JPS61285479A

JPS61285479A - 電子写真記録装置におけるトナ−供給装置

Info

Publication number: JPS61285479A
Application number: JP12849985A
Authority: JP
Inventors: Tetsuo Konno; 哲郎今野; Yutaka Kanai; 豊金井; Tetsuya Fujita; 徹也藤田
Original assignee: Seikosha KK
Current assignee: Seikosha KK
Priority date: 1985-06-13
Filing date: 1985-06-13
Publication date: 1986-12-16

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、複写機、ファクシミリ、光プリンタなどに用
いられる電子写真記録装置におけるトナー供給装置に関
するものである。

（従来の技術）電子写真記録装置において一成分現像剤を使用する現像
装置として例えば、特公昭５８−３２３７５号公報があ
る。それによれば、感光体と永久磁石を内包する非磁性
スリーブとを現像部で対向させ、非磁性スリーブと感光
体とを等速に高速度回転させ、現像間隙に交互電界を形
成し、非磁性スリーブにより現像部に搬送された絶縁性
の磁性トナーを感光体と非磁性スリーブとの間で往復運
動させ、これにより感光体の表面電位に応じて選択的に
トナーを付着させている。

（発明が解決しようとする問題点）この従来技術によれば、交互電界によってトナーを感光
体とスリーブとの間で往復運動させるために、高電圧の
交流電界で駆動されねばならず、危険性が高くなる。ざ
らに感光体の帯電電荷のために、交互電界の向きによっ
てトナーの受ける力に強弱を生じ、そのコントロールが
難しい。またトナーは絶縁性の高い磁性トナーが用いら
れるので、使用するトナーに制約を受ける。またトナー
の搬送に永久磁石が用いられて高速回転するので、イナ
ーシャが大で、大きい駆動力を必要とし、軸受は機構に
も高精度が要求される。

そこで本発明の目的は、普通の磁性トナーを用い、安全
性に優れ、消費電力が少なくてすむ電子写真記録装置の
トナー供給装置を提供することにある。

（問題点を解決するための手段）本発明は、静電像保持体１と、この静電像保持体と所定
の間隙で対向して現像領域を構成するトナー搬送部材２
と、トナー溜り３内に収納してあり、トナー搬送部材２
によって現像領域へ搬送される磁性トナー４と、現像領
域へ搬送された磁性トナーを静電像保持体１とトナー搬
送部材２との間を往復運動させるように交番磁界をかけ
る装置７とを具備するものである。ざらに本発明は上記
構成に加えてトナー散乱防止用電極Ｆ３ａ、　８ｂを現
像領域を挟んで設けたものである。

（作用）このように現像領域へ搬送された磁性トナーは、交番磁
界をかけられることによって静電像保持体１とトナー搬
送部材２との°間を往復運動し、トナー搬送部材やトナ
ー同士の接触摩擦により帯電し、静電像保持体に接触す
るとき、その表面電位に応じた電界による吸引クーロン
力を受ける。これによりトナーは静電像保持体１の表面
電位に応じて選択的に付着される。

またトナー散乱防止用電極８ａ、８ｂは、現像領域で帯
電したトナーの帯電荷と同極性の電圧を印加しであるの
で、帯電したトナーはこれに反発し、現像領域内へ押し
戻され、散乱が防がれる。

（実施例）第１図示において、静電像保持体１の表面は露光されて
静電潜像が形成されている。静電像保持体１に所定の間
隙で対向して現像領域を構成するトナー搬送部材２が、
この例では絶縁性の材料で円筒状をなし、反時計方向に
回転自在に設けである。静電像保持体１とトナー搬送部
材２とが対向する現像領域における現像間隙は、供給さ
れるトナーの層厚より大きく、約０．１〜０．５ｍｍ程
度である。トナー搬送部材２はその一部がトナー溜り３
に埋設しである。トナー溜り３内には普通の一成分磁性
トナー４が収納しである。トナー溜り３内には絶縁性の
撹拌部材５が内蔵してあり、この撹拌部材５の回転によ
り、トナー４は摩擦電荷および誘導電荷を帯びる。この
トナーは絶縁性のトナー搬送部材２との間の吸引クーロ
ン力によりトナー搬送部材２に付着して搬送される。こ
の搬送の途中にトナ一層厚調節部材６がトナー搬送部材
２との間に所定の間隙、この例ではトナー粒子径の数倍
で約５０ミクロンの間隙をおいて対向しており、磁性ト
ナー４はこのトナ一層厚調節部材６を通過することによ
り一様の層厚となって現像領域へ搬送されるものである
。トナ一層厚調節部材６にはトナー帯電のために直流電
源Ｅ１を介して高電圧が印加されている。現像領域に交
番磁界を発生する装置７，７は、静電像保持体１側とト
ナー搬送部材２側とに対向的に設けである。すなわち鉄
・ニッケル等の強磁性体７ａ、７ａにコイル７ｂ、７ｂ
が巻回され、このコイルは交流電源Ｅ２にその両端が接
続されている。また現像領域を挟んで上下に、トナー散
乱防止用電極８ａ。

８ｂが配設してあり、トナーの帯電荷と同極性の電圧を
印加するために直流電源Ｅ３に接続しである。

なおトナー搬送部材は上剥に限られるものでなく、たと
えば平板状で、水平に配置され、左右に往復運動するこ
とによってトナーを現像領域へ搬送するものであっても
よい。

現像領域に磁性トナーが搬送されて来たときに交番磁界
を発生させ、その磁界の向きがたとえば第２図の矢印９
ａで示される方向であると、トナーは磁化して第２図示
のようなトナーチェインが形成される。ここで急速に磁
界の向きが第３図の矢印９ｂで示される方向に反転する
と、トナーの磁化反転はこの磁界の反転に追従できず、
トナーは反発力を受ける。ついで再び磁界の向きが矢印
９ａ方向に急激に反転すれば、トナーは吸引力を受ける
。磁界の反転の速度はトナー自身の磁化反転より早く、
かつトナーがこの磁界反転による反発力、吸引力に追従
して運動できるように遅いものである。また磁界の強さ
は、トナーを静電像保持体１とトナー搬送部材２との間
を往復運動させるに十分な強さにコイルの巻数、電流等
が設定される。トナーのこの往復運動によりトナ一層に
急速かつ乱流的な運動が生じ、トナー搬送部材２やトナ
ー同士の接触によりトナーは帯電し、静電像保持体１に
接触するとき、その表面電位に応じた電界による吸引ク
ーロン力を受ける。これによりトナーは静電像保持体１
の表面電位に応じて選択的に付着される。

トナーが静Ｎ像保持体１とトナー搬送部材２との間を往
復して急速かつ乱流的な運動をする際に、現像領域以外
に散乱しようとして電極８ａ、３ｂに接近すると、この
電極はトナーの帯電荷と同極性であるのでトナーは反発
し、元の現像領域へ戻るので散乱が防止される。

（発明の効果）このように本発明によれば、交番磁界により現像領域の
トナーを往復運動させるので、磁界の強さは電流とコイ
ル巻数で決まるので高電圧を必要とせず、安全性に優れ
ている。トナーは普通の磁性トナーを使用し、特別なト
ナーを必要としないので、それだけ制約が少ない。マグ
ネットローラを用いないので、トナー搬送部材のイナー
シャが小さく、駆動のための消費電力が少なくてすむ。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例を示す断面図、第２図および第
３図は現像領域のトナーの動きを示す説明図である。１・・・静電像保持体、２・・・トナー搬送部材、３・・・トナー溜り、４・・・磁性トナー、７・・・交
番磁界をかける装置、８ａ、８ｂ・・・トナー散乱防止用電極。以上

Claims

【特許請求の範囲】１、静電像保持体と、この静電像保持体と所定の間隙で対向して現像領域を構
成するトナー搬送部材と、トナー溜り内に収納してあり、上記トナー搬送部材によ
って上記現像領域へ搬送される磁性トナーと、上記現像領域中で上記磁性トナーに上記静電像保持体と
上記トナー搬送部材との間で往復運動を生じさせるよう
に交番磁界をかける装置とを具備する電子写真記録装置におけるトナー供給装置。２、静電像保持体と、この静電像保持体と所定の間隙で対向して現像領域を構
成するトナー搬送部材と、トナー溜り内に収納してあり、上記トナー搬送部材によ
って上記現像領域へ搬送される磁性トナーと、上記現像領域中で上記磁性トナーに上記静電像保持体と
上記トナー搬送部材間の往復運動を生じさせるように交
番磁界をかける装置と、上記現像領域を挟んで設けてあり、トナーの帯電荷と同
極性の電圧を印加したトナー散乱防止用電極とを具備する電子写真記録装置におけるトナー供給装置。