災
時の停電で予備電源回路を損失した場合には、乗
客は乗かご8内にかんづめになり非常に危険であ
る。又、後者も機構的には簡単であるが、取り扱
い操作が非常に難かしいものとなる。
本発明は、上述した欠点を除去するためになさ
れたもので、停電時の最寄階着床および、緊急時
に最下階(基準階)着床を安全にかつ、確実に行
なわせるための着床装置を提供することを目的と
する。
以下、図面を参照してそれぞれの一実施例を説
明する。
第2図は、3階床の直接式油圧エレベータにつ
いての一実施例を示す。図中11はシリンダから
タンク2に下降用の配管に対して並列に設けられ
た配管で、シリンダ3から各階を経由し最上階で
折り返してタンク2に至る。12―a,12―
b,12―cは配管11に対して各階に設けら
れ、機械操作により配管内の油の流れを阻止する
弁、14a,14bは同じく配管11に設けられ
た電磁弁、下降用弁で、停電時には、流路を開放
するように作動する。又13は機械方式弁12―
a,12―b,12―cを作動させる作動配装で
ある。第3図に機械方式弁12―a,12―b,
12―cと作動装置13の詳細を示す。機械方式
の弁12は乗かご8側に接触片12―1をもち、
平常時はバネ12―2の復元により弁が開いて油
の流路を開放している。接触片12―1は斜辺部
と斜辺部があり、たとえば平坦部はエレベータ着
床ゾーン程度に設定される。又、作動装置13
は、乗かご8に固定され、たとえば、先端には回
転体13―1やシユー(図示しない)等が取り付
けられる。
本発明の作用について、たとえば2階と3階と
の間を上昇中のエレベータを例にとつて停電時の
最寄階着床を説明する。上昇運転作用に伴つてA
→Dの経路にシリンダ内に送り込まれていた加圧
油は、停電と同時に上昇電磁弁5aが釈放するた
め、A→Bの経路でタンク2に戻され、シリンダ
3内への送り込みは停止される。また、下降用弁
6bは、流路を閉じたままであり、第1図のまま
の構成では乗かご8はその位置で停止する。とこ
ろが第2図に示す本発明の構成によれば、停電時
に、新たに設けられた配管11の電磁弁14aに
より、下降用弁14bを作動し、シリンダ3から
タンク2に対して流路が形成される。この流路は
エレベータ乗かご8が階床間にあるような場合
は、機械方式の弁12―a,12―b,12―c
はすべて開放されており、流路が下降運転時の
D′→Cの経路と同一の効果を果たして、エレベ
ータを下降させる。下降したエレベータが着床ゾ
ーンに近づくと作動装置13がが機械方式の弁1
2―cを閉鎖する方向に押しつけるため、流路が
断たれて、エレベータは最寄下方階で停止する。
つまり機械方式の弁12と作動装置13は、エレ
ベータが正規着床点にあるとき、回転体(あるい
はシユー)13―1の中心と一致する。又停電時
のエレベータ下降速度とは別に配管11の径等で
設定可能である。
さらに、エレベータが着床ゾーン内に停止して
いるときに、停電になつた場合には、作動装置1
3により機械方式の弁12がすべて閉鎖されてい
るため、電磁弁14aが開放しても、流路が形成
されないのでエレベータは停止の状態を維持する
ことができるので着床ゾーン内での停電には安全
が保たれる。
第4図は、第3図で示した作動装置13にバネ
機構13―2とバネ力を手動で緩和する機構13
―3をかご内で操作可能なようにしてある。これ
はたとえば、火災等による停電時、最下階への避
難の必要性が生じた時など、手動の緩和機械13
―3の操作により、作動装置13の機械方式弁1
2に対する押しつけ力を解消して強制的に下降を
行なうものである。この場合、専用作動装置、最
下階専用機械方式弁を並設することにより、上述
した作用と同様に最下階で着床を行なうことがで
きる。又専用機械弁は最下階のみと限定する必要
はない。
本発明は上記のようにバツテリー等の電源を必
要としない完全に機械的構成要素からなる、液圧
(油圧)エレベータの停電時、着床装置を提供す
るもので、火災等で電源系統が遮断された場合に
も乗客がかんづめになる心配が全くない。さらに
通常停電時には最寄下方階に移動して着床停止
し、緊急時にはさらに機械の手動操作により最下
階あるいは基準階に対する着床停止が可能とな
る。また停電時の下降速度も配管径の選択により
所望の速度に設定することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、直接式液圧エレベータの概略図、第
2図は、本発明一実施例を示す直接式液圧エレベ
ータの概略図、第3図は、第2図における機械方
式の弁と作動装置の詳細断面図、第4図は第3図
における作動装置の他の実施例を示す断面図であ
る。 1……ポンプ、モータ、2……タンク、3……
シリンダ、4……プランジヤ、5a……上昇用電
磁弁、5b……上昇用弁、6a……下降用電磁
弁、6b……下降用弁、7……逆止弁、11……
配管、12……機械方式弁、13……作動装置、
14a…下降用電磁弁、14b……下降用弁。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 上昇時には電動機でポンプを駆動し開閉弁を
    介してタンク内の液体をシリンダに供給し上記液
    体の圧力によつてプランジヤに載置した乗かごの
    自重により上記シリンダ内の液体を下降時開放す
    る下降用弁を介し上記タンク内に戻して上記乗か
    ごが下降する液圧エレベータにおいて、上記乗か
    ごの着床地点毎に設けた位置検出弁と停電時開放
    する停電検出弁との直列回路を上記下降用弁に並
    列接続した油圧回路と、上記乗かごが上記着床地
    点に移動したとき上記位置検出弁を機械的に閉鎖
    する作動装置とを備えた液圧エレベータの着床装
    置。 2 上記作動装置は、その開閉動作が上記乗かご
    内から操作可能な状態で取り付けることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載の液圧エレベータ
    の着床装置。
JP429478A 1978-01-20 1978-01-20 Device for landing hydraylic elevator cage Granted JPS5497952A (en)

Priority Applications (1)

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JP429478A JPS5497952A (en) 1978-01-20 1978-01-20 Device for landing hydraylic elevator cage

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JP429478A JPS5497952A (en) 1978-01-20 1978-01-20 Device for landing hydraylic elevator cage

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Publication Number Publication Date
JPS5497952A JPS5497952A (en) 1979-08-02
JPS6128590B2 true JPS6128590B2 (ja) 1986-07-01

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ID=11580485

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JP429478A Granted JPS5497952A (en) 1978-01-20 1978-01-20 Device for landing hydraylic elevator cage

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP4628022B2 (ja) * 2004-06-11 2011-02-09 三菱電機株式会社 油圧エレベーターの制御装置

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JPS5497952A (en) 1979-08-02

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