JPS61283011A - コアギヤツプ形成用治具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、磁気ヘッドを構成するギャップを形成する際
のギャップ形成用治具に関するものである。

従来の技術 従来のギャップ形成用治具は、例えば第２図、第３図に
示すような構造となっている。なお、ここに示すギャッ
プ形成用治具は同時に二本のギャップ形成ができるよう
になっている。図において１１は本体、１２は側板、１
，２は磁気へラドコア、７は押圧板、８は板バネ加圧部
、９は板バネ加圧ねじである。磁気へラドコア１，２の
ギャップ形成面に平行な面（背面）５，６は側板１２及
びもう一方のコアの背面と全面にわたって接している。

板バネ加圧ねじ９を回すと板バネ８が変形し、板バネ８
の反発力が押圧板７、側板１２を介してコア１．２に伝
達され、コアは側面全体より押圧を受は固定される。

発明が解決しようとする問題点 この構造においては、コア側面全体より押圧することを
基本としているために、コア１の背面５の平面度、コア
２の背面６の平面度、側板１２の側面の平面度は精度よ
（仕上げられていなければならない。これらのうちどれ
か一つでも平面度に不良があると、コア側面の押圧力分
布にむらを生じ、第４図、第５図に示すようにコア１又
は２が変形しギャップ長の精度の劣化を生じ、さらに側
面全体より押圧しているために、コア間、コアと側板間
にゴミが介在する可能性が高く、ゴミが介在した場合に
コアが薄いためにコアの破壊が生じ、かろうじて破壊が
生じなかった場合でもギャップ長の精度が劣化すること
となる。

本発明は上記従来の欠点、問題点を除去し押し付は面圧
を高くでき、しかもコアの破壊のおそれのない治具を提
供するものである。

問題点を解決するための手段 本発明ではコアを押圧する治具、側板及びスペーサの少
なくとも１つに凸部溝を設け、ギャップ面のみを押圧可
能な構造としたものである。

作　　用 本発明の構成により、コアを強く加圧してもコアの不要
な部分に余分な力がかかることがなくなり、コアの破壊
を防止できる。

実施例 以下本発明の一実施例を第６図〜第９図により説明する
。

本実施例は第２図における押圧板７、側板１２の少なく
ともいずれかを以下に示すような構成の押圧板、スペー
サに置きかえて構成したもので、本体１１、板バネ加圧
部１０、バネ板８、板バネ加圧ねじを第２図と同様に用
いる。

第６図において、１３は、押圧面に溝１４を設けた抑圧
板、１５は方形の板に溝１６を設けて■形に構成したス
ペーサ、１７は方形の板の片方の面に溝１８を設はコ形
にしたスペーサである。これらの治具１３、スペーサ１
５．１７を第７図。

第８図あるいは第９図のようにコア１，２と組み合わせ
た後、板バネ加圧ねじ９を回しバネ８を変形させ押圧を
加え、コア１，２を固定するものである。この際、押圧
板１３、スペーサ１５．１７の材料としては、アルミナ
等の耐熱性が高くヤング率の高いセラミックスが適当で
ある。

以上のような構造にすれば、第１０図に示すようにコア
１の平面度が精度よく仕上げられていない゛場合も最小
限のコアの変形にとどめることが可能で、ギャップ長精
度を高（とることができ、さらにコアとコア、コアと押
圧治具、コアと側板の間にゴミが介在する確率が著しく
減少する。

発明の効果 以上のように本発明によれば、ギャップ形成時において
コアを破壊することなく押し付は面圧を高くしてギャッ
プ長精度を高めることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図（Ａ）は磁気へラドコア半休を示す斜視図、同（
Ｂ）はコア半休同志を当接させた状態の斜視図、第２図
、第３図は従来のギャップ形成用治具の正面図及び拡大
図、第４図、第５図（Ａ）、（Ｂ）は従来の治具を使用
した場合の変形状態の説明図、第６図は本発明の一実施
例における治具に用いる押圧板及びスペーサの斜視図、
第７図、第８図、第９図は本発明の一実施例のコアギャ
ップ形成用治具の正面図、第１０図は同治具の使用時に
おける動作の一例を示す図である。 １．２・・・・コ　ア ３・・・・ギャップスペーサ ４・・・・フロントボンディングガラス５．６・・・・
背　面　　　　７・・・・押圧板８・・・・バネ板　　
　　　　９・・・・板バネ加圧ねじ１０・・・・板バネ
加圧部　　１１・・・・本　体１２・・・・側　板　　
　　　１３゛・・・・押圧板１４．１５．１６・・・・
溝 １５・・・・■形スペーサ １７・・・・コ形スペーサ 代理人の氏名　弁理士　中尾敏男　ほか１名−″″″ｃ
Ｓ３　　　　　　　　　　　の派　　　　　　　　　　
　法　　　　　　　派第　５　図 （八）　　　　　　　　　　　　　　　（Ｂ）第　６　
図 第７図 第８図 第　９　図 第１０　図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ギャップ形成面が互いに対向するごとく向かい合わせた
   一対のコアが、所定の相互位置関係をとるよう保持して
   、上記両コアの間にギャップを形成するために用いるギ
   ャップ形成用治具において、両コアを互いに近づく方向
   に押圧する手段を有するとともに、コアの背面に直接も
   しくは間接に当接する押圧板もしくはスペーサの少なく
   とも１つにコアのギャップ面のみを押圧するための凸部
   を設けたことを特徴とするコアギャップ形成用治具。