JPS6127930A - ジアリ−ルアルカン類の製造方法 - Google Patents

ジアリ−ルアルカン類の製造方法

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JPS6127930A
JPS6127930A JP59145906A JP14590684A JPS6127930A JP S6127930 A JPS6127930 A JP S6127930A JP 59145906 A JP59145906 A JP 59145906A JP 14590684 A JP14590684 A JP 14590684A JP S6127930 A JPS6127930 A JP S6127930A
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JP
Japan
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aldehyde
xylene
concentration
reaction
sulfuric acid
Prior art date
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Pending
Application number
JP59145906A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiharu Okumura
奥村 義治
Mitsuharu Shiozawa
塩沢 光治
Haruko Takai
高井 治子
Takeo Koyama
小山 武夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tonen General Sekiyu KK
Original Assignee
Toa Nenryo Kogyyo KK
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/52Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts

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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ジアリールアルカン類の製造方法に関し、よ
り詳細にはトルエンまたは/およびキシレンと炭素原子
5〜10個のアルデヒドの縮合によクジアリールアルカ
ン類を選択的に製造する方法に関する。
従来の技術 従来、アリール化合物とアルデヒドを酸触媒で縮合する
ことによってジアリールアルカン類金製造することが知
られている。例えば、アリール化合物とアルデヒドとの
縮合を濃度85重量−以上の硫酸の存在下で5℃以上の
温度で実施するジアリールパラフィンの製法(特公昭3
7−7965号公報)、またトルエンとアセトアルデヒ
ドを、硫酸濃度95〜83重量係に維持すると共に反応
系中のアセトアルデヒドの濃度を1重量%以下に保持し
ながら反応させる1、1−ジトリルエタンの製造方法(
特開昭54−163559号公報)などが知られている
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、上記の方法では、トルエンまたは/およ
びキシレンと炭素原子5〜10個のアルデヒドを反応さ
せると、アルデヒドの重合が優先して起シ、またトルエ
ンtfcはキシレンのスルホン化も多発した。したがっ
て、トルエンま之は/およびキシレンと炭素原子5〜1
0個のアルデヒドとの縮合全選択的に効率よ〈実施する
ことができないという問題点があった。
本発明者らは、トルエンまたはキシレンと炭素原子5〜
10個の高級アルデヒド類との縮合反応において、十分
な反応速度をもち、かつ高選択率で対応するジアリール
アルカンを得ることを目的に検討を行った結果、硫酸の
濃度、反応系中のアルデヒドの濃度および反応温度を特
定することによって上記目的を達成し得ることを見出し
、本発明を完成したのである。
すなわち、本発明はトルエンまたは/およびキシレンと
炭素原子5〜10個のアルデヒドを、濃度86〜96重
量%の硫酸の存在下に、温度−40℃以上15℃未満で
、かつ反応系中の該アルデヒドの濃度を3重量%以下に
保持しながら反応させることを特徴とするジアリールア
ルカン類の製造方法である。
本発明における反応は、下記の式のように行われるもの
である。
H3 〔式中nは2〜9の整数、R1+ ”*は水素またはメ
チル基を示す〕 本発明において原料として使用するトルエンは、純品は
もちろんキシレンとの混合物、または脂肪族炭化水素の
ような不活性溶剤で希釈したものも使用できる。また、
キシレンはオルト、メタまたはバラのいずれでもよく、
これらを含む混合物でもよい。また、石油の熱分解、ス
チーム分解または接触改質などで得られるキシレン留分
も使用できる。
また、炭素原子5〜10個のアルデヒド(以下単にアル
デヒドという)としては、飽和アルデヒドが望ましく、
特に炭素数が4〜8個のものが好ましい。好ましいアル
デヒドの具体例としては、n−ブチルアルデヒド、イソ
ブチルアルデヒド、アミルアルデヒド、イソアミルアル
デヒド、n−ヘキシルアルデヒド、n−ヘプチルアルデ
ヒド、2−メチルヘキシルアルデヒド、n−オクチルア
ルデヒド、2−メチルヘキシルアルデヒド、2−エチル
−4−メチル−ペンチルアルデヒドなどがあげられる。
本発明において使用する硫酸は、その濃度が86〜96
重量%であることが重要である。硫酸濃度が86重量%
未満ではアルデヒドの重合物が生成しやすく目的のジア
リールカンの収率が低下する。一方、硫酸濃度が96重
量%を越えるトトルエンまたはキシレンのスルホン化が
多く起り、トルエンまたはキシレンの損失が増大するの
で好ましくない。
本発明の方法を好適に実施するためのトルエンまたは/
およびキシレンに対するアルデヒドの使用量は、トルエ
ンまたはキシレン/アルデヒド=5〜15(モル比)で
ある。
また、硫酸の使用量は、アルデヒドに対し1〜10倍モ
ル、好ましくは2〜7倍モルである。
硫酸使用量が上記範囲よシ少いとジアリールプルカンの
収率が低く、一方これよシ多い場合はそれだけの効果が
なく不経済である。
また、反応系中のアルデヒドの濃度は3重量%以下に保
つことが重要で、特に2重量%以下であることが好まし
い。アルデヒドの濃度が3重量係を越える場合はアルデ
ヒドの縮合、特にアルドール縮合反応が増加し、目的の
ジアリールアルカンの収率が低下する。従って、反応形
式は、トルエンまたは/およびキシレンと硫酸の混合物
へアルデヒドまたはアルデヒド溶液を連続的または周期
的に加える半回分式、または反応系中のアルデヒドが規
定の濃度を越えないようにトルエンまたは/およびキシ
レンおよび硫酸を連続的に加える連続式があげられる。
本発明の方法における反応温度は、−40℃以上15℃
未満の範囲であシ、好ましくは−30℃以上θ℃未満で
ある。反応温度が一40℃未満では目的の反応が極めて
遅く、また冷却に要するエネルギーも多く使用するため
に不経済である。一方、15℃を越える温度ではトルエ
ンまたはキシレンのスルホン化が多く起きるために好ま
しくない。特に炭素原子4個以上のアルデヒドのアルド
ール縮合金避けるためには反応を0℃未満の低温で行う
ことが好ましい。
また、反応時間は1〜10時間の範囲であシ、好ましく
は2〜6時間である。反応時間が短かいと反応温度の調
節が難かしく、またアルデヒドの濃度が高くなシ副反応
が増加するので好ましくない。
なお、上記の方法の反応においては、硫酸の凝固を防ぐ
ために反応開始に先だち、硫酸の凝固点以上の温度にお
いて硫酸とトルエンまたは/およびキシレンを混合して
から反応温度まで降温して反応を開始することが特に好
ましい。
一般に硫酸に飽和濃度以上のトルエンまたは/およびキ
シレンを加えて10〜60℃、好ましくは15〜40℃
で30秒〜10分間攪拌した後に降温することが好まし
い。
本発明の方法においては特に溶媒を必要としないが、反
応系の粘度を低下させるために、例えばペンタン、ヘキ
サン、ヘプタンなどの脂肪族炭化水素、塩化メチレン、
四塩化炭素などの塩素化炭化水素、その他ベンゼン、ク
ロロベンゼンなどを溶媒として用いることができる。
発明の効果 本発明の方法は、トルエンまたは/およびキシレンと炭
素原子5〜10個のアルデヒド、特に炭素原子4個以上
のアルデヒドにおいても十分な速度で反応させることが
でき、選択的かつ高収率で対応するジアリールアルカン
類を得ることができる。また、本発明の方法は、原料に
キシレン混合物(オルト、メタ、パラの各異性体)を用
いるとバラキシレンの反応性が極めて低いためにバラキ
シレンの濃縮ができる。
本発明の方法で得られるジアリールアルカン類は、無臭
性、無色透明で溶解性に優れるものであシ、例えば感圧
複写紙染料用の溶剤、熱媒体、絶縁油などに好適である
実施例 次に、本発明を実施例によシさらに詳細に説明する。
実施例1 攪拌機付きの容量1tのガラス反応器に94重重量値酸
12.0モルを入れ、トルエンa4モルおよびn−ブチ
ルアルデヒド(107モルの混合物を15℃で3分間攪
拌しながら連続的に少しづつ入れた後、内容物の温度を
一10℃に冷却して保持し、攪拌しなからn−ブチルア
ルデヒド(L63モルトトルエン五60モルの混合w 
t−4時間にわたシ少量づつ連続して滴加して反応させ
た。この間、反応系のn−ブチルアルデヒドの濃度は1
5重量%以下であった。滴加終了後も一10℃で30分
間攪拌を続けた。その後攪拌を止め、反応器を静置し、
反応生成物を分離回収し、炭酸ソーダ水溶液で洗浄中和
し、塩化マグネシウムで乾燥後、減圧蒸留によシ1.1
−ビス(4−メチルフェニル)ブタンを主成分とするジ
トリルブタンを収率90モル%(n−ブチルアルデヒド
基準)で得た。この化合物の化学構造は、元素分析、赤
外線吸収スペクトル、NMRおよびマススペクトルにょ
シ決定した。
その他、性状としては、沸点が320〜325℃776
0 mnHg、  粘度が7.76 ast■4o℃、
流動点が一47℃以下であった。
実施例2 実施例1と同様の反応器に95重重量値酸40モルと0
−キシレン2.1モルを入れ、15℃で1分間攪拌した
後、内容物’1−20’へ冷却して保持し、攪拌しなか
らn−ブチルアルデヒドα70モルと0−キシレン2.
1モルとの混合液を4時間にわたシ少量づつ連続的に滴
加して反応させた。この間、反応系のn−ブチルアルデ
ヒドの濃度はα5重量係以下であった。滴加終了後も温
度を一20℃に保って15分間攪拌を続けた。その後攪
拌を止め、反応生成物を実施例1と同様に処理して1.
1−ビス(A4−ジメチルフェニル)ブタンを収率96
モルチ(n−ブチルアルデヒド基準)で得た。化合物の
化学構造は実施例1と同様にして決定した。
その他、性状としては、沸点が360〜365C/76
0mHg、  粘度が34.8 cst @ 40℃、
流動点が一21℃であった。
実施例3 実施例1と同様の反応器に90重量%硫酸40モル、混
合キシレン(0−キシレン38重量%、m−キシレン4
2重11%、p−キシレン2ot量%)a4oモル、n
−ブチルアルデヒドα07モルを入れ、20℃で2分間
攪拌した後、内容物を一5℃へ冷却して保持し、攪拌し
なからn−ブチルアルデヒド1.13モルと上記組成の
混合キシレン五60モルの混合液t−2時間にわた多連
続的に滴加して反応させた。この間、反応系On−ブチ
ルアルデヒドの濃度は0.5重量%以下であった。流加
終了後も一5℃で15分間攪拌を続けた。その後攪拌を
止め、反応生成物を実施例1と同様に処理して1.1−
ジトリルブタン(メチル基;2位が27%、3位が23
%、4位が50係)を収率89モル%(n−ブチルアル
デヒド基準)tl−得た。これは無色透明で無臭の液体
であった。化合物の化学構造は実施例1と同様にして決
定した。
実施例4 実施例1と同様の反応器に88重量%硫酸2.0モルお
よヒドルエン2.0モルSt入れ、15℃で3分間攪拌
した後に内容物を−15℃へ冷却して保持し、攪拌しな
がらトルエン140モルおよびn−ヘキシルアルデヒド
tOモルの混合液と95重量%硫酸2.0モルとを別の
導入口より6時間にわたり連続的に滴加した。この間の
反応系におけるn−ヘキシルアルデヒドの濃度はα55
重量%以下あった。流加終了後も一15℃で30分間攪
拌した後、実施例1と同様の処理を行い、1,1−ジト
リルヘキサンを収率87モル%(n−へ中シルアルデヒ
)’基準)で得た。化合物の化学構造は実施例1と同様
圧して決定した。
実施例5 実施例4において、n−ヘキシルアルデヒドに代シn−
オクチルアルデヒドを用いた以外は実施例4と同様の実
験を行い、1,1−ジトリル□゛オクタンを収率78モ
ルチ(n−オクチルアルデヒド基準)で得た。なお、2
−ヘキシル−2−オクテナールが若干量副生した。化合
物の化学構造は実施例1と同様にして決定した。
比較例1 実施例1で用いた反応器に94重量%硫酸40モル、ト
ルエン140モルおヨU n −ブチルアルデヒド[1
,07モルとを入れ、15℃で3分間攪拌した後、内容
物を一10℃に冷却した。
次に、攪拌しなからn−ブチルアルデヒドα63七ルト
トルエン五60モルの混合液を一時に加えた。その直後
の反応系のn−ブチルアルデヒドの濃度は3重量%ヲ超
えると共に、激しく発熱して温度調節が不可能となり光
。しかし、10分後には発熱がおさまり温度を一10℃
に調節できたが、反応開始後30分して静置しても生成
物の層分離が極めて困難であった。生成物のガスクロマ
トグラフ分析により、ジトリルブタンの収率は25モル
%(n−ブチルアルデヒド基準)であり、2−エチルヘ
キセナールやスルホン酸が多量に生成していた。
比較例2 実施例2において、反応温度を一20℃に代えて30℃
とした以外は実施例2と同様の実験を行った。反応生成
物は、反応終了後に静置しても層分離は困難であった。
生成物の分析によす1.1−ビス(44−ジメチル)ブ
タンの収率は18モル%(n−ブチルアルデヒド基準)
で6D、2−エチルヘキセナールやスルホン酸が多量に
生成していた。
比較例3 実施例1において、94重量%硫酸に代シ82重量%硫
酸を用いた以外は実施例1と同様の実験を行った。ジト
リルブタ、ンの収率は19モルチ(n−ブチルアルデヒ
ド基準)であ)、多量の2−エチルヘキセナールが副生
した。
比較例4 実施例2において、95重重量値酸に代夛98重量%硫
酸を用いた以外は実施例2と同様の実験を行ったが、発
熱が激しく温度調節が困難であった。反応生成物は、反
応後に静置しても層分離が困難であった。1,1−ビス
(44−ジメチルフェニル)ブタンの収率は38モルチ
(n−ブチルアルデヒド基準)であシ、多量のスルホン
酸とn−ブチルアルデヒド重合体が生成した。
比較例5 実施例2において、硫酸触媒に代シ塩化アルミニウム触
媒4.0モルを用いた以外は実施例2と同様の実験を行
った。得られた反応混合物を氷水中に注いで触媒を不活
性化し、分離した有機層を炭酸ソーダ水溶液で洗浄して
から蒸留した。生成物の分析によシ1,1−ビス(44
−ジメチルフェニル)ブタンの収率は34%(n−ブチ
ルアルデヒド基準)であシ、1−ブチル−五4−ジメチ
ルベンゼンと1.1−ジキシリルブテンー1が多量に副
生じた。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. トルエンまたは/およびキシレンと炭素原子5〜10個
    のアルデヒドを、濃度86〜96重量%の硫酸の存在下
    に、温度−40℃以上15℃未満で、かつ反応系中の該
    アルデヒドの濃度を3重量%以下に保持しながら反応さ
    せることを特徴とするジアリールアルカン類の製造方法
JP59145906A 1984-07-16 1984-07-16 ジアリ−ルアルカン類の製造方法 Pending JPS6127930A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5068481A (en) * 1989-11-16 1991-11-26 Kureha Kagaku Kogyo K.K. Method for producing diarylmethanes
WO2003055927A1 (fr) * 2001-12-27 2003-07-10 Nippon Steel Chemical Co., Ltd. Procede de production d'oligomeres aromatiques

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54163559A (en) * 1978-06-13 1979-12-26 Sumitomo Chemical Co Production of 1*11 ditrylethane

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