JP3036767U - 野菜等の結束における自動計量移送装置 - Google Patents

野菜等の結束における自動計量移送装置

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JP3036767U
JP3036767U JP1996011147U JP1114796U JP3036767U JP 3036767 U JP3036767 U JP 3036767U JP 1996011147 U JP1996011147 U JP 1996011147U JP 1114796 U JP1114796 U JP 1114796U JP 3036767 U JP3036767 U JP 3036767U
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weighing
load cell
vegetables
rod
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JP1996011147U
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Inventor
勝義 高橋
実 斎藤
Original Assignee
株式会社 手塚製作所
勝義 高橋
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 野菜等の結束に当たって、(a)計量の自動
化を図り、(b)その計量結果とバケット搬送とを関連
付けて空バケットの発生を防止し、(c)計量後の野菜
等をバケットに自動的に移送させて作業効率の向上を図
る。 【解決手段】 本案自動計量移送装置は、バケットの旋
回機構を有し、該バケットの旋回経路の上に立設させた
門型の支持枠にロードセルを配設し、該ロードセルの前
方に突出させた検知棒の先に吊下杆を連結し、該吊下杆
の先に計量皿を配設する。前記バケットの後端部には櫛
歯状の押出片を立設させると共に計量皿は該押出片と噛
合する切溝を形成して互いに摺り抜け可能とし、ロード
セルとバケットのモータをロードセルが一定条件を満た
す場合にのみバケットの旋回可能に電気的に配線して構
成される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、主として野菜等を結束する装置において、バケットによる移送と自 動計量とを兼ね備えた装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、野菜等の結束装置として、例えば実開昭64ー55205が存し、その 概要は、中間にテープ用の隙間を有する多数のバケットを取付けた物品の移送手 段と、この移送手段による移送路の上下に昇降手段により相反的に昇降される様 に設けた一対の昇降体と、これら昇降体の前部及び後部に対応的に取付けた上下 のテープ抑え部材、及びテープ貼合部材と、中間の一方に設けて、開閉手段によ り開閉させ、テープの端を挟持させる挟持手段と、他方に設けて昇降手段により 昇降させ、貼合テープを切断させる切断刃、及び切断されたテープの端を前記し た挟持手段の間へ押し込ませる押込み部材とを備えさせたことを特徴とするもの である。
【0003】 しかし、上記装置のままでは、結束装置におけるバケットの搬送とは別ルート で野菜等を計量する工程を設け、その計量した野菜等を旋回するバケット内に投 入しているが、計量が人の手作業に頼る為、計量の工程がバケットの旋回に追い 付かない場合が多く、空バケットが生じてしまい、結束ミスを発生させて作業効 率を落とす大きな原因となっていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は上記欠点に鑑みてなされたもので、(a)計量の自動化を図り、(b )その計量結果とバケット搬送とを関連付けて空バケットの発生を防止し、(c )計量後の野菜等をバケットに自動的に移送させて作業効率の向上を図ったもの である。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本案野菜等の結束における自動計量移送装置は、モータに連結したスプロケッ トにチェーンを巻着し、該チェーンに適当間隔を保ってバケットを配設したバケ ット旋回機構を有し、該バケットの旋回経路の上に立設させた門型の支持枠にロ ードセルを配設し、該ロードセルの前方に突出させた検知棒の先に吊下杆を連結 し、該吊下杆の先に計量皿を配設し、前記バケットの後端部には櫛歯状の押出片 を立設させると共に計量皿は該押出片と噛合する切溝を形成して互いに摺り抜け 可能とし、ロードセルとバケットのモータをロードセルが一定条件を満たす場合 にのみバケットの旋回可能に電気的に配線して構成される。
【0006】 吊下杆の左右に横杆を配し、該横杆の側端にはローラーを配し、その脇に該ロ ーラーを嵌める凹溝を刻設した案内杆を立設するのが望ましい。
【0007】
【考案の実施の形態】
結束すべき野菜等の目的物を搭載させたバケットの旋回機構1は、図1に示す 如くで、前スプロケット2aと後スプロケット2bの間に中間スプロケット2c の三個のスプロケットを配し、該スプロケット間にチェーン3を張設すると共に 、スプロケットの一つにモータ2dを連結させ、チェーン3に適当間隔を保って 前記バケット4を取り付け、チェーン3の回動に伴ってバケット4が旋回する機 構とする。
【0008】 該バケットの旋回機構1にあって、該バケット4の形状は、後述の計量皿12 との関係にあって、該計量皿に載った野菜等を皿外に押し出すため、間欠的に突 出させた櫛歯状の押出片4aを、バケット4の後端上方に配設する。
【0009】 次に、バケットが潜る門型支持枠5を配し、中間位置にロードセル6を配設し 、該ロードセル6の検知棒7の先に吊下杆8を連結する。該吊下杆8の左右方向 には、振れ止めの為に横杆9を連結し、その左右両端にはローラー10を配設し 、その外側に該ローラー10の上下運動をガイドする溝11aを刻設した案内杆 11を立設する。 該ロードセル6は荷重に比例して電気信号を出力できるものであれば良いが、 例えば、荷重によって変形する弾性体にひずみゲージを接着し、荷重に比例して 発生するひずみゲージの抵抗変化をブリッジ回路で電気信号として取り出す手段 が利用できる。
【0010】 該吊下杆8の先に計量皿12を配設するが、該計量皿12は、バケット4の移 送方向に並行させて上記バケット4に立設させた押出片4aが摺り抜け可能なよ う櫛歯状の切溝12aを形成する。
【0011】 上記ロードセル6の計量制御回路には所定の計量値を設定できる機構を内蔵さ せ、該制御回路はバケットの旋回を促すモータ2dと電気的に連結配線し、ロー ドセル6が所定の計量値を検知した際にバケット4の旋回が可能となり、該検出 がない場合にはバケット4が起動しない機構とする。
【0012】 そして、バケット旋回機構の上に跨がった支持枠5に連結した計量皿12の上 に、ネギ、ニラ、ホウレン草、アスパラガス等の野菜を人の手で適当量を載せる 。
【0013】 その重量で吊下杆8が下がるが、そのとき横杆9を介してローラー10が案内 杆11のガイド溝11aに沿って上下するので、左右への振れが抑制され、多少 乱暴に野菜等を載せた場合にも検知棒7を介してロードセル6に安定して荷重が 加えられる。
【0014】 そして、重量をロードセル6が電気信号に変換して検知し、それが所定の値を 満たす場合には、制御回路を介してバケット旋回機構1のモータ2dに始動指令 を発信するが、その値が一定条件を満たさず、過少小又は過剰であったりした場 合には、始動指令は発信されず、即ち空バケットの発生はない。
【0015】 次に、モータ2dが始動し、バケット4が前に進行すると、先ず、支持枠5の 門を潜り、計量皿12の下に入った後、バケット後端から上方に突出した押出片 4aが計量皿12に達する。そして、更にバケット4が進行すると、該押出片4 aが計量皿12の櫛歯状の切溝12aと噛合し、これを摺り抜ける状態となり、 計量皿12に載置された野菜等を進行と伴に前方に押しやり、遂には計量皿12 外に押し出し、その押し出された野菜等は落下してバケット4に入る。つまり、 計量皿12からバケット4内への移送が自動的に行なわれる。
【0016】 そして、バケット4はそのまま進行して結束装置に向い、所定位置に達したら 停止し、野菜等にテープが巻着し、結束される。 その旋回に伴い、計量皿12の下には次のバケットが移送されて停止している ので、同様の作業を繰り返すことで、作業を連続させる。 尚、本案装置は、自動結束装置Kと組み合わせるのが望ましいが、手動による 結束の場合にも利用が可能であり、又、対象物は野菜等を主とするが、他のもの にも適用が可能である。
【0017】
【考案の効果】
以上の構成及び作用に基づいて本案装置は、野菜等の計量を自動化すると共に 、空バケットの発生を皆無とし、更に、該計量装置からバケットへの移送を完全 に自動化させるので作業効率を大幅に向上させ得る極めて有益な考案である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本案装置と自動結束装置を組み合わせた場合の
全体側面図。
【図2】本案装置の正面図。
【図3】本案装置の要部の側面図
【図4】本案装置のバケットの押出片が計量皿を摺り抜
ける状態の要部側面図。
【符号の説明】
1 バケット旋回装置 2 スプロケット 3 チェーン 4 バケット 4a 押出片 5 支持枠 6 ロードセル 7 検知棒 8 吊下杆 9 横杆 10 ローラー 11 案内杆 11a ガイド溝 12 計量皿 12a 切溝

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータに連結したスプロケットにチェー
    ンを巻着し、該チェーンに適当間隔を保ってバケットを
    配設したバケット旋回機構を有し、該バケットの旋回経
    路の上に立設させた門型の支持枠にロードセルを配設
    し、該ロードセルの前方に突出させた検知棒の先に吊下
    杆を連結し、該吊下杆の先に計量皿を配設し、前記バケ
    ットの後端部には櫛歯状の押出片を立設させると共に計
    量皿は該押出片と噛合する切溝を形成して互いに摺り抜
    け可能とし、ロードセルとバケットのモータをロードセ
    ルが一定条件を満たす場合にのみバケットの旋回可能に
    電気的に配線したことを特徴とする野菜等の結束におけ
    る自動計量移送装置。
  2. 【請求項2】 吊下杆の左右に横杆を配し、該横杆の側
    端にはローラーを配し、その脇に該ローラーを嵌める凹
    溝を刻設した案内杆を立設した請求項1記載の野菜等の
    結束における自動計量移送装置。
JP1996011147U 1996-10-14 1996-10-14 野菜等の結束における自動計量移送装置 Expired - Lifetime JP3036767U (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019126857A (ja) * 2018-01-22 2019-08-01 中村留精密工業株式会社 ワーク受取装置
JP2019194108A (ja) * 2018-04-26 2019-11-07 四国計測工業株式会社 長尺野菜の自動計量結束装置
JP2021127132A (ja) * 2020-02-12 2021-09-02 大森機械工業株式会社 集積装置

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JP7333065B2 (ja) 2020-02-12 2023-08-24 大森機械工業株式会社 集積装置

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