JPS61282623A - 軸受装置 - Google Patents

軸受装置

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JPS61282623A
JPS61282623A JP12446385A JP12446385A JPS61282623A JP S61282623 A JPS61282623 A JP S61282623A JP 12446385 A JP12446385 A JP 12446385A JP 12446385 A JP12446385 A JP 12446385A JP S61282623 A JPS61282623 A JP S61282623A
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JP
Japan
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bearing
shaft
steel plate
ceramic coating
thrust bearing
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JP12446385A
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Shigenori Uda
宇田 成徳
Takao Urakawa
浦川 隆男
Yasuo Saeki
佐伯 康雄
Atsushi Nishino
敦 西野
Yoshihiro Watanabe
善博 渡辺
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、例えば テープレコーダー・ビデオテープレ
コーダーなどのテープ駆動源となる小型モータに用いら
れる軸受装置、特にスラスト軸受装置に関するものであ
る。゛ 従来の技術 近年、小型モータは、家庭用および産業用の市場の拡大
に伴い軽薄短小のニーズが高まり超小型モータの開発が
望まれて来た。このモータをコアレス直流モータの例で
第3図、第4図に従って説明する。
第3図、第4図において、5は先端を円弧状に形成した
シャフトで、フレーム11に設けたスリーブ軸受9にて
回転自在に支持されている。
このシャフト5には、プラスチック成形材8により一体
成形された複数個の成形巻線6と整流子7が取りつけら
れて回転子を構成している。12は成形巻線6に対向し
てフレーム11に固着されたマグネット、13は成形巻
線6を介してマグネット12に対向するヨーク、14は
整流子7にしゅう動接触子るブラシ、15はフレーム1
1の端部開口を覆うブラケットで、内底部の中央にはシ
ャフト5の先端を受けるスラスト軸受10が装備されて
いる。
上記構成においてシャフト5はラジアル軸受9で支持さ
れて回転するときスラスト方向の荷重をスラスト軸受1
0で受ける構造になっている。このときスラスト軸受1
0の受ける荷重は、例えば回転子の上下動を防止するた
めに磁気力を用いてスラスト荷重奪かける方式のものに
あっては、10〜600grとなり、直径1〜2mmの
シャフトの場合であれば先端のスラスト軸受接触部で直
径092mm程度となり単位面積当たりの荷重は、0.
3〜20Kg f/cm”となる。前記荷重を受けしか
も高速回転するスラスト軸受10は非常に摩耗しやすい
。このためスラスト軸受10の耐摩耗性を補うべく硬質
の材料、例えば部分安定化ジルコニアや炭化珪素または
アルミナなどのセラミンクで構成した場合は、鋼製のシ
ャフトが摩耗するかセラミック軸受が衝撃により割れる
などの不都合が起こる。セラミックの衝撃による割れは
、セラミック自体の厚みを増せば解決できるが軽薄短小
のニーズを満足出来ない。
次表に従来のスラスト軸受における材料の使用例とその
ときの各種の特性例を示す。
第1表 第2表 前表の試験条件は、 1、試験温度    :常温 2、回転数     :2200rpm3、定格出力 
   :O,IW 4、電圧      ?4.2V 5、電流値     :100mAとする。
以上の結果となり優れた軸受材料が望まれている。
発明が解決しようとする問題点 本発明は、小型モータのシャフトとスラスト軸受のしゅ
う動による摩耗の軽減をはかることを目的とすると同時
にワウ・フラッタ−の軽減・消費電力の削減・振動騒音
の軽減などの性能向上をはかるものである。
問題点を解決するための手段 前記問題点を解決するために本発明は、スラスト軸受と
して鋼板製の軸受板の片面又は両面にセラミックコーテ
ィングを施したものである。
作用 上記手段により、シャフトも軸受も互いに摩耗すること
なくモータの長寿命化がはかれる。
また、軸受の滑り性が向上し性能の向上も図ることがで
き、軽薄短小設計が可能となる。
実施例 第1図aは本発明の実施例を示すものである。
なお、スラスト軸受以外は、従来の構成と同一であり、
その説明は省略する。図において、1はモータケースを
兼ねた鋼板製の軸受板でシャフト5が当接する片面のス
ラスト軸受部の部分のみにセラミックコーティング2を
施している。このしゅう動面には、グリース4を塗布し
である。
第2図は鋼板の両面にセラミックコーティング2.3を
施したものでモータケースを兼ねた鋼板製の軸受板1が
腐食の懸念がある場合に有用である。なお、本発明の軸
受は、従来のセラミック軸受のように表面硬度がシャフ
トと大きく異なるものでなく、シャフト(−例として、
5US420Jで650ヴイツ力−ス硬度の場合)の硬
度にちかい650〜750のものから850〜950の
ものを選定する。表面荒さは、0.1〜2.0μmに設
定し、しゅう動面にグリースを塗布する。
また、軸受板1の材質とコーティング方法を下記のもの
を使用する。
1、基材としての鋼板は、 a)はうろう用鋼板 b)アルミナイズド鋼板 c)SO3鋼板 d)その他の鋼板を使用する。
2、コーティング方法は、 a)湿式デツピング方式 b)湿式スプレ一方式 C)乾式粉体コーティング方式 d)乾式静電塗装方式 などである。
前表の試験条件は、 1、試験温度    :常温 2、回転数     :2200rpm3、定格出力 
   :Q、lW 4、電圧      :4.2V 5、電流値     :100mAとする。
6、本発明の軸受1 :ヴイッカース硬度650〜75
0Hvのもの。
7、本発明の軸受2 ニア50〜850Hvのもの。
8、本発明の軸受3 :850〜950Hvのもの。
セラミックコーティング用フリットの組成の例を上げる
と、次表のものが使用できる。
第4表 発明の効果 以上の説明から明らかなように本発明によれば、下記の
効果を奏する。
1)スラスト軸受の耐摩耗性の向上によりなめらかな回
転が可能となり、長寿命化が達成出来る。
2)スラスト軸受の摩耗による凹部の形成がなく、シャ
フトの微少なみそすり運動による回転子の上下への踊り
現象がなくなり、振動・騒音の低レベルのすぐれたモー
タを得ることが出来る。
3)  2)の結果ワウ・フラッタ−の軽減もはかるこ
とが出来る。
4)スラスト軸受の表面が長期にわたり滑らかなため、
消費電力の軽減を図ることができ、省エネルギータイプ
のモータを得ることが出来る。
5)鋼板をベースにセラミックコーティングを施してい
るため衝撃性にすぐれたスラスト軸受を得ることが出来
る。
6)薄いセラミックコーティング層でよいため、より軽
薄短小に貢献出来るスラスト軸受を得ることが出来る。
7)セラミックコーティング用鋼板が腐食の懸念がある
ベースの場合は、両面コーティングを行い、より耐食性
のあるスラスト軸受を得ることが出来る。
8)セラミックコーティング表面は、ミクロ的に見ると
ポーラスな面となっており塗布したグリースを長期間保
持することが出来スラスト軸受の長寿命化に貢献できる
前記1)〜8)の結果、小型モータの品質が向上し寿命
を大幅に延ばすことができ、軽薄短小設計のモータが実
現できた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例を示すモータの断面図、
第2図は本発明の他の実施例にかかる軸受板の断面図、
第3図は従来例のモータの断面図、第4図は一般的な回
転子の構成を示す斜視図である。 1・・・・・・軸受板、 2・3・・・・・・セラミッ
クコーティング、        5・・・・・・シャ
フト。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)シャフトの先端を支持する鋼板製の軸受板にセラ
    ミックコーティングを施したことを特徴とする軸受装置
  2. (2)軸受板は、モータケースで構成し少なくともシャ
    フト先端と当接する部分にセラミックコーティングを施
    したことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の軸受
    装置。
  3. (3)軸受板は、モータケースで構成し、モータケース
    の両面にセラミックコーティングを施したことを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載の軸受装置。
  4. (4)セラミックコーティングの表面硬度がシャフトの
    硬度よりも、0〜300Hv硬いことを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載の軸受装置。
  5. (5)セラミックコーティングの表面荒さを、0.1〜
    2.0μmとしたことを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載の軸受装置。
JP60124463A 1985-06-07 1985-06-07 軸受装置 Expired - Fee Related JPH0765618B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103104399A (zh) * 2013-02-05 2013-05-15 江苏武东机械有限公司 一种水轮机陶瓷推力轴承
CN109518124A (zh) * 2019-01-09 2019-03-26 西南大学 一种轴承滚动体的表面改性方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5426657A (en) * 1977-07-30 1979-02-28 Sony Corp Cathode ray tube

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