JPH04313286A - セラミックアクチュエータ - Google Patents
セラミックアクチュエータInfo
- Publication number
- JPH04313286A JPH04313286A JP3079166A JP7916691A JPH04313286A JP H04313286 A JPH04313286 A JP H04313286A JP 3079166 A JP3079166 A JP 3079166A JP 7916691 A JP7916691 A JP 7916691A JP H04313286 A JPH04313286 A JP H04313286A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bimorphs
- piezoelectric
- sets
- grooves
- ceramic actuator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
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- 239000000853 adhesive Substances 0.000 claims abstract description 6
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 claims abstract description 6
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 abstract description 5
- ATJFFYVFTNAWJD-UHFFFAOYSA-N Tin Chemical compound [Sn] ATJFFYVFTNAWJD-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract 1
- 230000008878 coupling Effects 0.000 abstract 1
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 abstract 1
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 abstract 1
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 description 4
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 2
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- 230000010287 polarization Effects 0.000 description 2
- JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N Ethyl urethane Chemical compound CCOC(N)=O JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
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- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
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- 229920001296 polysiloxane Polymers 0.000 description 1
Landscapes
- Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
- General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、圧電バイモルフのたわ
みによる変位を利用した精密な位置決めを要求されるセ
ラミックアクチュエータに関するものである。
みによる変位を利用した精密な位置決めを要求されるセ
ラミックアクチュエータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のセラミックアクチュエー
タとして、例えば特開昭54−26号公報に示されてい
るような磁気ヘッド装置があり、図2に示すような構成
であった。
タとして、例えば特開昭54−26号公報に示されてい
るような磁気ヘッド装置があり、図2に示すような構成
であった。
【0003】図2において、1a,1bは圧電バイモル
フ板であり、それぞれの表面に電極2a,2bと、2c
,2dと、2e,2fと、2g,2hが被着形成された
各々2枚の薄板状圧電素子3a,3bおよび3c,3d
を例えば矢印Pにて示すように互いの分極方向が逆とな
るように、シム板4a,4bを介して貼合わせてなるも
のである。そして、この2組の圧電バイモルフ1a,1
bをスペーサ5を介して支持部6a,6bにより挟持し
て互いに平行に配設した片持ち梁構造とし、さらに前記
2組の圧電バイモルフ1a,1bのそれぞれの先端部7
a,7bには、それぞれ可撓性を有する平板状連結部材
8a,8bが突出固定して各圧電バイモルフ1a,1b
と連結されると共に、これらの平板状連結部材8a,8
bの先端には連結体9が連結固定されている。
フ板であり、それぞれの表面に電極2a,2bと、2c
,2dと、2e,2fと、2g,2hが被着形成された
各々2枚の薄板状圧電素子3a,3bおよび3c,3d
を例えば矢印Pにて示すように互いの分極方向が逆とな
るように、シム板4a,4bを介して貼合わせてなるも
のである。そして、この2組の圧電バイモルフ1a,1
bをスペーサ5を介して支持部6a,6bにより挟持し
て互いに平行に配設した片持ち梁構造とし、さらに前記
2組の圧電バイモルフ1a,1bのそれぞれの先端部7
a,7bには、それぞれ可撓性を有する平板状連結部材
8a,8bが突出固定して各圧電バイモルフ1a,1b
と連結されると共に、これらの平板状連結部材8a,8
bの先端には連結体9が連結固定されている。
【0004】以上のように構成されたセラミックアクチ
ュエータについて、以下その動作について説明する。 今、圧電バイモルフ1a,1bの外側の両電極2a,2
d間および2e,2h間に電圧を印加すると、この2枚
の圧電バイモルフ1a,1bは図2の仮想線にて示すよ
うに湾曲に変位すると共に、連結体9は可撓性を有する
平板状連結部材8a,8bがたわむことにより、図中矢
印D方向に平行移動するものである。
ュエータについて、以下その動作について説明する。 今、圧電バイモルフ1a,1bの外側の両電極2a,2
d間および2e,2h間に電圧を印加すると、この2枚
の圧電バイモルフ1a,1bは図2の仮想線にて示すよ
うに湾曲に変位すると共に、連結体9は可撓性を有する
平板状連結部材8a,8bがたわむことにより、図中矢
印D方向に平行移動するものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の構成
では、連結体を製作するに当たり、圧電バイモルフの先
端部に固定する2枚の可撓性を有する平板状連結部材間
隔を、スペーサの厚さと圧電バイモルフの厚さによって
決まる寸法に精度よく合わせる必要があり、また平板状
連結部材に可撓性を持たせるために非常に薄く加工しな
ければならないなど、高度な加工技術を必要とする問題
があった。
では、連結体を製作するに当たり、圧電バイモルフの先
端部に固定する2枚の可撓性を有する平板状連結部材間
隔を、スペーサの厚さと圧電バイモルフの厚さによって
決まる寸法に精度よく合わせる必要があり、また平板状
連結部材に可撓性を持たせるために非常に薄く加工しな
ければならないなど、高度な加工技術を必要とする問題
があった。
【0006】本発明はこのような課題を解決するもので
、変位量を損なわずに連結体を平行移動できるシンプル
な構成の組立易いセラミックアクチュエータを安定に供
給することを目的とするものである。
、変位量を損なわずに連結体を平行移動できるシンプル
な構成の組立易いセラミックアクチュエータを安定に供
給することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明のセラミックアクチュエータは、圧電バイモル
フ2組を、各々片持ち梁構造として同一面上に相対して
配すると共に、前記2組の圧電バイモルフのそれぞれの
先端部に隙間を有して嵌合する2つの溝部を設けた連結
体と、前記2組の圧電バイモルフのそれぞれの先端部と
を、前記溝部に充填される可撓性を有した接着剤を用い
て接着保持したものである。
に本発明のセラミックアクチュエータは、圧電バイモル
フ2組を、各々片持ち梁構造として同一面上に相対して
配すると共に、前記2組の圧電バイモルフのそれぞれの
先端部に隙間を有して嵌合する2つの溝部を設けた連結
体と、前記2組の圧電バイモルフのそれぞれの先端部と
を、前記溝部に充填される可撓性を有した接着剤を用い
て接着保持したものである。
【0008】
【作用】この構成により、スペーサや可撓性を有する平
板状連結部材を必要とせず、溝部と圧電バイモルフの隙
間により寸法誤差を吸収できるため、加工,組立が非常
に容易となるものである。
板状連結部材を必要とせず、溝部と圧電バイモルフの隙
間により寸法誤差を吸収できるため、加工,組立が非常
に容易となるものである。
【0009】
【実施例】以下本発明の一実施例について、図面を参照
しながら説明する。図1は本発明の一実施例を概略的に
示す側面断面図である。図1において、11a,11b
は、表面に電極12a,12bと、12c,12dと、
12e,12fと、12g,12hが被着形成された各
々2枚の薄板状圧電素子13a,13bおよび13c,
13dを例えば矢印Pにて示すように互いの分極方向が
逆となるように、シム板14a,14bを介して貼合わ
せてなる圧電バイモルフである。そして、この2組の圧
電バイモルフ11a,11bを支持部15a,15bと
、15c,15dにより挟持して各々片持ち梁構造とし
て同一面上に相対して配し、さらに前記2組の圧電バイ
モルフ11a,11bのそれぞれの先端部16a,16
bに隙間17a,17bを有して嵌合する2つの溝部1
8a,18bを設けた連結体19と、前記2組の圧電バ
イモルフ11a,11bのそれぞれの先端部16a,1
6bとを、前記連結体19の溝部18a,18bに充填
される可撓性を有した接着剤20(例えば、シリコーン
系,ウレタン系のもの)を用いて接着保持したものであ
る。
しながら説明する。図1は本発明の一実施例を概略的に
示す側面断面図である。図1において、11a,11b
は、表面に電極12a,12bと、12c,12dと、
12e,12fと、12g,12hが被着形成された各
々2枚の薄板状圧電素子13a,13bおよび13c,
13dを例えば矢印Pにて示すように互いの分極方向が
逆となるように、シム板14a,14bを介して貼合わ
せてなる圧電バイモルフである。そして、この2組の圧
電バイモルフ11a,11bを支持部15a,15bと
、15c,15dにより挟持して各々片持ち梁構造とし
て同一面上に相対して配し、さらに前記2組の圧電バイ
モルフ11a,11bのそれぞれの先端部16a,16
bに隙間17a,17bを有して嵌合する2つの溝部1
8a,18bを設けた連結体19と、前記2組の圧電バ
イモルフ11a,11bのそれぞれの先端部16a,1
6bとを、前記連結体19の溝部18a,18bに充填
される可撓性を有した接着剤20(例えば、シリコーン
系,ウレタン系のもの)を用いて接着保持したものであ
る。
【0010】以上のように構成されたセラミックアクチ
ュエータについて、以下その動作について説明する。 今、圧電バイモルフ11a,11bの外側の両電極12
a,12d間および12e,12h間に電圧を印加する
と、この2組の圧電バイモルフ11a,11bは図1の
仮想線にて示すように湾曲に変位すると共に、連結体1
9は圧電バイモルフ11a,11bのそれぞれの先端部
16a,16bと連結体19に設けた溝部18a,18
bとの接着部分が可撓性により折曲することにより、図
中矢印D方向に平行移動するものである。
ュエータについて、以下その動作について説明する。 今、圧電バイモルフ11a,11bの外側の両電極12
a,12d間および12e,12h間に電圧を印加する
と、この2組の圧電バイモルフ11a,11bは図1の
仮想線にて示すように湾曲に変位すると共に、連結体1
9は圧電バイモルフ11a,11bのそれぞれの先端部
16a,16bと連結体19に設けた溝部18a,18
bとの接着部分が可撓性により折曲することにより、図
中矢印D方向に平行移動するものである。
【0011】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、圧電バイ
モルフのそれぞれの先端部に隙間を有して嵌合する2つ
の溝部を設けた連結体と、前記2組の圧電バイモルフの
それぞれの先端部とを、前記溝部に充填される可撓性を
有した接着剤を用いて接着保持することにより、スペー
サや可撓性を有する平板状連結部材を必要とせず、また
溝部と圧電バイモルフの隙間により寸法誤差を吸収でき
るため、加工,組立が非常に容易で、かつ、変位量を損
なわずに連結体を平行移動できるセラミックアクチュエ
ータを安定に供給することができるといった効果が得ら
れる。
モルフのそれぞれの先端部に隙間を有して嵌合する2つ
の溝部を設けた連結体と、前記2組の圧電バイモルフの
それぞれの先端部とを、前記溝部に充填される可撓性を
有した接着剤を用いて接着保持することにより、スペー
サや可撓性を有する平板状連結部材を必要とせず、また
溝部と圧電バイモルフの隙間により寸法誤差を吸収でき
るため、加工,組立が非常に容易で、かつ、変位量を損
なわずに連結体を平行移動できるセラミックアクチュエ
ータを安定に供給することができるといった効果が得ら
れる。
【図1】本発明の一実施例のセラミックアクチュエータ
を概略的に示す側面断面図
を概略的に示す側面断面図
【図2】従来のセラミックアクチュエータを概略的に示
す側面断面図
す側面断面図
1a,1b 圧電バイモルフ
11a,11b 圧電バイモルフ
12a,12b,12c,12d,12e,12f,1
2h,12g 電極 13a,13b,13c,13d 薄板状圧電素子1
4a,14b シム板 15a,15b,15c,15d 支持部16a,1
6b 先端部 17a,17b 隙間 18a,18b 溝部 19 連結体 20 可撓性を有した接着剤
2h,12g 電極 13a,13b,13c,13d 薄板状圧電素子1
4a,14b シム板 15a,15b,15c,15d 支持部16a,1
6b 先端部 17a,17b 隙間 18a,18b 溝部 19 連結体 20 可撓性を有した接着剤
Claims (1)
- 【請求項1】表面に電極が被着形成された2枚の薄板状
圧電素子をシム板を介して貼合わせてなる圧電バイモル
フ2組を、各々片持ち梁構造として同一面上に相対して
配すると共に、前記2組の圧電バイモルフのそれぞれの
先端部に隙間を有して嵌合する2つの溝部を設けた連結
体と、前記2組の圧電バイモルフのそれぞれの先端部と
を、前記溝部に充填される可撓性を有した接着剤を用い
て接着保持し、前記互いに平行に配設した2組の圧電バ
イモルフがそれぞれ同一方向に曲折するように構成して
なるセラミックアクチュエータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3079166A JPH04313286A (ja) | 1991-04-11 | 1991-04-11 | セラミックアクチュエータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3079166A JPH04313286A (ja) | 1991-04-11 | 1991-04-11 | セラミックアクチュエータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04313286A true JPH04313286A (ja) | 1992-11-05 |
Family
ID=13682386
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3079166A Pending JPH04313286A (ja) | 1991-04-11 | 1991-04-11 | セラミックアクチュエータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04313286A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006320089A (ja) * | 2005-05-11 | 2006-11-24 | Brother Ind Ltd | アクチュエータ、アクチュエータの製造方法、焦点可変装置、光走査装置及び画像表示装置 |
US8330330B2 (en) | 2009-06-02 | 2012-12-11 | Tdk Corporation | Piezoelectric actuator and method of manufacturing the same |
-
1991
- 1991-04-11 JP JP3079166A patent/JPH04313286A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006320089A (ja) * | 2005-05-11 | 2006-11-24 | Brother Ind Ltd | アクチュエータ、アクチュエータの製造方法、焦点可変装置、光走査装置及び画像表示装置 |
US8330330B2 (en) | 2009-06-02 | 2012-12-11 | Tdk Corporation | Piezoelectric actuator and method of manufacturing the same |
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