JPS6270326A - ジアリ−ルブタンの製造方法 - Google Patents

ジアリ−ルブタンの製造方法

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JPS6270326A
JPS6270326A JP60210326A JP21032685A JPS6270326A JP S6270326 A JPS6270326 A JP S6270326A JP 60210326 A JP60210326 A JP 60210326A JP 21032685 A JP21032685 A JP 21032685A JP S6270326 A JPS6270326 A JP S6270326A
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butadiene
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JP60210326A
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奥村 義治
Haruko Takai
高井 治子
Takeo Koyama
小山 武夫
Katsuzo Kaneko
金子 勝三
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Tonen General Sekiyu KK
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Toa Nenryo Kogyyo KK
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    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
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    • Y02P20/52Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts

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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の技術的分野 本発明はジアリールアルカン、特にジアリールブタンの
製造方法に関する。ジアリールブタンは感圧複写紙等の
溶剤の他、熱媒体、電気絶縁油などにイf用な化合物で
ある。
従来の技術 ジアリールアルカンの製造方法として次の様なものが知
られている。スチレンを三量化し、水素添加1−で、1
,5−ジフェニルブタンを得る方法(1時開昭55−2
7225号公報J、ベンゼンとブタジェンからジフェニ
ルブタン1r製造する方法と[2て、(ii!を酸ある
いはフッ化水素を触媒として使用するもの(ジャーナル
・オブ・アメリカン・ケミカルンサイアティー 194
4年、 fJ466巻816〜817頁)、硫酸あるい
ra塩イヒアルミニウムを触媒として使用するもの(ジ
ャーナル・オブ・オーガニック・ケミストリー 196
6年、第51巻1124〜1127貞)などがある。
発明が解決しようとする問題点 ジアリールアルカンが各ガ浴剤、i?、媒体、電気絶縁
油等に有用であることはすでに公知であるが、効率の良
い工業的製法についてはあ筐υ注目されていない。例え
ば前記の技術によるジアリールアルカンの収率は低い。
ベンゼンとブタジェンからの製法では、ブタジェン基準
の収率はせいぜい15%程度であり、ブタジェンの重合
物等の副生物が多い。
問題を解決する為の手段 発明の要旨 本発明者らはジアリールアルカンの効率の良い製造法全
種々検討する中で、出発物質の1つをブタジェンの様な
ジエン類でなく、1−アリール−2−ブテンにすること
で収率が著しく、改善されることを見出し、本発明を完
成した。
即ち本発明は、 累原子、又は低級アルキル基でR1とR2は互いに結合
し環状を有しても良い。)で表わされる1−アリール−
2−ブテンと、 l は低級アルキル基でR1とR2は結合して、現状を有し
ても良い)で表わされる芳香族炭化水素を、ハロゲン化
アルミニウムの存在下あるいはハロゲン化アルミニウム
及び待足の助触媒の存在下に、反応させること全特徴と
する、ジアリールアルカンの製造方法 VC関する。
R3は同じか異っても良い水素原子又は低級アルキル基
でR1、R”は互いに結合し環状を有してンから尚収率
で得ることができる。例えば、(イ)@とブタジェン(
4/1モル比]よす95予りん酸触媒存在下、60〜6
5℃で反応させ、フェニルブテンf60%の収率で得、
内1−フェニルー2−ブテンは94,4%を占める〔[
ブレンストラフ・ケミ−J (Brθnns−tOff
−Ohemio ) 1965年 第44巻6号175
頁〕。
(ロ)  BFs−りん酸触媒で@とブタジェン(4/
2%ル比) i−ラ85〜88下でフェニルブテンは8
0%以上の収率で得られる(米国特許第2.412,5
95号、同第2,471,922号)。
C慢「ジャーナル・オブ・オーガニック・ケミストリー
Jl 951年 第16巻178頁では、アルキルスル
ホン酸の存在下に0Hs(3)XH哀とブタジェンを3
0℃以下で反応させて、1−(2,s−シメーy−ルフ
ェニル)−2−ブテンを54%の収率で得ている。
に) 0/ブタジ工ン/70%H!S04 (4/1/
1モル比]を55℃で反応させると59%の収率テフェ
ニルプテンが得られる。〔”DOkl。
Akad、 Nauk Azerb、 EISR= (
ドクラテイ・アカデミ−・ナウクーアゼルバイジャンス
コイ・ニスニスアール)第21巻2号15頁1965年
参照〕 (ホ) キュメン/ブタジェン/95%硫酸より2−ブ
テニル−キュメンを46チの収率で得る([アゼルバイ
ジャンスギイ・ギミケスキイ・ツアーナルJ1965年
 4号、73頁参照)。
1−アリール−2−ブテンの化合物としては、後述の芳
香族炭化水素にブテニル基の結合したものを使用するこ
とができ、1−フェニル−2−ブテン、1−トリル−2
−ブテン、1−キシリル−2−ブテン等1−ナトラリル
ー2−ブテン、1−ナフチル−2−ブテン等も使用でき
、1−トリル−2−ブテンの中でも、1−p−)サル−
2−ブテン、父は1−o−)サル−2−ブテンが、1−
キシリル−2−ブテンの中でも、1−0−キシリル−2
−ブテン又は1−m−キシリル−2−ブテンが好ましい
じか異っても良い水素原子又は低級アルキル基で、特に
R1とR2は結合して環状を有しこれらの化合物として
は、ベンゼン、トルエン、エチルベンゼン、キュメン、
キシ1/ン、ジエチルベンゼン、エチルトルエン、シメ
ン、フッイドキュメン、ヘミフリテン、テトラリン、イ
ンダン、メチルインダン、ノーフタレン、メチルナフタ
レン、エチルナフタレン、ジメチルナフタレンなどが挙
げられる。
立体障害の関係から、芳香核上の水素が二個以上隣接す
る必要がめり、好壕しくけ三個以上の水素が隣接するも
のを用いる。したがって、特に有用なのは、ベンゼン、
トルエン、エチルベンゼン、O−キシレン、m−キシレ
ン、テトラリン、インダン、ナフタレン、メチルナフタ
レン、ジメチルナフタレン等である。
触媒及び助触媒 本発明に必須な触媒はノ・ロゲン化アルミニウムであり
、A101g 、 AlBr1 、 Al工、、AIF
、が使用できるがhtct、が好ましい。ノ10ゲン化
アルミニウムはそれ自体で使用しても良いが、錯体化し
て使用すZ)と好せしい。錯体化に用いる錯化剤をここ
で11、助触媒と呼ぶ。助触媒は有機ニトロ化合物にト
ロメタン、ニトロベンゼン等)、エステル(酢酸メチル
、酢酸エチル、エチ1/ングリコールジアセテート等ン
、エーテル(ジエチルエーテル、グライム等ン、り′ト
ン(アセトン、メチルエチルケトン等ンメチルベンゼン
(メシチレン、デュレン、イソデュレン、ペンタメチル
ベンゼン、ヘキザメチルベンゼン等)が用いられる。特
にメチルベンゼンが収率全白土さぜるので好筐しい。メ
チルベンゼンとして1ま、隣接した芳香核水素を持たな
いものが実質的に非反応性であって好ましい。メチルベ
ンゼンの働きは、At0t、と液状のσ錯体(ArH,
+AlC4−。
ArH!”At2C4t−)  を形成する助触媒と考
えられる(インターサイエンス パプリツシャーズ発行
[フリーデル−クラフッ アンド リレーテッド リア
クションズ ■」バー)15頁。
1964年参照)。該錯体はアラルギル化前にiIMI
製″T:@るし、又、反応中に生成させることもできる
上記助触媒は、助触媒/ハロゲン化アルミニウム(モル
比ンが[13〜10、好1しくは0−5〜5の範囲で使
用される。甘た、ハロゲン化アルミニウムの使用量は特
に限定する必要はないが好ましくは1−アリール−2−
ブテンに対しモル比1/100〜1/2が好ましい。
反応条件 本発明の方法は回分式、千回分式、連続式いずれでも実
施でき、反応温度は0〜60℃、好壕しくけ5〜50℃
の範囲で行える。父、yA料モル比(芳香族炭化水素/
1−アリール−2−ブテン]は5〜40、好筐しくけ5
〜50であや、これよp低いと目的生成物の逐次反応が
進み、収率が低下する。
発明の効果 本発明の方法によりジアリールブタンが収率よく得られ
る。該生成物(ジアリールブタン異性体混合物)は例え
ば感圧複写紙用溶剤として、使用することができる。
実施例 以下、実施例により本発明を説明する。
実施例1(溶剤の製造ン 攪拌器付の容量2tのガラス反応器にベンゼン10モル
(7819)と粉砕した無水塩化アルミニウムα1モル
(15,”yf)f入れて攪拌しながら内部温度全10
℃に保った。ここへ、1−フェニル−2−ブテン(ベン
ゼンとブタジェンよジりん酸触媒存在下に合成。ブタジ
ェン基準の収率67%)[15モルとベンゼン2モルの
混合液を連続的に4時間にわたpガラス反応器に滴下し
て反応させた。混合液滴下後も、攪拌しながら20分間
、温度を10℃に保った。
その後、攪拌全土め、反応生成物を分離回収し、カセイ
ソーダ水溶液で洗浄中和し、#L酸ソーダ上で乾燥後、
減圧蒸留により無色透明なジフェニルブタン(以下、D
PBと云う、沸点:常圧換嘗290〜500℃)368
ミリモル(7Z49)を得た。DPBの異性体組成は1
,1一体24チ、1,2一体25%、1.5一体51%
でめった。
また、粘度が4.57 cat @ 40℃、流動点が
一47’C以下でおった。1−フェニル−2−ブテンの
転化率は100褒でめった。又、1−フェニル−2−ブ
テン基準の収率は73.6%であった。
実施例2 触媒として、予め無水塩化アルミニウム0.1モル(1
五St)とメジfV7cL2%k(24,01)を混合
して錯体化したものを用いた以外は、実施例1と同様の
実験をおこなった。減圧蒸留により、無色透明なりPB
 44 Qミリモル(92,5f)を得た。このDPB
の異性体組成は1,1一体22%、1,2一体39%、
1,5一体39%であった。1−フェニル−2−ブテン
の転化率は99チであった。
又、1−フェニル−2−ブテン基準の収率は8aO%で
あった。即ち、ブタジェンを出発物質と考えた場合のD
PBの収率は実施例−1で49チ、実施例−2で59%
である。
比較例1 触媒として嬢像酸1モル(989)を用いる以外は、実
施例1と同様の実験ケおこなった。
スルホン化反応も併発したために、反応後撹拌を止めて
も有機層の濁りが顕著であり、二相分離は困難であった
。洗浄中和と乾燥後、減圧蒸留によりDPB 201ミ
リモルを得たが、黄色がかつていた。このDPBの異性
体組成は、1.1一体58%、1.2一体24%、1.
!I一体18%であった。1−フェニル−2−ブテンの
転化率は98%テアった。1−フェニル−2−ブテン基
準の収率は4α2%であった。ブタジェンを出発原料と
するとDPB収率は27%、実施例に比べてかなり低い
比較例−2 攪拌器付のガラス反応器(容積200m/)に96%硫
酸29.65 t (290ミリモル]とベンゼン91
.9 F (1,17モル)を入れて、5℃でか@1ぜ
た。つぎに、温度上5℃に保ちながら、攪拌しながら、
常圧下でブタジェン15.1F(279ミリモル)全ガ
スとして1時間にわたって吹込んだ。そこへカセイソー
ダ水溶液を加えて反応を停止し、油JM’?分離回収し
た。蒸留とガスクロマトグラフィーにより生成物を足置
したところ、ブタジェンは殆んど反応して消費しており
、ジフェニルブタンがブタジェン当り15モルチ生成し
、多量のブタジェン・オリゴマーが副生じていた。
比較例5 比較例2に用いたガラス反応器に塩化アルミニウム16
54(27ミリモル)トベンゼン91、65’ (1,
17モル)を入れ、攪拌しながら50℃に保ち、ブタジ
ェンa40f(156ミリモル)をガスとして常圧下で
2時間にわたり吹き込んだ。そこヘカセインーダ水溶液
を加えて反応全停止し、油層全分離回収した。分析した
ところ、ブタジェンは殆んど反応して消費されており、
ジフェニルブタンがブタジェン当り16モルチ生成し、
固体及び液体のポリマーがそれぞれブタジェン当り7重
量%と107重量−生成していた。
比較例4 200ゴの攪拌機付のガラス製反応器中で、ベンゼy8
 al ? (1,15モル)、AtCt3′5.′5
72(25ミリモル)を入れ、5〜7℃でブタジェンガ
ス9. Of (α166モル)を2時間にわたシ常圧
下で吹込んだ。生成物を中和洗浄後、分析した結果、ジ
フェニルブタンはブタジェン基準で7モルチの収率であ
った。
実施例5〜6 原料の1−アリール−2−ブテン及び芳香族炭化水軍及
び触媒を変えて実施例−1と同様の実験を行った。
結果を表−1にまとめた。
II+ cD    哨   覇 υ  水 歇 匁

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (a)一般式▲数式、化学式、表等があります▼(R^
    1、R^2、R^3は水素原子又は低級アルキル基でR
    ^1とR^2は結合して環状を有しても良い)で表わさ
    れる1−アリール−2−ブテンと、 (b)一般式▲数式、化学式、表等があります▼(R^
    1、R^2、R^3は水素原子又は低級アルキル基でR
    ^1とR^2は結合して、環状を有しても良い)で表わ
    される芳香族炭化水素を、ハロゲン化アルミニウムの存
    在下あるいはハロゲン化アルミニウム及び特定の助触媒
    の存在下に反応させることを特徴とするジアリールブタ
    ンの製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6474296A (en) * 1987-09-17 1989-03-20 Idemitsu Kosan Co Traction drive fluid
JPH0347139A (ja) * 1989-04-25 1991-02-28 Sumitomo Chem Co Ltd sec―ブチルベンゼンの製造方法
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