JPS6128240Y2 - - Google Patents

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JPS6128240Y2
JPS6128240Y2 JP11927979U JP11927979U JPS6128240Y2 JP S6128240 Y2 JPS6128240 Y2 JP S6128240Y2 JP 11927979 U JP11927979 U JP 11927979U JP 11927979 U JP11927979 U JP 11927979U JP S6128240 Y2 JPS6128240 Y2 JP S6128240Y2
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voltage
circuit
capacitor
portamento
output
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は電圧制御可変周波数発振器を使用した
電子楽器のポルタメント回路に関する。
従来、ミユージツクシンセサイザ等電圧制御可
変周波数発振器(以下VCOと称する)を使用し
た電子楽器のポルタメント回路は第1図のような
回路であり、入力端子1を入力とするバツフアア
ンプ2の出力端子に、可変抵抗器3とコンデンサ
4とで成る積分回路を接続し、該コンデンサ4の
端子間電圧をバツフアアンプ5を介して出力端子
6よる出力し、該出力電圧を図示しないVCOに
供給してポルタメント効果のかかつた楽音信号が
該VCOの出力側から得られるもので、入力端子
1に第2図2−1のように時間t1で電圧がV1から
V2へ、時間t2で電圧がV2からV3へと急激に変化
する制御電圧を入力すると、可変抵抗器3とコン
デンサ4との時定数によつて出力端子6より出力
されるコンデンサ4の端子電圧VA,VBは2−2
のように時間t1からは、 VA=V1+(V2−V1)〔1−exp(−t−t/CR)〕 の充電曲線に従つてV1からV2に上昇し、時間t2
らは、 VB=V3+(V2−V3)〔exp(−t−t/CR)〕 の放電曲線に従つてV2からV3に下降する。
ただし、tは時間、Rは可変抵抗器3の抵抗
値、Cはコンデンサ4の容量である。
該電圧をVCOの制御用電圧とすることによつ
て該VCOの出力信号としてポルタメント効果を
伴つた楽音信号を得ることができる。ここで、該
制御電圧V2,V3に対応する楽音信号をポルタメ
ント効果の到達音と称することにする。
ところが、このような回路では充放電によつて
到達すべきポルタメント効果の到達音に対応する
最終の目的電圧になかなか到達しない。即ち2−
1の時間t1において制御電圧がV1よりV2へ急激に
変化すると、2−2の如くコンデンサ4の端子間
電圧は漸近線をたどつてV2に限りなく近付くも
のの、厳密な意味ではなかなかV2に到達しない
ため、該制御電圧が供給されたVCOから出力さ
れる楽音信号はV1〜V2変化に対応せず、殊に演
奏操作が速い場合には到達音の明確な好ましいポ
ルタメント効果を得る事が困難であるという欠点
を有していた。
そこで本考案は以上のような欠点を取り除いて
到達音の明確な演奏しやすいポルタメント回路を
提供する目的でなされたものである。
以下、本考案を図面によつて詳細に説明する。
第3図は本考案の一実施例のポルタメント回路で
ある。8は演算増幅器で、該演算増幅器8の非反
転入力端子は入力端子7に接続され、反転入力端
子は互いに逆方向で並列に接続されたダイオード
9,10を介して出力端子へ、また、抵抗14を
介してバツフアアンプ13の出力端子へも接続さ
れて、該演算増幅器8の出力端子と該バツフアア
ンプ13の入力端子との間に可変抵抗器11とコ
ンデンサ12とで成る積分回路を介在させた構成
である。
入力端子7へ第2図2−1のような制御電圧を
入力すると、入力電圧が時間t1でV1からV2に変化
する、そうするとダイオード10がONとなつて
演算増幅器8は帰還回路が形成され第1図のバツ
フアアンプ2のようにボルテージホロワを構成す
る。ただし該演算増幅器8の出力電圧はダイオー
ド10の順方向電圧Vdだけ高くレベルシフトさ
れてV2+Vdが出力されている。
従つて、コンデンサ12は演算増幅器8の出力
電圧V2+Vdを最終の目的電圧としてコンデンサ
12と可変抵抗器11の時定数に従つて第4図の
Aの曲線のように充電される。そしてコンデンサ
12の端子間電圧が入力電圧V2と等しくなる
と、抵抗14による帰還回路はコンデンサ12の
端子間電圧を入力電圧V2に保持するように回路
動作を制御する。
次に時間t2で入力電圧がV2からV3に変化する
と、ダイオード9がONとなつて演算増幅器8は
帰還回路が形成されボルテージホロワを構成し、
該演算増幅器8の出力電圧はダイオード9の順方
向電圧Vdだけ低くレベルシフトされる。
従つてコンデンサ12は演算増幅器8の出力電
圧V3−Vdを最終の目的電圧としてコンデンサ1
2と可変抵抗器11の時定数に従つて第4図のB
の曲線のように放電される。そして該コンデンサ
12の端子間電圧が入力電圧V3と等しくなる
と、抵抗14による帰還回路がコンデンサ12の
端子間電圧を入力電圧V3に保持するように回路
動作を制御する。
本考案は以上のようにポルタメント効果の到達
音に対応する目的電圧に対してダイオードの順方
向電位だけ高い充電電圧又は低い放電電圧を設定
し、該設定電圧を最終の目的電圧として動作する
ため、コンデンサの充放電曲線は該目的電圧と交
差し、到達音の明確なポルタメント効果が得られ
るので、演奏操作が非常に容易であるという実用
性の高いポルタメント回路を提供するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のポルタメント回路の回路図、第
2図2−1はポルタメント回路に入力される制御
電圧を表わす図、2−2はコンデンサ4の端子間
電圧の変化を表わす図、第3図は本考案の一実施
例のポルタメント回路図、第4図はコンデンサ1
2の端子間電圧の変化を表わす図。 1,7……入力端子、2,5,13……バツフ
アアンプ、3,11……可変抵抗器、4,12…
…コンデンサ、6,15……出力端子、8……演
算増幅器、9,10……ダイオード、14……抵
抗。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 電圧値が階段的に上昇又は下降する制御電圧
    を入力として、該電圧値がゆるやかに上昇又は
    下降する制御電圧を出力するポルタメント回路
    であつて、 上記入力制御電圧を非反転入力端子に印加さ
    れる演算増幅器と、該演算増幅器の出力電圧を
    積分する積分回路と、該積分回路の出力電圧を
    取り出すバツフア回路とを具備し、 該演算増幅器の反転入力端子と出力端子間を
    互いに逆方向で並列に接続されたダイオードで
    接続し、該反転入力端子と上記バツフア回路の
    出力端子間に帰還回路を介在させたことを特徴
    とする電子楽器のポルタメント回路。 (2) 積分回路は、可変抵抗器とコンデンサとで成
    り、帰還回路は帰還用抵抗で成る実用新案登録
    請求範囲第1項記載のポルタメント回路。
JP11927979U 1979-08-29 1979-08-29 Expired JPS6128240Y2 (ja)

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JP11927979U JPS6128240Y2 (ja) 1979-08-29 1979-08-29

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JPS5638391U JPS5638391U (ja) 1981-04-11
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