JPS61284400A

JPS61284400A - ゴムサンプリング装置

Info

Publication number: JPS61284400A
Application number: JP12315785A
Authority: JP
Inventors: 勝治橋本; 深谷　昌晴; 深谷　敏男; 五十嵐　康昌
Original assignee: Sumitomo Rubber Industries Ltd
Current assignee: Sumitomo Rubber Industries Ltd
Priority date: 1985-06-06
Filing date: 1985-06-06
Publication date: 1986-12-15
Also published as: JPH0126836B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〈産業上の利用分野〉この発明は、タイヤなどのゴム製品用ゴムの製造工程に
おいて、素材となるシート状の線上げゴムから一定重量
ごとにサンプル片を採取するゴムサンプリング装置に関
するものである〈従来の技術とその問題点〉各種ゴム製品を製造する場合、線上げたゴムを帯状に連
続するゴムシートに形成し、このゴムシートを一定重量
ごとに切断して加工工程に送るものである。

上記のようなゴムシートから適当な重量ごとにサンプル
片を取出して配合ゴム中間検査を行ない、品質の安定と
管理を行なう必要がある。

従来、ゴムシートからサンプル片を採取するには、搬送
コンベアから垂下移動し計量部においてパレット上に所
定量績まれたゴムシートから特定の重量位置ごとに人為
的作業で切り出すようにしていたので、作業に非常な手
間と時間がかかると共に、サンプル片の形状も一定でな
いなどの欠点がめった。

〈問題点を解決するための手段〉この発明は、上記のような欠点を解消するためになされ
たものであり、その手段の第１は搬送コンベアから垂下
しているゴムシー、トに向け、かつそれから離れる方向
に第１駆動装置により移動可能に移動枠を配設し、該移
動枠の前部に第２駆動装置により回転可能なカッタ支持
ディスクと第３駆動装置により作動可能な開閉チャック
とを互いに隣接して搭載し、前記第１、第２および第３
駆動装置を連動せしめて前記ゴムシートの端縁部をチャ
ックしつつカッタ支持ディスクの回転に伴ない、ホット
カッターにて円弧状にサンプル片を切取り採取すること
を特徴とし、その手段の第２は、前記第１の手段に加え
て、後退位置の前記開閉チャックの直下に上端部を開口
し、かつ採取コンベアの収納バケットに下端部を開口す
る排出シュートを設けることを特徴とするものである。

〈作用〉この発明はゴムシートの積込量が所定値に達する毎に搬
送コンベアを停止し、停止中に垂下状態のゴムシートに
対して開閉チャックとカッターが接近し、ゴムシートの
端縁部を開閉チャックがチャックし、かつ引張り状態に
維持している間に、カッターが円弧運動してサンプル片
をカットし、排出シュートを通じ採取コンベアに送り込
み採取するものである。

〈実施例〉以下、この発明の実施例を添付図面に基づいて説明する
。

圧延ロール（図示せず）から送り込まれたゴムシートＡ
を搬送する搬送コンベア（図示せず）はその先端からゴ
ムシートＡを垂下移動させるようになってあり、直下に
計量機１が配置され、この計量機１の上面に載置された
パレット２上にゴムシートＡが振子シュート３の揺動に
より折りたたまれて積層されるようになっている。

この発明の装置は搬送コンベアから計量機１の上面に載
置されたパレット２上へ垂下されるゴムシートＡの一側
面側に接近して配置され、基台２１上に第１駆動装置と
しての中間停止可能シリンダ４（例えば中東電機社製、
セルロックシリンダ）が懸架され、該シリンダー４のピ
ストンロッドには連結部材６を介して移動枠８が連結さ
れている。

移動枠８は基台２１に設けたレール５上を垂下している
ゴムシートＡに向け、かつそれから離れる方向に移動可
能である。移動枠８の前部にはフレーム２２が立設され
、カッタ支持ディスク１１がこのフレーム２２に軸２３
を介して回転可能に支持されている。

該軸２３にはスプロケットホイール２４が取付けられ、
該スプロケットホイール２４と第２駆動装置としてのカ
ットシリンダ７のロッド９と係留部２５に螺着したネジ
棒２６に一方端を取付けたスプリング２７とにチェノ２
８が張設されている。

２９は案内スプロケットホイールである。移動枠８の前
部にカッタ支持ディスク１１に隣接して開閉チャック１
０が配設され、該チャック１０は第３駆動装置としての
チャックシリンダ１９により２０°〜１８０°の角度範
囲に開閉可能である。

モしてカッタ支持ディスク１１には該ディスク１１の回
転によって円弧を画いてゴムシートからサンプル片を切
取るカッターナイフ１２がディスク１１に対し直角に突
設しである。

このカッターナイフ１２は図示省略したが、熱源が組込
まれていてホットナイフとすることができるようになっ
ており、それによってゴムシートの切断をより確実に行
なうことができる。

カッタ支持ディスク１１と開閉チャック１０の直上には
軸２３を含む垂直面内に開閉チャック１０を横切って延
びるシート検出棒１３がフレーム２２に支持されている
。該検出棒１３は移動枠８が前進限まで前進したとき、
ゴムシートＡの端縁部に当ってリミットスイッチをけり
、信号を出力させる。。

カットシリンダ７には第２図に示すように、その前部に
カッターナイフ１２の戻り端検出スイッチ３０が、また
後部には切取り完了検出スイッチ３１が内蔵されている
。なお、第２図中３２は移動枠８の後退限検出リミット
スイッチである。

１４はカッターナイフによって切取られたサンプル片Ｂ
を採取コンベアＣのバケット１５へ送り込むシュートで
あり、その上端部は後退位装置の開閉チャックの直下に
開口し、下端部はバケット１５上に開口している。

採取コンベアＣはフ゛レーム１６の両端に取付けたスプ
ロケットホイール１７間にエンドレスチェン１８をかけ
渡し、チェノ１８の外周にサンプル片Ｂの収納バケット
１５を複数個取付けて構成したものでおる。

この発明のサンプリング装置の構成は上記の通りでめる
が、次にその作用を説明する。

まず、１パレツト分の積込みゴムシート（例えば１００
１００Ｏにつき複数の計量値をコントローラーに段階的
、時系列的に設定しておく。

計量機１上に空パレットが入り、コンベア（図示せず）
から継続して垂下する帯状ゴムシート△が振子シュート
３によりパレット２上に折りたたみ積込まれる。そして
、さきに予め設定した第１の設定重量に達すると、信号
が発せられ、ゴムシートＡの垂下移動が停止され、振子
シュート３が中立位置となる。

次いで、タイム後中間停止可能シリンダ４が往動作し、
移動枠８がゴムシート方向に前進し、シート検出棒１３
にてゴムシート端縁を検出した時点で移動枠８は停止す
る。このとき、開放状態の開閉チャック１０およびカッ
ターナイフ１２は第１図中点線位置に来ている。

次に、チャックシリンダ１９が連動して開閉チャック１
０が閉じて第２図中点線で示すようにゴムシートＡの端
縁部を両側からつかむと、中間停止可能シリンダ４に信
号が入って、同シリンダが約０．２〜０．３ｓ＝　（即
ち、２０〜３０ｍ）若干後退する。

これは両側から開閉チャック１０で挟んだ→ムシートを
引張る状態でゴムシートにテンション、をかけて、カッ
ターナイフ１２によるサンプル片Ｂの切り取りを確実容
易にするものである。

かくしてゴムシートＡが引張り状態でチャックされると
、カットシリンダ７が復動作してカッタ支持ディスク１
１が時計回りに回転をはじめ、第１図に点線で示すよう
にゴムシートＡを円弧状に切取ってサンプル片Ｂ＠得る
。

このようにしてゴムシートＡから一定の大きざのサンプ
ル片Ｂとして切取ると、切取り完了検出スイッチ３１を
けって、その信号が中間停止可能シリンダ４に入って同
シリンダ４が復動作して移動枠８が原位置まで後退する
。このとぎ切取ったサンプル片Ｂはチャックされたまま
シュート１４上端開口部の真上位置にきている。移動枠
８の後退が戻り端検出リミットスイッチ３２で検出され
ると、カットシリンダ７が往動作してカッタ支持ディス
ク１１が逆転し、カッターナイフ１２が待機位置にまで
戻ると、チャックシリンダ１９が動作して開閉チャック
１０が開き、サンプル片Ｂはシュート内に落下し、バケ
ット１５に収納される。

このようにして、１パレツトにつき４〜５回サンすリン
グ動作が繰返される。

なお、ゴムシートＡをつかむ開閉チャック１０の開き角
度の上限を１８０°としたのは、広い方が完全停止しな
いうちにチャックを前進させても、つかみはずれがなく
、また時間節約にもなるからでおる。

〈発明の効果〉以上のように、この発明によると搬送コンベアからバケ
ット上に垂下停止しているゴムシートをチャックでつか
み、テンションをかけた状態でカッタ支持ディスクの回
転によるカッターナイフにて円弧状にサンプル片を切取
るようにしたので、配合ゴムの中間検査のため、ゴムシ
ートからのサンプリング採取が確実にしかも自動的に行
えるようになり、サンプリング作業の省力化を行なうこ
とができるのである。

また、ゴムシートを上記のようにカッタ支持ディスクの
回転によるカッターナイフで切取るので、常に一定形状
のサンプル片を得ることができるのである。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明のサンプリング装置の全体構造を示す
側面図、第２図は同装置の平面図である。Ａ・・・ゴムシート　　　Ｂ・・・サンプル片Ｃ・・・
採取コンベア　　　１・・・計量機２・・・パレット　
　　３・・・振子シュート４・・・中間停止可能シリン
ダ　　　５・・・レール７・・・カットシリンダ　　　
１０・・・開閉チャック１１・・・カッタ支持ディスク
　　１２・・・カッターナイフ１３・・・リミットスイ
ッチ１９・・・チャックシリンダ　　　２１・・・基台２２
・・・フレーム　　　２３・・・軸２４・・・スプロケ
ットホイール　　　２５・・・係留部２６・・・ネジ棒
　　　２７・・・スプリング２８・・・チェノ　　　２
９・・・案内スプロケットホイール３０・・・戻り端検
出スイッチ

Claims

【特許請求の範囲】

（１）搬送コンベアから垂下しているゴムシートに向け
、かつそれから離れる方向に第１駆動装置により移動可
能に移動枠を配設し、該移動枠の前部に第２駆動装置に
より回転可能なカッタ支持ディスクと第３駆動装置によ
り作動可能な開閉チャックとを互いに隣接して搭載し、
前記第１、第２及び第３駆動装置を連動せしめて、前記
ゴムシートの端縁部をチャックしつつカッタ支持ディス
クの回転に伴ない、ホットカッターにて円弧状にサンプ
ル片を切取り採取することを特徴とするゴムサンプリン
グ装置。
（２）搬送コンベアから垂下しているゴムシートに向け
、かつそれから離れる方向に第１駆動装置により移動可
能に移動枠を配設し、該移動枠の前部に第２駆動装置に
より回転可能なカッタ支持ディスクと第３駆動装置によ
り作動可能な開閉チャックとを互いに隣接して搭載する
とともに、後退位置の前記開閉チャックの直下に上端部
を開口し、かつ採取コンベアの収納バケットに下端部を
開口する排出シュートを設け、前記第１、第２および第
３駆動装置を連動せしめて、前記ゴムシートの端縁部を
チャックしつつカッタ支持ディスクの回転に伴ない、ホ
ットカッターにて円弧状にサンプル片を切取り採取する
ことを特徴とするゴムサンプリング装置。