JPS61285906A - 三点ヒツチ調節用可変長リンク - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、トラクタの三点ヒッチのリフトリンクの長さ
を調節するための入子式の調節用クランクに関する。

技術的背景 トラクタの代表的三点ヒツチは、液圧シリンダによって
枢動される一対の上部リフトアームと、一対の下部牽引
リンクと、該牽引及びリフトアームを相互接続する一対
のリフトリンクとを有してイロ。一般的には、一方のリ
フトリンクは与Ｊ！、シ調節可能とされ、トラクタに接
続される機具の高さに合わせることができるようになっ
ているＯ長さ調節可能のリフトリンクは、一般的に、ね
じ付ぎロッド部分とねじ付き管部分とを有し、その一方
が、クランク及び伝達機構を介して回転され、それによ
りリンクの長さが変るようになっている０しかし、トラ
クタに運転者室が設けられている場合や、トラクタが大
きい場合には、座席とリフトリンクに回転を与える調節
用クランクとの間が太きすぎて、運転者が座席に座った
まま安全にクランクを操作するのが難しくなろ０そのよ
うな場合、クランクに延長部材を設けて、クランクが運
転者により近くなるようにすることが行われる０ヒツチ
が動く垂直方向を考慮し、クランクの上方部分を運転者
に即して一定軸方向位置にすることが知られている。

三点ヒッチのための周知の入子式調節クランクでは、シ
ャフト部分は六角形で、高品質の鋼材で作られる。クラ
ンクの上部管状部分は、六角シャフトを摺動可能に受は
入れる内部形状を有する。

しかし、この六角形内部形状を作るのは難しく、このク
ランクは高価なものとなるＯまた、クランクが伸長した
場合、六角形シャフトが他のエレメントに露呈され、汚
れたり腐食したりし、同クランクが収納されたときにク
ランクの金属材料を、すりへらして、シャフトと管状部
分との間の回転伝達かできなくなる場合もある。

発明の目的 本発明は上記の点に鑑み、製作コストが低く、しかも相
互に摺動する部分が接触しなくなって他のエレメントに
露呈されるということが全くない、トラクタ三点ヒッチ
のリフトリンク用クランクを提供することを目的として
いる。

発明の構成及び効果 すなわち、本発明に係るクランクは、ｌ・ラクタの運転
者部所に対し一定の位置に回転可能に取り付けられた、
非円形内面を有する上方管状部材と、下端が可変長リフ
トリンクの回転部品に接続された下方シャフトとを有し
、該シャフトの上方部分は他の部分よりも大きな断面と
され、且つ、上方管状部材の内面に対し補完的外面を有
し、同管状部材内で摺動可能に係合されている０ 本発明に係るクランクは、上記の如き構成を有するもの
であり、従って、上述の従来のクランクの欠点を解消で
きる。

実施例 以下、本発明を添付図面に示した実施例に基づき詳細に
説明する。

第１図に示すトラクタ１０は、運転室１２及び三点ヒッ
チ１６を備えている。三点ヒッチは、一対の下部牽引リ
ンク１８、揺動シャフト２２に非回転的に取り付けられ
た一対のリフトアーム２０、一定長の左側リフ）　ＩＪ
ンク２４、可変長の右側リフトリンク２６、入子式クラ
ンク２８を有している。揺動シャフト２２は（図示しな
い）動力リフトハウジングの両側から突出しており、リ
フトハウジング内に設けられた液圧シリンダによって回
転される。可変長のリフ）　ＩＪンク２６は一般的構造
のものであり、ねじ付きシャフト２６α、ねじ付詫管状
邪材２６ｂ−纏Ｓ用クランク９　ＲＦ　ｒりで協作され
る伝達機構Ｚ６Ｃを有している。クランク２８の上方部
分は、スイベルベアリング３１によって運転室１２の後
壁に取り付けられている０スイベルベアリング３１はク
ランク２８をその軸線方向では動かないようにするとと
もに、回転及び枢動は可能としている。スイベルベアリ
ングは、例えば米国特許第３，５１５，４１２号に開示
のものとすることかできる。

第２図に示すように、本発明に係る入子式のクランク２
８は、四角形断面（第３図）の外側管３２と、その中を
摺動する内部シャフト３４とを有している。シャフトの
上方端部には、第３図に示すように管３２内に摺動可能
に嵌められる四角形の管状部材３６が溶接されている０
管状部材３６は管３２内を動かされるときにそれらが喰
み合うのを防ぐ長さで且つ管３２内に留まるような短か
さとされる。シャフト３４は管状部材３６より小さく、
管３２の内側に接触しない。シャフト３４はその下端に
カルダン継手が設けられ、伝達機構２６αの入力側のカ
ルダン継手（図示せず）に接続されている。

管３２はその上端部に、ポールグリップ４４を有する平
らなりランクレバー４２が設けられている。レバー４２
は管４２の上端に溶接され、同端部を他のエレメントか
ら閉じている。レバー４２の少し下に潤滑用ニップル４
２が設けられ、管３２内に潤滑油を供給できるようにな
っている０上記各部材３２．３４．３６は標準的材料で
作ることができ、製造コストを最小限にする。上記部材
３２．３６が四角形であるため、それらの間では回転力
を伝えるのに良好な接触が形成されている０

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明に係る三点ヒッチを備える農業用トラ
クタの斜視図、 第２図は、入子式調節用クランクの断面側面図、第３図
は、第２図の３−３線に沿う断面図である。

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）牽引リンクと、リフトアームと、牽引リンク及び
   リフトアームを相互連結するリフトリンクとを有し、リ
   フトリンクの一方が、その一部を回転することによつて
   長さを調節できるようにされている、三点ヒッチを備え
   るトラクタにおける上記長さ調節可能のリフトリンクの
   回転部品に回転を与えるための可変長クランクであって
   、トラクタの運転者部所に対し一定の位置に回転可能に
   取り付けられた、非円形内面を有する上方管状部材と、
   下端が可変長リフトリンクの回転部品に接続された下方
   シャフトとを有し、該シャフトの上方部分は他の部分よ
   りも大きな断面とされ、且つ、上方管状部材の内面に対
   し補完的外面を有し、同管状部材内で摺動可能に係合さ
   れてなる三点ヒッチ調節用可変長クランク。
2. （２）上方管状部材の長さが、三点ヒッチの動きの全範
   囲を通して上記シャフトの上方部分を完全にカバーする
   のに十分なものとされている特許請求の範囲第１項に記
   載の可変長クランク。
3. （３）上方管状部材が四角形断面とされ、クランクハン
   ドルが該管状部材の上方端部に固定されて同端部を閉じ
   、シャフトの上方部分の大きい断面が、シャフトの上端
   に固定された管状部材によって画定されている特許請求
   の範囲第２項に記載の可変長クランク。