JPS61283081A - 磁気デイスク装置におけるヘツド位置決め装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は磁気ディスク装置におけるヘッド位置決め装置
に関する。

（従来の技術） サーボ面サーボ方式を採用した磁気ディスク装置が用い
られている。

これは移動中のヘッドの位置と位置決め目標シリンダと
の間の距離に基づき、ヘッドの目標移動速度全ヘッドの
移動に従って変化させる方式である。具体的にはヘッド
が位置決め目標シリンダに近づくにつれ目標速度を小さ
くする速度制御方式が採用されている。

（発明が解決しようとする問題点） この目標速度を発生する発生部にはヘッド位置と目標シ
リンダとの距離、すなわち目標シリンダへの残存距離の
みが入力され、その入力によって一義的に目標速度が決
定されている。したがってより高度な速度制御を実現す
る場合には限界があった。

本発明の目的はヘッド移動の目標速度発生部に対し移動
中のヘッド位置と目標シリンダとの間の距離だけでなく
、移動前にヘッドが位置決めされていたシリンダと目標
シリンダとの間の距離をも入力し最適な目標速度を発生
させることにより、より高度なヘッド移動速度制御が可
能なヘッド位置決め装置を提供することにある。

（問題点を解決するための手段） 前記目的を達成するために本発明による磁気ディスク装
置におけるヘッド位置決め装置はサーボ面サーボ方式を
用いてヘッドの位置決め動作を行なう６気ディスク装置
におけるヘッド位置決め装置において、ヘッド移動開始
前、ヘッドが位置決めされているシリンダと移動後の目
標シリンダとの差を算出し、その値を移動シリンダ量信
号として出力し、位置決め制御情報信号よりリンダ通過
信号を出力し、さらにプロファイル選択信号を出力する
位置決め制御論理回路と、前記移動シリンダ量信号の移
動シリンダ量の値が設定され前記シリンダ通過信号によ
り減算された残シリンダ信号を出力するカウンタと、ヘ
ッド移動の目標速度が書込まれており、前記残シリンダ
信号をアドレスとして目標速度が読出され、前記プロフ
ァイル選択信号により同じ残シリンダ信号をアドレスと
しても異なる目標速度が読出される読出し専用メモリと
、前記読出し専用メモリより読出された目標速度をＤ／
Ａ変換するＤ／Ａコンバータと、前記アナログ目標速度
を受けてヘッド駆動信号を出力し位置決め情報読出し信
号よりアナログ目標信号に対し実際のヘッド移動速度を
一致させるように前記ヘッド駆動信号を変化させ、さら
に前記位置決め制御情報信号を出力するサーボアナログ
回路と、前記ヘッド駆動信号に従ってヘッドを駆動させ
、前記位置決め情報読出し信号を出力するヘッド駆動部
とから構成されている。

（実施例） 以下、図面全参照して本発明をさらに詳しく説明する。

第１図は本発明によるヘッド位置決め装置の実施例を示
す図である。位置決め制御論理回路１０１はサーボアナ
ログ回路制御信号２０１、プロファイル選択信号２ｏ３
、移動シリンダ量信号２０４、カウンタロード信号２０
５およびシリンダ通過信号２０６’ｉ出方し、一方、位
置決め制御情報信号２０２を入力とじている。カウンタ
１０２は移動シリンダ量信号２ｏ４、カウンタロード信
号２０５およびシリンダ通過信号２０６　’ｉｉ入力と
し、残シリンダ信号２０７を出力としている。

読出し専用メモリ１０３はプロファイル選択信号２０３
および残シリンダ信号２０７ヲ入力とし、ディジタルス
ピード目標信号２０８　ｆ出力としている。Ｄ／Ａコン
バータ１０４はディジタル目標信号２０８　’ｉ大入力
してアナログスピード目標信号２０９　’ｉ比出力して
いる。サーボアナログ回路１０５はサーボアナログ回路
制御信号２０１、アナログスピード目標信号２日および
情報読出し信号２１１を入力とし、位置決め制御情報信
号２０２およびヘッド駆動信号２１０を出力としている
。

ヘッド駆動部１０６はヘッド駆動信号２１０ｉ人力とし
、情報読出し信号２１１を出力としている。

次に動作について説明する。

ヘッド移動開始前、位置決め制御論理回路１０１は現在
ヘッドが位置決めされているシリンダと移動後の目標シ
リンダとの差を算出し、その値を移動シリンダ食信号２
０４として出力する。現在ヘッド位置決めされているシ
リンダの情報は位置決め制御情報信号２０２より得られ
る。その後にカウンタロード信号２０５ヲカウンタ１０
２に対し送出する。また、算出された移動シリンダ量よ
りプロファイル選択信号２０３の値を算出する０ 移動シリンダ量信号２０４はカウンタ１０２の内部でカ
ウンタロード信号２０５によってラッチされ、この値が
残シリンダ信号２０７として出力される。

読出し専用メモ１ＪＩＱ３はプロファイル選択信号２０
３および残シリンダ信号２０７　ｆニアドレスとして入
力し、その入力に対応したディジタルスピード目標信号
を読出し、信号２０８を出力する。

ディジタルスピード目標信号２０８はＤ／Ａコンバータ
１０４でアナログ信号に変換される。サーボアナログ回
路１０５にはアナログスピード目標信号２０９が入力さ
れる。

ヘッドの移動動作は位置決め制御論理回路１０１よりサ
ーボアナログ回路制御信号２０１として起動信号がサー
ボアナログ回路１０５に送出されたとき開始される。サ
ーボアナログ回路１０５は起動信号を入力するとヘッド
駆動部１０６に対し、ヘッド駆動信号２１０　’ｉ小出
力、ヘッドの移動動作を行なわせる。それとともにサー
ボアナログ回路１０５はヘッド駆動部１０６よ多出力さ
れる位置決め情報読出し信号２１１よりヘッドの移動速
度を算出し、この算出値とＤ／Ａコンノく−タ１０４よ
り出力されるアナログスピード目標信号２０９の値が一
致するようヘッド駆動信号２１０の値を変化させてヘッ
ド移動の速度制御する。

さらに位置決め情報読出し信号２１１よす位置決め情報
信号２０２を生成し、位置決め制御論理回路１０１に対
し出力する。

位置決め制御論理回路１０１はこの位置決め情報信号２
０２によりヘッドの移動状態を監視し、サーボアナログ
回路制御信号２０１によりサーボアナログ回路１（１５
’ｉ制御し、ヘッド移動のシーケンス制御を行なう。さ
らに位置決め情報信号２０２よりヘッドがシリンダ上を
通過する毎にパルスを発生し、これをシリンダ通過信号
２０６としてカウンタ１０２に対し出力する。

カウンタ１０２の残シリンダ信号２０７は上述のように
移動前にヘッドが位置決めされていたシリンｐ−と移動
後の目標シリンダとの差を示しているが、シリンダ通過
信号２０６としてパルスがカウンタ１０２に入力する毎
にその値は一つずつ減算される。したがって残シリンダ
信号２０７はヘッドの現在位置から目標シリンダまでの
シリンダ数金示すことになる。

この種のサーボ面サーボ方式の磁気ディスク装置におい
ては目標シリンダまでの距離に厄じてヘッドの移動速度
を実時間的に変化させる方式を採用している。

本発明方式もこの実時間的に変化させる方式を採ってい
るが、残シリンダ信号２０７が目標シリンダまでの距離
に対応する。

読出し専用メモリ１０３にはヘッド移動の目標速度が書
き込まれてお）、残シリンダ信号２０７’ｉアドレス部
に入力し、その入力に対応し次目標速度をディジタルス
ピード目標信号２０８としてＤ／Ａコンバータ１０４に
出力する。

ヘッドがシリンダ上を通過し、残シリンダ信号２０７の
値が変化するに従い、読出し専用メモリ１０３内で順次
具なるデータが選択され出力される。Ｄ／Ａコンバータ
１０４はディジタル目標信号２０９ヲアナログに変換し
、アナログスピード目標信号２０９としてサーボアナロ
グ回路１０５に対し出力する。サーボアナログ回路１０
５はヘッドが移動するに従って変化するアナログスピー
ド目標信号２０９に対し、実際のヘッド移動速度を一致
させるようにヘット２゛駆動信号２１０　ｉ変化サセ、
ヘッド駆動部１０６の制御を行なう。

読出し専用メモリ１０３には残シリンダ信号２０７およ
びプロファイル選択信号２０３が入力されておシ、これ
らの入力によって目標速度が選択されるところに本発明
の特徴がある。

すなわち、プロファイル選択信号２０３の値に応じて同
一の残シリンダ信号２０７に対し、異なるディジタルス
ピード目標信号２０８が選択される。

これはヘッド移動前に位置決め制御論理回路１０１がプ
ロファイル選択信号２０３の値を設定しておくことによ
りヘッド移動中の一連の目標速度の変化を複数種類設定
できることを意味する。

したがって移動前に位置決めされているシリンダと目標
シリンダとの距離に応じて、プロファイル選択信号の値
を異なる値に設定すれば異なる速度制御が可能であ）、
ヘッドの移動距離に対応した最適な速厩制御を行なうこ
とができる。

（発明の効果） 本発明は以上、説明し友ようにサーボ面サーボ方式を用
いた磁気ディスク装置におけるヘッド位置決め装置を、
位置決め制御論理回路、カウンタ、読出し専用メモリ、
Ｄ／Ａコンバータ、サーボアナログ回路およびヘッド駆
動部より構成し、現在のシリンダの位置と目標とするシ
リンダ位置との差を示す残シリンダ信勺およびプロファ
イル選択信号によりヘッド移動速度制御を行なうので、
ヘッドの移動距離に応じた最適なヘッド移動速度制御が
行なえるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明によるヘッド位置決め装置の実施例を示
す図である。 １０１・・・位置決め制御論理回路 １０２・・・カウンタ　　１０３・・・読み出し専用メ
モリ１０４・・・Ｄ／Ａコンバータ １０５・・・サーボアナログ回路 １０６・・・ヘッド駆動部 ２０１・・・サーボアナログ回路制御信号２０２・・・
位置決め制御情報信号 ２０３・・・プロファイル選択信号 ２０４・・・移動シリンダ量信号 ２０５・・・カウンタロード信号 ２０６・・・シリンダ通過信号 ２０７・・・残シリンダ信号 ２０８・・・ディジタルスピード目標信号２０９・・・
アナログスピード目標信号２１０・・・ヘッド駆動信号 ２１１・・・位置決め情報読み出し信号特許出願人　　
日本電気株式会社 代理人　弁理士　井　ノ　　ロ　　　蒔。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. サーボ面サーボ方式を用いてヘッドの位置決め動作を行
   なう磁気ディスク装置におけるヘッド位置決め装置にお
   いて、ヘッド移動開始前、ヘッドが位置決めされている
   シリンダと移動後の目標シリンダとの差を算出し、その
   値を移動シリンダ量信号として出力し、位置決め制御情
   報信号よりシリンダ通過信号を出力し、さらにプロファ
   イル選択信号を出力する位置決め制御論理回路と、前記
   移動シリンダ量信号の移動シリンダ量の値が設定され前
   記シリンダ通過信号により減算された残シリンダ信号を
   出力するカウンタと、ヘッド移動の目標速度が書込まれ
   ており、前記残シリンダ信号をアドレスとして目標速度
   が読出され、前記プロファイル選択信号により同じ残シ
   リンダ信号をアドレスとしても異なる目標速度が読出さ
   れる読出し専用メモリと、前記読出し専用メモリより読
   出された目標速度をＤ／Ａ変換するＤ／Ａコンバータと
   、前記アナログ目標速度を受けてヘッド駆動信号を出力
   し位置決め情報読出し信号よりアナログ目標信号に対し
   実際のヘッド移動速度を一致させるように前記ヘッド駆
   動信号を変化させ、さらに前記位置決め制御情報信号を
   出力するサーボアナログ回路と、前記ヘッド駆動信号に
   従つてヘッドを駆動させ、前記位置決め情報読出し信号
   を出力するヘッド駆動部とから構成された磁気ディスク
   装置におけるヘッド位置決め装置。