JPS61277765A

JPS61277765A - スリップフォ−ム装置の回転防止装置

Info

Publication number: JPS61277765A
Application number: JP12115085A
Authority: JP
Inventors: 春夫星野; 昭夫鈴木; 萩原　忠治
Original assignee: Takenaka Komuten Co Ltd
Current assignee: Takenaka Komuten Co Ltd
Priority date: 1985-06-04
Filing date: 1985-06-04
Publication date: 1986-12-08
Also published as: JPH0346624B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】「産業上の利用分野」この発明はスリップフオーム装置の回転防止装置に関す
る。

「従来の技術」スリップフオーム装置とは、塔状構造物を施工するため
の滑動型枠で、第３図に示す如く、定角をもって円中心
線上に架配のフレーム１群を吊基盤とし、各フレーム１
先端部にヨーク２を吊設し。

当該ヨーク２下部に型枠板３を対向設し、さらに当該ヨ
ーク２間に差し渡しのヨークつなぎ材４に上昇ジヤツキ
５を固定し、当該上昇ジヤツキ５を予じめ立役のガイド
ロッド６に組付け、これに反力をとらせつつ上昇させ、
積層式にコンクリート７を打設していって筒状壁を形成
するものである。

上述各部材取合部のスライド調整機構によって型枠の半
径、壁厚、傾斜が任意に変えられるものもあり９図示例
では、半径調整ネジ８．傾斜調整ネジ９．壁厚調整ネジ
１０が設けられている。

尚９図中１１はヨークつなぎ材４よりチェーン１２を介
して吊り下げのサヤ管で、これはガイドロッド６とコン
クリート７の付着を防止してロッド６を引き抜く目的で
付設される。

その他国中１３はフレームｌ上に敷設の上段作業床、１
４はコンクリートホッパー、１５は中段作業床。

１６は下段作業床、１７は連続部をラップ可能に構成の
型枠板３に組付く周長調整ジヤツキカセット。

１８は鉄筋ガイドを夫ケ示ず。

かかるスリップフオーム装置に於いては、第４図に示す
如く、装置全体が矢印１９の方向に回転する事態が生し
ることがあり１回転が生ずると配筋やロッドに悪影響を
与え、また躯体の外観も悪いものになる。

この現象は第５図に示す如く１例えばガイドロッド６が
矢印２０方向にたわむことによって生じるものと考えら
れる。

この回転を防止する従来手段は、第６図ａ　−ｄに示さ
れる。

すなわち、ａ、ｂ図の場合は、型枠板３の内面に垂直で
直線状の凸部２１または凹部２２を設け、これによる躯
体のガイド機能でもって装置の垂直上昇を期さんとした
もので、０図の場合は型枠板３の内面に傾斜調整可能な
凸部２３を設けて、上昇舵取りをせんとしたもので、ｄ
図の場合は躯体を反力としてチェンブロック若しくはワ
イヤ２４で装置を回転方向２５と逆方向に引っ張ること
で回転を止め修正するとしたものである。

「発明が解決しようとする問題点」しかるに、叙上手段にあっては、１ｒｉ体表面に全長に
渡り凹部または凸部を残す不都合、傷を残す不都合等が
あるうえ２回転防止効果が小さく、非常に手間もかかる
という難点を有する。

「問題点を解決するための手段」、「作用」本発明は叙
上の事情に鑑みなされたもので、その要旨とするところ
は、所定のヨークにサヤ管を円周方向について拘束して
固定すると共に当該ヨークと隣接ヨーク間横架祠との間
にターンバックル等の伸縮調整自在の筋かい部材を両端
枢止にて渡してヨーク垂直度調整機能を付与するとして
。

垂直に保たれたサヤ管でガイドロッドのたわみを防ぐこ
とで回転を防止すると共に回転が生じた場合でもヨーク
の垂直度を調整することにより１回転を止め修正するこ
とが容易に行なえることにより、　Ｉｌ！！体面に何ん
らの不都合を起さず２手間もかからず、効果が確実な回
転防止装置を提供した点にある。

「実施例」以下、これを図に基づいて詳細に説明する。

第１図ａ、ｂは本発明実施例での各要部を示す正面図、
第２図ａ、ｂは同要部の俯緻図で１図中２６はサヤ管１
１を円周方向についての動きを拘束してヨーク２に対し
固定させるために介装の固定金物で、下部の２段形成の
２重横棧２６ａ間にサヤ管１１を挟持したうえ１円周方
向両側には、規制ピン２６ｂを配して拘束し、この上下
２点支持にてサヤ管１１を垂直姿勢に保持する。

さらに、固定金物２６はその矩形枠を上下のヨークつな
ぎ材４．４に捲き付かせる態様に組付けることにより、
ヨーク２にサヤ管１１を垂直に固定することになる。

２７はヨーク２と隣接ヨーク間横架材２８との間に両端
枢止にて渡される例えばターンバックル等の伸縮調整自
在の筋かい部材で、この付設により。

ヨーク２は第７図に示す如く、筋かい部材２７の伸縮調
整により傾度調整、つまり垂直度調整が容易に可能であ
る。

しかして、ヨーク２を介してサヤ管１１を常に垂直に保
持し得るため、サヤ管１１に支持される関係にあるガイ
ドロッド６はたわみを生ずることなく垂直姿勢を維持す
ることとなり１回転防止がなされ゛る。

尚、叙上の本発明装置は全てのヨークについて設ける必
要はなく９点対称の適数のものに施こすことで十分であ
る。

「発明の効果」以上の如く２本発明によるならば、既述従来手段に於け
るが如き不都合は一切無くして、確実な回転防止を果た
し得る他、以下列記の諸効果が奏される。

ｉ）スリップフオーム装置の操作管理が予定通り行なえ
、施工能率が向上する。

ｉｉ）１１体の精度が向上する。

ｉｉｉ　）良好な外観が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図ａ、ｂ並びに第２図ａ、ｂは本発明の一実施例の
構成各要部の正面図並びに同要部の俯敞図、第３図はス
リップフオーム装置の縦断図′、第４図はスリップフオ
ーム装置の平面図、第５図はガイドロッドのたわみ現象
説明図、第６図ａ　ｗ　ｄは従来の回転防止手段の説明
図、第７図は本発明装置によるヨーク垂直度調整説明図
である。１・・・フレーム、２・・・ヨーク、３・・・型枠板、
４・・・ヨークつなぎ材、５・・・上昇ジヤツキ、６・
・・ガイドロンド、７・・・コンクリート　８・・・半
径調整ネジ。９・・・傾斜調整ネジ、１０・・・壁厚調整ネジ、１１
・・・サヤ管、１２・・・チェーン、１３・・・上段作
業床、１４・・・コンクリートホッパー、１５・・・中
段作業床、１６・・・下段作業床、　１７・・・周長調
整ジヤツキカセット、１８・・・鉄筋ガイド、　２１・
・・凸部、２２・・・凹部、２３・・・凸部、２４・・
・ワイヤ、２６・・・固定金物、２６ａ・・・横桟、２
６ｂ・・・規制ピン。２７・・・筋かい部材、２８・・・横架材。もプシン、ｄａ。２シシプａ、　　　　　　　　　　　　　　　　ｂ。プ２グＡ）フψシンθ

Claims

【特許請求の範囲】

所定のヨークにサヤ管を円周方向について拘束して固定
すると共に当該ヨークと隣接ヨーク間横架材との間にタ
ーンバックル等の伸縮調整自在の筋かい部材を両端枢止
にて渡してヨーク垂直度調整機能を付与するとしてなる
ことを特徴とするスリップフォーム装置の回転防止装置
。