JPS59185138A - 整流子 - Google Patents
整流子Info
- Publication number
- JPS59185138A JPS59185138A JP5945583A JP5945583A JPS59185138A JP S59185138 A JPS59185138 A JP S59185138A JP 5945583 A JP5945583 A JP 5945583A JP 5945583 A JP5945583 A JP 5945583A JP S59185138 A JPS59185138 A JP S59185138A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- commutator
- coating layer
- wear
- carbide
- group
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R39/00—Rotary current collectors, distributors or interrupters
- H01R39/02—Details for dynamo electric machines
- H01R39/022—Details for dynamo electric machines characterised by the materials used, e.g. ceramics
- H01R39/025—Conductive materials
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Ceramic Engineering (AREA)
- Motor Or Generator Current Collectors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は高速小型電動機等に使用される整流子に関する
ものである。
ものである。
従来例の構成とその問題点
第1図は従来例の整流子における半縦断正面図である。
この整流子は銅または銅合金よりなる複数個の整流子片
1と、ボス2を所定の位置関係にセットしておき、これ
ら整流子片及びボスの間隙部に絶縁性の樹脂材料3を注
入することにより一体成形されている。
1と、ボス2を所定の位置関係にセットしておき、これ
ら整流子片及びボスの間隙部に絶縁性の樹脂材料3を注
入することにより一体成形されている。
さて、整流子は回転子の回転軸に固定され整流子外周表
面に接触するブラシとの間に機械的かつ電気的接触状態
を得て1回転子巻線への電流供給が行なわれ回転子は回
転する。一方回転状態においてはブラシと整流子表面間
の摺動損失および整流火花発生により、ブラシおよび整
流子表面は摩耗する。一般的には整流子表面の摩耗は、
わずかでブラシ摩耗の方が大きく、ブラシは使用限界ま
で摩耗すると交換して電動機は再使用する。ところが電
動機に要求される定格回転速度が高くなると、整流子表
面の摩耗も無視できなくなり、整流子表面の摩耗により
電動機の機能を害する場合が発生することもある。つま
り整流子表面の摩耗が著しくなると、整流子表面精度が
低下して整流火花が増加したり、ブラシ摩耗が異常に大
きくなったりする。また整流子片の肉厚減少により整流
子片の機械的強度が低下し、整流子の回転遠心力に対す
る強度が低下する等の問題が発生する。
面に接触するブラシとの間に機械的かつ電気的接触状態
を得て1回転子巻線への電流供給が行なわれ回転子は回
転する。一方回転状態においてはブラシと整流子表面間
の摺動損失および整流火花発生により、ブラシおよび整
流子表面は摩耗する。一般的には整流子表面の摩耗は、
わずかでブラシ摩耗の方が大きく、ブラシは使用限界ま
で摩耗すると交換して電動機は再使用する。ところが電
動機に要求される定格回転速度が高くなると、整流子表
面の摩耗も無視できなくなり、整流子表面の摩耗により
電動機の機能を害する場合が発生することもある。つま
り整流子表面の摩耗が著しくなると、整流子表面精度が
低下して整流火花が増加したり、ブラシ摩耗が異常に大
きくなったりする。また整流子片の肉厚減少により整流
子片の機械的強度が低下し、整流子の回転遠心力に対す
る強度が低下する等の問題が発生する。
発明の目的
本発明は上記欠点を解消するだめのもので、整流子表面
のブラシ摺動部に耐摩耗性のすぐれた硬質被覆層を形成
してブラシ摺動による摩擦熱および整流火花による整流
子表面の摩耗を低減することを目的とする。
のブラシ摺動部に耐摩耗性のすぐれた硬質被覆層を形成
してブラシ摺動による摩擦熱および整流火花による整流
子表面の摩耗を低減することを目的とする。
発明の構成
本発明は、整流子片のブラシ摺動部に Ti 、 St
及びTaからなる群よシ選ばれた元素の窒化物、又は炭
化物を主成分とする硬質被覆層を形成することにより、
整流子のブラシ摺動面における耐摩耗性を著しく改良す
るものであり、特に高速小形電動機で整流子のブラシ摺
動面摩耗が大きい場合に前記の硬質被覆層を整流子表面
に形成することにより、整流子の耐摩耗性を著しく向上
させることが可能でありその実用性は高い。
及びTaからなる群よシ選ばれた元素の窒化物、又は炭
化物を主成分とする硬質被覆層を形成することにより、
整流子のブラシ摺動面における耐摩耗性を著しく改良す
るものであり、特に高速小形電動機で整流子のブラシ摺
動面摩耗が大きい場合に前記の硬質被覆層を整流子表面
に形成することにより、整流子の耐摩耗性を著しく向上
させることが可能でありその実用性は高い。
実施例の説明
以下に本発明の実施例について説明する。第2図は本発
明における整流子の半縦断正面図であり4は銅または銅
合金よりなる複数個の整流子片。
明における整流子の半縦断正面図であり4は銅または銅
合金よりなる複数個の整流子片。
5は前記整流子片群を絶縁固着するための成形樹脂材、
6はボスである。7は本発明による整流子表面の硬質被
覆層部であり、整流子外周表面を最終仕上加工したのち
に被覆処理を行なっである。
6はボスである。7は本発明による整流子表面の硬質被
覆層部であり、整流子外周表面を最終仕上加工したのち
に被覆処理を行なっである。
この被覆部は耐摩耗性が非常に大であるため、被覆の厚
さは極くわずかでよい。具体的には1〜2μの厚さで実
用可能である。
さは極くわずかでよい。具体的には1〜2μの厚さで実
用可能である。
本実施例の被覆形成法は、スパンタリング法とかイオン
ブレーティング法等が考えられる。これらの場合被蒸着
表面温度を200’C〜250″C位の低温で蒸着を行
なうことができるため整流子部材の樹脂等を劣化させた
りまた加熱により整流子表面の真円度等の劣化を防ぐこ
とが可能である。
ブレーティング法等が考えられる。これらの場合被蒸着
表面温度を200’C〜250″C位の低温で蒸着を行
なうことができるため整流子部材の樹脂等を劣化させた
りまた加熱により整流子表面の真円度等の劣化を防ぐこ
とが可能である。
なおこれらの硬質被覆処理時に、不要な部分への蒸着を
防止するために被蒸着部具外のマスキング処理が必要な
ことはいうまでもない。以北のように整流子外周表面に
硬質被覆処理を施すことにより、整流子表面摩耗が著し
く改良され、従来整流子表面の摩耗が大きくして使用で
きなかった高速回転電動機に適用することができ、その
実用性は大なるものがある。
防止するために被蒸着部具外のマスキング処理が必要な
ことはいうまでもない。以北のように整流子外周表面に
硬質被覆処理を施すことにより、整流子表面摩耗が著し
く改良され、従来整流子表面の摩耗が大きくして使用で
きなかった高速回転電動機に適用することができ、その
実用性は大なるものがある。
発明の効果
以上のように本発明は整流子片のブラシ摺動部に Ti
、St、及びTaからなる群よシ選ばれた元素の窒化物
、又は炭化物を主成分とする硬質被覆層を形成すること
により整流子のブラシ摺動面の摩耗を著しく改良するも
のである。その結果従来整流子表面の摩耗が著しいため
、電動機回転速度の高速化を図れなかった用途とか、ブ
ラシ摺動。
、St、及びTaからなる群よシ選ばれた元素の窒化物
、又は炭化物を主成分とする硬質被覆層を形成すること
により整流子のブラシ摺動面の摩耗を著しく改良するも
のである。その結果従来整流子表面の摩耗が著しいため
、電動機回転速度の高速化を図れなかった用途とか、ブ
ラシ摺動。
または整流火花等により整流子摩耗が著しい用途に使用
することにより、電動機の長寿命化、信頼性向とに寄与
することができ、その実用性は大なるものがある。
することにより、電動機の長寿命化、信頼性向とに寄与
することができ、その実用性は大なるものがある。
第1図は従来の整流子の半断面図、第2図は本発明の一
実施例における整流子の半断面図である。 4・・・・・・整流子片、5・・・・・・樹脂材、6・
・・・・・ボス、7・・・・・・硬質被覆層。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名第1
図 第2図
実施例における整流子の半断面図である。 4・・・・・・整流子片、5・・・・・・樹脂材、6・
・・・・・ボス、7・・・・・・硬質被覆層。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名第1
図 第2図
Claims (1)
- 整流子片のブラシ摺動部に、Ti、St、及びTaから
なる群より選ばれた元素の窒化物、又は炭化物を主成分
とする硬質被覆層を形成した整流子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5945583A JPS59185138A (ja) | 1983-04-04 | 1983-04-04 | 整流子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5945583A JPS59185138A (ja) | 1983-04-04 | 1983-04-04 | 整流子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59185138A true JPS59185138A (ja) | 1984-10-20 |
Family
ID=13113790
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5945583A Pending JPS59185138A (ja) | 1983-04-04 | 1983-04-04 | 整流子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59185138A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102019107876A1 (de) | 2018-03-28 | 2019-10-02 | Denso Corporation | Anlasser und ausbildung von graphitdeckschicht für kommutatoroberfläche |
DE102019116600A1 (de) | 2018-06-22 | 2019-12-24 | Denso Corporation | Dc-motor für anlasser |
FR3094584A1 (fr) | 2019-04-01 | 2020-10-02 | Denso Corporation | Moteur a courant continu |
-
1983
- 1983-04-04 JP JP5945583A patent/JPS59185138A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102019107876A1 (de) | 2018-03-28 | 2019-10-02 | Denso Corporation | Anlasser und ausbildung von graphitdeckschicht für kommutatoroberfläche |
US10855149B2 (en) | 2018-03-28 | 2020-12-01 | Denso Corporation | Starter, and formation of graphite cover layer for commutator surface |
DE102019116600A1 (de) | 2018-06-22 | 2019-12-24 | Denso Corporation | Dc-motor für anlasser |
US10886682B2 (en) | 2018-06-22 | 2021-01-05 | Denso Corporation | DC motor for starter |
FR3094584A1 (fr) | 2019-04-01 | 2020-10-02 | Denso Corporation | Moteur a courant continu |
US11303082B2 (en) | 2019-04-01 | 2022-04-12 | Denso Corporation | DC motor |
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